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3話 むつき幼稚園入園参観+オマル

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バタバタ!
「あっ!こらチー!だめでしょ!」
施術明けの翌朝、千奈美はさっそく抵抗していた。
どんなに隠しても臭いのおかげで失敗はすぐにわかるものの、小春にお世話されるという状況が嫌な千奈美はおむつを中々脱がさせない。
前日はまだ朦朧としていた千奈美だったが、今回はそんなことも無い。
(フン!こんなおむつなんて!)
ベビーベッドの柵が降りた瞬間に小春の横をすり抜けてトイレに行こうとしたものの、おむつの中の剥き出しのクリトリスがそれを阻む。
「あっ♡!くぅ……♡!」
たった二歩、足を踏み込んだだけで、千奈美の大陰唇は間にあるクリトリスを極めて効率良く扱いて機動力を削ぐものの奥歯を噛み締めて何とかつんのめりながらどたどたとトイレの前まで辿り着く。
(や、やった!はやく……って何これ!鍵が……!)
内股になってトイレのドアを開けようと奮闘する千奈美だが、錠前で施錠されたドアはビクともせず、後ろからの「チー、めっ!でしょ」と言う小春の声で振り返る。
トイレの鍵をくるくると手で回している呆れ顔の小春は続けて言った。
「チーはもうおトイレはつかえません。らくだいせいなんだから」
「お、お願い!開けて!これじゃあおトイレ出来ない……!」
「だから、つかえないんだってば!つかっていいのはあたしとママだけ!おそとでもますたーきー?がいるんだから!」
「だってそんなの鍵を開けてくれたら……!」
「もー!」
せっかく小春が躾係として姉として優しく注意しているのに全然話を聞かない。
懲りずに何度も同じ言葉を繰り返す千奈美に業を煮やした小春は、千奈美の穿いているおむつをロンパースの外せる股部ごと足下まで引き下げた。
「ひゃあああ!!な、なにを……!?」
小春はまだ湿り気のある大きなお尻を容赦なくぎゅうっとつねった。
「ひゃいたあ!?や……やめて小春!!」
小春の手から逃げようと足を出す千奈美だが、開かないトイレに阻まれてしまう。
あんなに入りたかったトイレのドアは冷たい壁となり千奈美に門戸を開くことはないといった風に完全に拒絶していた。
「小春……やめ……!」
「ん!」
小春は首に下げたリングをドアに押し付けられて爪先立ちの千奈美の顔に突き付ける。
その意図は誰でもわかるだろう。
「お……おねが……」
「ん!」
変わらない返答、小春は千奈美が理解してトイレを諦めるまでやめるつもりはない、きっと日が暮れてもこうやってし続けるだろう。
千奈美が折れない限り。
「ーっ!ご、ごめん!!ごめんなさい!!」
リングと共に現実を突き付けられた千奈美はほんの4歳、まだ小さな小春に恐怖し、ドアに密着させられて目に涙を浮かべて謝罪した。
そして、落第したこと、嫌いな義妹が躾係なこと、落第生用の大きなお尻に身体改造されたこと、トイレを使えないことを、否応なく思い知らされる。
そんなのは嫌だと感情的になって力んだ時、まだ膀胱に残っていたおしっこが少しだけツツーと漏れ出て足を伝っていったが、千奈美はそれに気付きもしなかった。

それを見て小春はようやくお尻を抓っていた手を離す、
「ばつとしておむつなしでごはんだからね、いい?」
「…………はい……」
ショックでヒリヒリするお尻を隠すことも出来ない千奈美は小春に手を引かれるまでドアの前から動けなかった。
ドアに手を突いて爪先立ちになる千奈美を後ろから見ると、その屈辱からかアナルをヒクヒクさせ直後におまんこからとろりとした液をおねしょで汚れたおむつにポタリと落とすのだった。

───

小春におねしょでパンパンになったおむつを剥ぎ取られお尻を剥き出しにさせられて、言うことを聞くまで丸々としたお尻をつねられたら従わざるを得ず、汚れたお尻のままで椅子に座らせられる。
多少防水性のある革が使われているおかげで椅子はそれでも綺麗なままだ。

『ピンポーン』
「あら、もう届いたのね、思ったより早かったわ」
「?」
孝子がいそいそと玄関に行き郵便物を受け取って帰ってくると段ボールを開いて2人に中身を見せた。

