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にこにこ大作戦 5
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「リオ兄!!こう、な??どうしていいか判らんちんになったらな??ランとリーンをきゅってすれば良いぞ!!」
「うん!!そうだね!!リオ兄?オトナでもね?人の気持ちって、全部は判らないんだって。だから、お話しするんだって」
俺とマルケスの言葉に、バッて顔を上げて、俺たち三人の顔をちょっぴりうるうるした目で見てきた。
「ラン、リーン、こども。良い??」
ん??これは「相手は子供だぞ??ホントにギュッてしてもらって良いのか??」かな??
「大丈夫!!」
「大丈夫だよ!!」
俺とマルケスが「お揃いだね」って笑ってたら、じ~じがリオ兄の頭をポンポンって優しく叩いてた。
「ほら。ちびもふブラザーズ見てみ?お前のことをバカにしてるか??」
「いや」
「だろ??子供ってな??スッゲーんだぞ?オトナがきらわれたらどうしようって、変なプライドでなんも言えないそれをポーンと飛び越えてくるんだ」
プライドってのがなんなのかはちょっと判らんちんだけど、話のそれからオトナは「なんか怖がってんだな」って思った。
「大丈夫!!ランもリーンもへなちょこオトナになら無いように頑張ってお勉きょしてる!!」
「そうだよ。それに、まだまだ初めましてな二人は、とっても良い子だって、僕たち、もう知ってるよ??リオ兄は??リオ兄の知ってる二人は、意地悪する子?」
マルケスも俺も二人でじ~じの真似して、リオ兄の頭を撫でて、「怖くないよ~」って気持ちを伝えた。
「違う」
だよな!!
ランもリーンもすごく良い子だよな!!
俺たちみたいに!!
ぽふぽふとリオ兄の肩を叩きながら、じ~じは「そうだな」って、大きく一つ頷いた。
「なあ?こいつらには『助けて~!!』と言えば、例えそれがふざけていてるものでも『どうした?』って聞いてくるオトナが居る。『寂しいよ~』って泣いてたらギュッと優しく抱き締めるオトナが居る」
ん??どういうこと??
いきなり話し始めたじ~じに、俺は「なんだなんだ??」だけど、マルケスにはいきなりじゃないと思ったみたいで素直にニコニコしてる。
「だから、『二人できゅってしたまんま、こどもだけで泣いてない?』なんだ。自分たちには周りに優しいオトナが居るけど、オーシャンは?ランとリーンの周りには居るか?こどもだけで悲しくなってないか?ってマルケスは考えたんだ。アルゴスもそうだ」
わ!!そうか!!
俺もそう!!マルケスのが判っても、俺がモヤモヤぐるぐるしたのは、それなんだ!!
「それだー!!」って言いたかったけど、代わりに首をうんうんって、ブンブン振ったら、なんかくらくらしてきた。
お"~。世界って、俺を中心に回るんだな~。
「違うから」
「まるけしゅ、あたま、見た??」
なんだか、ひゃっこい??違う。
バカだな~な感じだけど、バカにしてない目で見てきた。
「ぶひゃひゃひゃ!!あ、あたま!!頭の振りすぎで独裁政治思考!!やべー!!アルゴス、やべー!!」
なんかムカついたから、じ~じの手をパンッて叩いておいた。
「うん!!そうだね!!リオ兄?オトナでもね?人の気持ちって、全部は判らないんだって。だから、お話しするんだって」
俺とマルケスの言葉に、バッて顔を上げて、俺たち三人の顔をちょっぴりうるうるした目で見てきた。
「ラン、リーン、こども。良い??」
ん??これは「相手は子供だぞ??ホントにギュッてしてもらって良いのか??」かな??
「大丈夫!!」
「大丈夫だよ!!」
俺とマルケスが「お揃いだね」って笑ってたら、じ~じがリオ兄の頭をポンポンって優しく叩いてた。
「ほら。ちびもふブラザーズ見てみ?お前のことをバカにしてるか??」
「いや」
「だろ??子供ってな??スッゲーんだぞ?オトナがきらわれたらどうしようって、変なプライドでなんも言えないそれをポーンと飛び越えてくるんだ」
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「大丈夫!!ランもリーンもへなちょこオトナになら無いように頑張ってお勉きょしてる!!」
「そうだよ。それに、まだまだ初めましてな二人は、とっても良い子だって、僕たち、もう知ってるよ??リオ兄は??リオ兄の知ってる二人は、意地悪する子?」
マルケスも俺も二人でじ~じの真似して、リオ兄の頭を撫でて、「怖くないよ~」って気持ちを伝えた。
「違う」
だよな!!
ランもリーンもすごく良い子だよな!!
俺たちみたいに!!
ぽふぽふとリオ兄の肩を叩きながら、じ~じは「そうだな」って、大きく一つ頷いた。
「なあ?こいつらには『助けて~!!』と言えば、例えそれがふざけていてるものでも『どうした?』って聞いてくるオトナが居る。『寂しいよ~』って泣いてたらギュッと優しく抱き締めるオトナが居る」
ん??どういうこと??
いきなり話し始めたじ~じに、俺は「なんだなんだ??」だけど、マルケスにはいきなりじゃないと思ったみたいで素直にニコニコしてる。
「だから、『二人できゅってしたまんま、こどもだけで泣いてない?』なんだ。自分たちには周りに優しいオトナが居るけど、オーシャンは?ランとリーンの周りには居るか?こどもだけで悲しくなってないか?ってマルケスは考えたんだ。アルゴスもそうだ」
わ!!そうか!!
俺もそう!!マルケスのが判っても、俺がモヤモヤぐるぐるしたのは、それなんだ!!
「それだー!!」って言いたかったけど、代わりに首をうんうんって、ブンブン振ったら、なんかくらくらしてきた。
お"~。世界って、俺を中心に回るんだな~。
「違うから」
「まるけしゅ、あたま、見た??」
なんだか、ひゃっこい??違う。
バカだな~な感じだけど、バカにしてない目で見てきた。
「ぶひゃひゃひゃ!!あ、あたま!!頭の振りすぎで独裁政治思考!!やべー!!アルゴス、やべー!!」
なんかムカついたから、じ~じの手をパンッて叩いておいた。
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