【R-18】『対魔のくノ一・ナツキ』~人間、忍者、魔物から犯され、セックス依存になるまで堕ちる少女~

文々奈

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第3章 淫武御前トーナメントの章

25話 観客による罰ゲームその1♥(強制排卵・素股絶頂)

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 25話 観客による罰ゲームその1♥(強制排卵・素股絶頂)

 マモンチームVSかぜチーム戦を見ていた観客によるレイプショー、とはいえルールが緩々なお陰で、ナツキはレイプされそうにさえなっていなかった。

「ハアアアッ!」

 黄色い声を響かせて、ナツキは手首のスナップで男達の精液を宙に泳がせた。
 約束された時間はコートから出られないが、その時間は次の試合が行われるまでと決まっている。
 早ければ三日も経たずに自由になれる。ナツキは希望を持って、次から次へと迫り来る男達をコートの上にノックアウトしていく。

「クソォオ! コーナーに追い詰めろコーナーにぃいいいいひぃいいい!?」

 ビュルッビュルッビュルッ! 術が封じられているわけでもなく、ナツキは指示を飛ばした男の目下の影に飛ぶなり、衣服を影空間に飲み込ませて射精に狂わせる。

「ふぅ……。ちょろい、ね」

 はっきり言って、観客の男の殆どが素人に毛が生えた程度だった。
 曲がりなりにもナツキは淫魔を相手に渡り合ってきたのだから、そう思ってしまうのも当然かも知れない。それにこのコートには一斉に10人までしか上れない、これもナツキにとって有利なルールだった。

「フザケンナァアアアアアアアアアアアア!!! これのどこが罰ゲームダ!!!」

 ブーイングが起きるのも当然だろう。
 はっきり言ってこんな雑魚の乱狩り、罰ゲームでも何でも無い。

『はぁああああああーーーい!! ご要望がありましたので、これよりナツキの術を封じさせて頂きまぁあーーーす、因みに身体能力も5分の1に減退させていただきました! 続きをお楽しみくださいませーーーーーーーーーーーっ!』

 な、にっ……。と、わっ!?

 相手にしていた男の動きが突然倍速になった。そんな不可解な感覚にナツキは慌ててバク転で距離を取る。が、まるで自分の身体とは思えない不安定さに、バク転を四回したところで、着地を失敗してしまう。

「オラァアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

 しゃがんでいるころに、上空から男が降ってくるような錯覚の中で、男に乗り掛かられてしまう。

「ぐっ!?」

「大人しくしろっ、こ、このっ、はぁはぁっおらぁ……」

 両手首を掴まれて、タイルに押しつけられて首筋を舐められた。
 ゾワゾワと毛穴が縮こまって、それが舌の動きに乗せられて這いずってくる。そんな不快感にナツキは眉根を寄せた。
 だが不快以上に恐怖が強かった。

 乗り掛かってきた男は、淫魔や忍びではなく恐らく一般人だろう。
 しかし、力で劣った場合にこれほど厄介な者は存在はない。
 淫魔や忍びは目的のためにセックスが存在する。しかし人間はセックスのために手段を講じる。一般人からレイプされたことのないナツキからすれば、なにをしてくるか分からない未知の相手だった。

「さっきはよくも、ちんぽをっウオォオーーーーーッ!?」

 それでもナツキは馬乗られたものの、巴投げで投げ飛ばした。

「はぁ……はぁっ……」

 この程度のルール変更なら抗える。
 だがまたいつルールを変えられるのかも分からない。
 対処すればするほど、対処出来なくなったときに酷い目に遭うだろう。
 それでも関係ない。

「私は戦うよ――ッ!? ぐっ、うぅあ!?」

 背後から裸締めにされてしまった。気配を感じる力までもが弱くなっている。
 どうにか背負いで投げ飛ばすも、直後タックルされて転ばされてしまう。
 さっき巴投げで投げ飛ばした男だった。

「くっ、くそっ……」

「いい加減に無駄な抵抗やめれや!! ――バシンッ!!!」

 タックルしてきた中年の男に頬を引っ叩かれた。雪のように白い肌は、紅葉が置かれたように赤く染まり、ナツキは放心してしまう。原理も分からないまま突然力が使えなくなり、その上ビンタされたのだ。自信だって失ってしまう。

「へ、へへっ、やっと大人しくなりやがったか……。俺の手柄だ抑えとけ!!」

 左右の手を別々な男に押さえられ、そして足までも大の字に引っ張りながら抑えられてしまう。
 これら全ての様子が凄く他人事に思えた。
 他人事に思わないと耐えられないような恐怖なのかも知れない。

 自分から力を捨てたエリナって……、凄い……。

 エリナのことを思い出すと凄いと思う反面悔しくて、思えば思うほどにナツキは身体を暴れさせた。オネエが盗られてしまう。
 情けない敗北が続いている。――絶対盗られてしまう。
 これ以上かっこ悪くいられないよ。

