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第3章 淫武御前トーナメントの章
23話 寝取られ完堕ち♥
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23話 寝取られ完堕ち♥
「ド淫乱チビくノ一がぁああああ!」「レズくノ一を寝取ってやれぇええええ!」
コート状の靄が晴れていき、「どんな気分?」とマロッグから聞かれたものの、ナツキはすぐには答えられなかった。思考が纏まろうとさえしなかった。
そんな思考のままならないままナツキは、四肢に肉縄を絡み付けられる。
「っ……あっ♥」
触手に縛られただけでも甘い声が漏れる裸体を、観客席によく見えるように吊るし上げられていく。さながら処刑を前にしたキリストのようであった。
「さっさとやらレロォオオオオオ! どんだけ掛かってんだ!!!!!! 迷惑掛けてんじゃネェえええええええええ!!!!!!!!!」
人海から浴びせられる、耳が痛くなるほどの罵詈雑言。
冷水のような罵声に、ぼんやりしていた頭の中も少しは冷静さを取り戻してくる。
あ、あれは……。
人海の中に小金井の姿を見つけ、その隣にいるオネエと目が合った。
なんで、そんな顔をしてるんだ。
オネエが目縁を震わせて、口角に噛み付いていた。
うっすらと血が滲んでいて、長い時間を掛けて噛んでいたのがよく分かる。
あ、ぁ……、そうだった……。戦いの、…………最中だった。
朧に散らされていた点と点が結ばれていく。
マロッグは、どこ……っうなに、これっ……。
視線を振るおうとして、この時やっと身体が触手に巻き付かれていると知った。
そんな中で、ゆっくりと慎重に、宙を浮いていた足の裏をひたーっ、と鳴りそうなほど丁寧にコートに着地させられた。
「思い出したかなぁあ♥ 入れて欲しいんだよねぇえええ?」
「ふ、――ふざけるなっ……、だ、だれがっ……」
温い吐息で耳の中を擽る声に、ナツキは慌てて否定を叫んだ。
「おちんちん入れてって言ってたじゃん!!!!!!!!!!!」
鈍器で後頭部を叩くように怒鳴りつけられて、ビクンと身体が跳ねた。
「言ってたよねぇえ!!?」
(な、なにを、言わせたいんだ……。結局オネエの前で自白させたいのか……)
ナツキはまだ気付いていないのだ。
マロッグに言われるがままに快感を訴え、そして求めていたその全てが一切隠せていなかったことを。
それゆえしらばっくれた。
「し、知らない……」
『いいっ、お、おまんこっ、レロレロされるのいいっ、あ、あぁあん♥ おまんこきすされるのいいのぉおおおっ♥』
『お、おちんちんっ…………いれてっ……、こ、このままじゃ……、へんにっ、なっちゃうっ…………』
『お、おまんこにっ、――――おまんこにマロッグの、おちんちん……くださいっ』
――な、……に……っ。
突然ホールに響いた狂ったような男に媚びた声。快楽に蕩け切っていた。
隠しようのない自分の乱れた声に、胸の辺りに鈍痛が走った。
な、なんで……。
叩かれたわけでもないのに痛みを覚えて、心拍数が跳ね上がったのがはっきり分かった。だが、驚くのはまだ早かった。
「おい見ろよ!! でっけえスクリーンにリプレイうつってんぞ!! バッチリ見返せるぞオオイ! 後ろの席の奴らも見ろよ!」
――なにっ!? 耳を疑う信じられない台詞だったが、状況受け止められないままスクリーンを急ぎ見た。
太ももを抱える淫少女の股の間に、顔を埋めてピチャピチャ蜜鳴りの音を鳴らすマロッグ。
信じたくない、思い出したくない光景にショックを受け、屈辱に身体が震えた。
