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メスイキへの道
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だが一度自ら口にしたことには責任を持つところがマサのいいところだ。
もう抵抗をする気も、文句を口にする気もないのかされるがままになっている。
反抗的な態度も素敵だが、目の光を失ってされるがままになっているマサもまさしく理想のペットらしくてかわいい。
どちらにしてもマサはリンクにとって最高のペットなのだ。
「それでね、僕が思いついたいいことっていうのがね」
マサは何も言わずリンクを見ている。
リンクはその視線が続きを話せということだと理解し、続きを話し始めた。
「君に子宮を埋めたいと思ったんだ。そしたら君も妊娠できる。人間という生物の喜びをさらに深く感じれると思わないかい?」
雄なのに妊娠できるって素晴らしいと思わないか、その偉業をぜひ君に達成してほしいんだよ。
キラキラという顔でそう告げるリンクにマサは改めてこの変態は救いようがないと悟った。
何が喜びだ。それで俺が喜ぶとでも思っているのか?
そんなもの、てめぇの腹にでも埋めてろ。
そう言いたかったが、言っても無駄だと思ったので口をつぐんだ。
そして人間の男性に子宮を作るなど身体構造上無理だとわかっていたため、ただの世迷いごとをまたわめいているだけだと結論付けた。
「本気にしてないだろぉ、マサぁ、確かに本物は無理だ」
リンクは自分で言ったことを自分で否定し始めた。
結局何が言いたいんだ?こいつは。
マサは考え、そして「結局こいつのことを理解することなど不可能」といつもと同じ思考に落ち着く。
「でもね、『疑似子宮』というものがあってね。これを付けると女性のようにポルチオでのオーガニズムを感じれるようになるらしいんだ。つまり連続イキができるようになるらしいよ」
結局はこれだ。
この男のセックスに対して非常に強い関心を持っている。
だからセックス中に俺をどれだけいじめることができるか、ということについて(無駄な)あくなき探求心と知的好奇心を発揮して迷惑な方向に進んでいく。
マサは本当に面倒になった。ただただ単純に嫌悪感を感じた。
「でもね…」
リンクが声を落として残念そうにつぶやく。
「この疑似子宮を手に入れることは本当に難しい。この僕でさえ難しいんだ」
しょんぼりとおもちゃを買ってもらえない子どものようにつぶやいた。
マサは思わずほっとする。
これ以上体を改造されたら、ここから出た後で日常生活に戻るのに大変な苦労をしなければならなくなるだろう。
「だから、今日は男性でもできる”ポルチオセックス”をしようね」
ニッコリと笑う美しい男を見て、マサは「天、二物与えず」のことわざは本当だと思った。
(これだけ見目がよく、高い頭脳と技術を持っているにも関わらず、人間性のひとかけらも持たないような人間も珍しいだろうが)
エロ入りまーす。
「…うぅ、ふぅ♡ふっ、ふぅ♡あ、ぁん♡」
リンクはマサを仰向けにさせ腹あたりにホットタオルをかぶせ、じっくりじっくりとマッサージをしていく。
背中にもホットタオルを敷いてあるのでぽかぽかと温かい。
円を描くように柔らかく、優しくお腹をもみほぐされていく気持ちよさに、頭がぼんやりとしてくる。
「気持ちよくなってきたね。ほら、もっとリラックスして」
ジンジンと体の芯からほぐされていく。水に漂っているようなふわふわとした浮遊感を感じる。
「…ふっ♡、くぁっ♡!」
へそのした、左側あたりを手のひらでズズズ♡と軽く押し込むように押されたときに、マサはきゅん♡と思わず尻の穴を収縮させてしまう。
じわじわとやわい快感が広がり、下腹部に血液が集まっていく。
「何?お腹マッサージだけで感じたの?」
にやにやと見下ろすリンクの視線から逃れるように顔をそむける。
見えなくてもいやらしくにやにやと笑っているリンクの顔が目に浮かび、少々むかむかと腹が立ったが、せっかくのプロからの(産婦人科医だからプロだろう)マッサージに水をさしたくなくて、押し黙って目をつむった。
「今度はうつぶせになってください~~」
と言うか早いかタオルを取り去り、ごろんとマサの体をうつぶせにしてしまう。
裸なのですべて丸見えなのが居心地悪くて、少し腰を揺らして場所を整えた。
「じゃあ、ホットローション使いますね~~、ぬるぬるにしちゃいますね~~」
普通のローションを使ってくれたらいいものをわざわざ媚薬だと言うことで、リンクがこちらの反応を煽る心づもりなのはわかっている。
びゅっ!ぶちゅっ!びちゃびちゃびちゃ♡♡
「…っふ!♡」
値段は知らないが高いローションを豪快にマサの体にコーティングしていく。
冷たい液体をいきなり背中から尻にかけてかけられたマサはびくっとして声が出かかったが何とか耐える。
そこはあっためておけよ。
変なところで雑さを発揮するから困る。
リンクはマサの体が好きだ。
適度についた無駄のない筋肉。女のように柔らかすぎず、しかし、硬すぎず柔軟で張りがある。少し浅黒い肌。
そしてすーっとすべる滑らかな触感。
サイズ感もちょうどいい。まぁちょっと肉を付けてもいいな。
もう抵抗をする気も、文句を口にする気もないのかされるがままになっている。
反抗的な態度も素敵だが、目の光を失ってされるがままになっているマサもまさしく理想のペットらしくてかわいい。
どちらにしてもマサはリンクにとって最高のペットなのだ。
「それでね、僕が思いついたいいことっていうのがね」
マサは何も言わずリンクを見ている。
リンクはその視線が続きを話せということだと理解し、続きを話し始めた。
「君に子宮を埋めたいと思ったんだ。そしたら君も妊娠できる。人間という生物の喜びをさらに深く感じれると思わないかい?」
雄なのに妊娠できるって素晴らしいと思わないか、その偉業をぜひ君に達成してほしいんだよ。
キラキラという顔でそう告げるリンクにマサは改めてこの変態は救いようがないと悟った。
何が喜びだ。それで俺が喜ぶとでも思っているのか?
