魔法道具発明家ジュナチ・サイダルカ

【世界最強の魔女✕ネガティブ発明家✕冒険】

自然を操る魔法がある世界に、魔法が使えない人種「ナシノビト」がいた。
非力なナシノビトは「サイダルカ」という一族が発明した「魔法道具」のおかげで、魔法に似た力を使える。
その一族の末裔の少女・ジュナチは、この物語の主人公である。

才能がない彼女は、魔法道具を作ることを諦めていた。
発明をやめ、伝説の魔女を助けることだけを夢見ていた。
その魔女の名前は「ゴールドリップ」。
輝く唇を持つといわれている。
様々な事情で命を狙われていると噂があり、ジュナチは彼女を探していた。

ある日、ジュナチは見知らぬ少年・ルチアーナと出会う。
その少年の唇は、金色だった―――。

表紙と毎話の挿絵:ぽなQ(@Monya_PonaQ)
※この小説は毎月第1金曜日に更新予定です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 192,645 位 / 192,645件 ファンタジー 44,524 位 / 44,524件

あなたにおすすめの小説

Sirdianna ―風の腕輪と覇王の剣―

久遠マリ
ファンタジー
母を喪い天涯孤独となって、中等学舎を中退し、魔石動力への学びと飛行機乗りへの道を断たれてから、一年。シルディアナの帝都、南街区の酒場「竜の角」に住み込みで働くラナは、ある日地下室でなされている密談を偶然耳にする。「竜の角」に訪れる珍客、一人の男との邂逅……やがて彼女は、シルディアナ帝国全土を揺るがす革命に巻き込まれていく。魔石動力革命後、平面映像機、小型飛行機サヴォラ、凛鳴放送などが開発されたシルディアナ帝国の行く末を描く、近現代風マジックパンク・ハイファンタジー。

黒の悪魔が死ぬまで。

曖 みいあ
ファンタジー
伝承『黒の悪魔と旅人と。』に出てくる”黒の悪魔”。 その、空想の産物だと思われていた”黒の悪魔”が…ある日、突如として、現実世界に誕生した。 のちに【黒の誕生】と呼ばれるようになったその大惨事では…伝承の”黒の悪魔”と同じ”チカラ”と”姿”をもった人間が、その”チカラ”を解放し…多くの犠牲者を出した。 そんな大惨事【黒の誕生】から7年。主人公”ヨウ”は、【黒の誕生】で父を亡くしながらも、生き残った兄と2人、幸せな日々を送っていた。そんな8月のある日、そう、今日は”ヨウ”が密かに想いを寄せている…幼馴染”ヒマリ”の誕生日。 最高の1日にするため、動き出す”ヨウ”。 だが、彼はまだ、知らなかったーー。 ”黒の悪魔”による2回目の大惨事、【黒の再来】が…今日まさに、自分の住む山で…起ころうとしていることを。 消えたと思われていた、人類の敵ーー”黒の悪魔”は、生きていたのだ。 そして、【誕生】から7年後の今日、ついにーー【再来】する。 ”ヨウ”は、まだ知らない。 【黒の再来】を、望んでいる人物が…”裏切り者”が、一見平和にみえる、自分の日常に紛れ込んでいることを。 そして今日、その人物によって…【黒の再来】が引き起こされ。大切な人を…失う、ことを。 【黒の再来】の、その時。 …周囲を欺いていた”裏切り者”は、興奮を隠せずに叫ぶ。「黒の悪魔の、【再来】だ!!!」 …大切な人を失った少年、”ヨウ”はつぶやく。「…ユルサナイ。」 …大切な人を失った少女、”ヒマリ”は叫ぶ。「私…絶対に、ヨウを…許さない…!!!」 これは、世界に混沌をもたらした全ての元凶”黒の悪魔”がーー死ぬまでの物語。 *週2(水or木、土or日)投稿予定です!⇒12月上旬試験期間につき更新停止中。  引き続き、イイネ応援、感想、大喜びします。励みにします。ありがとうございます。 *Twitter(X)で挿絵や情報配信中です→ https://twitter.com/Ai_mm_iA【@Ai_mm_iA】

蒼の魔法士

仕神けいた
ファンタジー
いつも通り、お天気AIの天気が始まる。 建ち並ぶ高層ビルにスマホ片手に忙しない人混みも日常風景の一つだ。違っていたのは空模様。 まさか、予報に反してビルの破片が降ってくるなど人も機械も予想できなかった。 見えるはずがない、聞こえるわけがない、しかしそれは存在している。 すべてはその存在――アヤカシが原因だった。 さらにいえば、その原因を連れてきたのは、春日ユウという一人の青い髪を持つ子供。 ユウは、「妖魅呼-ヨミコ-」というアヤカシを呼び寄せてしまう厄介な体質を持っていた。 厄介事は日常茶飯事。常に身の危険を感じつつも、兄に守られて生きてきたユウ。 ときに戦い、ときには逃げるを繰り返す日常は、自身だけでなく兄への負担が大きすぎる。悩んだ末、ユウは一大決心をする。 この厄介な体質をなんとかしよう! 自身の身を守るため、そして兄の手を煩わせずに生きるため、アヤカシと唯一戦える存在、魔法士となるユウ。 ところが、魔法士となるための難関がユウの前に立ちはだかる。 果たしてユウは魔法士になれるのか? 体質改善は成功するのか!? ※この物語はフィクションです。実際の団体や組織名とは無関係です。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?

冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。 オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・ 「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」 「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」

王が気づいたのはあれから十年後

基本二度寝
恋愛
王太子は妃の肩を抱き、反対の手には息子の手を握る。 妃はまだ小さい娘を抱えて、夫に寄り添っていた。 仲睦まじいその王族家族の姿は、国民にも評判がよかった。 側室を取ることもなく、子に恵まれた王家。 王太子は妃を優しく見つめ、妃も王太子を愛しく見つめ返す。 王太子は今日、父から王の座を譲り受けた。 新たな国王の誕生だった。

滅せよ! ジリ貧クエスト~悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、ハラペコ女神の料理番(金髪幼女)に!?~

スサノワ
ファンタジー
「ここわぁ、地獄かぁ――!?」  悪鬼羅刹と恐れられた僧兵のおれが、気がつきゃ金糸のような髪の小娘に!? 「えっ、ファンタジーかと思ったぁ? 残っ念っ、ハイ坊主ハラペコSFファンタジーでしたぁ――ウケケケッケッ♪」  やかましぃやぁ。  ※小説家になろうさんにも投稿しています。投稿時は初稿そのまま。順次整えます。よろしくお願いします。

【完結】生贄になった婚約者と間に合わなかった王子

ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
フィーは第二王子レイフの婚約者である。 しかし、仲が良かったのも今は昔。 レイフはフィーとのお茶会をすっぽかすようになり、夜会にエスコートしてくれたのはデビューの時だけだった。 いつしか、レイフはフィーに嫌われていると噂がながれるようになった。 それでも、フィーは信じていた。 レイフは魔法の研究に熱心なだけだと。 しかし、ある夜会で研究室の同僚をエスコートしている姿を見てこころが折れてしまう。 そして、フィーは国守樹の乙女になることを決意する。 国守樹の乙女、それは樹に喰らわれる生贄だった。