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出会い編
発破
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翌日、透さんから連絡が入って次の打ち合わせの日程が決まった。僕はそれまでに透さんのプランを元にしてみんなの意見を聞き、ひとつにまとめていく作業をしなきゃなんない。
この資料を見ると、「あなたはどれが好きなんですか?」って問い詰められたことを思い出す。
日が経って今見てみてもやっぱりどれも良い、と感じるから、「どれもいいはどれでもいい、ひいてはどうでもいい」と言い切った透さんの顔が浮かんで、次に会う時はひとつに絞っておきたいって方向に追い立てられた。
個人的には、どれもいいってアリだろって思うけど。
だってファミレスでメニューから食べたいものを選ぶ時だってさ、あーカレーもいいけどパスタも……こっちの定食も捨てがたい!とか普通にあるじゃん。
透さんはそういう時でもメニュー見るなり「カレー!」みたいにズバッと決めるのかな。キリッとした顔で言うところを想像して、なんか可笑しくて吹き出した。
なんか至さんと透さんのことについて色々話したし、絵も見たし、”怖い” と感じる元になったあの圧のことを忘れてた。
もしかしたら次に会った時は色々お喋り出来るかも?なんて、考えたりしたくらい。
だから……実際に打ち合わせの日になって透さんが会社に現れた時、急に我に返ったみたいになった。
ドアが開いて、フロントカウンターから華やいだ声が聞こえて……その気配を引き連れたまま頬を紅潮させた受付の子に案内されて透さんが通路に現れると、コールセンターの何人かの意識がそっちに持っていかれたのを感じた。
相変わらずの仏頂面。キャメルのスーツに中はサックスブルーのシャツとクリーム色のネクタイ。髪の毛はバッチリスタイリング、眼鏡も靴もピカピカっていう……
なんというか相変わらず圧倒してくる存在感。そうだ……こんなだった……
「こんにちは!今日もよろしくお願いします!」
声をかけて資料を胸に近寄って行く僕が、まず自分の机の角に足をぶつけ、向かいの同僚の机のボールペンを落とし、慌てて拾って手をぶつけてって感じだったのを透さんが見下ろすように見て、微かな不興の色を浮かべる。
またまた思い出す……目に騒々しいって言われたこと。
わざとじゃないんです、透さん。僕だってぶつけたくてぶつけてるわけじゃ──
「松崎くん!今日の打ち合わせって……新事務所の担当って、透さんなの!?」
僕を捕まえてヒソヒソ言ってくるのは、いわゆる古株、創業メンバーの金塚道弘さん。
僕は「はい」と笑いつつ金塚さんを柔らかく押しながら頷いて、「打ち合わせ行ってきます」とその場を離れた。急がないと、透さんに怒られそうだし。
その一瞬に金塚さんが見せた表情……いいなぁっていう羨望と嫉妬のそれを、見なかったことにして。
会議室の長机を両側から寄せてくっつけて、透さんと向かい合うように席に着く。
か、顔が見れない……
ちょっとでも間違ったら殺されるかも……な圧の目力をおでこに感じながら、みんなとの話し合いで決めた新事務所への要望を読もうとした。
