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第6章 惑星フェニックスの訪問者
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しおりを挟む「……コーデリア。今ので、感じたんだよな」
言葉にされたら、どうしようもなく恥ずかしい。そう思いながら、コーデリアは顔をプイっと背けようとするものの、その際にレナルドに胸の頂を甘噛みされてしまったことにより、自然と顔が元の位置に戻ってしまう。
「ほら、最後まで、しような」
優しくそう告げられても、嫌なものは嫌だ。レナルドのことを睨みつけながらそう訴えれば、レナルドは「……変態は、慎んでいるだろう」と渋い顔をしながら告げてくる。
「本当はコーデリアのことを滅茶苦茶に犯したいんだ」
「な、何を……」
「コーデリアは俺の脳内では縛られて、媚薬を飲まされて、俺に快楽を強請るんだ。俺に快楽が欲しいって、俺に言うんだ」
それは所詮、レナルドの頭の中だけだろう。そう言おうとしたものの、レナルドはコーデリアの蜜壺に指を挿しこんでくる。そのため、そちらに意識が集中してしまい抗議は出来なかった。
「あぁ、ぐちゅぐちゅっていう音がするな」
蜜壺のナカに指を挿し込み、レナルドはそう言う。確かに、小さな音だがぐちゅぐちゅという音がする。でも、それよりも。何とも言えない異物感が身体を襲ってきて、コーデリアはそれどころではなかった。身を硬くしていれば、レナルドは「……こっちも、弄るか」と言ってコーデリアの花芯に指を這わせる。そして、親指で強く刺激をしてきた。
「ぁっ!」
その瞬間、コーデリアの蜜壺がぎゅっと締まり、レナルドの指を締め付ける。それを実感したからなのか、レナルドは嬉しそうに口角を上げ、「一度、イこうな」と告げてくる。
「ぁ、や、やめぇ! そこ、いやぁ……!」
ぐりぐりと花芯を刺激され、蜜壺のナカを指が縦横無尽に動き回る。思わず涙と唾液を零しながら、コーデリアは喘いだ。レナルドの指がコーデリアの花芯を責め立て、蜜壺のナカに挿し込まれた指はコーデリアの感じるところを探す。そして、感じるところに触れられてしまえばコーデリアは喘ぐことしか出来なくて。蜜壺をぎゅっと締め付けながら、あっけなく達してしまった。
(も、いやぁ……!)
多分、この行為は変態行為でも何でもないのだろう。変態行為とは、レナルドが先ほど告げた媚薬を飲まされ、縛られたりすることなのだろう。でも、これはこれで辛い。もう、止めてほしい。それに、眠たいのだ。今すぐにでも、眠ってしまいたいほどに。
そう思うのに、コーデリアの意識を戻したのは蜜口に押し当てられる、熱くて太いもの。それが、何なのかくらいコーデリアにだって知識はある。それでも、恐ろしい。臆してしまい身体を引こうとすれば、レナルドにがっしりと腰を掴まれてしまう。
「や、やめ、やめて……!」
そんなものを挿れられたら、壊れてしまう。そういう意味を込めて首をぶんぶんと横に振るのに、レナルドは「コーデリアの、ナカ……!」と呟き、そのまま腰を押し進めてきた。
(ぁあっ! いや、痛い……!)
