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4話 アナトレ+『おめ磨き』

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「まずはこれを配りますね」
アナトレと書かれたカードが名前を確認しながら落第生に配られた。
「な、何なのこれ……これ本当にわたしの……?」
一見ただのスタンプカードの様にも見えるものの、そこには千奈美の年齢、性別、識別番号、自身の顔写真、ここまでなら普通の身分証明書の様にも思える……が、
顔写真の隣には同じ大きさのアナル接写写真を貼り付けてあった。
ここに表示されているということはこのアナルの持ち主は隣の落第生のものと言って差し支えない。
つまりは千奈美のアナルということだ。
(全員に……皆も同じカードを……)
新しくもらった所謂新規落第生の面々は驚き絶句しているが、残留組の落第生達は笑顔で「あ、ありがとうございます……!」と感謝までする始末。
何故反応がこうまで違うのか、一体アナトレとは何なのか、自分もなってしまうのか、千奈美の疑問は尽きない。

「これはアナトレカードと言って、落第生の皆さんの身分を証明する物です。首に掛けるなどして常に見える様に携帯して下さい」
「う、うそでしょ……」
「許してえ……」
「こんなのやだあ……!」
駄々を捏ねるのも無理はない。こんな物を常に携帯すれば、個人情報どころの騒ぎではない。
見知らぬ他人に自分の肛門写真を常に公開するなど、ともすれば変態や犯罪者になりかねないが、落第生にとってはこのカードだけが自身の身分を証明する手段である。
アナトレカードも無くおむつ丸出しの格好で外出でもすればそれこそ即座に逮捕されてしまうことだろう。
「保護者や躾係が近くに居らず、家の外でこれを携帯していない落第生は、通報を受けた警察によりすぐさま連行され猥褻物陳列罪及び都や県の条例により罰せられます。必ず携帯して下さいね」
「そ、そんなあ……」
誰かが言ったその言葉が落第生全員の総意だった。
この少し大きめのスタンプカードだけが落第生を守る全てなのだと言っているのだ、しかも顔写真だけでなく肛門写真まで……ここまで人権を廃した扱いを受けるのも落第生ならではと言える。
残留組は逸る気持ちを隠そうともせず、いそいそともう首に掛けていた。

「そしてこれは個人証明の為にも必要な事なので言っておきます。『もしも本人証明を求められたら』です。勿論このカードを見せるだけでいい場合もありますが、落第生の特性上、顔写真を見分けるのが得意ではない人も居ます。その場合には必ずおむつを脱がせてもらい、お尻を突き出してアナルを見せて証明するようにして下さい、その為のアナル写真でもあります」
「いやあっ!」
「そんなのむりぃ!」
「やだあっ!」
今まで行ってきた衆人環視での排尿は所詮落第生同士、その比にならない行為を想像し、そこかしこで悲鳴が上がる。
しかし先生も慣れたもので落第生は無視して躾係へ呼びかけた。
「躾係の皆様、お子さんも今は嫌がっているでしょうが、当園がお預かりすれひと月もすれば笑顔でお尻の穴を見せられる様になりますので、気長に見てあげてください」
千奈美含め新落第生全員が心から(そんな事ある訳ない!)と思ったが、アナトレカードを大切そうに首から掛けている残留組の様子を見た躾係のお母さん達は「そうよねー」「安心したわ」と世間話を始めたので叫ぶ機会を逸した。
「アナトレカードには月1で更新義務があるので毎月アナル写真を更新するのを忘れないようにお願いします。もちろん更新の前の週にお知らせをお送りしますので、忘れていても大丈夫ですよ」

「落第生は自身で性器を使って性的快感を得る事は躾係によっては許されません。
従って普段はお尻の穴を使って性欲を処理します。
男の子の場合は前立腺がありますが、女の子の場合は最初の頃はクリトリスなどを鳥の羽根で優しくくすぐりながらお尻の穴を指や器具でマッサージしてあげます。
しばらくするとお尻のマッサージだけでも性的興奮を得られる様になります。
これを続ければ肛門に息を吹きかけるだけでも感極まって動けなくなる子も居るほどです。
一つ注意点があるとすれば、おむつの中で絶頂する事は許されていないので必ず躾係や保護者がおむつを開いた時だけ処理してあげてください。
おむつの中での絶頂は『お漏らし』扱いになり、進級が大幅に遅れる要因になります。

