僕達の道は間違っていないのか

僕達の道は間違っていないのか１巻

僕達の道は間違っていないのかそんな考えを俺はよくする

そんな道を今日も歩くそうすると、まだまだこれからだな、と思い知る

（バシッ！
痛い･･･もう誰がやったかはわかってる

おはよー！飛鳥！

こいつは佐伯美香
なぜか小学生からずっといっしょだ、明るくてバカ運動以外何も出来んそれがこいつ

美香）んー？どしたー？

飛鳥）痛いな･･･なんで叩く必要があるんだ、

美香）えーっと･････････特に意味は無いね！

飛鳥）ならやめろよ！

美香）えー･･･うーんわかった

飛鳥）はぁ･･･バカだなぁ

美香）ありがとー！

飛鳥）褒めてねぇよ！！

美香）えぇ！？

飛鳥）はぁ･･･

美香）あ、嶺ちゃんだ！

飛鳥）嶺か･･･けど、今本読んでるからやめ･･･

美香）れぇぇぇぇいちゃぁぁぁぁん！

（バシィン！）
嶺のチョップが入る

美香）痛いよぉ！なんで！

嶺）ごめんなさい体が勝手に･･･

美香）勝手に！？すごーい！

嶺）･･･あなたはほんとに感心するほどバカね

美香）えぇー！褒めすぎー

嶺）褒めてないわよ

飛鳥）それはいいとして･･･駅に行くぞそろそろ電車来る

美香）はーい！

嶺）そうね、行きましょ
 
飛鳥）･･･

嶺）あ･･･

飛鳥）どうした？

嶺）電車に乗るためのお金を置いてきてしまったわ･･･

飛鳥）貸してやるよ

嶺）い、いいわ

飛鳥）いいから、ほら

嶺）あり･･･がと

飛鳥）いいよ

ガタンガタン･･･ガタンガタン･･･

嶺）･･･

また本を読んでる

美香）ねぇねぇ！嶺ちゃん！何読んでるの？ねぇねぇ！

よく耐えるな感心してしまった

嶺）･･･

美香）あれ？聴こえてないのかな

美香が息を思い切り吸う
嫌な予感がするな

飛鳥）･･･！や、やめ！

美香）れぇぇぇぇいちゃぁぁぁぁん！

嶺）･･･んっ！

バシィン！
いいチョップだ

美香）いったぁぁぁい！

飛鳥）･･･こいつは･･･

涙目で嶺を睨みつける美香

美香）ひどいよぉ

嶺）聴こえてるわよ

美香）ならなんで返事しないの！

嶺）うるさいからよ、

美香）酷い！

飛鳥）おい、着いたぞ、降りろ

嶺）えぇ

美香）はーい

また･･･１日が始まった･･･1歩歩むんだ、

いつも通りの･･･