「離してっ、このっ離してって!」

 気付けば下着姿にされていたものの、ナツキは素足を遮二無二暴れさせた。
 
「突然なんだ!? おらぁ! しっかり抑えておけこの!」

「離せっこのっこのっ! 早漏粗チンどもっ! 顔覚えたからっ……。罰ゲーム終わったら、覚えておけよこのメタボ親父どもっ……。私をっ、なめるなよっ」

「ぐ、ぅ……」

 輪姦しようとしている男達は、ナツキの死闘を見たばかりの男達である。
 淫魔や忍びと違って、常人離れしたナツキが怖くない筈がない。
 お礼参りを想像してしまうと抑えつける力だって弱くなる。
 首筋を舐めてきた健康管理出来ないお腹の男も同様で、ナツキはその股間目掛けて蹴り上げた。

「グゥォオオオオオオオオオオオオオンッ!!!?」

 蹴り上げた男は、股間を両手で押さえて、額をタイル目掛けて金槌のように打ちつけている。危機を感じてか、他の男の手足を押さえる力が強くなった。

「あ、暴れるな!! 殴られるぞっ! 絶対手離すなよ!」「わかってる! そっちもしっかりおさえろ!!」
 
「術を使ってよいか?」

 混乱とも言える状況の中で、寡黙に落ち着き払った声の男が言った。
 右手に膝を乗せてきっちり拘束してくる時点で慣れているのが伺える。
 それでいて片目に刀傷があって無法者臭い。――恐らく忍者。
 中年男達の中でも、一番年を食っている顔年齢なのに、身体だけは締まっていて白いスーツを着こなしていた。

「コォオ、オ……術でも何でも、……いいからっ…………、動けなくしろぉォオ!」

「風魔忍軍の麒麟児故絶対に効く保証もないが、全ての能力が5分の1まで抑えられているなら……んっ!」

 ――ンッ!? 話が長くなりそう、そう思った隙を突くように唇を奪われていた。
 身体能力が激減していると、舌の触れ合いではっきり分からせられてしまう。
 グヂャグヂャ、と粗暴なキスにさえ、恍惚を覚えていた。

「んぅ、は、はぁ、んこっくん、あは、んっ…………あっ、んちゅ……」

 固形物……、錠剤のようなものを舌に絡められたところで、ごくんと喉を鳴らされた。何を飲まされた? 答えを導き出す間さえ無いうちに、次から次へと舌の奥へと固形物を乗せられて、唾液を流し込まれて嚥下させられた。

「んっはぁ……あっはぁ、んっ……あ、あれろっ……んふ……あ」

 舌を吸われての反射を利用して、何度も何度も嚥下させられてしまう。
 拒絶はしているものの、回りから見ている分にはそぶりさえ感じられない。
 むしろ恋人になりたてのカップルによる熱々のキスにしか見えないだろう。

「んっ、あぁはぁ……はぁ……はぁ……、らにぃ、これ…………」

 舌が口の中から抜けていき、ナツキは身体を起こして薬の正体を聞こうとして気付く。いつの間にやら男達による拘束が解かれていたと。

「ろ、ろうゆぅこと……」

「接吻に夢中になっている中、強制排卵させてもらった。精液を注がれたら簡単に身籠もるだろう。術は成功した」

「らにぃ……」

 呂律が回らなくなってしまうほどの、唾液を総入れ替えするねっとりとしたキスだったが、強制排卵……だと? 
 ――耳を疑った。

「精液が欲しくて堪らない状態にいるだろう? 身籠もるまでまともな抵抗も出来ないだろう」

 拘束してきた男達が口元をにやにやさせて下品な笑みを浮かべている。
 対して目はギラギラしていた。
 身体が自由になった。というのに、忍者男に言われた通り逃げられなかった。
 本能が子種を求めているように、逃げる以上に犯されることを選んでしまったようにだ。
 
「レイプはなぁ、……子どもが出来そうなリスクが高い方が楽しいんだよ!」

 ビリッ! ビリッ! ビリビリイイッ!

「んぁああっ!? やめっ、やめてって! ンンッ!」

 金的喰らわせた男がのしかかってきて、仕立てたばかりのセーラー服を破り捨てながらまた首筋を舐め回してくる。
 拒絶を吐きまくるも、それすら許さぬ勢いでぶっといタラコ唇にキスをされてしまった。急いで唇を一文字に噤んだ。
 それなのに――。

「んっぱああっ、あっ、んっぷ、あぷっ、あぅあああ、んちゅ、んぷはあっ」 

 二酸化炭素を強く思わせる重たい吐息の臭いに、口を閉ざしていられなかった。
 口の中で唾液を掻き混ぜられて嫌悪感が強まる。追い出そうと舌を突き出しても吸いあげられてしまう。

「んぱっ、あはぁっ、んぱぁあ!?」
 
 頬を叩いた男、レイプに躊躇いのない男、にもかかわらずその乱暴なキスに翻弄されている。
 腰をくねらせ、開いた股を起こしては左、右へと倒す仕草は、抵抗しているようには見えない。まるで男を欲した欲望を分散させているような仕草だった。
 挙げ句、疼いてどうしようもない恥部を男のスラックスに擦りつけてしまう。

