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第五話 忘れられない人がいるあなたへ
ある人からの手紙
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三谷菜花さま
ご無沙汰しております。
と言っても、あなたは私のことをご存知ないかもしれません。
私は、第一四五回あおい文学賞の審査員長を務めていた杉崎秀義と申します。
知り合いの岡本くんから、あなたと面識があると聞き、居ても立っても居られなくなり、突然このような不躾な手紙を出した次第です。
あれから随分と長い年月が経ってしまいましたね。あなたは確か、あの時高校三年生。もう四年も前のことかと思うと、感慨深いものです。
さて、私がなぜ岡本くんからあなたの名前を聞いて、すぐにでも手紙を出したいと思ったのかというと、理由は一つだけです。
もう一度あなたに、小説を書いてほしい。
あの日、第一四五回あおい文学賞表彰式のとき、あなたとあなたのお祖母様の身に起こった出来事は、重々承知しております。
ですがあれから四年経ち、あなたのお心もちょっとずつ癒えてきたことでしょう。
決して無理にとは言いません。
しかし、もしあなたがその気なら、私の元でぜひ小説を書いてほしいのです。
あなたの書く物語を、もう一度読ませてほしい。
可能であれば、お返事をくださると幸いです。
杉崎秀義
————————————————————————————————————————
「これは……」
私は、岡本に手紙の中身を見られないように、読み終えるとさっと再び便箋を二つ折りにした。
手紙は実にシンプルな内容なのに、簡単に読み飛ばしてしまってはいけない力を持っていた。
「何が書かれていましたか?」
好奇心でそう聞いてくる岡本に返事もできずに、硬直してしまう私。
「いえ、たいしたこと、ないんです」
明らかに「たいしたことない」という感じはない動揺っぷりに、岡本も苦笑いしている。
「まあ、他人の手紙を覗き見するなんて野暮なことはしません。何かあれば、私に言ってください」
「はい」
岡本の気遣いに感謝しながら、私はそっと手紙をポケットの中にしまう。
第一四五回あおい文学賞。
毎年中学生から高校生までの、短編小説を募っている文学賞だ。
「あおい」は青春の「青」。
“時に煌いたり、時に苦々しかったり、あなたらしい青春物語を募集しています”。
といったコンセプトで毎年青春小説を募集している。
そんな「あおい文学賞」の公募広告を見た私は、高校三年生の夏休みに、短編小説を応募してみることにしたのだ。
誰もが驚嘆するような面白いネタなんてなかった。
普通の進学校に通っていたため、どこの高校でも経験できるような高校生活しか送っていなかったから。だから私は、あえてありのままに、自分が三年間で経験したことについて綴った。テストで悔しかったことや、日が暮れるまで部活の練習に明け暮れたこと、恋愛や運動会、文化祭での一つ一つの出来事を思い出し、「これなら共感してもらえそう」と思う物語に仕上げた。自分を主人公にするのは恥ずかしかったため、主人公は自分とは全くタイプの違う女の子という設定にした。
将来の夢は小説家だった。それでも、小説家になれるのなんてほんの一握りの人間だけだからと、現実的な将来のことを考えなければいけなくて。
周りの友達はなんだかんだ行きたい大学や、就きたい職業、働きたい会社について、目を輝かせて語っている。
何を頑張ればいいか分からないから、とりあえず目の前の勉強や部活に必死になって。
けれど、どれも中途半端に終わってしまう。
こんなことなら、授業中は居眠りしてもひたすら部活に打ち込んで結果を残し、推薦で名門大学に行くような人生の方が良かった。
それとも、ガリガリ勉強して、他人の目もはばからず、たとえ学校で友達ができなくとも、「試験と結婚するんだ」と胸を張って言えるくらい秀才になれたら。
しかし現実はそうはいかない。
