落第3歳児 〜妹の妹になった姉〜

あきす

文字の大きさ
上 下
11 / 13

10話 アダルトベビー用品店+クンニ奉仕

しおりを挟む

店内へ入ると目を疑う様な光景が広がっていた。
施術した時には特に気にならなかった色とりどりの商品、他の落第生、壁は殆どが鏡になっており、反対側の鏡を映して地平線の様に店が続いているように思える。
設備としては共同穴、今入ってきた消毒槽、中央の躾係専用のカフェ、その他にも処置室、その隣の予備処置室、千奈美には何だかわからない部屋がいくつもあった。

「……」
商品棚を見て千奈美は言葉を失う。
視界の中では幼児向けの商品やアパレルとアダルトグッズがお互いの場所を侵食し合いながらも共存している。
紙おむつと布おむつ、涎掛け、おしゃぶり、哺乳瓶、ガラガラ、チャイルドメリー、ロンパースやベビーパウダーなどの隣にはバイブ、ローター、オナホール、ローション、コンドーム、浣腸器、イルリガートル……無いものは無いんじゃないかと言うくらい品揃えがいい。
アパレルはスモックから靴下、コスプレ衣装まであるが、どれもが落第生用のサイズと丈で作られた特注品。
どの商品も何十種類もあり、可愛いものばかり。
落第生のニーズに完璧に応えていると言えるが、千奈美が思っているお洒落よりかは何段階か下だ。
どれも子供が喜ぶ様な意匠で、千奈美の様な新規落第生の目には魅力的に映ったりはしない。
寧ろ嫌悪や屈辱といったネガティブな意味合いになるだろう。

「さいしょはふたりでいろいろみにいこっ?」

千奈美が入ったことのある部屋は処置室だけ、しかしあの部屋もこの部屋もカフェ以外は全て落第生の為の部屋だ。

中でも『お仕置き部屋』と書かれたそこにだけは入りたくはない。
閉じられた扉から誰かの呻き声やビシビシと何かを叩く音が聴こえ、千奈美はすぐにお尻を抑えてサッと身を引いた。
(お、お尻叩かれてるんだ……わたしもオイタしたらここに……)
そう考えるだけでじわりとおちびりする千奈美はすっかりお仕置きにトラウマを持ってしまっている。

「おしおきべやがヤならここにはいってみる?」
「……?」
部屋の入り口には『奉仕部屋』と書かれている。
どんな部屋かはわからないものの、気になるのも事実。
『お仕置き部屋』でなければ、今後の為にも確かめなければならないと思った千奈美は小春と連れ立ってそこに入ることにした。

中は意外と空いていた。
壁には本人の個人情報とアナル接写写真が表示されており、名前から住所から全てが分かる。
どの子も涎を垂らして気持ちよさそうな嬌声を上げながら壁に向かっている。
備え付けのタブレットでアニメや音楽を流してリラックスしている子もいるが、概ね全身をビクつかせて狂喜している子ばかりだ。
「たのしそうだね!ゆるしてあげるからチーもやってみよ?」
小春に促されるまま、壁に沿って設置された椅子に座る。
「はじめてだからいちじかんにしとこうね」
小春が椅子のデジタル表示をボタンで0から60に変えると、椅子はゆっくりと前に倒れ込んでいき電子音声が『足を通して下さい』と無機質に空気を震わせる。
「チー、ここのあなにあんよいれて」
机の様になった壁の下、AとBの穴に足を通すと、椅子が伸びてピタリと止まった。

千奈美は上半身は机の上だが、下半身は半分まんぐり返しの様な体制で固定され、足裏とおまんこ、アナルを壁の向こう側で惜しげもなく披露していた。
(こ、こんな格好……!)
『アナルトレーニングカードをスキャンして下さい』
「アナトレカードをここにおいて、そしたらはじまるからね」
アナトレカードをスキャンすると他の子と同じく千奈美の個人情報も目の前に映し出された。
千奈美は大きく映し出されるアナルに羞恥で頬を覆った。

───

個人情報は反対の壁側にも投映されており、千奈美の殆ど全てが表示されている。
それを数人の男性が隅々まで確認しながら差し出されて不安に震える性器を品定めしていた。
大陰唇を広げてクリリングや処女膜まで確認する。
「おや、この子は初めてだな、誰がやる?」
「うーん、オレはやめとく、そろそろ推しが来そうなんで」
「『お漏らし』多いなー、初めてだしションベン掛けられそうだ」
「なら僕がやらせて頂きます」
「お、学生君か、この子もフレッシュな新規落第生だ。クンニボランティアとしてしっかり奉仕してやってくれ」
「はい、お任せ下さい」