キチンとアナルトレーニングで気持ち良くなれた、またはしっかり努力していた子にはこのお尻スタンプカード、通称アナトレカードに判子を押してもらえます。
落第生の皆さんはこの判子を30個集めて自分の躾係に見せると良いことがありますよ。

本当は前貼りを貼って、お浣腸をして腸内を綺麗にしてからしますが、初めてですので省略して一回だけ絶頂させてあげましょう。
今後の経過によってお浣腸もプログラムしてあげて下さいね。

以上で説明は終わりにしたいと思います。
さて次は実戦ですね、いい子はお尻を突き出してー……」

「さ、怖くないよー動かないでねー」ギチチ……!
落第生は全員布団の上で四つん這いになり、腕を背中に回されて親指同士を結束バンドで繋がれた。
顔に当たる所には枕が敷かれていて痛くはないが、全員がおむつをおろされて行われる狂宴に絶句している。
「チー、ちからぬいてねー」ぬぷぷ……
「ひぅっ♡!な、何して……やめてぇ……!」
千奈美は自分の前に居る子達が何をされているかを見て自分の状況をやっと理解した。

クリトリスを鳥の羽根でくすぐられながら、お尻の穴に指を入れられているのだ。
クリ羽根責めで焦らされつつのお湯で温められたローションを使ってアナルマッサージ。
どの子もシミ一つない大きなお尻を高く上げて異物感に苦悶の声をあげながらもクリトリスを襲う微かな快感に悶えて大きなお尻を振り乱している。
いも虫の様にされた落第生達が一斉に大きなお尻を振る光景は圧巻だが、これも日常の一コマになっていく。
クリトリスに焦れったく触る羽根で落第生達の全身の感度と気持ちが少しずつ昂っていくのに、当のおまんこに触れない為に、絶頂はアナル以外では許されない状況だ。
「こ、小春……!だめぇ……!そんな……お尻なんて……!」
「チー、だいじょうぶだからおしりにちからいれないの」
「だってぇ……!むりぃ……!」
小春は嫌悪感で身を捩る姉の頭を撫でながら使い捨て手袋を着け2本指で2時間程辛抱強くマッサージを行った。

……

「おお……!うんんう……♡!」
おまんこからぷらぷらと粘性の強い液体をぶら下げながら、千奈美はついに、小さな指で内臓をまさぐられる感覚に紛れ込んだ背徳感と異物感の間にわだかまる小さな快感を見つけ……
「……くひぃっ♡!」
キュキュンッ♡とおまんこの中が切なくなって締まると同時に背中をのけ反らせる千奈美を見て、小さくだが絶頂した事に小春は満足し、千奈美はようやく自分のアナルトレーニングカードに判子を押してもらえた。これからはアナトレも歯磨きや肌の保湿と同じくらい大切な日課だ。
入っていた指をぬぽぉっと引き抜くと千奈美はビクンと身体を跳ねさせ、そのアナルは上の口と同じくぽっかりと間抜けに口を開けていたのだった。

───

「初登園なので今日はここまでです。保護者か躾係の方と一緒にご挨拶して帰りましょう」
初めてのアナル絶頂の後、千奈美は小春と共に歩いて家に帰る。

夕食は勿論ミルク。
相変わらず変な味だ。

やあやからの説明によると今日からお風呂に入ることが許されているはずだ。
「チー、おふろだよー」
早めの夕食の後、小春はすぐに千奈美を呼んだ。
(やっと洗える……)
1週間程の間、運動こそしていないが、垢が溜まっているだろう身体を清められる。千奈美は嬉しい気持ちになった。

更衣室で小春にロンパースとおむつを外してもらい、洗面台の鏡で自身の身体を確かめる。
お風呂以外ではおむつを穿かされる千奈美にとって自分の裸をじっくり見る機会は多くない。

