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第三章 僕と竜くんのえっちな人達

僕と竜くんの精液パック※

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 涙が枯れるってのを、僕は初めて体験したのかも……。

 泣いて泣いて、しゃくりあげて、むせて、叫んで、心の中に涙の池みたいなのがあって、空っぽになったみたいで、僕は泣くのをやめた。

 泣くのに疲れちゃった……。

 眠たくなって力が抜けちゃって……。

 竜くんの体温に包まれて、丸くなったまま僕はうとうとした。


 寒い……冷たくて……あったかい…。

「んーっ……はあ……」 

 竜くんの息づかいが荒くて目を開いたら、竜くんが僕のお腹におっきいおちんちんから白い精液を出して、裸の僕にペタペタ塗ってた。

「りゅーくん!」

「あ、起きたー?まだねー、足に塗ってないからー」

 竜くんは裸のままあぐらをかいて、またおっきいおちんちんを握ってごしごし始めてて、僕の首から腹までべたべたしてるし、竜くんの精液の臭いでものすごい。

「なに……これ?」

「んー?社長の奥さんに電話して聞いたー。白いの塗ってパックするとー、染みが薄くなるんだって。料理のじゃないやつって言ってたからー」

 そのあと、手を止めて

「本当は、やなんだけど……みそらクンの金魚……消えちゃうの…」

ってぼそっ……て、それから大きな体を屈めて手でまたごしごし始める。

 なんかおかしい…電動でも、笑うことなんて出来ない。

 竜くんは慰めるなんてことは出来ないから、竜くんなりに考えて考えて、竜くんが苦手な社長の奥さんに……竜くんのお母さんなんだけど……電話までしてくれて。

 僕は体を起こして、竜くんの手の中のおっきいおちんちんの先っぽを舐めてから、ぱくって口の中に入れた。

 蛇の頭みたいに張り出した竜くんのおっきいのは、もう静液が出始めててぬるぬるしてる。 

 先っぽを少し吸うと、竜くんが息を詰めた。

「竜くん」

 口を離して、竜くんを見上げる。

 竜くんは片方だけ眉をあげて困ったような顔をしてて、こういう顔もかっこいいなって思った。

「竜くんが会社で僕と一緒にちゃんと働いてくれてたら、僕は僕の金魚をずっと大切にするよ」

 竜くんに分かりやすい言葉は、多分、こんな感じ。

「パックして消したりしないでいーの?」

 竜くんは嬉しいって顔をした。

「あ、でも、みそらクンは金魚……やなんだよね……」

 それから、また、困ったような顔をする。

「……よくわかんないや……」 

 本当に分からなくなっちゃったんだ。

 小さい頃からのコンプレックス。

 それを好きって言ってくれている人が、目の前にいて。

 分からないなら、分かった時にまた、考えればいいかな……なんて思った。

「竜くんが僕の金魚を大好きなうちは、大事にするね」

「みそらクン」

 竜くんは凄く嬉しくなったみたいで、僕の体をぎゅって抱き締めてから、仰向けにした。

「わあっ……」

 竜くんの好きなえっちの仕方で、僕もこれが好き。

 竜くんのおっきな体が僕を包んでくれるし、竜くんはえっちの時、下から見上げると少し怒ったような顔をする時があって、竜くんは

「よくわかんない」

って言うけど、僕はその顔がほんの少し怖い。

 お尻だけ少し上げられて僕は布団を掴むと、竜くんがぬるぬるをお尻の穴に塗って、竜くんのおっきいおちんちんにも塗るのを感じて息を吐いた。

 力を抜かないと竜くんの先っぽは簡単には入らない。

 くちゅ……って熱い先っぽが入って、僕のひだひだからぞくぞくって気持ちいいのが背中を上る。

「あ……あ……あ……りゅーくん……全部入れて……」

 竜くんの毛の生えてる根っこはすごく太くて、ひだひだがいっぱいに広がってると、揺らされるだけで僕はメスイキでイっちゃう。

「うん」

 中に中にと入って来て、毛が当たるとぐりぐりって押し付けて揺らされた。

「あっ……ああああっ……イく……」

 ひだが気持ちよくて、ぎゅううって締まる。

 竜くんは

「う…」

って呻いて、動きを止めて軽く息を吐いた。

「みそらクン、締めすぎ。痛いよー」

「あ……気持ちよくて……」

「ぅもー、お仕置きするー」

 竜くんは僕に覆い被さると、シーツを掴んでた左手に、竜くんの左手を上から重ねて、右手で僕のちっさいのを握った。
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