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自分の心と向き合うお勉強 1

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ママが俺たちと一緒に過ごしてくれるひと!!って言ったときはじーじとリオ兄と遊べないのかってちょっと複雑だった俺たちだけど、すぐにフゥじいちゃんが「はい!!」って手を上げてくれて、本気で嬉しくてニヤニヤした。
マルケスも俺とおんなじく目を丸くしてキラキラさせて「じーじとリオ兄と離れるのはさみしいけど、フゥおじいちゃんなら良かったね♪ランとリーンのことも聞いたらいっぱい教えてくれるかな」ってフンフンしてた。
俺もフンフンしてたけど。
で、フゥじいちゃんとなにして遊ぼっかと思ってたら、オーシャンのみんなに「お話が出来なくなる~!!」って泣かれて、ダメになった。
なんだかな~だったけど、ラムセスとシュリが来てくれるったから良いことにした。
俺がおバカなことしたらママが「こりゃー!!」って、みんなに怒られたらいやだもんな。
で、なんか判らない言葉もたくさんあったから、後で聞くんだ。
マルケスも判んないってたから、「うさんくさい」ってのはめちゃくちゃすんごい意味なんだと思う。
それより、フゥじいちゃんが言ってた、お尻ペンペンのが嫌だ。
マルケスも聞いたとき、ブルブルってしてたから、やっぱり怖かったんだな。
や、うん。ランとリーンも良い子だから大丈夫だと思うけど、フゥじいちゃんのお尻ペンペンはなんだかめちゃくちゃ痛そうだから、おとなのお勉強の邪魔は絶対にしないように!!って教えたげるんだって二人で決めたんだ。
や、リーンとマルケスはおとなしいけど、頭良いからペンペンは大丈夫だと思うんだけど、俺とランがな~。
正直あぶない。
でも、しないってば!!俺たち、よいこだから!!
良い子なちびもふブラザーズだから!!
ランとリーンも良い子だぞ!!
「どうしたの??アルゴス」
「なんにも。ん。フゥじいちゃんのお尻ペンペンって怖いなって思ったらぶるってなった」
「うん。あれはきいただけでもプルプルだよね~」
「だろ??」
プルプルしてたらマルケスが大丈夫??って聞いてくれた。
最初はなんもないって言おうと思ったけど、嘘は良くないよなと話したら、ちょっぴり顔が怖くなったマルケスに頷かれた。
この顔は怒ってるんじゃなく、こわ!!って顔だな。
「ねぇねぇ。アルゴス、マルケス。あたし、帰って良い??」
「え!?なんでだ!?」
「なんで!?」
なんかプルプルしてるシュリが俺たちに帰って良いか??なんてきいてくるけど、ほんとになんでだ!?
俺たちと遊んでくれるってママとお約束したじゃん!?
さっき、俺たちが「イールとイースと遊ぶ約束してるから行って良い??」った時、良いよったのに!!
シュリの嘘つきって言いそうになったとき、ラムセスがしゃがんで俺と目を合わせてくれた。
「アルゴス様。マルケス様。本当に我々が行ってもイール様とイース様は怒らないのでしょうか??」
「ん、はい!!イースもイールもカッコいいお兄ちゃんだから!!」
「そう!!イールとイースは体は大きいけど、すごく優しいし面白いんだよ!!だから、なんでシュリはブルブルなの??」
「シュリは草食動物なので、どうしても巨大な竜は怖いと思ってしまうのです」
そーしょくどーぶつ??なんだ??
なんか聞いたことがあるような無いようなそれは、マルケスも判らなかったのか首をコテンッてしてた。
「「なんで??」」
「あたしが美味しくいただかれるようで怖いのよ!!ごはん!!ご飯になるかもって思っちゃうのよ!!」
叫んだシュリを見た俺はマルケスと目を合わせ頷いた。
「「大丈夫!!パクパクされたら、やめてー!!って言うから!!」」
「大丈夫じゃな~い!!」
こうやってギャンギャン吠えるシュリが、イールとイースが怖いなんて、嘘だろ!!
逆にシュリが二人をガブガブするんじゃないか??
なんて思ったけど、口には出さない。
だってよけいめんどくさそうだから。
黙ってた俺とマルケスを見たラムセスが「は~」って大きな音を発ててた。
なんでは~ったの??って聞いたら教えてくれるかな??
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