ペンギンの様に張ったお腹は手が加えられなかった胸とほぼ同じ腹囲でアンダーバストの溝だけが唯一元の身体の標となっていた。
陰毛も尻の毛もおむつの為に完全に無毛。少し伸びた大陰唇の上部には赤く輝くクリトリスがちょこんと自己主張しているのに、ピッタリ閉じた小陰唇が見えることはない。
規格外の大きさのヒップはカポイド女性のように形だけは一級品。
後ろ姿を振り返って確かめると、尻肉はかなり上に寄せられており、お尻の穴もおまんこもハッキリ確認出来た。
(こんな身体……早く戻りたいな……)
「チー?はやくはいって!」
「う、うん」

カラリと戸を開けるとそこは大きな浴室だった。
前の家の倍はある浴室に千奈美は素直に感心する。
(すごい……でもなにこれ?)
しかし壁に突起やベルトなど見慣れないものがあるが千奈美には嫌な予感がしていた。
しかもそれは的中している。

「ふー!これあついー!」「!?」
薄着に手袋で一緒に浴室へと入る小春。
肘まである手袋はそれぞれの指に様々な形の溝や突起で装飾されている。
当然千奈美には何故小春が入ってくるのか心当たりは無い。
「な、何で居るの!?わたし一人で出来るよ?」
「なにいってるの?おまんこもおしりもふけないのに。あ、でもひとりで『おめみがき』できたらゆるしてあげようかな……できる?」
「『おめ磨き』って何……?」
「『おまんちゃん』ならわかる?」
「……?」
千奈美が何もわからなくても小春は嫌な顔もせずに「さいしょだからいっしょにやろうね」と千奈美の持っていたタオルをスッと取り上げてタオル掛けに置く。
「やっ……」
千奈美はすっかり変わり果てた身体を隠すためにその身を抱いた。
1人は裸、1人は耐水装備、2人の上下関係を教え込まれているようで千奈美は少しだけ嫌な気持ちになったが、小春が気にせず続けるので何も言えなかった。

「なんで『おめみがき』するかだけど……」
小春がつーと千奈美の一本筋のおまんこに浅く手袋の指を這わせ、リーダーにカードを通すみたいに奥から手前に引き抜く。
「おっ♡!~っ♡!」
ローションで温められたイボイボの手袋のぞりぞりとした感触でおまんこを撫でられ、最後の方でクリトリスを少し引っ掻いており、千奈美は思わず変な声で叫んでへっぴり腰で屈んでしまう。
「ほら、こんなに!」
ちょうど良く下がった視線の前に指にどっさり乗った恥垢を見せられる。
一日中おむつをし、かつ落第生身体改造の大陰唇肥大のおかげで千奈美のおまんこは常に閉じられており、歩くだけで愛液を吐き出し続けている。
その恥垢の貯まるスピードは常人の3倍はあり、毎日入浴するだけでなく、性器を開いて掃除しなければ、2日と経たず病気や異常が現れるだろう。

「ね?きたないでしょ?チーのおまんこ。まいにちおふろでおまんこあらわないとたいへんなんだって」
先生や名誉落第生から聞き齧った知識だが、小春は落第生の衛生的な問題、『おめ磨き』の重要性については理解していた。

「チーははじめてだから、ここにのったらこれをおしりにいれてね、したらこていするから」
「?……!?や、やだ……!」
浴室の壁にある球状の突起は落第生の『おめ磨き』の為の備え付け、ちょうど千奈美の尻の高さより少し上に突き出しており、その下には台座、左右にはベルト、少し離れた所には得体の知れないダイヤルもある。
きっと碌な目にはあわない。落第生特有のものは風習だろうとなんだろうと千奈美にとってはただ恥ずかしいものでしかなかった。
数少ない経験から、千奈美は既に感じ取っていたのだ。
「こら!いーかげんにしなさい!ならおかーさんにやってもらうからね!そしたらおかーさんにもみてもらうから!」
怒られてビクッと身を竦ませる千奈美は「それもやだあ……」と力無く呟く。
「ならひとりでやらなきゃ、ね?らくだいせいだからしかたないよ?はずかしくないよ?」
そんな事言われても恥ずかしいものは恥ずかしい。しかもまたお尻に物を挿れるなんて……
千奈美は暫くどうしようどうしようと幼児のように逡巡していた。
「だいじょうぶ、こわくないよ?さっきアナトレしたでしょ?きもちかったでしょ?」
千奈美は顔をカーッと紅潮させる。乙女としてそんな事実を認めるわけにはいかないが、躾係に嘘は吐けない。
だから千奈美は沈黙するしかない。
しかしその気持ちはアナトレを想像した千奈美の股から溢れて止まらない愛汁が太ももから垂れる事で、誰よりも雄弁に物語っていた。