途端、「書いてあるものを読み上げる必要はありません」と言って手を伸ばし、僕が持ってた紙をさっと取り上げて黙読し始めた。
小学校の頃の怖かった先生を思い出してた。
作文にうるさくて、先生の机の横に立って添削を待ってる時はいつ怒られるか、何回怒られるかってびくびくしてた。
僕はあの頃から何も変わってないのかな?10年以上経って、散々な経験も十分なほどしたのに……
「なるほど。分かりました。いくつか質問があるのですが──」
もんもんと考えてたところに話しかけられたから、体がびくっとなった。すると透さんは話すのをやめて僕をじっと見て……っていうか、睨んで──
「この間から思ってんだけど。そんなビクビクすんなよ。イラつく」
突然変わった口調に余計に怖くなって、「すみません、」と声を喉に詰めて頭を下げた。
それは脊髄反射だ。
夜の世界に生きた4年の間に染み付いたアルファ男性への恐怖心が、イライラした声色をぶつけられたことでありありと蘇った。
「だからそういうのが──」
さらに被せて何か言ってこようとするのにもっと頭を下げて、あの頃そうしていたように時間が通り過ぎるのを待つ。
こうなったらもうまともには考えられない。
ただ言われたことに頷いて従うことが、被害を最小限に食い止める手段だと信じてた。
その時、ノック音が部屋に響いた。開いたドアから至さんが顔を覗かせた。タイミングがタイミングだけに、あからさまにホッとした。
「何。早速いじめてるの?」
「いえっ違います、至さん!僕が悪くて──」
「ビクビクするなと言っただけですよ。やりにくいので。仕事を円滑に進めるために必要なことでしょう」
「必要なのはお前の笑顔だよ。僕がずっとついてる訳にはいかないんだから頼むよ。松崎くんはお前の絵に興味があるみたいだし、少し雑談でもしてごらん」
もう出なきゃいけないからごめんね、と至さんは僕に申し訳なさそうな顔をして出ていった。
至さんだってアルファだけど、あの人は怖くない。怖くないどころか癒される。やっぱり、好きだから、かな……
部屋の中がシン、とする。到底雑談出来る空気じゃない。けど、至さんに言われたことは僕にとっては絶対だから、精一杯の笑顔を作って 「入口の絵、可愛くて素敵ですね」 と透さんに話しかけた。
「僕、あの絵やうちのロゴが透さんの作られたものと知らなくて。初めての打ち合わせの日、波野さんから教えてもらったんです」
僕がそう言っても透さんは僕の手から取った紙から目を上げず、黙ったままでいた。
おーい……キャッチボール……!
心の中で誰か代わってー!って叫びながら次の言葉を探してたら、「松崎さんさ、」と低い声が僕の思考を遮って、姿勢を変えないまま目だけを上げた透さんの視線に捕まった。
「兄が好きなの?」
心臓を直に掴まれたみたいな感じがした。声音に軽蔑が含まれてる。
図星の恥ずかしさより、自分なんかが彼に好意を持っているという分不相応な事実に対する羞恥が勝った。
僕は必死に誤魔化そうと笑って首を振ったけど、全く届かない。
透さんは読んでた紙をテーブルの上へ置き、「これだからオメガは……」と吐き捨てるように言った。
「恋愛依存かセックス依存ばっかりでほんと嫌になる。何しに会社に来てんだよ」
そこまで言われて、ようやく怖さを悔しさが上回る。なんなんだ、この人……ほんとに至さんの弟……!?