───

「……!!?」
その時は不意に訪れた。
誰かが大陰唇をふにふにと触り始めたのだ。
「向こう側に誰か居る!」
「あれ?せつめいしてなかった?むこうでボランティアのひとがなめてくれるんだよ?」
「聴いてな……ふっ♡んやっ!」
クンニボランティアは奉仕部屋の隣で待機して落第生をボランティアでクンニする。
一日中閉じたままの落第生の性器は大変汚くなるので一般的に言ってあまりクンニしたいものではない。
だがそれも乗り越えてクンニしてくれるボランティアは落第生にとって生活する上で無くてはならないパートナーともなる。
クンニする相手は必ずボランティア自身が選ぶので、どれだけ汚くても嫌がられるという事もない。

いくらクンニボランティアだからと言っていきなり性器を舐めるのは礼儀がなっていない。
まずは恐怖や緊張で強張った千奈美の性器をほぐすため、触れない程度のフェザータッチで大陰唇、クリトリスやアナルの周辺に指を這わせる。
「はう♡あ……♡」
(な、なんで……すぐ触らないの……?段々変な気分に……)
次こそは直接触ってくるだろうと思ってもまた離れていく指に名残惜しさを感じてきた。
指の力は段々と強くなっていったが、千奈美の性器は徐々にほぐれて明らかに抵抗が薄れていった。
目の前のタブレットのアニメなど全く気にする事も出来ない。
20分ほど性器を念入りにほぐされ、千奈美の強張りが解け準備が完了すると、とうとうどろどろに溶けたおまんこへクンニが開始される。

それでも最初は周りから、イキリ立つクリトリスやだらだらと淫汁を吹き出す膣には触れもしない。
「ひんっ♡あっ♡ううう……♡!」
(ま、まだ舐めてくれないの……?)
性器の周りの愛液をキスの様に土手肉や蟻の門渡りを啄みながら丹念に舐められ、千奈美の膣はもう我慢出来ないと言った風に膣前で膨らんだ愛液がぷちゅんと弾けフェロモンを撒き散らすと、待ち侘びたその時が訪れた。

「おっ♡おっ♡!はひゅうぅぅ♡!」
お尻の穴をふにふにと刺激されつつ、温かくぬるぬるとした口の粘膜が今まで放置されて限界まで勃起したクリトリスをゆっっくりと覆っていく。
それだけで千奈美は天にも昇る気持ちだ。
「あっ♡!あう♡!ひううっ♡!」
クリトリスをリングごとねぶられ、とうとう可愛い尻穴にもツプリと指を入れられる。
「んおおおっ♡!」
(はいっ、てきたああ……!)
散々焦らされた挙句に肛門を弄られ、千奈美は顔も知らない相手に恥知らずにも尻を振り乱して悦んでいた。
クリトリスは舌の上で転がされ、唇で食まれ、吸い付かれる。
尻穴の指はゆっくりと回転しながら千奈美の一番感じるスイートスポットを探し当て、そこに執拗に指を擦りつけた。

「んおおおっ♡!!あうんっ♡!」
お尻に指を突き立てながら、千奈美の汚いおまんこを綺麗にするため、クリトリス以外にも舌を這わせていく。
クリトリスを指の腹で弱めに刺激しつつ、大きな大陰唇と小陰唇の間のペースト状のマンカスを躊躇なく舌でこそげ取る。
彼の口の中でおよそ考え得る中でも最悪に近い臭いと味が広がる、これまで担当してきた落第生の中でもワーストは間違いないだろう。
しかし彼の舌は千奈美の縦筋に沿って更に細かく上下し始める。
お尻に入れた指は千奈美がおまんこに集中するのを防いでアナルイキを促進させる。
千奈美がクンニでイキそうになると舌を離し、アナルの弱点を突かれる。
「やあ♡!またおしり……♡!?おしりいやあ♡!!」
初めて味わうクンニの気持ちよさをアナルで上書きされる勿体なさから、落第生にあるまじき言動をしてしまうが、隣で見守る小春は何も言わない。
どんなにおまんこに刺激を与えられても最終的に行き着くのはアナルしかないのを知っているからだ。

彼はある程度綺麗になったおまんこ全体を口に含んだ。
クリトリスを苛むと同時に処女膜を傷つけないように慎重に膣の入り口を舐め上げる。
何度も腰を跳ね上げそうになる千奈美だったが、椅子と壁で固定された千奈美の下半身はビクともしない。
「ん……んううう♡!!」
(おまんこ!おしり……!おまんこ!!おしりぃ……!!おま……!!)
千奈美が絶頂し潮を噴く寸前、それを察知してあれだけしつこかった口がパッと離れた。
しかしアナルの指は尚も激しく抽挿され続けた。
「!?おひりぃぃぃ♡♡♡!!!!」

