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第2章 忍の章

10話 ナツキVS変態カップル♥(百合・尿道責め・失禁・イラマチオ)

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 男の人とは明らかに違うエリナの柔らかい身体。
 それは関節、皮膚だけに限らず髪の毛から爪まで別な生物にさえ思えた。
 そしてその質感は、同性だからか怖いくらいにナツキの身体に馴染んだ。


 絶えず肌と肌を触れ合わせていたくなる程で、終始受けに回っていたナツキであったが、エリナの色気に酔わされて自ら指を絡み合わせ始めていた。
 唇を重ねてネタっ……ネタっ……と唇を左右に崩し合わせる。


「んあ、あーっな、なつ……、きっ……んっ……」


 己のレズ気質を本気で疑ってしまう。
 オネエと違って、エリナは正真正銘女の子。
 それを分かっているのに胸がときめいた。


「んあぁあっ、あぁあっ♥」


 男の子が女の子を虐めたくなる気持ちが分かってしまう。
 無反応だと飽きてしまい、反応すると面白がってヒートアップするいじめっ子。
 そんないじめっ子の気持ちが嫌になるくらいに分かってしまう。
 指先ひとつでこんなに反応されたらやめられない。


 くちゅくちゅくちゅくちゅ――


「あっ♥ ああんっ♥ ナツキっ、いいっ、あんっ、きもちいいよー♥」


 発情真っ只中の自分のまんこよりトロトロな愛液が溢れている。
 どれだけ感じているのかを、男の子よりも理解出来る。
 どれだけ気持ちよくなっているのか理解出来てしまう。
 だからどれだけ気持ちよくなっているのかをリアルに想像してしまう。


 そのせいで責めているナツキまで疼いてしまう。
 感じる場所だって分かる。榎本君よりも――。
 ナツキは入り口ばかり責めていた指を、さらに奥へと差し込んで天井を擦る。ザラザラをへこませるように責め立てる。


「あぁあっ♥ いいっ! きもちいいぃ♥」


 ジュプ……ジュプ……、と愛液を散らすおまんこを舐めてしまいたくなる。
 男の人が美味しそう、なんて言葉にするような味への期待はない。
 美味しくないのは分かっている。
 舐めたいわけじゃないけどもっと気持ちよくさせたい。
 もっと恥ずかしがらせたい。もっと喘がせたい。


 れろっ、ちゅ……ちゅ、んっ……れろっ……。


「あぁあっ♥ あ、ひ、いぃ、な、ナツキに、なめられてるっ♥ あはぁ♥」


 酸味の強い、キウイフルーツのような味だった。
 しかし、思っていたよりも嫌な味じゃない。
 興奮しているからか、舌が痺れる感じが癖になってしまいそうだった。
 エッチな汁が大人の階段を上がりかけている陰唇から溢れてきて、喉がコクコク鳴っていた。


 射精よりもずっと少ない量なのに、精子を飲むときよりも喉を鳴らしていた。
 口の中を空っぽにしても喉を鳴らしてしまって、今までのどんな液体よりも身体が欲していると知らされた。


 エリナを感じさせる為なら何でもしてしまいそうだ。
 愛液を啜る為なのか、興奮が見たい為なのか、喘ぎ声が聞きたい為なのか分からない。ただ、エリナを舐めるのが気持ちいい。


「あぁあっ♥ い、いいっ、あ、あぁんっ、クリトリスっい、いいっ♥」


 快感が伝わってくるから、舐めているナツキまでおまんこがヒクヒク震え始めていた。責手に回っていなければ手淫に没頭してしまいそうだった。


 チャプチャプ舌を差し入れてエリナを満たしつつ、自分の欲望まで満たす。
 エリナの快楽を想像して、自分の愛撫を自分に妄想していた。


 ナツキは股を広げて腰をくねらせる少女に夢中だった。
 緩んだ喘ぎ、止めどない愛液、くねる体に対して、どこか妖艶でありつつも冷ややかな表情でエリナから見られていると気付けないほどにナツキは夢中だった。


「なつきっ、あ、あたしもっ舐めたいっ、ナツキのっ♥」


 一言だけでクンニを続けられなくなった。
 エリナから舐められる想像だけで下腹部がムズムズした。


 エリナとは六年近くの付き合い。そんなエリナにおまんこを舐められるなんて。
 言葉に詰まっている中、エリナからレロッと唇を舐められて、そのままお口の中に舌が入ってくる。