「僕は恋愛依存でもセックス依存でもありません……鈍臭いですけどきちんと仕事をしてますし、今に限って言えば邪魔をしてるのは透さんの方です。オメガが嫌いでも仕事は出来るでしょう。ちゃんとしてください」
潜在的な怖さは消えないみたいで体が震えてた。こんな風に人に言い返したのは初めてだった。
多分、これだからオメガは、とひとくくりにされたからだ。働いてる社員の中にはそういう人もいるけど、全員じゃない!って一緒に頑張ってきた仲間をかばう気持ちが悔しさに上乗せされた。
少し時間が経つと吐き出したことで落ち着いた悔しさを今度は怖さが上回って、なんてことを言っちゃったんだ、と後悔でいっぱいになった。
気難しい人だと分かってたのに、それでも僕なら何とかうまくやれるだろうと、至さんは信じてくれたに違いないのに……
「あの……すみません。言い過ぎました」
今更と思ったけど、頭を深く下げて謝罪した。透さんは腕組みをして俺をじっと見つめてたけど、さっき置いた紙をもう一度取り上げて「仕事に戻りましょう」と、眼鏡を指の背でそっと上げた。
よかったぁ~……
もうお前とは仕事できない!担当者を変えてくれ!とか言われたらどうしようかと思った……
この資料を見ると、「あなたはどれが好きなんですか?」って問い詰められたことを思い出す。
日が経って今見てみてもやっぱりどれも良い、と感じるから、「どれもいいはどれでもいい、ひいてはどうでもいい」と言い切った透さんの顔が浮かんで、次に会う時はひとつに絞っておきたいって方向に追い立てられた。
個人的には、どれもいいってアリだろって思うけど。
だってファミレスでメニューから食べたいものを選ぶ時だってさ、あーカレーもいいけどパスタも……こっちの定食も捨てがたい!とか普通にあるじゃん。
透さんはそういう時でもメニュー見るなり「カレー!」みたいにズバッと決めるのかな。キリッとした顔で言うところを想像して、なんか可笑しくて吹き出した。
なんか至さんと透さんのことについて色々話したし、絵も見たし、”怖い” と感じる元になったあの圧のことを忘れてた。
もしかしたら次に会った時は色々お喋り出来るかも?なんて、考えたりしたくらい。
だから……実際に打ち合わせの日になって透さんが会社に現れた時、急に我に返ったみたいになった。
ドアが開いて、フロントカウンターから華やいだ声が聞こえて……その気配を引き連れたまま頬を紅潮させた受付の子に案内されて透さんが通路に現れると、コールセンターの何人かの意識がそっちに持っていかれたのを感じた。
相変わらずの仏頂面。キャメルのスーツに中はサックスブルーのシャツとクリーム色のネクタイ。髪の毛はバッチリスタイリング、眼鏡も靴もピカピカっていう……
なんというか相変わらず圧倒してくる存在感。そうだ……こんなだった……
「こんにちは!今日もよろしくお願いします!」
声をかけて資料を胸に近寄って行く僕が、まず自分の机の角に足をぶつけ、向かいの同僚の机のボールペンを落とし、慌てて拾って手をぶつけてって感じだったのを透さんが見下ろすように見て、微かな不興の色を浮かべる。
またまた思い出す……目に騒々しいって言われたこと。
わざとじゃないんです、透さん。僕だってぶつけたくてぶつけてるわけじゃ──
「松崎くん!今日の打ち合わせって……新事務所の担当って、透さんなの!?」
僕を捕まえてヒソヒソ言ってくるのは、いわゆる古株、創業メンバーの金塚道弘さん。
僕は「はい」と笑いつつ金塚さんを柔らかく押しながら頷いて、「打ち合わせ行ってきます」とその場を離れた。急がないと、透さんに怒られそうだし。
その一瞬に金塚さんが見せた表情……いいなぁっていう羨望と嫉妬のそれを、見なかったことにして。
会議室の長机を両側から寄せてくっつけて、透さんと向かい合うように席に着く。
か、顔が見れない……
ちょっとでも間違ったら殺されるかも……な圧の目力をおでこに感じながら、みんなとの話し合いで決めた新事務所への要望を読もうとした。
途端、「書いてあるものを読み上げる必要はありません」と言って手を伸ばし、僕が持ってた紙をさっと取り上げて黙読し始めた。
小学校の頃の怖かった先生を思い出してた。
作文にうるさくて、先生の机の横に立って添削を待ってる時はいつ怒られるか、何回怒られるかってびくびくしてた。