おむつの様に閉じていたおまんこは尿道口を指で広げられており、千奈美は久しぶりに小便を飛ばす事が出来て、その気持ちよさに酔いしれる。
おしっこしながらもアナルは弄られ続け、千奈美は深くアナルイキしていた。

「あっ♡あっ♡おひっ♡おひりだめぇ……♡」

奉仕クンニの最後の仕上げはアナルねぶりだ。
くすぐったい、悍ましい様な感触はおまんこの様な鮮烈な快感ではなく、温かみを感じさせる愛情の如き心地良さがあり、千奈美を安心させた。

ピピピピ、ピピピピ……

全てが終わると椅子はアラームを鳴らしながら元に戻った。
「チー、おまんこひらいてみせて?」
「あ……♡ひゃい……」
千奈美は脚がガクガクと笑ってうまく立てないながらもおまんこの肉を左右に開いた。
ギリギリでイケなかったおまんこは多少の愛汁を垂らしていたもののカス1つだってない。
明らかに奉仕係のおかげだった。
他の落第生もいる中で年下の姉の命令でおまんこを開く千奈美は羞恥で更にじゅわりとおまんこを濡らした。

「わあ!おまんこきれいになったねえ!はじめてだからいいけど、つぎからはおれいにのみものをあげるんだよ、わかった?」
「おっ♡!わ、わかりまひた……♡」
おまんこを広げたまま、その場でピュッとおしっこを漏らす千奈美のアナルがこれまでの反射でキュウッと窄まり、おまんこでイケなかった切なさをより強調させるのだった。

「あれ、もうこんなじかん?おかいものもしないとだからいこう!」

散々に弄られ汁を垂らすおまんこを拭かずとも全床防水仕様のアダルトベビー用品店では問題ない。

千奈美は噴き出した潮で汚れたおまんこやお尻を清めもせずに店内へと手を引かれていった。
足を出す度にクリトリスが擦れ、千奈美は無意識にアナルを食い締めて肛門が更に熱くなるのを感じる。
舐められたおまんこはジンジンと疼いて、しばらくの間この部屋の事を思い出して自然とおまんこを濡らしてしまうほどだった。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

身体検査

RIKUTO
BL
次世代優生保護法。この世界の日本は、最適な遺伝子を残し、日本民族の優秀さを維持するとの目的で、 選ばれた青少年たちの体を徹底的に検査する。厳正な検査だというが、異常なほどに性器と排泄器の検査をするのである。それに選ばれたとある少年の全記録。

こども病院の日常

moa
キャラ文芸
ここの病院は、こども病院です。 18歳以下の子供が通う病院、 診療科はたくさんあります。 内科、外科、耳鼻科、歯科、皮膚科etc… ただただ医者目線で色々な病気を治療していくだけの小説です。 恋愛要素などは一切ありません。 密着病院24時!的な感じです。 人物像などは表記していない為、読者様のご想像にお任せします。 ※泣く表現、痛い表現など嫌いな方は読むのをお控えください。 歯科以外の医療知識はそこまで詳しくないのですみませんがご了承ください。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

お兄ちゃんはお医者さん!?

すず。
恋愛
持病持ちの高校1年生の女の子。 如月 陽菜(きさらぎ ひな) 病院が苦手。 如月 陽菜の主治医。25歳。 高橋 翔平(たかはし しょうへい) 内科医の医師。 ※このお話に出てくるものは 現実とは何の関係もございません。 ※治療法、病名など ほぼ知識なしで書かせて頂きました。 お楽しみください♪♪

双葉病院小児病棟

moa
キャラ文芸
ここは双葉病院小児病棟。 病気と闘う子供たち、その病気を治すお医者さんたちの物語。 この双葉病院小児病棟には重い病気から身近な病気、たくさんの幅広い病気の子供たちが入院してきます。 すぐに治って退院していく子もいればそうでない子もいる。 メンタル面のケアも大事になってくる。 当病院は親の付き添いありでの入院は禁止とされています。 親がいると子供たちは甘えてしまうため、あえて離して治療するという方針。 【集中して治療をして早く治す】 それがこの病院のモットーです。 ※この物語はフィクションです。 実際の病院、治療とは異なることもあると思いますが暖かい目で見ていただけると幸いです。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々

yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...