「ほら、千奈美ちゃんの下着で作ってもらった涎掛け!他にもおむつカバーとか色々あるわね~」
孝子にその中の黄ばんだ涎掛けを着けられる。
「ほら見覚えあるでしょう?今まで千奈美ちゃんが使ってたショーツのクロッチ部分を使った涎掛けよ。たくさんおチビリしてたのねぇ、うっすら黄色いのは千奈美ちゃんを助けてきた証ね……!うん!とっても可愛いわ~!」
「う……や……やだぁ……!」
色とりどりの布おむつカバーや涎掛けに既視感を覚える。
千奈美にはレースなどの刺繍飾りには見覚えがあった。
これまで使ってきたお気に入りのブラジャーもショーツも全て布おむつカバーや涎掛けにリメイクされてしまったのだ。
孝子の「心配しなくても返してくれるわよ」とは『こうやってリメイクされて返ってくる』ということだったのだ。
着る服も下着もない千奈美にはこの家から出る選択肢は最早潰えていた。
あるのは着るどころか触るのも憚られる落第生用の服だけ……
「うう……こんなの……」
慎ましくおまんこを包んでくれていた布がこれからは涎を受け止めるだなんて寧ろ悍ましい。
全然そんなことはないのだが、顔のすぐ下に自らの性器の存在を感じるくらいだ。
歴戦のショーツはこれからも千奈美を助けるだろう。今度は上の口から溢れる体液を吸収するために。

昨日と同じお下がりの哺乳瓶には完全栄養ミルクが注がれていたが千奈美は勿論嫌がった。哺乳瓶を使うだけならまだしも妹の唾液の染み付いた哺乳瓶なんて使いたくはない。
しかし小春に「チー!」と凄まれるだけで萎縮してしまい、仕方なくおしっこ塗れの下半身を晒しながら乳首を吸って飲んでいく。
完全栄養ミルクの味なのか、はたまた哺乳瓶の所為なのか、千奈美は鼻に抜ける独特な風味に少し嘔吐きながらも飲み切った。
しかし不覚にも少し飲み溢してミルクを付けた千奈美の口を小春は見逃さなかった。
「チー、ミルクついてる。ふきふきしようねー」
「!?や、やあ……!んーー!!」
黄ばんだスタイで唇を拭かれ千奈美は咄嗟に息を止める。
「くふふふ……!」
「……?」ぷる……ぷる……
小春は口元を拭き終わっても涎掛けを退けてくれない。千奈美は呼吸出来ずにぷるぷると身を震わせた。
「チー、おかおもよごれてるねー?」
小春はわざとスタイの間近で呼吸させようとしていた。
千奈美は涙目になって小春へ懇願の視線を送るものの、小春はにこやかに笑って顔や口を拭いている振りをし続けた。
稚育アニメの影響で躾係への反抗が無意識に抑えられている千奈美には力で抵抗する事など考える事もない、数秒もすれば……
「う……ぷはっ……すぅー……はぁー……すぅー……」
小春の思い通り、千奈美はスタイの、黄ばんだショーツのクロッチ越しに呼吸をさせられる。
綺麗に洗ってあったとしても、まだ落第生に成り立ての千奈美では到底許容出来る精神も持たない。
なので……
じょ……じょわわ……
洗ってあるとはいえ、自分のショーツを嗅ぎながら、こうして無様におしっこを漏らしてしまうのだ。
口元だけでなく顔全体を満遍なく拭かれ、千奈美はしばらくの間放心するしか無かった。
力無く開いた口から垂れる涎を涎掛けが自信満々に受け止めていた。


最悪な食事が終わり、ベビーベッドに戻された後もこんな格好は嫌、お願い、はやく普通の格好に戻して欲しいと千奈美が言っても、孝子も小春もその心からの懇願をハイハイと受け流すばかりでまともに取り合おうともしないのだった。
下半身がおしっこに塗れたままの落第生の言うことなど話半分どころか5%にだって値しないし、孝子に至っては千奈美が何を言っているかも殆どわからない状態だが千奈美がそれに気付くことはなかった。

「もー、うるさいなあ!」
煩わしそうに小春がベッドの柵を下げる。やっと聞いてもらえる!と嬉しくなったのも束の間、「ほら!はやくきがえて!」と小春が渡したのは昨日も見せられた幼稚園の園服だった。