「んぱはっ……、はぁ、やめっ、てって! このっ変態っ……あっ、ぅ、ふ」

 それでもキスを振り払ってヒステリックに声を張った。しかし、スラックスにテントを張る肉棒でショーツをスリッ、と擦られると、たちまちイラ立ちを沈められてしまう。
 ……なんで、…………だっ。
 戸惑わされるものの、足底を男の胸板に当てて押し返しにかかるが、足首を握り締められて、スリスリッ、とショーツに影の浮かんだ陰唇を擦られてしまう。

「はぁ、はぁ、はぁ…………、はぁ…………」

 2往復だけで追撃はなかったものの、戦意が萎えてしまっていた。
 擦られて生まれた摩擦熱が、身体の中で燻っていくようだった。
 熱の籠もった吐息を吐いては吸い込むのに必死だった。下手な言葉を続ければボロを出してしまいそうなほどに追い詰められてしまっていた。

「止めて欲しいんじゃないのか? ぇえ? どうなんだ?」

「ぐっ…………やめろと、言って、いっ……ぅ、う、あ、あっ…………ぐっ!」

 またスリッ、と肉棒に作られたテントで擦られて、股を震わせてしまう。
 素股によってイラ立ちを鎮められた訳ではないと知った。触れ合いへの飢えがイラ立ちをどうでも良いものへと変えていただけと知ったのだ。
 そんな中でスリッスリッスリッスリッ、と陰唇を撫でられてしまう。

「あっ、う、うっ、あ、あっ……い、やっ、あっ、あ、あぁあっ、あはぁん」

「それが止めて欲しい声なのかぁああ!?」

 スリスリスリスリッ、スリスリスリスリッ、スリスリスリスリッ!

「ぐっ!! ――――うっ、あ、あ、あぁ、あぁああんっ!?」

 足首掴んで作られた絶対空域の中に入り込もうと、激しくテントで擦ってくる。
 シュリシュリシュリシュリ――、挿入思わせる激しい着衣素股で責め立ててくる。
 普段ならものともしない刺激。しかし、精液欲した身体は、擦りつけてくるテントを媚びた瞳で見詰めていた。
 括られていた足首を緩められて、広がる股間。正常位の体勢になって、さらに擦りつけが加速するも抵抗出来ずに着衣素股を許し続けてしまう。

「あ、あっ、あ♥ い、いくっ…………い、いっちゃうっ、す、素股なんかでっ――――ンアアアアアアッ!!」

 湿気ったマッチを何度も擦って突然着火したような絶頂に、身体が仰け反り返っていた。
 ……はぁ、……はぁ、……はぁ――ナツキは脱力しきって放心していた。
 だが陵辱は始まってさえもいなかった。逝ったばかりで敏感になっている陰唇をスリスリしながら挑発されてしまう。

「こりゃ酷いなぁ。ちびっ子くノ一さんのまんこは早漏かぁあ?」

 シュリシュリィイッ! シュリシュリィイッ! シュリシュリィイッ!

「ぐっ……、う、、、うっ、あ、あっ、まっ、あっ、あぁんっ♥」

 止まることを知らない正常位素股に、睨みを利かせた瞳を緩まされてしまう。
 一度火の付いた敏感おまんこが、シュリッシュリッ! と激しく擦られる。
 布切れを何枚あいだに挟んでも、ビリビリとした快感が重なり続け、サラサラとした表面性交がゆえに、密着強まることもなくひたすらに摩擦だけが早くなる。

 シュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッ!
 
「あぁっ! あっ、あっ、あんっ! あぁんっ! ま、また逝くっ! い、いくっ、い、――――逝くぅううううううううううっ!!」

 シュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッ!

「んえっ!? あっあっあ、ぁあああっ、ま、またいッ、イクゥウウウウウウウウウッ!!」

 シュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッシュリッ!!

「あっ! あっ、い、イクッ、んっ! だ、だめ、こ、こすらなイクウウッ!!」

 逝かされれば逝かされるほどにテントの尖りも強くなり、素股の摩擦も強まる。擦り切れてしまうんじゃないかと不安になるくらいにシコシコ股の間を通過する。
 しかしその不安さえ吹き飛ばす、絶頂が襲い掛かってくる。

「ダメッ! またイクッ! ん、あアクッ!! は、ひゃ、あ、あぁんっ!! イクウウウウッ!!」

「やめるかこの!! まだこっち逝ってないぞおい! おらぁああああ!」 

 シュリシュリシュリシュリ、執拗に外だけを炙られての絶頂を極めさせられた。
 膣の中では、ドロドロに疼かされて生まれた愛液が溜まりに溜まっていた。
 中に入って来ようものなら、それだけで達してしまいそうなほどに感度が上がっている。

「あ、はぁ…………はぁ、っはぁ、――……っ……はぁ…………はぁ……」

 結局男が逝かないまま素股で100回近くの絶頂を極めさせられ、ナツキはぐったりと横たわっていた。
 そんな絶頂で疲弊したナツキを見下ろしながら、中年男はベルトをカチャカチャと鳴らしていくのであった。
  
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