それだけならまだ良かった。
……なんでっ、こんなところまでっ、震えてるっ……。
震えは身体の中心からも生まれていたのだ。
マロッグに愛撫されるスクリーンを見て、ブルッ、ブルッ、と恐ろしいまでに子宮が震え上がっていたのだ。
屈辱から生じた震えは、実のところ女の疼きによるものだった。
オネエと再会して、少なくともさっきよりは冷静に状況分析ができている。
にもかかわらず疼いて疼いて止まらなくなっている。
全ての観客に視姦されているにもかかわらず、クンニに蕩かされた快楽を思い出してしまって、膝がヒクヒク笑い出す。
オネエと視線が合っている状況にもかかわらず、マロッグとの行為のときの声を流されると、マロッグを求めた愛撫を視界の上に上塗りしてしまうのだ。
現実を受け入れられないせいか、オネエの映った視界が一枚の写真に思えた。
その写真の上を自ら空想したマロッグとの行為で重ねてしまっている。
嫌だ嫌だと思っても、一旦思い返し作業に入った頭の中は、次から次へと快感を思い返していく。
ポン……、ポン……、と無限に思えるほど浮かばせてくる。オネエがマロッグに塗り替えられていく。
も、もう……だ、だめっ……。
立ってさえいられなくなって、転げてしまいそうになる中――ギュッ、と触手に手首を括られ、バランスをとってもらった。
「あっ…………、う゛、は、離してっ……」
感謝さえしてしまいそうになるも、すぐに背後に立つ男に怒気を強めた。
「したいんでしょぉおお♥ ねぇ女王様ぁ……。懇願してくれたもんねぇ……ちんぽほしいんだもねぇえええええ……♥」
うなじに生ぬるい吐息をあてられた。
吐息は生ぬるく、むしろ熱く感じてしまうくらい。なのに肌の内部で感じたのはゾクゾクした寒気だった。
そのせいでうなじを舌の裏でねろっ、と触れられると、ゾクンッ、とした寒気の直後に、化学反応でも起きたかのように噎せ返る灼熱感を覚えてしまう。
性感でも何でも無い脊髄をねろろろろっ……、とゆっくり下ろされていくと、身体が2つに割られていくような鋭い刺激を覚えた。
「うぅ、う、う……うぅ…………う、ぁあ……あぁあ…………」
まるで身体の内部へと刃物を通されて、無痛点を通って身体を2つに裂かれていくような身の毛もよだつ鋭感に、途切れ途切れの声が漏れる。
その鋭い舌に、臍の裏、ビクビク震える子宮を捉えられてしまう。
「うっ、ひ、ぃ、あぁぁああんっ……」
下り続けていた舌がねっとり登っては下ったりを繰り返し始めた。
ねろぉ……、ねろぉ……、とさらに子宮を発情させようと刺激してくる。
子宮を舐められているようなおぞましく、それでいて神秘的な悦楽。
同時にウエストのくびれを撫でながらお腹へと回ってきた手の平が、臍の辺りを擦り出す。
「あ、あぁ……ぁ、あ………………あ……あぁ…………」
後ろから舐め、前からは温められて子宮の動きがさらに活発になった。
どっくん、どっくん、と第二の心臓と言わんばかりに発情させてくる。
子種が欲しくなるまで発情させられる、そんな不安を感じるほど上限無しに昂ぶっていく。
れろっ、ぴちゃ……れろっ、ぴちゃ……。独特な水音が、身体中まで蕩かされたマロッグからの全身リップまで思い出させてくる。
思い出して、新たな卑猥な妄想を生んでしまう中、背と腰の付け根をねっとり往復していた舌がとうとう下半身へと降り始めた。
う、ぁ……き、きたっ、あ…………ぁ……きたぁ……
ねちやあああ……あ……。羞恥を強めるように酷く鈍重だった。
舌の粒々が1つとして浮かないよう、ぴたっ、と密着したまま尻たぶへと入り込んでくる。
「うぅあ、あぁ、あぁ、あ…………っ」
