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第零話 ぷろろーぐ

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 デロデロデロデロデロリン

 おきのどくですが ぼうけんのしょ 1ばんは きえてしまいました

 おきのどくですが ぼうけんのしょ 2ばんは きえてしまいました

 おきのどくですが ぼうけんのしょ 3ばんは きえてしまいました



 テッテレテレレレテッテ…

「ちょっと!おかしいでしょ!」
 少年が正面に机を挟んでドッカリと偉そうに座っている男に声を荒げる
 いや、男というのだろうか、どちらとも取れる端正な顔立ちをしている。
「え~別にぃ~そういうのキョーミないし~」
 一拍おいて言われたその言葉に少年はイラッと来たようだ。
 手に持っている紙をその男に投げた。当然のように男は避ける。
「ちょっと~エトちゃんやめなよ~」
エト、と呼ばれた少年は、がっくりとしたようにいった
「それもこれもぜ~んぶ貴方の責任ですからね!一体どれだけ職務が溜まってると思っているのですか!いかに絶対神といえど、こんな態度だと、他の部署から苦情きますよ。ってゆうかもうきてるんです!!!
まったく…貴方の部下である私達のこともちょっとは考えてくださいよ…」
 そう、眼の前の男は神であった。
 しかも、神を統べる神、絶対神である。この広い天界において、絶対的な権力を持っている。
しかし、部下は少ない。
何故か?この男一人で十分だからだ。

話に戻るが、前の男は聞いてないようだ。すると、突然
「というか、エトちゃん。君に辞令がでてたよ」
「はぁ?」
「…」
「…」
 エトはんぐりと口を開けて、棒立ちになっている。
「行き先はコードAB-98 惑星アレグリアだ。」
 それでも少年が棒立ちなので男は、
「ほら、行かないと。」
 と急かす。しかし、
「いや、ちょっとまってくださいよ。え?僕が左遷??」
「いーや。遠征らしいよ。」
「なんですって?」
「現地に行ったえ~っと…ニ…ニホンジンがやらかしたらしいよ。それの尻拭いってとこかな。」
「はぁぁ~!?いや、その惑星のこととか、具体的な内容は??」
「まっ、あとで送るらしいから、気にすんな!」
「~!!!!」
男はそう言うと、少年の肩に手をかけた。
白い光の中に少年が包まれていく。
「あっ!大事なこと言い忘れてたけど…………」
そこからあとは聞こえなかった。
こうして、社畜天使、エトランセ・グラニクルのひとり旅(?)がはじまるのであった。





???:????
誰も知らない、空白の空間で一人の男がつぶやく。
「エトランセ…」
そうすると、男は暗闇の中に消えていった。

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初投稿です。まだナマイキな世間知らずの中学二年生が書いた文章なので暖か~い目で見てくれると嬉しいです。
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