そんなもの、てめぇの腹にでも埋めてろ。
そう言いたかったが、言っても無駄だと思ったので口をつぐんだ。
そして人間の男性に子宮を作るなど身体構造上無理だとわかっていたため、ただの世迷いごとをまたわめいているだけだと結論付けた。
「本気にしてないだろぉ、マサぁ、確かに本物は無理だ」
リンクは自分で言ったことを自分で否定し始めた。
結局何が言いたいんだ?こいつは。
マサは考え、そして「結局こいつのことを理解することなど不可能」といつもと同じ思考に落ち着く。
「でもね、『疑似子宮』というものがあってね。これを付けると女性のようにポルチオでのオーガニズムを感じれるようになるらしいんだ。つまり連続イキができるようになるらしいよ」
結局はこれだ。
この男のセックスに対して非常に強い関心を持っている。
だからセックス中に俺をどれだけいじめることができるか、ということについて(無駄な)あくなき探求心と知的好奇心を発揮して迷惑な方向に進んでいく。
マサは本当に面倒になった。ただただ単純に嫌悪感を感じた。
「でもね…」
リンクが声を落として残念そうにつぶやく。
「この疑似子宮を手に入れることは本当に難しい。この僕でさえ難しいんだ」
しょんぼりとおもちゃを買ってもらえない子どものようにつぶやいた。
マサは思わずほっとする。
これ以上体を改造されたら、ここから出た後で日常生活に戻るのに大変な苦労をしなければならなくなるだろう。
「だから、今日は男性でもできる”ポルチオセックス”をしようね」
ニッコリと笑う美しい男を見て、マサは「天、二物与えず」のことわざは本当だと思った。
(これだけ見目がよく、高い頭脳と技術を持っているにも関わらず、人間性のひとかけらも持たないような人間も珍しいだろうが)
エロ入りまーす。
「…うぅ、ふぅ♡ふっ、ふぅ♡あ、ぁん♡」
リンクはマサを仰向けにさせ腹あたりにホットタオルをかぶせ、じっくりじっくりとマッサージをしていく。
背中にもホットタオルを敷いてあるのでぽかぽかと温かい。
円を描くように柔らかく、優しくお腹をもみほぐされていく気持ちよさに、頭がぼんやりとしてくる。
「気持ちよくなってきたね。ほら、もっとリラックスして」
ジンジンと体の芯からほぐされていく。水に漂っているようなふわふわとした浮遊感を感じる。
「…ふっ♡、くぁっ♡!」
へそのした、左側あたりを手のひらでズズズ♡と軽く押し込むように押されたときに、マサはきゅん♡と思わず尻の穴を収縮させてしまう。
じわじわとやわい快感が広がり、下腹部に血液が集まっていく。
「何?お腹マッサージだけで感じたの?」
にやにやと見下ろすリンクの視線から逃れるように顔をそむける。
見えなくてもいやらしくにやにやと笑っているリンクの顔が目に浮かび、少々むかむかと腹が立ったが、せっかくのプロからの(産婦人科医だからプロだろう)マッサージに水をさしたくなくて、押し黙って目をつむった。
「今度はうつぶせになってください~~」
と言うか早いかタオルを取り去り、ごろんとマサの体をうつぶせにしてしまう。
裸なのですべて丸見えなのが居心地悪くて、少し腰を揺らして場所を整えた。
「じゃあ、ホットローション使いますね~~、ぬるぬるにしちゃいますね~~」
普通のローションを使ってくれたらいいものをわざわざ媚薬だと言うことで、リンクがこちらの反応を煽る心づもりなのはわかっている。
びゅっ!ぶちゅっ!びちゃびちゃびちゃ♡♡
「…っふ!♡」
値段は知らないが高いローションを豪快にマサの体にコーティングしていく。
冷たい液体をいきなり背中から尻にかけてかけられたマサはびくっとして声が出かかったが何とか耐える。
そこはあっためておけよ。
変なところで雑さを発揮するから困る。
リンクはマサの体が好きだ。
適度についた無駄のない筋肉。女のように柔らかすぎず、しかし、硬すぎず柔軟で張りがある。少し浅黒い肌。
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