臍の辺りを撫でていた手の平も下っていき、付け根のVラインを撫でてくる。
一直線にひたっ、と閉じていた太ももが、まるで誘うようにぬちゃあ……と、愛液の糸を引きながら離れていってしまう。
拳が入るくらいに股を開いたところでマロッグから聞かれてしまう。
「乗り換えるってことだねぇえ女王様ぁ♥ 股を広げるって事はレズを卒業してちんぽに乗り換えるってことでしょ?」
「んふぇ……?」
「ボクに乗り換えるってことでしょぉお? ちんぽに乗り換えるってことでショォオォオオ!?」
「…………ち、ちがっ、…………ちがんあぁあああ……あ♥」
否定したものの、Vラインをしゃくり撫でられて、尻たぶの溝を滑り落ちた舌がアナルに触れた。
「んあっ♥」
瞬間腰を突き出してしまい、ぴしゅっ! と愛液が飛び散った。
その卑猥な映像がバックスクリーンに映されて目蓋に焼き付けられた。
当然ながら、マロッグのアナル舐めは触れただけでは終わらない。
「あ、んぁあ、あっ♥ あふぁあっ、あぁあん♥」
ぺちゃぺちゃぺちょっ、マロッグがしゃがみこんでアナルを舐めてくる。
その様子が真っ正面のスクリーンにはっきり映った。
火照りきった身体を舐められただけでも堪らないのに、その様子を見せ付けられる。その上、マロッグのおちんぽが触手のように長いせいで、手持ち無沙汰なそのおちんぽまでスクリーンに映っている。
「ん……♥ んくんっ……はぁ…………」
観客がうるさいのに、生唾飲む音が響いた。脳の中で鳴ったように透き通った空気感の中で響いた。マロッグのおちんぽが欲しくて堪らないと理解させた音だった。
「こんなにちんぽ歓迎してるのに女王様はボクのお姫様になってくれないのぉお、ほぉほぉほぉ、はぁ……」
「しょ、しょこでこ、呼吸しないれっ、におい、か、嗅がれちゃうっ……」
「いいでしょぉおお? 女王様のうんちなら食べられるよぉおおお♥ ズ、ププププッ……プッズプッ……」
「い、いいやっ、あ♥ アァンッ♥ ら、らめぇえ、んあぁ♥」
直腸へと入り込んできて、お腹を膨れ上がらせてくる。
排泄物を押し込まれるような苦痛に眉が歪む。しかしそれを行っているのが味覚器官、その羞恥心が腹部圧迫の苦痛を苦痛と感じる余裕さえも奪った。
ただただ恥じらいから生まれる、羞恥快感にお尻の中から腸の中まで爛れた快感に襲われる。
「あ、あん♥ ら、りゃめっ、お尻こ、こんなのっらめぇええっ、こんな深くっらめらよぉおっ、ンォオオオヒッ!?」
ジュルポンッ!!!! 突然戻した巻き尺みたいにお腹を埋めていた触手舌が引っこ抜けて、悲鳴と一緒に盛大な潮を吹いてしまった。
強烈な解放感に、尻を突き出した体勢のまま舌も突き出していた。
「あ、ぉ、はぁ…………あ、あは、ぁ…………あ…………」
「女王様ぁー。もうレズから足洗うよねー? これからはちんぽ一筋だよねー?」
「ら、らぁにを、言っれぇ…………、んふぁ、んっ、ふぁ、はぁあ♥」
股の間から通って登ってきた触手ちんぽを目の前で揺らしながらに聞かれた。
酸味の強いオス臭に鼻孔を擽られて、刺激の強さに唾液が溢れた。
一面の観客席の男達、バックスクリーン、オネエ。――目に入る物がたくさんあった筈なのに、おちんぽしか見えなくなって自然と舌が伸びてしまう。
「んっ、ふぅ、んっ……あ、むっ……あ、はぁ」
一度口付けして、臭いを嗅いで、そのまま口の中におちんちんを含んでいた。
す、すごい味っ、このおちんぽっほ、ほしいっ、絶対妊娠するこのおちんぽっ……。ほ、ほしいっ……。
口をカパッと開いて喉奥へと迎え入れる。絶対妊娠したくて、もったいないから射精させないように気を付けながら奉仕する。
ジュルルルポンッ!!!