僕はあの頃から何も変わってないのかな?10年以上経って、散々な経験も十分なほどしたのに……
「なるほど。分かりました。いくつか質問があるのですが──」
もんもんと考えてたところに話しかけられたから、体がびくっとなった。すると透さんは話すのをやめて僕をじっと見て……っていうか、睨んで──
「この間から思ってんだけど。そんなビクビクすんなよ。イラつく」
突然変わった口調に余計に怖くなって、「すみません、」と声を喉に詰めて頭を下げた。
それは脊髄反射だ。
夜の世界に生きた4年の間に染み付いたアルファ男性への恐怖心が、イライラした声色をぶつけられたことでありありと蘇った。
「だからそういうのが──」
さらに被せて何か言ってこようとするのにもっと頭を下げて、あの頃そうしていたように時間が通り過ぎるのを待つ。
こうなったらもうまともには考えられない。
ただ言われたことに頷いて従うことが、被害を最小限に食い止める手段だと信じてた。
その時、ノック音が部屋に響いた。開いたドアから至さんが顔を覗かせた。タイミングがタイミングだけに、あからさまにホッとした。
「何。早速いじめてるの?」
「いえっ違います、至さん!僕が悪くて──」
「ビクビクするなと言っただけですよ。やりにくいので。仕事を円滑に進めるために必要なことでしょう」
「必要なのはお前の笑顔だよ。僕がずっとついてる訳にはいかないんだから頼むよ。松崎くんはお前の絵に興味があるみたいだし、少し雑談でもしてごらん」
もう出なきゃいけないからごめんね、と至さんは僕に申し訳なさそうな顔をして出ていった。
至さんだってアルファだけど、あの人は怖くない。怖くないどころか癒される。やっぱり、好きだから、かな……
部屋の中がシン、とする。到底雑談出来る空気じゃない。けど、至さんに言われたことは僕にとっては絶対だから、精一杯の笑顔を作って 「入口の絵、可愛くて素敵ですね」 と透さんに話しかけた。
「僕、あの絵やうちのロゴが透さんの作られたものと知らなくて。初めての打ち合わせの日、波野さんから教えてもらったんです」
僕がそう言っても透さんは僕の手から取った紙から目を上げず、黙ったままでいた。
おーい……キャッチボール……!
心の中で誰か代わってー!って叫びながら次の言葉を探してたら、「松崎さんさ、」と低い声が僕の思考を遮って、姿勢を変えないまま目だけを上げた透さんの視線に捕まった。
「兄が好きなの?」
心臓を直に掴まれたみたいな感じがした。声音に軽蔑が含まれてる。
図星の恥ずかしさより、自分なんかが彼に好意を持っているという分不相応な事実に対する羞恥が勝った。
僕は必死に誤魔化そうと笑って首を振ったけど、全く届かない。
透さんは読んでた紙をテーブルの上へ置き、「これだからオメガは……」と吐き捨てるように言った。
「恋愛依存かセックス依存ばっかりでほんと嫌になる。何しに会社に来てんだよ」
そこまで言われて、ようやく怖さを悔しさが上回る。なんなんだ、この人……ほんとに至さんの弟……!?
「僕は恋愛依存でもセックス依存でもありません……鈍臭いですけどきちんと仕事をしてますし、今に限って言えば邪魔をしてるのは透さんの方です。オメガが嫌いでも仕事は出来るでしょう。ちゃんとしてください」
潜在的な怖さは消えないみたいで体が震えてた。こんな風に人に言い返したのは初めてだった。
多分、これだからオメガは、とひとくくりにされたからだ。働いてる社員の中にはそういう人もいるけど、全員じゃない!って一緒に頑張ってきた仲間をかばう気持ちが悔しさに上乗せされた。
少し時間が経つと吐き出したことで落ち着いた悔しさを今度は怖さが上回って、なんてことを言っちゃったんだ、と後悔でいっぱいになった。
気難しい人だと分かってたのに、それでも僕なら何とかうまくやれるだろうと、至さんは信じてくれたに違いないのに……
「あの……すみません。言い過ぎました」
今更と思ったけど、頭を深く下げて謝罪した。透さんは腕組みをして俺をじっと見つめてたけど、さっき置いた紙をもう一度取り上げて「仕事に戻りましょう」と、眼鏡を指の背でそっと上げた。
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