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第3章 淫武御前トーナメントの章

9話 決着♥(直立シックスナイン・イラマチオ絶頂・電マ絶頂)

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 9話 決着♥(直立シックスナイン・イラマチオ絶頂・電マ絶頂)
  
「ジュボッ! ジュ、ジュボッ! ンジュッ! ジュボッ! ジュ、ジュボッ!」

 逆さのままに始まった、ナツキのフェラチオ。
 肉幹に染み込んだ垢まで削ぎ落とす勢いで、ナツキは激しく頭を振るっていた。
 ――ロボット無しではなにも出来ない。そのイメージが払拭されるくらい、口に含んだ肉棒からは強い生命力を感じた。
 そして繁殖力をイメージさせられた。

 しかしそれは同時に射精への導きやすさも意味していた。
 まるで全力疾走直後の心臓を棒状にしたような肉棒。
 その脈打ちがまた一段と強まった。サイズもまた一回り大きくなる。

「んぶっ……んじゅ、ン゛っ、んじゅっ、んジュッ!」

 大きくなるのを知らずにいたら顎が外れていただろう。
 それくらい桁外れな肉膨張だった。

「ほぉおう……、ずいぶんスケベエなおなごじゃああスケベエな尺八を吹くわああああ、あぁ」

 言わせておく。
 しかし、逆さで頭を振るうのはいつもと勝手が違って、やりにくさもある。
 口の中で感じたオスの臭いが血流に乗って脳へと流れ込む。それも普段のフェラとは違って、もの凄い勢いで。
 そのうえ、一旦脳へと回った臭いは、逆さのせいか抜けること無く脳の隅々まで隈なく充満していき、淫らな気持ちを煽ってくる。

 しかし悪いことばかりでは無かった。
 カリの大部分に舌を絡み付けて、擦る刺激を相当に強く出来る。
 ジュッルッ! ジュッルッ!
 カリを巻き込んで頭を振るうと、更に一回り以上も大きく亀頭が膨らんだ。
 歯を立てない意識しか出来ないくらいのサイズ感。
 ジュボンッジュボゥ、ジュブッジュッ、肉棒との隙間が無くなって、カリ首に唾液が掻き出される量も増えて、自ずと粘膜音も大きくなる。

(く、るしっ……、で、でもっ、もうちょいっ……)
 
 ただでさえ逆さで呼吸がしづらいフェラチオ。そのうえ隙間が消えるほどの勃起ともなれば、いくら鍛えられたくノ一でも苦しくなる。
 頭に血が上って目がチカチカする。
 唾液がおちんちんに汚染されて、オスの味になっていた。
 その味が、酸素の足りていない脳を汚染する。

 ――それでもっ……あと、すこしっ……このまま一気にっ……逝かせる。

「やああ、はあああっと大きくなってきたわあああい。フル勃起まであともうちょびっとじゃああなぁあ」

(見え透いた強がりをっ……今にも射精しそうなくせにっ、ふん……、ん゛っ!? んぶ、ぐ……)

 ドクンッ! ドクンッ! フェラチオの最中だというのに、舌を押し返すほどの力強さでビチッ、と肉幹に血管が浮き上がる。
 心臓と違わぬ力強さでさらに膨れ上がって、口の中を愛撫してくる。
 ドクンッ! ドクンッ! 口肉全てに触れるくらいに膨らんでは縮こまる。
 膨らんで窒息させようとしては、縮こまったタイミングでオスの臭いと味が脳の隅々にまで入り込んでくる。
 膨らんだタイミングで思考が途切れ、戻ると同時に臭いが入り込んでくる。

「んう゛!? ん、んぅ゛!? んじゅ!?」

 思考が宙ぶらりんの中での、極端な膨張と収縮の振り幅はナツキに未知な食感を覚えさせた。
 奇妙過ぎて、口が機能不全を起こしてしまい、フェラチオの動きを緩めてしまう。まるで目隠しの中で、口に入った物を当てさせられる、そんな得体の知れない食感を覚えた。見えていて、それが生殖器とも知っている。
 それなのに朧気に感じてしまう。
 そのせいでもっと味わおうとしてしまう。

 んちゅ……、んちゅ……、と知らず知らずのうちに責めというよりも口の中で泳がせて臭いを強め、味わうようなフェラチオへと変えてしまっていた。

 ねっとりと舌を絡ませる、肉棒を味わうようなフェラチオ。
 一見すると奉仕にも見える。
 それを自覚するなり、ナツキは細まって遠くを見詰めていた目をパチパチ瞬きして、欲情を追い出す。

(……こ、このまま咥え続けたらっ……まずっいっ……)