「ンオオ゛ヒィンッ!?」
またもや力一杯に引き抜かれて達してしまう。程なくスイッチが切れたように正気には戻れた。
しかし少しマロッグに触られるだけで、たちどころに喘ぎが漏れてしまう。
触れられているときに乗り換えるかどうか聞かれたら、絶対頷いてしまう。
それなのに、マロッグは理性がしっかりしたときにしか問い掛けてこない。
二度と逆襲できないよう、考える力がある中で答えさせようとしているように。
「ナツキちゃん降参しちゃって……。もう、……無理よ……。このままだと……あなたっ……壊れちゃうわ」
今まで聞いたことのない、オネエの涙声だった。
誰の目に見てもどうにもならない状況――、だからと言って。
「こ、降参………………。そ、そんなこ…………と、したら、淫魔を全めっ……」
「それどころじゃないでしょナツキ女王様ぁ……はあはぁ。女王様と翔子さんは肉人形行き決定だよぉお? ねぇそうでしょ? 試合前にすっぽかした裏切り最低足引っ張りビッチ女以外はもれなく奴隷♥」
「なんで……オネエまっ、んぅ、、ぅう゛あ、あぁあぁああああああ゛っ」
混乱していた思考全てを集めるように、おちんちんがお尻の中に入ってきた。
グググッ、と舌よりもゴツゴツしていて固いゴム塊のようなちんぽが腸のくねりに合わせて入り込んでくる。
「っう゛、あ゛あぁ、ん゛あぁあ゛、あ゛、お゛、ぁあ゛!」
ちんぽの形をお腹に浮き上がらせながら進んできて、あまりの苦しさに唇が色味を薄めるくらいに伸びてしまう。
その伸びた唇からは舌が突き出て苦悶の呻きが漏れ続ける。
「ぐ、グルじぃ、グルじぃ、お、お腹がっや、やぶっげっ……あ♥ あ♥ あ♥」
ピシャッピシャッピシャッ、とお腹の中で滑った生ぬるい液体を吐き出されて、突然おちんぽの出入りが苦しくなくなって、嬉々した嬌声が漏れだした。
お腹の中に異物を突っ込まれて死ぬほどの苦痛を味わわされ、その死ぬほどの苦痛が死ぬほどの快楽へと変わっていく。
ズズズッ、と腸壁擦って侵入してきたおちんぽがジュルルッ、ジュルルッとお腹の中を舐め回すようにピストンする。
「い、いいっ♥ いいのっ! こんなおちんぽ初めてなのっ! アナルでも満足出来るちんぽはじめてっ!!」
「ナツキ……ちゃんっ…………」
すごく遠くにいるはずのオネエが目の前に感じられた。
一番教えてあげたいオネエを近くに感じた。
「お、おねぇえっ、これ良いよっ、次オネエもしてもらいなよっ♥ おネェすごく綺麗になったからおちんぽしてもらえるよっ、ねぇおねぇええ!」
ジュブジュボブジュブジュボブッジュボブッビッ!!
背面駅弁で膣穴まる見えにされ、その秘孔から愛液を散らせながらのアナルピストン。尻輪を捲り返しながら、触手ちんぽがビグン、ビグン、と膨らんで射精の合図をした。
「ぐ、ぐるっ、精子くるよっ、アナルセックスもっとよくなる精液シャワーく、ぐっン゛んぉおヒィイイイイイイイイイイイイイイイイイ゛ッ!?」
ドブドブドブッ!! ブビュブブッブリュウッ! ビュリュッ!