現実の自分は、そこそこおしゃれをしていたいし、そこそこ良い成績を取りたいし、かと言って友達づきあいをないがしろにしたくもなかった。
そんな、思春期の少年少女にありふれた感情たちを一つずつすくって、一つのストーリーにした。
一万文字程度の短いお話なのに、書き上げたとき、自分の中で気持ちがすっきりとしたのが分かった。
たぶんその時の私は、文字通り受験とか将来とか、世間一般の高校生や大人たち皆が抱えているような不安の中に、これまた皆と同じように沈んでいたからだと思う。
だから、物語を書いたというよりは、自分の中でぐちゃぐちゃになっていた不安な気持ちを文章にして吐き出して、心を一掃したと言った方が適切かもしれなかった。
と、そんなこんなで書き上げた一つの物語、『青のまんなか』を「第一四五回あおい文学賞」に応募したのだった。
ところがそれがなんと、大賞を獲ってしまった。
「獲ってしまった」なんて言うと、本気で臨んでいないようだが、もちろん一生懸命書いたのは事実だ。
けれど、まさか自分が書いた物語が審査員の心を動かすなんて、思いもしなかった。驚きと、喜びとが胸の中で衝突して、最後には喜びが残る。
幼い頃から小説家になりたいという夢を思い描いていた自分にとって、これ以上の幸運はないと思った。
確か、大賞を獲ったということと、三ヶ月後、つまり高校三年生の三月に表彰式が行われるため出欠の確認をしたいと連絡してきたのがそう、杉崎審査員長だったのだ。
高三の三月と言えば、ちょうど大学受験が終わり、合格発表を待っている時期だろうか。 もしくは、無事に合格すれば京都への引っ越し、もしダメだった場合は今後の進路について考えあぐねている頃だろう。
どちらにせよ、精神的にも肉体的にも忙しい時期であるのには変わりない。
しかし、母が「せっかくだし行って来なさい」と言ったのと、自分自身二度とないかもしれない大賞の表彰式に出たいという気持ちが強かったということもあり、結局は電話で杉崎に折り返し出席の連絡をしたのだった。
それからあっという間に時が流れ、心配だった受験も乗り切り、サクラ咲いた状態で、私は表彰式に出席した。
いや、“出席してしまった”んだ——。
三谷菜花さま
ご無沙汰しております。
と言っても、あなたは私のことをご存知ないかもしれません。
私は、第一四五回あおい文学賞の審査員長を務めていた杉崎秀義と申します。
知り合いの岡本くんから、あなたと面識があると聞き、居ても立っても居られなくなり、突然このような不躾な手紙を出した次第です。
あれから随分と長い年月が経ってしまいましたね。あなたは確か、あの時高校三年生。もう四年も前のことかと思うと、感慨深いものです。
さて、私がなぜ岡本くんからあなたの名前を聞いて、すぐにでも手紙を出したいと思ったのかというと、理由は一つだけです。
もう一度あなたに、小説を書いてほしい。
あの日、第一四五回あおい文学賞表彰式のとき、あなたとあなたのお祖母様の身に起こった出来事は、重々承知しております。
ですがあれから四年経ち、あなたのお心もちょっとずつ癒えてきたことでしょう。
決して無理にとは言いません。
しかし、もしあなたがその気なら、私の元でぜひ小説を書いてほしいのです。
あなたの書く物語を、もう一度読ませてほしい。
可能であれば、お返事をくださると幸いです。
杉崎秀義
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「これは……」
私は、岡本に手紙の中身を見られないように、読み終えるとさっと再び便箋を二つ折りにした。
手紙は実にシンプルな内容なのに、簡単に読み飛ばしてしまってはいけない力を持っていた。
「何が書かれていましたか?」
好奇心でそう聞いてくる岡本に返事もできずに、硬直してしまう私。
「いえ、たいしたこと、ないんです」
明らかに「たいしたことない」という感じはない動揺っぷりに、岡本も苦笑いしている。
「まあ、他人の手紙を覗き見するなんて野暮なことはしません。何かあれば、私に言ってください」
「はい」
岡本の気遣いに感謝しながら、私はそっと手紙をポケットの中にしまう。