 口の中から肉棒も追い出した。

「んっぷ、ぁ…………はぁっ、ぷ、はぁあ……んもあぁ……はぁ」

 あ、あぶな、かった……。あのままフェラしたら、堕ちていた……。
 
「どおしたんじゃああああああ、あ……もうしまいかあああああ……あ?」

「んっはぁ、…………は、あぁ……はぁ…………ふぅ……」

 言い返そうとしても、開いたままの口からは言葉が出ない。
 それどころか涎さえも止まらなかった。
 閉じると、今度は涎で溺れてしまいそうになる。

 思ったよりも長い時間フェラしていたのか……。

 肉棒が身体に馴染み始めていた。そのことを自覚したナツキは恐れを抱き、払拭するように唾液を纏って黒光りするペニスを睨み付けた。
 しかし睨みつけても、唾液でてらてらと濡れ光っている肉棒、――さっきまで口の中に入っていた肉棒を見ていると、たちどころに目尻が緩んでしまう。

「っう…………はぁ…………、はぁ…………、ふぅ…………はぁ……」

 小金井の言っていたことは本当だった。
 さっきはまだ半立ちに過ぎなかったのだろう。
 舐め始めたときでさえ、常人の勃起以上の存在感だった肉棒。
 しかし今目の前にあるそれは、淫魔と呼ぶにふさわしい悪魔的な形をしていた。

 血管が瘤のように浮かんだ肉棒は見たことがある。だが、小金井の肉棒に巻き付くように生えた血管は、まるで小さなカリ首だった。
 下手なカリよりよっぽどえぐられてしまう、と容易に想像出来てしまう。
 その血管が、次から次へと生まれる欲情を養分にして絶えず肉棒を成長させ続けていた。

「はぁ…………っ、はぁ…………、っはぁ」
 
 何度も口の中で泳がせたせいで、感触から拡張感まで、おまんこに入り込んできた時の想像が鮮明に出来てしまう。
 えぐられる想像だけで、無防備に広げられた肉唇がブルルッ、と震えた。
 気付けばゴツゴツしたシンボルから目が離せなくなっていた。
 瞬きさえ忘れてしまっていた。

「なあにもしないなら、わしのばんじゃのおおおお……」

「まっ、…………まっ……てっ、――んぢゅ 、んふっ、むぅあ……」

 慌てて口に含んだ。
 す……ご、……っ………………いっ……。
 逝かせる為に含んだのか、それとも純粋にちんぽが欲しくて含んだのかは分からない。ただ口の中でピストンさせるだけで多幸感に満ちてしまう。
 ……ぢゅ、……ぢゅ、と口腔壁に擦れるだけで強者と分かる男。そんな男を一方的に責める嗜虐心。男が排泄するための器官を、味を知る為の器官で受け止めている被虐心。それらが入り乱れて多幸感を生み出している。

「とうとうまんこに溜まり切らん愛液が溢れだしたわあアア良い匂いじやああ」

 膣前庭に収まり切らない愛液が臍を通り、顎を伝って漏れていく。そして下り続けた欲情蜜が、フェラチオ奉仕するナツキの唇に触れた。

「んぁあ♥ んじゅっ、んっ、はぁんじゅ♥」

 口一杯に広がるオスのカウパーの臭いと味を、メスの愛液の臭いと味がさらに淫らに際立たせる。
 その淫靡なラブジュースが、口腔ピストンをセックスに紐付けさせて、ナツキの頭の振る速度をより一層淫らなものへと加速させる。
 ジュボッジュボッジュボッ、ジュぶぅう!
 口をおまんこに見立てたフェラチオに夢中になってしまう。

「たまらんようじやあああなああああ、ちんぽに夢中かアアア。生意気な小娘でもかわいいものじゃあああっ、精子が欲しくてたまらんのかあああ?」

 目の前の肉棒に貪り付いているナツキは、コクコクコクとフェラチオの邪魔にならないように細かく首を縦に振るった。

「他愛もないわいいいっ、年期が違うわあアアアアアっひ!? おぉおオオッ!? ゥオオオッ!?」

 ジュボンッ!! 小金井が断末魔とも取れる悲鳴をあげると同時に、ナツキの口から肉棒を引っこいた。
 射精の直前で、小金井がアームを使ってナツキを引き剥がしたのである。

「っ、……ふぅ…………はあ…………っはぁ…………もう、少しっ……だったのに……はぁ、…………くそっ……」

 口で逝かせたら勝利。それが今の二人の間で交わされたルールだった。
 しかし、このままフェラチオを続けていたら欲しくてたまらなくなってルールを無視してセックスを強請ねだってしまう。
 それがはっきり分かるくらいに、ナツキの疼きは限界スレスレのところにあった。
 陥落を予期したナツキは、流されそうになりながらもスパートを掛けて、全力のバキュームフェラで責め立てたのだ。

 しかしそれでも射精させるには至らなかった。
 男を欲する我慢の限界に立たされた中でのラストスパートだった。
 それゆえに、逝かせられなかったのはナツキにとって痛恨の極みだった。

