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42 黒王の望み
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全てが一瞬だった。
走り出すシンラとレティ。
嬉々として直樹を捕まえようと、犯していたティーから楔を引き抜き、横に蹴り飛ばしたザトと、必死で起き上がり、ザトの落とした剣を掴んでザトに斬りかかりながら、直樹を逃がすために突き飛ばすティー。
直樹を受け止めるシンラが見たのは、隠し扉から出てきてティーを斬って捨てたザトの腹心らしい黄色頭。
「この、不忠義者が!」
元凶であった黄色頭の腹に細身の剣を突き入れたレティは、ザトに向かうがそれをシンラが遮る。
「武官長!赤頭は俺に始末させてくれないか。我が森の恥だ」
「しかしっ我が王を!……わかった」
少年が倒れて動けないでいるのを見て泣いている直樹をレティに渡すと、シンラは双剣を握り直したが、
「森の王、これを使え!」
と低い声がして、シンラは投げて寄越された重い竜の骨で作られた剣を掴んだ。
「あーあ、あらかた終わっちまってるじゃねえか。森の王、行動が早すぎだ!」
褐色の肌に真っ赤な髪を高く結った美しい男は隠れていた黄頭を刺し、その横には屈強の戦士がいて、その男がいつも持っている剣を投げて寄越したのだ。
「……助かる」
シンラは長剣を低く構えて、ザトに斬りかかる。
ザトは落ちていた剣を掴むと変則的な動きで逃げ回るが、シンラはそれに馴染んでいきはじめは腕を落とした。
「ぐあっ……」
ゴ…ッと鈍い音がしたが、それは木で作った義手で、ザトがにやりと笑う。
「なーんてな。森の耳付きか」
「森の王として、お前を認めることはできん」
「ぬかせ……ガキが」
互いの剣の刃が鈍い音の唸りを上げ、力付くシンラはザトの剣をへし折った。ふぅっと息を吐き、そのまま水平に剣を走らせる。
「きさまーーーっ!」
ザトの声と一際鈍い音と共にザトの赤髪の髪を伴う首が綺麗に飛んで、浴場の湯に浮かび、パッ……と赤を散らした。
直立した体躯は、血を噴き上げながら真後ろに倒れ、白亜の壁と床を汚して……終わる。
「お見事、森の王」
柱にもたれていた赤の王の声かけに、シンラが振り向くと、武官のほとんどがいて、まだ気を失ったままの黄王を抱いた女官長が両膝をついた。
「ありがとうございます、森の王」
それを皮切りに武官が一斉に両膝をつき、平伏する。武官長レティですら、両膝をついてシンラに頭を下げた。
「人の王として崇められよ、森の王。確かに我らとは違う王気を感じる」
赤の王がちらりと直樹を見るが、直樹はぐったりとしたまま動かない黒髪の少年ティーに駆け寄り、必死で揺らしていた。
「シンラ、この人を助けて!」
シンラは赤の剣士レキに返して、直樹が悲痛な声で言ってくるのに戸惑うが、それを笑うように赤王明がシンラの肩を叩く。
「まだ、息があるだろ。そりゃあ、直樹。お前のを扱いておっ勃てて、白珠をぶっかければ治るって。森の王がやらないなら、俺がやろう」
よくわかっていないのか、右手を差し出した赤王の手を取ろうした直樹をシンラは抱き取ると、そのまま直樹の腕を羽交い締めのような体勢巻き込んで、直樹の長チュニクをたくしあげた。
「やっ…シンラ?何を!」
触れば軽く屹立する直樹の小さな穂先はひくりと反応するが、ゆっくりとなぶってやる余裕はない。だからこそ、感じやすい尻襞に指を這わした。
「ひっ!」
「目を閉じていろ」
屹立はさせたがそこから先に進めないでいる直樹の長衣の後ろを探り、尻襞にぬくりと指を入れる。
「やっ…嫌!……ぅあっ!」
そのまま核をぐりぐりと押してやると、ぽたりと一滴溢れ出した。それからさらに襞を伸ばしたり、襞をぐるりとひろげ、指を増やして強制的に感じさせてやる。
「いや…嫌。シンラ、手を止めて、あっ……手を……離してっ!いやぁっ……あああっ!」
強引に快楽を引き出して白濁を溢れさせると、下で横たわるティーの肩から背中にかけていく。直樹が黒王ならば、白珠として万能の調薬となるはずだ。