第一四五回あおい文学賞。
毎年中学生から高校生までの、短編小説を募っている文学賞だ。
「あおい」は青春の「青」。
“時に煌いたり、時に苦々しかったり、あなたらしい青春物語を募集しています”。
といったコンセプトで毎年青春小説を募集している。
そんな「あおい文学賞」の公募広告を見た私は、高校三年生の夏休みに、短編小説を応募してみることにしたのだ。
誰もが驚嘆するような面白いネタなんてなかった。
普通の進学校に通っていたため、どこの高校でも経験できるような高校生活しか送っていなかったから。だから私は、あえてありのままに、自分が三年間で経験したことについて綴った。テストで悔しかったことや、日が暮れるまで部活の練習に明け暮れたこと、恋愛や運動会、文化祭での一つ一つの出来事を思い出し、「これなら共感してもらえそう」と思う物語に仕上げた。自分を主人公にするのは恥ずかしかったため、主人公は自分とは全くタイプの違う女の子という設定にした。
将来の夢は小説家だった。それでも、小説家になれるのなんてほんの一握りの人間だけだからと、現実的な将来のことを考えなければいけなくて。
周りの友達はなんだかんだ行きたい大学や、就きたい職業、働きたい会社について、目を輝かせて語っている。
何を頑張ればいいか分からないから、とりあえず目の前の勉強や部活に必死になって。
けれど、どれも中途半端に終わってしまう。
こんなことなら、授業中は居眠りしてもひたすら部活に打ち込んで結果を残し、推薦で名門大学に行くような人生の方が良かった。
それとも、ガリガリ勉強して、他人の目もはばからず、たとえ学校で友達ができなくとも、「試験と結婚するんだ」と胸を張って言えるくらい秀才になれたら。
しかし現実はそうはいかない。
現実の自分は、そこそこおしゃれをしていたいし、そこそこ良い成績を取りたいし、かと言って友達づきあいをないがしろにしたくもなかった。
そんな、思春期の少年少女にありふれた感情たちを一つずつすくって、一つのストーリーにした。
一万文字程度の短いお話なのに、書き上げたとき、自分の中で気持ちがすっきりとしたのが分かった。
たぶんその時の私は、文字通り受験とか将来とか、世間一般の高校生や大人たち皆が抱えているような不安の中に、これまた皆と同じように沈んでいたからだと思う。
だから、物語を書いたというよりは、自分の中でぐちゃぐちゃになっていた不安な気持ちを文章にして吐き出して、心を一掃したと言った方が適切かもしれなかった。
と、そんなこんなで書き上げた一つの物語、『青のまんなか』を「第一四五回あおい文学賞」に応募したのだった。
ところがそれがなんと、大賞を獲ってしまった。
「獲ってしまった」なんて言うと、本気で臨んでいないようだが、もちろん一生懸命書いたのは事実だ。
けれど、まさか自分が書いた物語が審査員の心を動かすなんて、思いもしなかった。驚きと、喜びとが胸の中で衝突して、最後には喜びが残る。
幼い頃から小説家になりたいという夢を思い描いていた自分にとって、これ以上の幸運はないと思った。
確か、大賞を獲ったということと、三ヶ月後、つまり高校三年生の三月に表彰式が行われるため出欠の確認をしたいと連絡してきたのがそう、杉崎審査員長だったのだ。
高三の三月と言えば、ちょうど大学受験が終わり、合格発表を待っている時期だろうか。 もしくは、無事に合格すれば京都への引っ越し、もしダメだった場合は今後の進路について考えあぐねている頃だろう。
どちらにせよ、精神的にも肉体的にも忙しい時期であるのには変わりない。
しかし、母が「せっかくだし行って来なさい」と言ったのと、自分自身二度とないかもしれない大賞の表彰式に出たいという気持ちが強かったということもあり、結局は電話で杉崎に折り返し出席の連絡をしたのだった。
それからあっという間に時が流れ、心配だった受験も乗り切り、サクラ咲いた状態で、私は表彰式に出席した。
いや、“出席してしまった”んだ——。
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