お義母さんが洗濯してくれていた園服はパリッとノリが効いている。
しかし遠目にはわからなかったが、その丈は短くギリギリおへそが隠れるかというくらいだ。そして年頃の娘が似つかわしくないものを着ているというのに孝子は上機嫌。
「千奈美ちゃん、凄く似合ってるわ。これからは幼稚園で色んなこと頑張りましょうね」
「そ、そんなあ……!」
(ううっ……隠さないと全部見えちゃう……!)
幼稚園の制服を着せられた千奈美は必死に20cm弱しかない小さなスカートでお股を隠そうとしていたが、大きなお尻が引っかかって前も後ろも丸出しだ。
「うんうん、せいふくかわいいね!はい、おむつするから『ころん』して~」
「うう……や、やっぱりいやあ!わたし……お漏らしなんてしないよぉ……!」
今日こそは屈したりしないと昨日決めたのだ、まだまだ懲りない千奈美はやっぱり説得しようとするも
「こ~ら!『ころん』しないとおむつできないでしょ!はやくしないとちこくしてたいへんだよ!」
「うう……」
怒られた千奈美は先程の小春の迫力を思い出すと、観念して小春の前に汚れたお股を差し出した。
(またクロッチ越しに呼吸させられたら……嫌すぎる!)

小春が選んだおむつはテープタイプの紙おむつ。
(パンツタイプなら自分で穿けるのに……なんでパンツタイプじゃないのお……)
「ほ~ら!どうするんだっけ?」
「うう……」ころん……
脚をきちんとM字開脚しないとおまんこが中までしっかり拭けない大陰唇調整を受けた千奈美は羞恥に身を焦がしながら寝転ぶと自ら膝の裏を保持。
小春に『ころん』と言われたらこの格好を維持しなければ稚育アニメの影響で性器やお尻を拭けない身体の千奈美はおまんこもお尻もおしっこで汚れたままだ。
しかしこんな事をしてもそれでも一本筋の形を保っているのは大陰唇調整による肥大のお陰だ。千奈美のおまんこは常にクリトリスの先端だけが覗き、肉厚の大陰唇は接着でもされたかのようにその口を閉ざしている。
以前と違い朦朧としていない千奈美は羞恥と屈辱感で頭が変になってしまいそうだったが、
「そうだよチー、『ころん』はそうするんだからね……よしよし……ふきふきしてあげる♪」
「ん……くう……♡」
ウェットティッシュでおまんこをなぞられ、身体全てが幼児化させられている千奈美が鼻に掛かった艶声を上げ、唯一その刺激だけで元の18歳の自分を思い出せるが、思い出せない方が幸せな事を千奈美はまだ分かっていない。

「ここをこう……よし!じゃあたっちしてみて!」
立たせられて姿見を見ると、スカートが短すぎて丸出しになった紙おむつを晒す千奈美が映っていた。
スカートだけでなくスモックも丈が短くおへそがギリギリ隠れるくらいで、スカートに至っては前からも後ろからもおむつを全く隠せない。何も穿いてないのと同じくらいの短さだ。
クリトリスの気持ち良さで発情しっぱなしの身体の所為で眉を顰める。まるで鏡に映るのが自分ではないかの様に錯覚してしまう程だがそれが逆に現実感を帯びていた。
しかしこれでは常に隆起した乳首が園服を押し上げているのがはたから丸見えだった。

「ブ、ブラは……?」
「あ!ごめんねチー、はいこれ」
渡されたのはただのテープ、いや……シール?
「こ……これは……?」
「あ、ばんそうこのがいい?」
「そうじゃなくて……」
「そう?じゃ、はってあげるねチー、はいペタ~」
スモックを捲り上げられ乳首にペタリとシールを貼られる。
「ひゃうっ!?」
「チー!へんなこえださないの!」
「だ、だって……」
「ほら、スリスリしたらピッタリくっつくよ。チーはこどもだからおとなみたいなブラジャーはしちゃいけません」
「あっ♡やっ♡そんなぁ……」
乳首に貼るニップレスか絆創膏、それが千奈美のこれからの下着なのだ。

玄関にも新しいお靴が置いてあり、幼児の好きなポンキュアの靴だった。
「チー、あんよあげて。……わあ、かわいい!」
履かせてもらった靴は踏み込む度にプープーと可愛く鳴って千奈美の居場所を常に周りに教えている。
(こ……こんな恥ずかしい靴……!)
しかし靴さえも処分され、千奈美が履ける靴はもうこれ一つしかない。
ポンポン付きの真っ白な靴下はポンキュアの幼児靴と合わさって千奈美の増大された幼児性を100%引き出しており、足周りだけ見ればもう完璧な幼児だ。