お腹の中を埋められて、目ん玉が零れんばかりに見開いた白目で、アヘ顔を曝け出した。
お腹は大量のオス汁によって妊婦のように膨れ上がり、ちんぽの栓を外さんばかりに下品な音を立てて白濁を吹き出そうとする。おまんこからは、残滓の射精に合わせて尿水までが吹いていた。
「ふふふ……。ナツキ女王様。言いたいことはあるかなぁああ……♥」
「あ、ぶっ…………う゛あ゛…………ま、まげっまじだっ………………」
「はい。じゃ次はマンコだね!」
――ジュボオオオオオッ! 敗北認めて気を抜いたところを狙うように尻穴突っ込んでたちんぽがおまんこの道を埋め尽くした。
「んひゃぁあああああああああ!!」
お尻を虜にしたちんぽはマンコでも気持ちいいに決まっていて、ズボズボされるだけで何度も何度も果ててしまう。
巨体にのし掛かられて、言葉通りのプレスセックスで何度も逝かされた。愛液全てを精液で掻き出さんばかりに射精された。
オネエの見ている前で壊し尽くされるんじゃないかと思うくらいに、何度も何度も逝かされてしまうのであった。
「ド淫乱チビくノ一がぁああああ!」「レズくノ一を寝取ってやれぇええええ!」
コート状の靄が晴れていき、「どんな気分?」とマロッグから聞かれたものの、ナツキはすぐには答えられなかった。思考が纏まろうとさえしなかった。
そんな思考のままならないままナツキは、四肢に肉縄を絡み付けられる。
「っ……あっ♥」
触手に縛られただけでも甘い声が漏れる裸体を、観客席によく見えるように吊るし上げられていく。さながら処刑を前にしたキリストのようであった。
「さっさとやらレロォオオオオオ! どんだけ掛かってんだ!!!!!! 迷惑掛けてんじゃネェえええええええええ!!!!!!!!!」
人海から浴びせられる、耳が痛くなるほどの罵詈雑言。
冷水のような罵声に、ぼんやりしていた頭の中も少しは冷静さを取り戻してくる。
あ、あれは……。
人海の中に小金井の姿を見つけ、その隣にいるオネエと目が合った。
なんで、そんな顔をしてるんだ。
オネエが目縁を震わせて、口角に噛み付いていた。
うっすらと血が滲んでいて、長い時間を掛けて噛んでいたのがよく分かる。
あ、ぁ……、そうだった……。戦いの、…………最中だった。
朧に散らされていた点と点が結ばれていく。
マロッグは、どこ……っうなに、これっ……。
視線を振るおうとして、この時やっと身体が触手に巻き付かれていると知った。
そんな中で、ゆっくりと慎重に、宙を浮いていた足の裏をひたーっ、と鳴りそうなほど丁寧にコートに着地させられた。
「思い出したかなぁあ♥ 入れて欲しいんだよねぇえええ?」
「ふ、――ふざけるなっ……、だ、だれがっ……」
温い吐息で耳の中を擽る声に、ナツキは慌てて否定を叫んだ。
「おちんちん入れてって言ってたじゃん!!!!!!!!!!!」
鈍器で後頭部を叩くように怒鳴りつけられて、ビクンと身体が跳ねた。
「言ってたよねぇえ!!?」
(な、なにを、言わせたいんだ……。結局オネエの前で自白させたいのか……)
ナツキはまだ気付いていないのだ。
マロッグに言われるがままに快感を訴え、そして求めていたその全てが一切隠せていなかったことを。
それゆえしらばっくれた。
「し、知らない……」
『いいっ、お、おまんこっ、レロレロされるのいいっ、あ、あぁあん♥ おまんこきすされるのいいのぉおおおっ♥』
『お、おちんちんっ…………いれてっ……、こ、このままじゃ……、へんにっ、なっちゃうっ…………』
『お、おまんこにっ、――――おまんこにマロッグの、おちんちん……くださいっ』
――な、……に……っ。
突然ホールに響いた狂ったような男に媚びた声。快楽に蕩け切っていた。
隠しようのない自分の乱れた声に、胸の辺りに鈍痛が走った。
な、なんで……。
叩かれたわけでもないのに痛みを覚えて、心拍数が跳ね上がったのがはっきり分かった。だが、驚くのはまだ早かった。
