【完結】不気味な痣が気持ち悪いと婚約破棄されましたが、この痣は妖精王に愛された印でした。

完結しました。

生まれつき左胸の上に奇妙な形の痣があるラメルーシェ。その痣は年々大きくなり、どんな名医にかかっても原因は不明だった。

公爵令嬢であったラメルーシェには生まれた瞬間から婚約者がいたが、ラメルーシェは奇病にかかっているのだと医者から匙を投げられ時にここぞとばかりに婚約破棄されてしまう。

「そんな不気味な痣を持つ気持ち悪い女となど結婚出来ない」

婚約者であった第三王子はずっと前から浮気していて、その美しい恋人と新たに婚約をすると言い、すがり付くラメルーシェを殴ったのだった。

「王子の婚約者で無くなればもうお前に価値は無い」と父親からも見捨てられ……婚約破棄など不名誉だと、ラメルーシェは奇病で死んだ事にされ森の奥へと追放されてしまう。

残り少ないと思われる命が尽きるのをひっそりと待つ人生だったのだが……ラメルーシェが17歳になったその日に奇跡が起きたのだった。

24h.ポイント 0pt
294
小説 193,815 位 / 193,815件 恋愛 58,545 位 / 58,545件

あなたにおすすめの小説

そんなに幼馴染の事が好きなら、婚約者なんていなくてもいいのですね?

新野乃花(大舟)
恋愛
レベック第一王子と婚約関係にあった、貴族令嬢シノン。その関係を手配したのはレベックの父であるユーゲント国王であり、二人の関係を心から嬉しく思っていた。しかしある日、レベックは幼馴染であるユミリアに浮気をし、シノンの事を婚約破棄の上で追放してしまう。事後報告する形であれば国王も怒りはしないだろうと甘く考えていたレベックであったものの、婚約破棄の事を知った国王は激しく憤りを見せ始め…。

婚約破棄された私は、処刑台へ送られるそうです

秋月乃衣
恋愛
ある日システィーナは婚約者であるイデオンの王子クロードから、王宮敷地内に存在する聖堂へと呼び出される。 そこで聖女への非道な行いを咎められ、婚約破棄を言い渡された挙句投獄されることとなる。 いわれの無い罪を否定する機会すら与えられず、寒く冷たい牢の中で断頭台に登るその時を待つシスティーナだったが── 他サイト様でも掲載しております。

(完結)義妹は婚約破棄を喜んだ?ーねぇ、それで幸せになれたの?

青空一夏
恋愛
アイリス・ウィルソン公爵令嬢は、王女様だった母のクリスタルが亡くなってから環境が一変してしまった。 父親が、囲っていた愛人と子供を屋敷に連れて来て再婚したからだ。 屋敷で居場所のないアイリスは、王太子妃候補に選ばれるが・・・・・・ すっきりざまぁ。因果応報の世界。11話からは、BL要素あり。腐女子の方にも地雷かも。ご自衛ください。 ※不快感を感じられた方がおりましたら申し訳ありません(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)⁾⁾⁾

この度、皆さんの予想通り婚約者候補から外れることになりました。ですが、すぐに結婚することになりました。

鶯埜 餡
恋愛
 ある事件のせいでいろいろ言われながらも国王夫妻の働きかけで王太子の婚約者候補となったシャルロッテ。  しかし当の王太子ルドウィックはアリアナという男爵令嬢にべったり。噂好きな貴族たちはシャルロッテに婚約者候補から外れるのではないかと言っていたが

婚約破棄が国を亡ぼす~愚かな王太子たちはそれに気づかなかったようで~

みやび
恋愛
冤罪で婚約破棄などする国の先などたかが知れている。 全くの無実で婚約を破棄された公爵令嬢。 それをあざ笑う人々。 そんな国が亡びるまでほとんど時間は要らなかった。

婚約破棄直前に倒れた悪役令嬢は、愛を抱いたまま退場したい

矢口愛留
恋愛
【全11話】 学園の卒業パーティーで、公爵令嬢クロエは、第一王子スティーブに婚約破棄をされそうになっていた。 しかし、婚約破棄を宣言される前に、クロエは倒れてしまう。 クロエの余命があと一年ということがわかり、スティーブは、自身の感じていた違和感の元を探り始める。 スティーブは真実にたどり着き、クロエに一つの約束を残して、ある選択をするのだった。 ※一話あたり短めです。 ※ベリーズカフェにも投稿しております。

宮廷外交官の天才令嬢、王子に愛想をつかれて婚約破棄されたあげく、実家まで追放されてケダモノ男爵に読み書きを教えることになりました

悠木真帆
恋愛
子爵令嬢のシャルティナ・ルーリックは宮廷外交官として日々忙しくはたらく毎日。 クールな見た目と頭の回転の速さからついたあだ名は氷の令嬢。 婚約者である王子カイル・ドルトラードを長らくほったらかしてしまうほど仕事に没頭していた。 そんなある日の夜会でシャルティナは王子から婚約破棄を宣言されてしまう。 そしてそのとなりには見知らぬ令嬢が⋯⋯ 王子の婚約者ではなくなった途端、シャルティナは宮廷外交官の立場まで失い、見かねた父の強引な勧めで冒険者あがりの男爵のところへ行くことになる。 シャルティナは宮廷外交官の実績を活かして辣腕を振るおうと張り切るが、男爵から命じられた任務は男爵に文字の読み書きを教えることだった⋯⋯

傷物令嬢シャルロットは辺境伯様の人質となってスローライフ

悠木真帆
恋愛
侯爵令嬢シャルロット・ラドフォルンは幼いとき王子を庇って右上半身に大やけどを負う。 残ったやけどの痕はシャルロットに暗い影を落とす。 そんなシャルロットにも他国の貴族との婚約が決まり幸せとなるはずだった。 だがーー 月あかりに照らされた婚約者との初めての夜。 やけどの痕を目にした婚約者は顔色を変えて、そのままベッドの上でシャルロットに婚約破棄を申し渡した。 それ以来、屋敷に閉じこもる生活を送っていたシャルロットに父から敵国の人質となることを命じられる。