「はぁ、……っう……はぁ……はぁ……あぁ、……はぁ…………っ、はぁ……」

「堕ちたとおもっていたがああぶなかったわああい……ぃ、油断できないわあ、い」

「はぁ、はぁ……はぁ……」

 フェラチオで果てさせたら勝利だった。
 だが、その望みは絶たれてしまった。

 房術では小金井に勝てない。
 責めるはずの口淫でさえ逆に責められているような疼きで蝕んできた。
 ――せめて拘束が無ければ、大太刀を引っ張り出して戦えた。
 いや、どちらにしても、車椅子から生えてるアームを切断できるか怪しい、か……。
 くそっ……。
 何か……、何か手立てはないのか……。

「この状況でも諦めんかあ……大したおなごじゃあ……、じゃああが、こんどはわしの番じゃな。まんこも頃合いじゃろうてぇ……」

 逆さまにされているせいで、小金井の様子がはっきりと分かるわけじゃ無い。
 それでも、はぁ…………、はぁ…………、と股の間に吐息が近付いてくる様子は、見ているのと変わらないくらいに伝わってくる。――下手したら、見ているよりもはっきり伝わってくるようだった。
 はぁ…………、はぁ…………、
 小金井の吐息のリズムに、ナツキも吐息のリズムを合わせる。
 愛撫の開始を予測して、耐える準備に入っていた。

 耐えられるのか……? 
 ふと不安が過った。
 直接弄られてもいないのに逝かされまくったんだよ……? 吐息だけでヒクヒク震えて、疼きが酷いことになっているのに……、耐えられるのか……? 
 一度過った不安が、連鎖的に不安を浮かび上がらせてくる。
 湯気のように湿った吐息を浴びるだけの鈍重な時間の中、不安が次から次へと浮かんでくる。小金井の吐息が近付くにつれて強まる不安感。
 はぁ、、、はぁ、、、と吐息の愛撫が小刻みになってきて、呼吸を合わせたせいで陥った酸素不足がさらに不安を強めてくる。
 だ、大丈夫っ、大丈夫っ、い、痛みで飛ばすっ……。大丈夫大丈夫っ!
 
「ふぅ、ふぅ、ふぅ、ふっ、ふっ、ふ、ふンゥウうう゛ウウ゛!? アァアアァア゛ッ!? アッ!! ン゛ッ!」

 身構えていた。刺激を消し飛ばすように、拳を浅く握って奥歯も浅く噛んでいた。快感に痛みを合わせて凌ごうと準備していた。
 それなのに――、
 ペチュッ……、と陰唇に口付けされただけでゾクンッ! と子宮が入口に向かって慄いた。
 2、3度フレンチキスをされただけで、狂いそうになっていた。

「グガっ!? ウアッ!? ア゛っ、ンッア゛! んひっ!」
  
 逆さまにされていたせいで、キスの度にグインッ! と勢い良く子宮が引っ張り上げられたように慄いた。

「イイ反応じゃあ……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……ちゅっ……」

「ガッ!? う゛っ!? んぅ゛!? グンッ゛!? お゛! うぅ゛!? ンゥウ゛!? ンがっ!?」

 キスのタイミングに合わせてさらに強く歯を噛んだ。
 ギヂッギヂッ、と奥歯が割れんばかりに噛み砕いて快感を誤魔化した。
 どうにか、どうにか絶頂だけは堪えていた。
 しかし、追い打つようにバイブ音がビンッ! ビンッ! ビンッ! ビンッ! と開始される。

「んぉ!? オァッ! アッ゛、ヒィイッ!?」

 入り口震わす虚像の快感に虐められる。
 偽物とは思えないおまんこを捏ねくる造形物。外では陰唇へとチュパチュパ口付けされて、さらには、偽物造形物を吸い出すようにヂュルルルッ! と啜られる。

「ぐッン!? う゛っ!? ア゛ッ! ギッ゛! んぅ゛! んぁ゛! お゛!」

 喘いだら一気に堕ちる。それを分かって声を堰き止めるが、バイブ音波責めとクンニ責めのリズムをバラバラにされて、呼吸すら整えさせてもらえない。
 途切れぬ音波の中での恥部への啄みキスと、吸いつきキスに溺れそうになっているというのに――。

 ビィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイーーーーーイイインッ!!