奥に熱杭が進むたびに、なんとも言えない痛みがコーデリアを襲う。嫌だ、嫌だ。これ以上痛いのは、嫌だ。ハジメテは痛いというし、これ以上に苦しいのだろう。それが分かるからこそ、コーデリアは嫌がった。なのに、レナルドは容赦なく熱杭を押し進める。美しいまでの、笑顔で。
「コーデリア、ほら、俺と……一緒になろう」
そして、彼がそう呟いた瞬間――レナルドは一気に腰を押し進め、コーデリアの身体を貫く。その瞬間、コーデリアを襲ったのはひどい痛み。背をのけぞらせながら痛みに耐えていれば、レナルドは「あぁ、いい表情だな」とうっとりとした声で言葉を零していた。
「コーデリアが、俺ので感じているんだ。……夢じゃ、ないんだ」
「んんっ」
レナルドは、そう言いながらコーデリアの唇に口づけを落としてくる。それはきっと、コーデリアの意識を痛みから逸らすという意味も含まれていたのだろう。まぁ、コーデリアがそれに気が付いたのは行為が終わってからの話だったのだが。
「あぁ、コーデリア。動くぞ」
コーデリアの身体を襲う痛みが少なくなったころ。レナルドはそう呟き、ゆっくりと腰を動かし始めた。初めはゆるゆるとした、コーデリアの身体を労わるような動き。だが、徐々にその動きは激しくなり、コーデリアの身体は激しく揺さぶられた。
「ぁ、あっ、いや、やめ、やめてぇ……!」
熱杭が、蜜壺の感じるところに当たるたびに、コーデリアの身体には小さな快楽が走っていた。ハジメテなのに、感じてしまうなんて。そう思うと、自分が酷く淫乱な女に思えてしまう。だから、せめて今止めてもらえれば。まだ、淫乱にならないで済むから。そういうことを思いながらレナルドを見つめるものの、彼の目は完全に欲情していて。ここで、止める気などさらさらないのだと分かってしまった。
「コーデリア、出す、出すぞ……!」
それからしばらくして、レナルドがそんな風に零す。……その瞬間、コーデリアの脳内に警告が走った。ナカに出されてしまえば、子供が出来てしまう。自分たちはまだ夫婦ではない。だから、子供なんて――出来たら、困るのに。
「いや、いや、いやぁ!」
首を横に振って、それは嫌だと訴える。なのに、コーデリアのその訴えは通じず……蜜壺のナカに何やら熱いものが放たれてしまう。
それからしばらくして、蜜壺から引き抜かれたのはレナルドの熱杭だろうか。シーツにはレナルドの放った欲と、コーデリアが純潔を失った証である赤が散らばっていて。レナルドが、それを見て口角を上げたのを、コーデリアは見逃さなかった。
「コーデリア。……俺の、コーデリア」
レナルドが、うっとりとした声音でコーデリアのことを呼び、その唇に口づけを落としてくる。これで、行為は終わったのか。そう思い一安心するコーデリアだったが、ふと気が付いてしまう。……足に押し当てられるソレが、また熱を持ち始めていることに。
(……もしかして、まだ、するの……?)
また、自分は抱かれてしまうのだろうか。コーデリアのその嫌な予感は当たってしまい、レナルドは「……まだまだ、したりない」と告げ、コーデリアの唇に口づけを降らせてくる。
「コーデリア。俺のコーデリア。……いっぱい、俺と愛し合おうな」
そんなの――勘弁してほしい。そう思うが、コーデリアに拒否する術はない。ただ、レナルドに抱かれるという選択肢しか、ないのだ――。
ちなみに、レナルドはコーデリアに踏まれたいという歪んだ願望を持っているのだが……それをコーデリアが知るのは、まだまだ先の話。
言葉にされたら、どうしようもなく恥ずかしい。そう思いながら、コーデリアは顔をプイっと背けようとするものの、その際にレナルドに胸の頂を甘噛みされてしまったことにより、自然と顔が元の位置に戻ってしまう。
「ほら、最後まで、しような」
優しくそう告げられても、嫌なものは嫌だ。レナルドのことを睨みつけながらそう訴えれば、レナルドは「……変態は、慎んでいるだろう」と渋い顔をしながら告げてくる。
「本当はコーデリアのことを滅茶苦茶に犯したいんだ」
「な、何を……」
「コーデリアは俺の脳内では縛られて、媚薬を飲まされて、俺に快楽を強請るんだ。俺に快楽が欲しいって、俺に言うんだ」
それは所詮、レナルドの頭の中だけだろう。そう言おうとしたものの、レナルドはコーデリアの蜜壺に指を挿しこんでくる。そのため、そちらに意識が集中してしまい抗議は出来なかった。
「あぁ、ぐちゅぐちゅっていう音がするな」
蜜壺のナカに指を挿し込み、レナルドはそう言う。確かに、小さな音だがぐちゅぐちゅという音がする。でも、それよりも。何とも言えない異物感が身体を襲ってきて、コーデリアはそれどころではなかった。身を硬くしていれば、レナルドは「……こっちも、弄るか」と言ってコーデリアの花芯に指を這わせる。そして、親指で強く刺激をしてきた。
「ぁっ!」
その瞬間、コーデリアの蜜壺がぎゅっと締まり、レナルドの指を締め付ける。それを実感したからなのか、レナルドは嬉しそうに口角を上げ、「一度、イこうな」と告げてくる。
「ぁ、や、やめぇ! そこ、いやぁ……!」
ぐりぐりと花芯を刺激され、蜜壺のナカを指が縦横無尽に動き回る。思わず涙と唾液を零しながら、コーデリアは喘いだ。レナルドの指がコーデリアの花芯を責め立て、蜜壺のナカに挿し込まれた指はコーデリアの感じるところを探す。そして、感じるところに触れられてしまえばコーデリアは喘ぐことしか出来なくて。蜜壺をぎゅっと締め付けながら、あっけなく達してしまった。
(も、いやぁ……!)