千奈美は期待半分、渋々半分、ゴクリと喉を鳴らしてお立ち台へ乗ると、小春の用意したローションに塗れた突起に突き出した尻穴を当てると、意を決して2つの小さなコブをつぷつぷと自ら迎え挿れた。
アナトレの時の小春の指と同じような大きさの球2つ、それでもまだまだアナル初心者の千奈美には苦戦する大きさで、お尻を壁面に着けたままぷるぷると震えて動けなくなる。
「うんうん、よくできました!」
小春は左右にあるベルトに千奈美の腕を固定すると、千奈美の横にある更に小さなダイヤルを徐々に上げていく。
「……!?あっ♡!?」
1つメモリを上げる毎に壁に隠れていた突起が腸内へと滑り込んでいき、不意を突かれた千奈美は身を捩らせるが、既に両腕が固定されて動けなくされた体に入り込んだ突起は難なく肛門をするすると通過して中でとぐろを巻いていく。
「よし、と」
ダイヤルを限界まで上げ切ると、千奈美の直腸内には突起物が丸まって埋まり、腕は壁に磔にされた様に動けない。大きなお尻が邪魔をして、千奈美はおまんこを目一杯前方へと突き出す格好になった。
「あう!あ……うあ……」
Cカップのおっぱいも、ぽっこり張ったお腹も、無毛の性器も、隠す術を奪われた千奈美は内股で小刻みに足をもじもじさせていたが、そうすると体が浮いてしまい全体重がアナルに掛かる。
千奈美はすぐに台座の上で大人しくなった。

「それじゃあ『おまんちゃん』しようねー」
「あっ!!やあっ!」
小春が足元の台座を取ると、千奈美は爪先立ちになり更にはアナルが上に引っ張られる。
「か、返して!はやくう!!」
小春が用意してあった少し高い台座を2つ千奈美の両側へ置くと、千奈美もそこに足を置くしかない。

がに股でおまんこを差し出す格好の千奈美の間へ来た小春は、それでも口を閉ざす大陰唇を開いて確認する。
大陰唇、小陰唇の間には丸まった大量の老廃物がへばりついて溜まっていた。
酸っぱい様な饐えた臭いと共に、おしっこのアンモニア臭がふわりと辺りに漂い始め、その臭いは花も恥じらう女の子である千奈美にまで届く。
「わあ~いっぱいたまってる!くさいくさいだね~」
「やあ……♡!」
歳下の小春に幼児扱いされ膣からトロリと被虐の涙を溢す。自覚こそないが千奈美は羞恥するとこれ以上なく興奮してしまう性質タチだった。