「シンラ、ひどい……!皆が見ているのに、嫌だって言ったのに!」
真っ赤になって直樹が、手を離したシンラに詰め寄る。
「しかし……」
「仕方ないだろうが、なあ、直樹よ。死にそうな奴には活きの良いのをぶっかけるにかぎる。ほら、直樹、見てみろ」
赤王の笑いながらの発言に、直樹は半泣きのまま黒髪の少年を見下ろす。
黒髪の少年ティーの出血は止まり、びくりと体を震わせ、深い息を吐いてうっすらと目を開けた。
「クロ、無事……?」
直樹が泣きながら屈んで、ティーを抱き締める。
「はい!僕は無事です。ありがとうございます!」
「よかった……」
そう言い、再び気を失うように目を閉じるのに、直樹が再び泣きそうになったが、
「大丈夫だが、失血がひどい。寝台へ運べないか?」
と明が周りを見渡す。
死体だらけの宮よりも、女たちが薔薇の館に連れていくと言い出し、シンラは直樹のかわりにティーの体を抱き上げた。
「ちっ、俺の白珠を持ってやがる」
明がザトの懐から小瓶を取り出して足で砕く。そのザトの頭は浴場で揺れており、死体には興味がないのか、女たちが出ていたのだ。
「おい。死体をかたつけないのか?」
レティが頷く。
「二日もすれば死食い虫が全てをかたつけてくれますわ。心配はいりませんのよ。こちらへ……」
斬られた者の魂すらも、骨も残さず食い散らすとかいう虫の話は聞いたことがある。
「怖いもんだな」
「そうでもありませんわ。虫が好むのは死んだ者だけですもの」
「そうは言っても……直樹?」
直樹が真っ赤になって、まだ泣きながらシンラを睨んでいた。そんなシンラの横に明がやって来て、
「直樹、怒るな。仕方ないだろうが。黒髪の奴も命拾い……直樹?」
直樹がチュニクの裾を握りしめて、キッと明を睨み上げるので、明もレキすらも気圧されて押し黙る。
「僕は、僕は、性的な行為を皆に見られて恥ずかしいのです。こんな……こんなことを王様がするなんて嫌です、絶対に嫌です!明さんもニュト様も、もしかしたらアルバートも嫌だったのなら、白珠の代わりのものを天帝に僕は望みます!」
叫び天を見据えた直樹を中心にド……ンと地鳴りがして、まるで天地が反転するような揺れに、湯に浮かぶザトの首が白亜の床に跳ね上がり、しばらくして静止した。
どこからか鈴の音のような音がして、直樹がふわりと倒れる。
「これは……和合の音がする?」
明が直樹が床に落ちる前に掬い上げ、聞いたことのある音に耳を澄ましたが、静かに止んでただ静寂が訪れた。
走り出すシンラとレティ。
嬉々として直樹を捕まえようと、犯していたティーから楔を引き抜き、横に蹴り飛ばしたザトと、必死で起き上がり、ザトの落とした剣を掴んでザトに斬りかかりながら、直樹を逃がすために突き飛ばすティー。
直樹を受け止めるシンラが見たのは、隠し扉から出てきてティーを斬って捨てたザトの腹心らしい黄色頭。
「この、不忠義者が!」
元凶であった黄色頭の腹に細身の剣を突き入れたレティは、ザトに向かうがそれをシンラが遮る。
「武官長!赤頭は俺に始末させてくれないか。我が森の恥だ」
「しかしっ我が王を!……わかった」
少年が倒れて動けないでいるのを見て泣いている直樹をレティに渡すと、シンラは双剣を握り直したが、
「森の王、これを使え!」
と低い声がして、シンラは投げて寄越された重い竜の骨で作られた剣を掴んだ。
「あーあ、あらかた終わっちまってるじゃねえか。森の王、行動が早すぎだ!」
褐色の肌に真っ赤な髪を高く結った美しい男は隠れていた黄頭を刺し、その横には屈強の戦士がいて、その男がいつも持っている剣を投げて寄越したのだ。
「……助かる」
シンラは長剣を低く構えて、ザトに斬りかかる。
ザトは落ちていた剣を掴むと変則的な動きで逃げ回るが、シンラはそれに馴染んでいきはじめは腕を落とした。
「ぐあっ……」
ゴ…ッと鈍い音がしたが、それは木で作った義手で、ザトがにやりと笑う。
「なーんてな。森の耳付きか」
「森の王として、お前を認めることはできん」
「ぬかせ……ガキが」
互いの剣の刃が鈍い音の唸りを上げ、力付くシンラはザトの剣をへし折った。ふぅっと息を吐き、そのまま水平に剣を走らせる。