園帽を被せられ、『ちなみ』ちゃんと書かれたチューリップの名札をちょうど心臓の上に針を通す。ひんやりした鉄が微かとはいえ胸に当たると言いしれぬ悪寒がして千奈美は身体をぶるりと震わせた。
最後に用意された登園用リュック鞄を背負わされる。
ランドセルに似ていて、中には落第生に必要な物がわんさと詰まっており、下部の留め具の所にファー付きの手錠が揺れていた。
稚育アニメが効きの悪い反抗的な落第生は手錠で拘束されながら登園するし、他にもお仕置きに使われることもある。

ようやく準備が整った。
これがむつき幼稚園での落第生年少組の登園スタイルである。
・園帽
・チューリップの名札 『ちなみ』ちゃん
・園服(ぽっこり下腹は隠さない)
・スカート(規定により膝上25cm)
・登園用リュック鞄(落第生に必要な物入り)
・ぽんぽん付き靴下
・幼児靴(ポンキュア)
下着
・おむつ
・ニップレス(もしくは絆創膏)

カシャッ!
「うっ!」(眩しい!)
実に可愛らしい格好になった千奈美を小春はデジカメで写真を撮った。
「あたしも『むつきようちえん』かようんだ。いっしょにいこうね」
ポンと腰のあたりに手を置かれた千奈美が少し重心を動かすと、可愛い靴がプー……とか細い声で儚げに鳴いていた。

───

徒歩圏内だが初登園なのでとりあえず今日のところは小春と共にお迎えのバスに乗る。
千奈美は少しでもおむつが見えない様にとお股を押さえて慎重にバスに乗り込む。周りの席は全て同じ様に園服を着た少女たちとその躾係だった。
乗客全員が新しく乗車してきた千奈美と小春に目を注ぎ、小春だけが礼をした。
ひそひそと噂話が聴こえる。
「え?あんな小さな子が……」
「本当に……?」

しかし当人である千奈美にはそんな事にかまけている余裕は一切無く、プープーと靴が可愛い音を立てては居るものの、その見た目の滑稽さに反してクリトリス刺激によりやっとの事で歩いていた。
おむつの中ではおまんこが蕩けて愛液が止め処なく吸収されている。
落第生特区であろうとも、周囲の誰もが千奈美が、世の落第生がこんなにも過酷なものだとは夢にも思っていない。
これが落第生になるという事なのだった。

「みんなチーとおんなじだね」
小春がぽそぽそと内緒話をした。車内はこしょこしょ話で満たされており、女の子特有の甘い匂いが充満して、それに混じってツンとしたアンモニアの臭いと僅かに消毒液の臭いもする。
やあやですれ違った顔も散見されたが、千奈美も他の落第生も麻酔で施術を受けて朦朧としていたので気付くことはなかった。

幼稚園に到着するとほとんど全員が躾係にしがみついたり寄りかかる様にして教室まで移動した。
俯いた顔は紅潮してお尻を突き出したへっぴり腰、脚に関しては自然と内股になるものの、それでは自らの陰核への刺激を逃すことができない為、それに気付いた者はがに股になり、すり足しながらゆっくり移動している。
それでも慣れるまではクリトリスへの刺激が和らぐことはない為、あくまで無駄な足掻きではあるが、落第生が入園する時期によく見られる季節の風物詩だ。

「は、あ!はあ!くうっ♡!」
プープーと鳴る靴が可愛く、よちよち歩く微笑ましい光景とは裏腹に、おむつの中はネトネトした愛液でコーティングされたおまんこの土手肉で自らの陰核を擦り上げているため、常に絶頂の危険があり、もしも絶頂したならしばらくは動けないだろう。

ゆっくりと動く落第生の横を小さな影が元気に通り過ぎていく。
このむつき幼稚園に通うお兄さんお姉さん達である。
『躾保育』課程の落第生とは違い、本物の3~5歳の幼児達だが、全員無邪気に笑顔で走り回ったりおしゃべりしたりと元気そうだ。
「あ!あたらしいこたち!」「ほんとだ!おむつ!」
「「なつかしいー!」」
そして落第生年少組は全員彼らよりも歳下として扱われる。一回進級して初めてやっと彼らに人間性を認められるのだ。