 とどめと言わんばかりに本物の電マを持ったアームがクリトリスを圧し潰してきて、更なる超絶快感で襲い掛かってくる。

「ンンン゛モォオオオ゛!? ――ンモオ゛!? ンンン゛ンモォモンン゛!!?」

 むりっくりに喘ぎを抑えつけたものだから、ボールギャグでも突っ込まれて叫んだような呻きが身体の中で木霊した。
 本当に入っているかのように無惨に顔が伸びてしまい、当然声を我慢している理由なんて完全に忘れ切っていた。
 それでも我慢を続けるナツキ。
 そんな喘ぎを抑え込む唇に、慣れ親しんだ小金井のちんぽが寄ってくる。

「んああああああああああんっ!!! ア゛!? あんっ! いっ、ア゛! あ゛っ! あぁんんっ!? だ、だめぇえ! あ゛アヒっ!? あ、あぁン゛! アァアんッ! あひいっ! ヒィイイイッ゛!?」

 無意識におちんぽ咥えようとしてしまい口を開けた瞬間、喘ぎ声が飛び出して止まらない!! 矢継ぎ早に飛び出す喘ぎを止められない!

「んあぁ゛ア!? んあ゛りゃめっ! りゃめェエ゛! んあ゛! あ゛!んアアァあ゛! いぐっ! イグゥウ! りゃめっ、いぐぅううう!!」

 おまんこ舐められて気持ちよ良すぎて悲鳴の度に逝ってる! 陰唇にキス、お腹に響くバイブ音、クリトリスへの電マ責めに絶頂が止まらない! 
 三つ巴の絶頂がおまんこの外から中からごちゃ混ぜるように襲い掛かってくる!

「ア゛ッ!? イ゛アッ! あぁ゛っ!? ぐっ、いぐっ!! ダメ、! い、イグッ!! ア゛ いぐっ! ジ、じぬっ!! ジぬッ! 死んじゃンオ゛!? 死ヌ゛ゥウウウ゛! ンブォオオ!? ンブッ!? ンボォッ!?」

 喘ぐだけで逝っちゃう口におちんぽが入ってきて、ジュボジュボされて絶頂の中で絶頂させられる。おちんぽ好きのえっちにされたお口が、ジュボジュボされる度に狂ったように逝かされる。

 まんこよりもまんこになったくちが、ちんぽ良すぎて狂っちゃう!!!!!

 白目を剥いてもちんぽに貪り付くナツキ目掛けて、追い打つように小金井は腰を振り始める。ナツキの身体をアームに振らせつつ、自らも腰を振る。
 ズボズボズボズボズボズボズボズボズボ!! プログラムされた人間では出来ない高速ピストンで粘膜すり切れんばかりに責めたくる。

 ンヂュボンヂュンボヂュボンヂュボンヂュボ! 息吸う隙間無い膨張ちんぽを、ビクビクビクビク痙攣させる。
  
「よおしっ、、精子をくれてやるぞおお、残さず飲めエエエえぃ…………よいなあァア!!?」

「ンブッブン!? ブンブンッッ!!」

 その台詞にナツキは飛び起きんばかりの勢いで首を縦に振った。
 目を見開いて黒目が点になったままの目で激しく頭を振るう中――
 ドビュドブドビュドビュビュルウビュルッ、――ドブドブドブドブッ!

「んぐんんぐこ、ンボッ!? んごく、ンブッ! ぶっばっ……!? んぐっんごっん! んぶ、んぐおんっ!」

 ぶちまけられたものは液体ではなく、まるで精子の固まりを砕いたものだった。
 口の中で噛み砕かないと飲み込めないセメントのような白濁。
 その精液ゼリーをナツキはひたすらに嚥下する。

「んぶんっ、グんぅ、ングンッ!? んかっ、はくっ……ぐ、かはっ……んっ、ぅ……ごぎゅんっ……」
 
 今まで食べた中で一番固い精子。
 喉が詰まりそうになりながらも噛まずにそのまま喉へと必死に押し込んでいく。

「ごくっ、うっ――ン゛ぅ……あ、あぁ゛…………あは、あ……はぁ、んぐんっ、はぁ、はぁあああっ……」

 ジュボンッ、と引き抜いた小金井の肉棒は、このままエッチ出来そうなくらいにガチガチだった。
 いっぱい人見てるけど、このまましたい……かも…………、んくん……。
 惚け切って、小金井に媚び求める言葉が頭の中に浮かんでくる中でのことだった。
 場内にアナウンスが鳴り響いたのだ。
 
 ――Jブロック! かぜチーム! 決勝トーナメント進出!!!

 ……決勝…………んっ、……え…………、え? 

 う、う、そっ……。なんれ……。は、あ……はぁ…………なんれ……。
 まぁ、れもっ…………よかっ、たっ……。

 工学チームオーナー小金井との戦いは、明らかに負けていた。
 相手が油断したとも思えない。まるで勝ちを譲られたような気分だった。
 それでもこの時は、自分が原因で負けてしまうかも知れない。そんな重すぎる重圧から解放されて、ナツキは相好を崩した。
 同時に肩の力が抜けて、ナツキはそのままぐったりと眠りに落ちてしまうのであった。
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