「ふんふん~♪」
素手で千奈美のおまんこを広げながらもう片手でシリコンのイボ手袋をしっかりはめ直して小春は「ゴシゴシ~『おまんちゃん』♪」と歌いながら手袋とおまんこへローションを垂らしていく。
千奈美が嫌だ恥ずかしいと思えば思うほど興奮して昂ったおまんこは歌と共に勝手にひくひくと反応しだす。
ぬるぬるのイボイボの手袋を、ぬるぬるのおまんこへぬるんと軽く一擦り。
「ふひゅっ……───っ♡!!!」
期待して敏感になったおまんことクリトリスへ沢山のイボイボが一瞬で吸い付いては離れてを繰り返し、千奈美のこれまでの人生で味わった事のない程の快感が一気に脳に送り込まれる。
「ゴシゴシ~ゴシゴシ~♪」
「ひゃめへぇっ♡!!ひぐっ♡!!ひっちゃううっ♡♡!!」
「あっ、チーはおまんこでイクのダメなんだっけ。おしりにしゅうちゅうしてがまんしてねー」
「むりぃ♡!!おまんこイグっ♡♡!!!おまんこおっ♡♡!!!」
「もー、しょうがない……いまだけだよ?イッていいからいっしょにうたってねー」
アナルの異物感など忘れてしまう程の刺激に千奈美は目を剥いて幼児の様な歌を歌う。
小春は千奈美が歌う間だけ手を動かしてあげた。
「ゴ、ゴシゴシ~♪♡ゴシゴシ~♪♡お、おま……『おまんちゃん』♡♡♪イッ♡!」
「?イはないよ~?ほら『きちゃないまんまん♪キレイキレイ♪』」
「きちゃない……まんまん♡!キレイ……いぅっ♡♡キレイ……♡!」
「はい『イクのはおしり♡♪キレイはまんまん♡♪』」
「イ、イクのはお尻♡♪キレイは……まんまん♡♪!」
「はい、もういっかい」
小春がダイヤルのロックを解除すると、腸内の突起はゆっくりと千奈美の肛門を広げながら元に戻っていく。
連なった球が通る度に千奈美はアナル絶頂を無理矢理思い出させられた。
歌っている間、情け容赦のない苛烈な『おめ磨き』が行われ、千奈美は涙と鼻水と愛液で全身汁まみれだ。
(お尻が変っ♡♡!!早くおまんこイカせてぇ♡♡!!)
小春の辿々しくも絶妙な擦り方は千奈美が絶頂する寸前に弱まってはまたいきなり動かし始める。まるで焦らしているかの様に。
「そのちょうし!『イクのはおしり♡♪キレイは~?』」
「「『おまんちゃ~ん♡!』」」
(イッッックぅっ♡♡!!!!)ぷしぃっ!
一際大きな球がアナルを通過する際、大きな掛け声と共に千奈美は図らずも小春の顔にイキ潮をぶっかける。
「きゃあ!」と叫び声がするものの、千奈美は小春にかまけている暇もない。
歯を食いしばって台座から落ちない様に足を踏ん張らなければまたお尻で身体を支える事になってしまう。
真っ白になった頭でピクピクと痙攣する千奈美の顔を義妹が覗き込む。

「はじめての『おまんちゃん』だから『きねんさつえい』ね。チーわらって~?」
全てを丸出しにして広げる千奈美の前で可愛くポーズを取る小春をデジカメが記念に残す。
妹との主従関係を理解らされた千奈美のお尻から最後の突起がぬぽんと抜けて、溜まっていたローションが間抜けな感じでヌトヌトと溢れ落ち始めるのだった。

『おめ磨き』、幼児語では『おまんちゃん』と呼ばれる。
柔らかい山羊毛のブラシを取り付けた棒や椅子におまんこを擦り付けさせたり、小さなブラシで時間をかけて丁寧に取る。
おまんこでの絶頂を避ける為にもアナルへの刺激を続けながらさせる必要があり、ローターやアナルプラグ、アナルビーズを引っ張ったり左右に制御しながらおまんこの動きを制限し、腰の動きをコントロールしながら行う。

幸せそうに顔を歪ませる千奈美の顔を無理矢理自分の方へと向かせた小春は
「これからはおまんこでイクのはダメだからね?しっかりがまんすること!」と強く命令した。
小春の方針は少しスパルタだ。
本来ならば1,2ヶ月は許される性器での絶頂を初日から禁止された千奈美は、アナトレに慣れるまで悶々とした日々を過ごす事になるだろう。

───

寝る前、千奈美専用のオマルが用意されていたが当然千奈美は拒否した。
初日ならば無理もない事と思うだろうが、落第生にとっては致命的である事もわかっていただけるだろうか。

「チー、しっこしないとおねしょするよ!すわりなさい!」
「い、嫌よ!嫌!おねしょなんてしないもん!」
「こら!チー!」
トイレを使えない千奈美は専用のオマルで用を足す必要があるが、まだまだ精神が落第性になりきっていない千奈美はオマルの使用など到底出来るものではない。
だが慣れないと使えないのも事実であり、進級の為の条件でもある。
躾係である小春はこれからの事を考えても千奈美に早くオマルおしっこに慣れて欲しいのだが……
「まあまあ、恥ずかしいんでしょう。でもあんまりおむつにお漏らしすると、ずっと進級出来ませんよ」
お義母さんが間に入ってくれて、やっと眠りにつく事が出来た千奈美だったが、その日の夜に盛大におねしょしてしまう事により、たった一時の尊厳を選んだ事を翌朝になってから後悔するのだった。
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