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まんまるお月さまは笑顔と共に。 9
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音を発てることはないし下品でもなく、整然と、それでも早い!!と思うスピードでルークスさんが食べ終わると、ルッツォさんが優しい笑顔でアルゴスくんとマルケスくんへ向き直った。
やっぱり、ルークスさん、種族ヘビだと丸のみに近いのかな~。
なのに、下品じゃないのはさすが!!
「おかわりはい……」
「欲しい!!」
「はい!!僕もアルゴスも欲しいです!!」
「私も頂きたいです!!」
ルッツォさんの言葉を食い気味と言うより、完全に食べちゃってるよね??なアルゴスくんとマルケスくん、ルークスさん。
さっすがタマゴをパンに吸わせ隊。
ものすごく早いね。
彼らのお返事に、堪えきれなかったのだろうルッツォさんは「ん、ふっ!!」と声を漏らしてからグズグズと笑ってしまう。
「皆様も……、あ、逆ですね。おかわりが不要な方は挙手をお願いいたします」
ルッツォさんに笑いの発作が起こってしまったと判断したのだろうディーバさんが言葉を引き継いで私たちへ質問してくれれば、誰もが沈黙を守る。
そう!!おかわりが頂けるなら食べたいのよ!!
それほど美味しいし、焼きたてホットケーキは魅力的なのよ!!
恐らく、その思いはみんな同じだと思う。
それも、初めて食べるだろう方々にとっては夢のような、帰国後は食べられないだろう美味しい料理だもの。
食べられるチャンスは見逃すことはしないだろう。
あ、王様……。
うちの王様も目を輝かせてる。
でも、ほんと、他人の作ってくれる料理!!しかも出来立て!!
それを口に出来る幸福ったら無いね!!
さらに、それをみんなで頂けるなんて!!
どんなに美味しい料理でもひとりぼっちで食べると味気ないって言うでしょ??
あれは本当だね。
みんなで囲む食卓ほど身も心もポカポカしてくるものはないね。
不自然になら無い程度に視線を巡らせれば、みんな、み~んな楽しそうに嬉しそうに笑ってる。
こういうの、良いよね♪
「ママ、嬉しそうだな」
「うん。ニコニコだね」
ん??
ニコニコ笑顔で会話するアルゴスくんとマルケスくんの 言葉に引っ掛かりを覚えた私はそのまんま突っ込みをいれずに話を聞くことにした。
「やっぱり、美味しいもんな」
「美味しいとニコニコだもんね」
「「ね~」」
「そうですな。ミーナ様は美味しいものをアルゴス様、マルケス様、そして我々と食べることを喜びと思ってくださってるんですな」
「「でへ~♪」」
……フリストさん、ありがとう。
でもこれ、アルゴスくんとマルケスくんは私をはらぺこキャラとしてみてるから「ママは美味しいもの食べてるからニコニコなんだな」と思ってるんです!!
残念ですが、恐らく私のそれがあってます~!!
「いや~♪しかし本当に魔法のようですな」
「フリスト様!!神!!神による神の食べ物ですよ!!」
「落ち着け。残念王」
楽しそうに話を変えたフリストさんに興奮気味に重ねるルークスさん。さらにルークスさんの言葉に突っ込みをいれたリオさんは珍しくきちんとした文章を使っているように感じた。
……そうね。私も落ち着こう。
やっぱり、ルークスさん、種族ヘビだと丸のみに近いのかな~。
なのに、下品じゃないのはさすが!!
「おかわりはい……」
「欲しい!!」
「はい!!僕もアルゴスも欲しいです!!」
「私も頂きたいです!!」
ルッツォさんの言葉を食い気味と言うより、完全に食べちゃってるよね??なアルゴスくんとマルケスくん、ルークスさん。
さっすがタマゴをパンに吸わせ隊。
ものすごく早いね。
彼らのお返事に、堪えきれなかったのだろうルッツォさんは「ん、ふっ!!」と声を漏らしてからグズグズと笑ってしまう。
「皆様も……、あ、逆ですね。おかわりが不要な方は挙手をお願いいたします」
ルッツォさんに笑いの発作が起こってしまったと判断したのだろうディーバさんが言葉を引き継いで私たちへ質問してくれれば、誰もが沈黙を守る。
そう!!おかわりが頂けるなら食べたいのよ!!
それほど美味しいし、焼きたてホットケーキは魅力的なのよ!!
恐らく、その思いはみんな同じだと思う。
それも、初めて食べるだろう方々にとっては夢のような、帰国後は食べられないだろう美味しい料理だもの。
食べられるチャンスは見逃すことはしないだろう。
あ、王様……。
うちの王様も目を輝かせてる。
でも、ほんと、他人の作ってくれる料理!!しかも出来立て!!
それを口に出来る幸福ったら無いね!!
さらに、それをみんなで頂けるなんて!!
どんなに美味しい料理でもひとりぼっちで食べると味気ないって言うでしょ??
あれは本当だね。
みんなで囲む食卓ほど身も心もポカポカしてくるものはないね。
不自然になら無い程度に視線を巡らせれば、みんな、み~んな楽しそうに嬉しそうに笑ってる。
こういうの、良いよね♪
「ママ、嬉しそうだな」
「うん。ニコニコだね」
ん??
ニコニコ笑顔で会話するアルゴスくんとマルケスくんの 言葉に引っ掛かりを覚えた私はそのまんま突っ込みをいれずに話を聞くことにした。
「やっぱり、美味しいもんな」
「美味しいとニコニコだもんね」
「「ね~」」
「そうですな。ミーナ様は美味しいものをアルゴス様、マルケス様、そして我々と食べることを喜びと思ってくださってるんですな」
「「でへ~♪」」
……フリストさん、ありがとう。
でもこれ、アルゴスくんとマルケスくんは私をはらぺこキャラとしてみてるから「ママは美味しいもの食べてるからニコニコなんだな」と思ってるんです!!
残念ですが、恐らく私のそれがあってます~!!
「いや~♪しかし本当に魔法のようですな」
「フリスト様!!神!!神による神の食べ物ですよ!!」
「落ち着け。残念王」
楽しそうに話を変えたフリストさんに興奮気味に重ねるルークスさん。さらにルークスさんの言葉に突っ込みをいれたリオさんは珍しくきちんとした文章を使っているように感じた。
……そうね。私も落ち着こう。
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