「おい見ろよ!! でっけえスクリーンにリプレイうつってんぞ!! バッチリ見返せるぞオオイ! 後ろの席の奴らも見ろよ!」
――なにっ!? 耳を疑う信じられない台詞だったが、状況受け止められないままスクリーンを急ぎ見た。
太ももを抱える淫少女の股の間に、顔を埋めてピチャピチャ蜜鳴りの音を鳴らすマロッグ。
信じたくない、思い出したくない光景にショックを受け、屈辱に身体が震えた。
それだけならまだ良かった。
……なんでっ、こんなところまでっ、震えてるっ……。
震えは身体の中心からも生まれていたのだ。
マロッグに愛撫されるスクリーンを見て、ブルッ、ブルッ、と恐ろしいまでに子宮が震え上がっていたのだ。
屈辱から生じた震えは、実のところ女の疼きによるものだった。
オネエと再会して、少なくともさっきよりは冷静に状況分析ができている。
にもかかわらず疼いて疼いて止まらなくなっている。
全ての観客に視姦されているにもかかわらず、クンニに蕩かされた快楽を思い出してしまって、膝がヒクヒク笑い出す。
オネエと視線が合っている状況にもかかわらず、マロッグとの行為のときの声を流されると、マロッグを求めた愛撫を視界の上に上塗りしてしまうのだ。
現実を受け入れられないせいか、オネエの映った視界が一枚の写真に思えた。
その写真の上を自ら空想したマロッグとの行為で重ねてしまっている。
嫌だ嫌だと思っても、一旦思い返し作業に入った頭の中は、次から次へと快感を思い返していく。
ポン……、ポン……、と無限に思えるほど浮かばせてくる。オネエがマロッグに塗り替えられていく。
も、もう……だ、だめっ……。
立ってさえいられなくなって、転げてしまいそうになる中――ギュッ、と触手に手首を括られ、バランスをとってもらった。
「あっ…………、う゛、は、離してっ……」
感謝さえしてしまいそうになるも、すぐに背後に立つ男に怒気を強めた。
「したいんでしょぉおお♥ ねぇ女王様ぁ……。懇願してくれたもんねぇ……ちんぽほしいんだもねぇえええええ……♥」
うなじに生ぬるい吐息をあてられた。
吐息は生ぬるく、むしろ熱く感じてしまうくらい。なのに肌の内部で感じたのはゾクゾクした寒気だった。
そのせいでうなじを舌の裏でねろっ、と触れられると、ゾクンッ、とした寒気の直後に、化学反応でも起きたかのように噎せ返る灼熱感を覚えてしまう。
性感でも何でも無い脊髄をねろろろろっ……、とゆっくり下ろされていくと、身体が2つに割られていくような鋭い刺激を覚えた。
「うぅ、う、う……うぅ…………う、ぁあ……あぁあ…………」
まるで身体の内部へと刃物を通されて、無痛点を通って身体を2つに裂かれていくような身の毛もよだつ鋭感に、途切れ途切れの声が漏れる。
その鋭い舌に、臍の裏、ビクビク震える子宮を捉えられてしまう。
「うっ、ひ、ぃ、あぁぁああんっ……」
下り続けていた舌がねっとり登っては下ったりを繰り返し始めた。
ねろぉ……、ねろぉ……、とさらに子宮を発情させようと刺激してくる。
子宮を舐められているようなおぞましく、それでいて神秘的な悦楽。
同時にウエストのくびれを撫でながらお腹へと回ってきた手の平が、臍の辺りを擦り出す。
「あ、あぁ……ぁ、あ………………あ……あぁ…………」
後ろから舐め、前からは温められて子宮の動きがさらに活発になった。
どっくん、どっくん、と第二の心臓と言わんばかりに発情させてくる。
子種が欲しくなるまで発情させられる、そんな不安を感じるほど上限無しに昂ぶっていく。
れろっ、ぴちゃ……れろっ、ぴちゃ……。独特な水音が、身体中まで蕩かされたマロッグからの全身リップまで思い出させてくる。
思い出して、新たな卑猥な妄想を生んでしまう中、背と腰の付け根をねっとり往復していた舌がとうとう下半身へと降り始めた。
う、ぁ……き、きたっ、あ…………ぁ……きたぁ……