 あっ、や……ば……あ、んっ……。


 甘く、それでいて部活終わりのシャワー室のような熱気に頭がくらっとした。
 部活の熱気に包まれるような倦怠感、エリナの舌にまどろみを強められる。
 柑橘系のゼリーのような舌に、口の中を舐められる。
 愛液混じりの唾液一杯の口内に、エリナの味が入ってくる。


「んっ、ふ、あぁあっ、んちゅ……」


 口の中をクチュクチュ鳴らされて、愛液の味で満杯にされて、夢中になったクンニを思い出させられる。それに加えてのエリナの舌使い。
 ナツキがと思ってしまうほどナツキ好みなものであった。
 強弱、リズム、感触、温度、そのどれもがである。
 自分で自分を愛撫していると思ってしまうくらいに。
 それもその筈、エリナはナツキから舐められた舌使いを模倣していたのだ。


 半開いた口の中で、チュルルルルッとワインセラピストのように香りを広げられて、ワインよりも強いアルコールに酔わされる。
 酔いを見計らったように、ナツキの透きとおりつつ桃色掛かった内腿が、猫の顎でもじゃらすように撫でられる。


「っ、はぁ♥」


 立っていた膝がヒクンッ、ヒクンッと意のままに操られる。
 エリナの指に従わされる。


 あぁ……、舐められたいっ、舐められたい……エリナエリナっ……。


「ねぇナツキー、まんこぴゅっぴゅぴゅっぴゅなってるよー? 触ってもないのに処女みたいなまんこから玩具の水鉄砲みたいに愛液吹いてるよー?」


 今にもクンニを懇願してしまいそうなナツキであったが――。


「い、いや……、み、見ないでっ、見ないでエリナっ……見ないでっ……」


 股を閉じようとしたものの、腰が抜けてしまったみたいに閉じられない。
 膝の内側をしゃくられるだけで、愛液の噴出は止まらない。
 そんな壊れてしまったおまんこに顔を寄せられる。


「ま、まって、エリナっ!」


 あまりの恥ずかしさに拒絶を叫び、力なく緩んだ膝をガンッ、とぶつけてみっともないYの字にしてグリグリ膝皿を擦り合わせる。しかし、擦り合わせる膝を両手で撫でられると、いともたやすく力が抜けてしまう。
 そのまま這い進んでこられると、だらしのないガニ股にされてしまった。


「だ……だめっ、っだめ……っう、あ……あぁあん!♥」


 チュッ、とクリトリスを吸われただけで、甘ったるい声を張り上げていた。
 クリトリスから脳天へとツキンッと刺すような刺激が駆け抜けて、エリナがいるのも忘れて股間を反らしていた。


 腰がエビ反りするのを分かっていたように、エリナはナツキの浮かび上がった小ぶりな桃尻に腕を通して、担ぎ上げるようなクンニをしてくる。


「あぁあんっ! だ、だめっ! あ、あぁん♥ あひぃ! んっ、あっ♥」


 ベロベロ激しく舐められているわけではない。
 ピチョ……、ピチョ……、と雨上がりのような優しい音を鳴らしての愛撫だった。
 それなのに、クリトリスの下にある尿道ばかりを的確に舐められて、喘ぎ声を止められない。


 それも舌を使って面で舐めてくるのではなく、ざらつきを使った点で舐めてくる。
 点を点で埋めるように舐めてくる。


「いっ、あっ、あっ! あっ! んっ♥ あ、あ……っ、あんっ、だめっ!」


 チョリッ……、チョリッ……とおしっこの穴を抉られる。
 おしっこが、漏れちゃう!


「ネッ……ロッ……んふふっ♪ 恥ずかしいよねー? 漏らして良いよー。お漏らししてどっちがくノ一として上なのかをはっきり身体に教えてあげる。絶対逆らえないようにねー」


(……そ、……そうだった。くノ一っ、エリナはくノ一だったっ……失禁なんてさせられたらっ、ほ、ほんとにっ、逆らえなくっ、なるっ、エリナに、――エリナに逆らえなくなるのはいやだっ!)