どの子も落第生の何倍も速く走って幼稚園へと入っていく。
落第生は脂汗を出しながらその跡を追っていくのだった。

多大な時間を要し全員が幼稚園に着くと説明会が始まった。
「皆さんは今日からこのクラス、むつき幼稚園女子落第生年少組のお友達です、日々健全に仲良くしましょうね」
先生は軽く挨拶した後、自己紹介も程々にして前方にオマルを1つ置いた。
「まずはオマルの使い方から始めますよ」


───

「こ、こんなの嫌ぁ……!」
「普通のおトイレでさせてぇ……!」
「お願い……見ないでぇ……」

「躾係の皆様、今は嫌がって中々出来ないでしょうが心配しなくても大丈夫。本格的におむつをし始めたら、自分からどうかオマルでさせて下さいって言うようになります。言えた時はしっかりオマルでする所を見て、褒めてあげて下さいね」
オマルに何人もの小水が貯められていき、落第生のトイレは共用だと暗に伝えている。
「やった……!オ、オマルつかわせてください……!」
中には嫌がらない子も居たが、彼女達はお漏らしの回数が多く進級出来なかった落第生で、オマルを使えることに寧ろ喜んでいる。

何人か終えると千奈美の番が回ってくる。
人前での排尿……千奈美は落第を申請したあの日を思い出していた。
今思い返せばあれはこの予行練習と言えなくもないものだったのだ。

「ふ……くうう……」
チョロ……チョロ……
オマルは特製で、取手をしっかり握らないと開かない。千奈美はその幼い子供の様になった性器を隠すことも許されず人前で排尿していく。
放尿し始めて暫くするとようやくぴっちりと閉じたおまんこの僅かな隙間からおしっこが溢れ出し、ポタポタと数分間掛けてオマルへ落ちて他の子のおしっこと混じり合っていく。
勢いが弱くなると小川の様な筋を一本また一本と枝分かれさせながら増えていき、お尻の穴や臀部を満遍なく濡らしていった。
死ぬほど恥ずかしく、早く早くと心の中で何度も唱えたが、反しておしっこは緊張のためか中々出切らなかった。
オマルへの抵抗感を無くすためにほぼ全員が順番に小水をしている最中だが、全員が涙を堪えながら羞恥に耐えているのがわかる。
それもその筈、後ろには幼稚園の先生がもう1人、落第生の皆、それぞれの躾係の計30人以上がたった一人の排尿を見守っているのだ。
無防備な排尿を晒す緊張と極度の羞恥で、千奈美は大きくされたお尻をぷるぷると震わせて中々出ないおしっこに時間を掛けていた。
千奈美を含めた落第生全員が背後からの無言の『この子まだおしっこ終わらないの』という圧を心が壊れる寸前まで受けた後、保護者代わりの躾係の人にお尻を拭いてもらい、隣で寝転んで大きく開脚して紙おむつを着けてもらうのだ。
小春は千奈美のびちゃびちゃのお尻を綺麗にし、おまんこを少し開きながらペーパーで中に溜まったおしっこを吸い取って捨てた後、オマルの隣でまんぐり返しする千奈美に紙おむつを見せつける。
「チー、『ころん』だよ、おむつしいたらおしりおろしていいからね?」
「ふひゅっ♡!?」
おむつを敷いてからぴたぴたとクリトリス付近をウェットシートで拭かれるだけでビリビリと快感が迸り、おまんこからねぱっと愛液が糸を引く。
しかしこれまでの落第生は全て顔を赤くして泣いてるだけなのに対し、千奈美だけは気持ち良さそうに歓喜の嗚咽を漏らす。
「んっ♡んうっ♡」
千奈美は恥ずかしくなって咄嗟に漏れ出る喘ぎを口に手を持ってきて抑える。
千奈美は羞恥の炎に焦がされながらこんなこと早く終わってと、小春の言うなりに環視の中で脚を持ちお尻を浮かせ、紙おむつを着けてもらうのだった。

「うっ……うっ……!」
「やだぁ……!」
他の子がさめざめと泣いているのを見て出番の終わった小春が「チーはあんまりなかなくてえらかったね」と頭を撫でる。
「……」
あまり千奈美の事を褒めない小春に褒められるのは素直に嬉しいものの、そんな事で絆されそうになってる自分が嫌で、千奈美は撫でられつつも何も返事を返さなかった。

最後の子が涙ぐみながら躾係におむつをつけてもらうと、遂にそれが始まるのだった。
「それでは全員のちっちが終わったので、『アナトレ』の説明をします」
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