ねちやあああ……あ……。羞恥を強めるように酷く鈍重だった。
舌の粒々が1つとして浮かないよう、ぴたっ、と密着したまま尻たぶへと入り込んでくる。
「うぅあ、あぁ、あぁ、あ…………っ」
臍の辺りを撫でていた手の平も下っていき、付け根のVラインを撫でてくる。
一直線にひたっ、と閉じていた太ももが、まるで誘うようにぬちゃあ……と、愛液の糸を引きながら離れていってしまう。
拳が入るくらいに股を開いたところでマロッグから聞かれてしまう。
「乗り換えるってことだねぇえ女王様ぁ♥ 股を広げるって事はレズを卒業してちんぽに乗り換えるってことでしょ?」
「んふぇ……?」
「ボクに乗り換えるってことでしょぉお? ちんぽに乗り換えるってことでショォオォオオ!?」
「…………ち、ちがっ、…………ちがんあぁあああ……あ♥」
否定したものの、Vラインをしゃくり撫でられて、尻たぶの溝を滑り落ちた舌がアナルに触れた。
「んあっ♥」
瞬間腰を突き出してしまい、ぴしゅっ! と愛液が飛び散った。
その卑猥な映像がバックスクリーンに映されて目蓋に焼き付けられた。
当然ながら、マロッグのアナル舐めは触れただけでは終わらない。
「あ、んぁあ、あっ♥ あふぁあっ、あぁあん♥」
ぺちゃぺちゃぺちょっ、マロッグがしゃがみこんでアナルを舐めてくる。
その様子が真っ正面のスクリーンにはっきり映った。
火照りきった身体を舐められただけでも堪らないのに、その様子を見せ付けられる。その上、マロッグのおちんぽが触手のように長いせいで、手持ち無沙汰なそのおちんぽまでスクリーンに映っている。
「ん……♥ んくんっ……はぁ…………」
観客がうるさいのに、生唾飲む音が響いた。脳の中で鳴ったように透き通った空気感の中で響いた。マロッグのおちんぽが欲しくて堪らないと理解させた音だった。
「こんなにちんぽ歓迎してるのに女王様はボクのお姫様になってくれないのぉお、ほぉほぉほぉ、はぁ……」
「しょ、しょこでこ、呼吸しないれっ、におい、か、嗅がれちゃうっ……」
「いいでしょぉおお? 女王様のうんちなら食べられるよぉおおお♥ ズ、ププププッ……プッズプッ……」
「い、いいやっ、あ♥ アァンッ♥ ら、らめぇえ、んあぁ♥」
直腸へと入り込んできて、お腹を膨れ上がらせてくる。
排泄物を押し込まれるような苦痛に眉が歪む。しかしそれを行っているのが味覚器官、その羞恥心が腹部圧迫の苦痛を苦痛と感じる余裕さえも奪った。
ただただ恥じらいから生まれる、羞恥快感にお尻の中から腸の中まで爛れた快感に襲われる。
「あ、あん♥ ら、りゃめっ、お尻こ、こんなのっらめぇええっ、こんな深くっらめらよぉおっ、ンォオオオヒッ!?」
ジュルポンッ!!!! 突然戻した巻き尺みたいにお腹を埋めていた触手舌が引っこ抜けて、悲鳴と一緒に盛大な潮を吹いてしまった。
強烈な解放感に、尻を突き出した体勢のまま舌も突き出していた。
「あ、ぉ、はぁ…………あ、あは、ぁ…………あ…………」
「女王様ぁー。もうレズから足洗うよねー? これからはちんぽ一筋だよねー?」
「ら、らぁにを、言っれぇ…………、んふぁ、んっ、ふぁ、はぁあ♥」
股の間から通って登ってきた触手ちんぽを目の前で揺らしながらに聞かれた。
酸味の強いオス臭に鼻孔を擽られて、刺激の強さに唾液が溢れた。
一面の観客席の男達、バックスクリーン、オネエ。――目に入る物がたくさんあった筈なのに、おちんぽしか見えなくなって自然と舌が伸びてしまう。
「んっ、ふぅ、んっ……あ、むっ……あ、はぁ」
一度口付けして、臭いを嗅いで、そのまま口の中におちんちんを含んでいた。
す、すごい味っ、このおちんぽっほ、ほしいっ、絶対妊娠するこのおちんぽっ……。ほ、ほしいっ……。
口をカパッと開いて喉奥へと迎え入れる。絶対妊娠したくて、もったいないから射精させないように気を付けながら奉仕する。
ジュルルルポンッ!!!