「や、めっ、んぅ!? あ、あぁ♥ らめっ、え、えりなあぁんっ!?」


 今の今までエリナがくノ一であったことが、すっかり頭の中から抜け落ちていた。
 くノ一同士の戦いの最中であることをすっかり忘れてしまっていた。
 忍者の言いなりになる。それは絶対に嫌だ。
 しかしそれ以上に、クラスメイトであり、一番長い時間を一緒に過ごしてきた友達の言いなりになるのはごめんだった。余計に負けられない思いが強くなった。


「あれー、急に睨んできてどーしたの? えぇー、まだ闘志萎えていないんだー? それなら徹底的に堕としちゃうよ? 言っておくけど、あたしって榎本よりも容赦ないから」


「んやっ!? あっ! ひぃ♥ あはぁあんっ!?」


 くちゅくちゅくちゅ! ざらつきで擦り上げられて、舌先で突かれ排尿を意識させられる。さらに尿意をこみ上げさせるように窄めた唇で吸い付かれる。
 ナツキの決意すべてを尿水と一緒に流し尽くすような責めが、――1時間、2時間と続けられていく。


「らめぇえ! りゃめっ、りゃめええ、おしっこれちゃう♥ や、やめりぇっ!」


 止まることなく更に膣責めは繰り返される。
 レロッ、チュ……、チュルルッ、――レロッ、チュ……、チュルルッ――


                  ※


 ――ナツキの声を無視した責めが始まって、4時間が経過した頃だろうか。


「らぁ、めぇ……らぁ、、、めぇえ……お、おしっこぉ、も、もれちゃふぅ……、もれちゃふ……、おしっこもれひゃう……」


 意識無いまま拒絶を叫び続けたナツキの口が、意識も無しに同じ台詞を繰り返していた。そんな責めあぐねているエリナに、今し方目覚めた榎本が言った。


「はぁ――、ひっどい目にあった。これ多分まだまだ堕ちないなー。どうするエリナー? MARSの出番か?」


「そうだね榎本。MARSを利尿剤に変質させてー。すこし疲れた」


「おっけー」


 そう言った榎本が、ナツキの顔の上に四つん這いになるように跨がった。
 何度も狂わせてきたオスの臭いに、無意識にいたナツキの眉がヒクッと寄る。
 真夏の地平線のようにぼやけた視界に、榎本君のおちんちんがあった。


「ほらナツキちゃん咥えてーー、おっ……」


 考える間もなくおちんちんが口の中に入ってくる。
 呻き声を上げられないくらいに口の中が痺れた。
 と、同時にオマンコがピチャピチャ舐められる。


 ――え、エリナっ……。
 エリナに責められ続けていたことを思い出す。
 その思考をぶつ切りにするように榎本君から腰を振られる。


「んっ!? むっ、むぉあ!? ンァア゛!? んぅ!?」


 吐き出そうとしても、オチンポの味と股を裂くような鋭い快感に抵抗出来ない。
 友達の彼氏のオチンポを吐き出せない、カウパーが溢れてきても吐き出せない。
 それどころか、オマンコに舌が入ってきて、オチンポ吸っちゃう。
 カウパーごくごくしちゃうっ!


「んじゅ、ぢゅ、ンゥウ!? ンゥウ゛!? モ、モゥ!?」


 強烈な尿意まで襲い掛かってくる。
 異常な変態カップルに責められて、失禁させられるっ、ま、まずい、まずい!


 カウパーが原因とも知らずにナツキはごくごく子種を飲み続けて、同時に尿道を徹底的に嬲られる。
 レロレロレロッと排泄孔を責められながら、口では肉棒が激しく出入りする。
 パンパンに膨らんだおちんぽが、利尿剤を吐き出そうとして激しく出入りする。


「ンむぅう゛!? んぶっ、んご、ゴクン!? ンミュウウウウウッアァア!?」


 吐き出された熱湯のような精液を一飲みした瞬間、膀胱が感覚失ったように力が抜けて、我慢が、が、がまんがっ、も、もうできないっ!


「れ、れちゃうっ、え、えりなっ、ダ、ダメダメダメッ! イヤァアアア!!」


 ピシャッピしゅっ! ピショピシャアアッ! ぴしゅぴしゅ!
 振りに振りまくったドンペリのように我慢を超えたおしっこが散り咲いた。
 それを避けようともせず排泄孔を舌で突かれる。


「らめ! え、えりなっ! いやらあああっ! いやぁアアッ! ンブッウ!?」


 黙らせるように、また榎本君のおちんちんが口の中に入ってきた。
 口ではジュボジュブッジュボッ! とおちんぽで責めたくられて、おまんこではレロレロレロッ! 
 2人による2穴責めは休むことなく続けられるのであった。


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