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謝罪とお招き 2
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もう、この王様が短い付き合いとは言え、民の事を考えることが出来るが、面白がりな性格であると痛感してしまっているせいか、特に拒否や嫌悪などの負の感情は沸いてこない。
確かにこんな重要な政治の時間にぽっと出の私に丸投げは頂けないが、それすらも「自由にして良い」と信頼から言われているようで、むず痒く、それでいて嬉しかった。
もし、王様が底意地の悪い人間ならば、こうはいかなかったし、この国に骨を埋めようなんて思いもしなかっただろう。
気を付けたい負の話をしよう。
もし底意地の悪い人間だとしたら??の話だ。
まず、標的を決めたら、わざわざ視線など合わさずに会議にすら事前報告無しに出席させた上に話題を振って「◯◯に言ったじゃないか。忙しかったか?」と話を忘れられていたように、さももっともらしい事を言い、表情を作りあげる。
そうすることで発言者が泥を被った被害者に。
言われた方は発言者の話を「とるに足らないと判断し、忘れてしまった不忠義者」へとしてしまうのである。
そして、「どんなに違う!!言われていない!!」とレッテルを貼られた人間が大きく叫ぼうが、一度そうだと不特定多数に認められたそれをひっくり返すのは難しい。
そう。冤罪に陥れて、ありもしない罪で処罰してしまうのである。
陥れたい人間に理由なんて些細なものだ。
自分より美人だから。
自分の好きな人に好かれているから。
自分の目の前で邪魔ばかりするから。
「そんな馬鹿な!?あり得ない」と思うような理由で、あるいは嫉妬から、下手な権力を持っている人間に睨まれるとそんな馬鹿らしい理由で処罰されてしまう。
残念ながら事実なのだ。
そんなことをして楽しいのか?と思う人もいるだろうが、自分ではない者の不幸が楽しくてたまらない人間は、残念ながら古来から一定数居るのだ。
『人の不幸は蜜の味』
聞いたことはないだろうか。
あの言葉を地で行ってしまう人間や、そんな状況に悦に入る歪んだ性癖な人間は、こちらが思っている以上に実は多い。
『国王である自分より恵まれているなんて許せない』
そんな逆恨みとしか思えないそれで消されてきた人間は、歴史を学んでいると多いことに気づかされる。
更に言うなら、詐欺師と呼ばれる存在など、何らかの害を他人に与えることで自分の懐を温める存在は、疑われないように笑顔の仮面を被って人懐こい様子を見せて、スルリと警戒心をほどいて見せるのだ。
だから、真面目な人や人見知りな人、欲望に忠実な人、彼等は一見、真逆に見えるが騙されてしまうのには理由がある。
それは、『他人に相談出来ない環境にある』ということ。
真面目、人見知りと呼ばれる彼等は詐欺師に「絶対に内緒だ」
と心許した人間に言われれば、それだけで口外しない。
逆に欲望に忠実な人には「口外すると旨味が減るよ」と言えば、納得しそれすらも秘匿しようとする。
こうなってしまえば、全くの第三者がどんなに否定しようが、「何故、そんな事を言うのか!?まさか◯◯さんを悪く言うなんて!!」と悪意ある詐欺師をかばい、善意で忠告している人間を攻撃してしまうのである。
こうして、「自分は大丈夫」と自信を持っている人ほど実は極上のカモになるという理屈は出来上がっていくのである。
情報として『気づいた時には騙されていた』と己が被害にあったと理解したときに話しているニュースを見た事もあるだろう。
騙したい彼等は、人懐こい性質を見せている裏で舌を出して笑っているのだ。
幸いなことにこちらでお世話になっている王様しかり、側近な彼等しかり、私が心配になるほどに善良だから、彼等が騙されないように、足元を掬われないように、尚且つ、子供達がいつまでも笑顔で過ごせるように。
願いを持っている私は進んで使い勝手の良い駒になる。
確かにこんな重要な政治の時間にぽっと出の私に丸投げは頂けないが、それすらも「自由にして良い」と信頼から言われているようで、むず痒く、それでいて嬉しかった。
もし、王様が底意地の悪い人間ならば、こうはいかなかったし、この国に骨を埋めようなんて思いもしなかっただろう。
気を付けたい負の話をしよう。
もし底意地の悪い人間だとしたら??の話だ。
まず、標的を決めたら、わざわざ視線など合わさずに会議にすら事前報告無しに出席させた上に話題を振って「◯◯に言ったじゃないか。忙しかったか?」と話を忘れられていたように、さももっともらしい事を言い、表情を作りあげる。
そうすることで発言者が泥を被った被害者に。
言われた方は発言者の話を「とるに足らないと判断し、忘れてしまった不忠義者」へとしてしまうのである。
そして、「どんなに違う!!言われていない!!」とレッテルを貼られた人間が大きく叫ぼうが、一度そうだと不特定多数に認められたそれをひっくり返すのは難しい。
そう。冤罪に陥れて、ありもしない罪で処罰してしまうのである。
陥れたい人間に理由なんて些細なものだ。
自分より美人だから。
自分の好きな人に好かれているから。
自分の目の前で邪魔ばかりするから。
「そんな馬鹿な!?あり得ない」と思うような理由で、あるいは嫉妬から、下手な権力を持っている人間に睨まれるとそんな馬鹿らしい理由で処罰されてしまう。
残念ながら事実なのだ。
そんなことをして楽しいのか?と思う人もいるだろうが、自分ではない者の不幸が楽しくてたまらない人間は、残念ながら古来から一定数居るのだ。
『人の不幸は蜜の味』
聞いたことはないだろうか。
あの言葉を地で行ってしまう人間や、そんな状況に悦に入る歪んだ性癖な人間は、こちらが思っている以上に実は多い。
『国王である自分より恵まれているなんて許せない』
そんな逆恨みとしか思えないそれで消されてきた人間は、歴史を学んでいると多いことに気づかされる。
更に言うなら、詐欺師と呼ばれる存在など、何らかの害を他人に与えることで自分の懐を温める存在は、疑われないように笑顔の仮面を被って人懐こい様子を見せて、スルリと警戒心をほどいて見せるのだ。
だから、真面目な人や人見知りな人、欲望に忠実な人、彼等は一見、真逆に見えるが騙されてしまうのには理由がある。
それは、『他人に相談出来ない環境にある』ということ。
真面目、人見知りと呼ばれる彼等は詐欺師に「絶対に内緒だ」
と心許した人間に言われれば、それだけで口外しない。
逆に欲望に忠実な人には「口外すると旨味が減るよ」と言えば、納得しそれすらも秘匿しようとする。
こうなってしまえば、全くの第三者がどんなに否定しようが、「何故、そんな事を言うのか!?まさか◯◯さんを悪く言うなんて!!」と悪意ある詐欺師をかばい、善意で忠告している人間を攻撃してしまうのである。
こうして、「自分は大丈夫」と自信を持っている人ほど実は極上のカモになるという理屈は出来上がっていくのである。
情報として『気づいた時には騙されていた』と己が被害にあったと理解したときに話しているニュースを見た事もあるだろう。
騙したい彼等は、人懐こい性質を見せている裏で舌を出して笑っているのだ。
幸いなことにこちらでお世話になっている王様しかり、側近な彼等しかり、私が心配になるほどに善良だから、彼等が騙されないように、足元を掬われないように、尚且つ、子供達がいつまでも笑顔で過ごせるように。
願いを持っている私は進んで使い勝手の良い駒になる。
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