「ンオオ゛ヒィンッ!?」
またもや力一杯に引き抜かれて達してしまう。程なくスイッチが切れたように正気には戻れた。
しかし少しマロッグに触られるだけで、たちどころに喘ぎが漏れてしまう。
触れられているときに乗り換えるかどうか聞かれたら、絶対頷いてしまう。
それなのに、マロッグは理性がしっかりしたときにしか問い掛けてこない。
二度と逆襲できないよう、考える力がある中で答えさせようとしているように。
「ナツキちゃん降参しちゃって……。もう、……無理よ……。このままだと……あなたっ……壊れちゃうわ」
今まで聞いたことのない、オネエの涙声だった。
誰の目に見てもどうにもならない状況――、だからと言って。
「こ、降参………………。そ、そんなこ…………と、したら、淫魔を全めっ……」
「それどころじゃないでしょナツキ女王様ぁ……はあはぁ。女王様と翔子さんは肉人形行き決定だよぉお? ねぇそうでしょ? 試合前にすっぽかした裏切り最低足引っ張りビッチ女以外はもれなく奴隷♥」
「なんで……オネエまっ、んぅ、、ぅう゛あ、あぁあぁああああああ゛っ」
混乱していた思考全てを集めるように、おちんちんがお尻の中に入ってきた。
グググッ、と舌よりもゴツゴツしていて固いゴム塊のようなちんぽが腸のくねりに合わせて入り込んでくる。
「っう゛、あ゛あぁ、ん゛あぁあ゛、あ゛、お゛、ぁあ゛!」
ちんぽの形をお腹に浮き上がらせながら進んできて、あまりの苦しさに唇が色味を薄めるくらいに伸びてしまう。
その伸びた唇からは舌が突き出て苦悶の呻きが漏れ続ける。
「ぐ、グルじぃ、グルじぃ、お、お腹がっや、やぶっげっ……あ♥ あ♥ あ♥」
ピシャッピシャッピシャッ、とお腹の中で滑った生ぬるい液体を吐き出されて、突然おちんぽの出入りが苦しくなくなって、嬉々した嬌声が漏れだした。
お腹の中に異物を突っ込まれて死ぬほどの苦痛を味わわされ、その死ぬほどの苦痛が死ぬほどの快楽へと変わっていく。
ズズズッ、と腸壁擦って侵入してきたおちんぽがジュルルッ、ジュルルッとお腹の中を舐め回すようにピストンする。
「い、いいっ♥ いいのっ! こんなおちんぽ初めてなのっ! アナルでも満足出来るちんぽはじめてっ!!」
「ナツキ……ちゃんっ…………」
すごく遠くにいるはずのオネエが目の前に感じられた。
一番教えてあげたいオネエを近くに感じた。
「お、おねぇえっ、これ良いよっ、次オネエもしてもらいなよっ♥ おネェすごく綺麗になったからおちんぽしてもらえるよっ、ねぇおねぇええ!」
ジュブジュボブジュブジュボブッジュボブッビッ!!
背面駅弁で膣穴まる見えにされ、その秘孔から愛液を散らせながらのアナルピストン。尻輪を捲り返しながら、触手ちんぽがビグン、ビグン、と膨らんで射精の合図をした。
「ぐ、ぐるっ、精子くるよっ、アナルセックスもっとよくなる精液シャワーく、ぐっン゛んぉおヒィイイイイイイイイイイイイイイイイイ゛ッ!?」
ドブドブドブッ!! ブビュブブッブリュウッ! ビュリュッ!
お腹の中を埋められて、目ん玉が零れんばかりに見開いた白目で、アヘ顔を曝け出した。
お腹は大量のオス汁によって妊婦のように膨れ上がり、ちんぽの栓を外さんばかりに下品な音を立てて白濁を吹き出そうとする。おまんこからは、残滓の射精に合わせて尿水までが吹いていた。
「ふふふ……。ナツキ女王様。言いたいことはあるかなぁああ……♥」
「あ、ぶっ…………う゛あ゛…………ま、まげっまじだっ………………」
「はい。じゃ次はマンコだね!」
――ジュボオオオオオッ! 敗北認めて気を抜いたところを狙うように尻穴突っ込んでたちんぽがおまんこの道を埋め尽くした。
「んひゃぁあああああああああ!!」
お尻を虜にしたちんぽはマンコでも気持ちいいに決まっていて、ズボズボされるだけで何度も何度も果ててしまう。
巨体にのし掛かられて、言葉通りのプレスセックスで何度も逝かされた。愛液全てを精液で掻き出さんばかりに射精された。
オネエの見ている前で壊し尽くされるんじゃないかと思うくらいに、何度も何度も逝かされてしまうのであった。
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