多分、この行為は変態行為でも何でもないのだろう。変態行為とは、レナルドが先ほど告げた媚薬を飲まされ、縛られたりすることなのだろう。でも、これはこれで辛い。もう、止めてほしい。それに、眠たいのだ。今すぐにでも、眠ってしまいたいほどに。
そう思うのに、コーデリアの意識を戻したのは蜜口に押し当てられる、熱くて太いもの。それが、何なのかくらいコーデリアにだって知識はある。それでも、恐ろしい。臆してしまい身体を引こうとすれば、レナルドにがっしりと腰を掴まれてしまう。
「や、やめ、やめて……!」
そんなものを挿れられたら、壊れてしまう。そういう意味を込めて首をぶんぶんと横に振るのに、レナルドは「コーデリアの、ナカ……!」と呟き、そのまま腰を押し進めてきた。
(ぁあっ! いや、痛い……!)
奥に熱杭が進むたびに、なんとも言えない痛みがコーデリアを襲う。嫌だ、嫌だ。これ以上痛いのは、嫌だ。ハジメテは痛いというし、これ以上に苦しいのだろう。それが分かるからこそ、コーデリアは嫌がった。なのに、レナルドは容赦なく熱杭を押し進める。美しいまでの、笑顔で。
「コーデリア、ほら、俺と……一緒になろう」
そして、彼がそう呟いた瞬間――レナルドは一気に腰を押し進め、コーデリアの身体を貫く。その瞬間、コーデリアを襲ったのはひどい痛み。背をのけぞらせながら痛みに耐えていれば、レナルドは「あぁ、いい表情だな」とうっとりとした声で言葉を零していた。
「コーデリアが、俺ので感じているんだ。……夢じゃ、ないんだ」
「んんっ」
レナルドは、そう言いながらコーデリアの唇に口づけを落としてくる。それはきっと、コーデリアの意識を痛みから逸らすという意味も含まれていたのだろう。まぁ、コーデリアがそれに気が付いたのは行為が終わってからの話だったのだが。
「あぁ、コーデリア。動くぞ」
コーデリアの身体を襲う痛みが少なくなったころ。レナルドはそう呟き、ゆっくりと腰を動かし始めた。初めはゆるゆるとした、コーデリアの身体を労わるような動き。だが、徐々にその動きは激しくなり、コーデリアの身体は激しく揺さぶられた。
「ぁ、あっ、いや、やめ、やめてぇ……!」
熱杭が、蜜壺の感じるところに当たるたびに、コーデリアの身体には小さな快楽が走っていた。ハジメテなのに、感じてしまうなんて。そう思うと、自分が酷く淫乱な女に思えてしまう。だから、せめて今止めてもらえれば。まだ、淫乱にならないで済むから。そういうことを思いながらレナルドを見つめるものの、彼の目は完全に欲情していて。ここで、止める気などさらさらないのだと分かってしまった。
「コーデリア、出す、出すぞ……!」
それからしばらくして、レナルドがそんな風に零す。……その瞬間、コーデリアの脳内に警告が走った。ナカに出されてしまえば、子供が出来てしまう。自分たちはまだ夫婦ではない。だから、子供なんて――出来たら、困るのに。
「いや、いや、いやぁ!」
首を横に振って、それは嫌だと訴える。なのに、コーデリアのその訴えは通じず……蜜壺のナカに何やら熱いものが放たれてしまう。
それからしばらくして、蜜壺から引き抜かれたのはレナルドの熱杭だろうか。シーツにはレナルドの放った欲と、コーデリアが純潔を失った証である赤が散らばっていて。レナルドが、それを見て口角を上げたのを、コーデリアは見逃さなかった。
「コーデリア。……俺の、コーデリア」
レナルドが、うっとりとした声音でコーデリアのことを呼び、その唇に口づけを落としてくる。これで、行為は終わったのか。そう思い一安心するコーデリアだったが、ふと気が付いてしまう。……足に押し当てられるソレが、また熱を持ち始めていることに。
(……もしかして、まだ、するの……?)
また、自分は抱かれてしまうのだろうか。コーデリアのその嫌な予感は当たってしまい、レナルドは「……まだまだ、したりない」と告げ、コーデリアの唇に口づけを降らせてくる。
「コーデリア。俺のコーデリア。……いっぱい、俺と愛し合おうな」
そんなの――勘弁してほしい。そう思うが、コーデリアに拒否する術はない。ただ、レナルドに抱かれるという選択肢しか、ないのだ――。
ちなみに、レナルドはコーデリアに踏まれたいという歪んだ願望を持っているのだが……それをコーデリアが知るのは、まだまだ先の話。
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