「きさまーーーっ!」
ザトの声と一際鈍い音と共にザトの赤髪の髪を伴う首が綺麗に飛んで、浴場の湯に浮かび、パッ……と赤を散らした。
直立した体躯は、血を噴き上げながら真後ろに倒れ、白亜の壁と床を汚して……終わる。
「お見事、森の王」
柱にもたれていた赤の王の声かけに、シンラが振り向くと、武官のほとんどがいて、まだ気を失ったままの黄王を抱いた女官長が両膝をついた。
「ありがとうございます、森の王」
それを皮切りに武官が一斉に両膝をつき、平伏する。武官長レティですら、両膝をついてシンラに頭を下げた。
「人の王として崇められよ、森の王。確かに我らとは違う王気を感じる」
赤の王がちらりと直樹を見るが、直樹はぐったりとしたまま動かない黒髪の少年ティーに駆け寄り、必死で揺らしていた。
「シンラ、この人を助けて!」
シンラは赤の剣士レキに返して、直樹が悲痛な声で言ってくるのに戸惑うが、それを笑うように赤王明がシンラの肩を叩く。
「まだ、息があるだろ。そりゃあ、直樹。お前のを扱いておっ勃てて、白珠をぶっかければ治るって。森の王がやらないなら、俺がやろう」
よくわかっていないのか、右手を差し出した赤王の手を取ろうした直樹をシンラは抱き取ると、そのまま直樹の腕を羽交い締めのような体勢巻き込んで、直樹の長チュニクをたくしあげた。
「やっ…シンラ?何を!」
触れば軽く屹立する直樹の小さな穂先はひくりと反応するが、ゆっくりとなぶってやる余裕はない。だからこそ、感じやすい尻襞に指を這わした。
「ひっ!」
「目を閉じていろ」
屹立はさせたがそこから先に進めないでいる直樹の長衣の後ろを探り、尻襞にぬくりと指を入れる。
「やっ…嫌!……ぅあっ!」
そのまま核をぐりぐりと押してやると、ぽたりと一滴溢れ出した。それからさらに襞を伸ばしたり、襞をぐるりとひろげ、指を増やして強制的に感じさせてやる。
「いや…嫌。シンラ、手を止めて、あっ……手を……離してっ!いやぁっ……あああっ!」
強引に快楽を引き出して白濁を溢れさせると、下で横たわるティーの肩から背中にかけていく。直樹が黒王ならば、白珠として万能の調薬となるはずだ。
「シンラ、ひどい……!皆が見ているのに、嫌だって言ったのに!」
真っ赤になって直樹が、手を離したシンラに詰め寄る。
「しかし……」
「仕方ないだろうが、なあ、直樹よ。死にそうな奴には活きの良いのをぶっかけるにかぎる。ほら、直樹、見てみろ」
赤王の笑いながらの発言に、直樹は半泣きのまま黒髪の少年を見下ろす。
黒髪の少年ティーの出血は止まり、びくりと体を震わせ、深い息を吐いてうっすらと目を開けた。
「クロ、無事……?」
直樹が泣きながら屈んで、ティーを抱き締める。
「はい!僕は無事です。ありがとうございます!」
「よかった……」
そう言い、再び気を失うように目を閉じるのに、直樹が再び泣きそうになったが、
「大丈夫だが、失血がひどい。寝台へ運べないか?」
と明が周りを見渡す。
死体だらけの宮よりも、女たちが薔薇の館に連れていくと言い出し、シンラは直樹のかわりにティーの体を抱き上げた。
「ちっ、俺の白珠を持ってやがる」
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斬られた者の魂すらも、骨も残さず食い散らすとかいう虫の話は聞いたことがある。
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「そうは言っても……直樹?」
直樹が真っ赤になって、まだ泣きながらシンラを睨んでいた。そんなシンラの横に明がやって来て、
「直樹、怒るな。仕方ないだろうが。黒髪の奴も命拾い……直樹?」
直樹がチュニクの裾を握りしめて、キッと明を睨み上げるので、明もレキすらも気圧されて押し黙る。
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どこからか鈴の音のような音がして、直樹がふわりと倒れる。
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