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22 森での再会
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明け方の薄明かりの中を、赤竜を高速で飛ばす。ジジの銀髪が風に靡き、明の華やかな赤い髪も揺れて、朝日に輝いていた。
「森の宮にあんたを降ろしたら、森を探す」
「少し休んだ方がよろしいかと。森の王に捜索隊を依頼し……」
「いや、いい。気持ちだけで。今は、時間が惜しい」
明は目下、忌々しく感じる黒の森を抜け、森へと降下する。黒の宮から森の宮は近い。素朴だが暖かみのある木造の宮にジジを降ろすと、換わりにレキを乗せて赤竜を旋回させた。
「明」
「直樹を探す。レキも周囲を見ろ」
目を抜かれた直樹が森に捨て置かれたのならば、黒の森との境辺りをぐるりと歩いているはずだ。黒国を囲むように森の国はあるのだから。
それならば森から赤の森への繋がりも見る方がいいだろう……いや、放射線状に森は国と国を分断している……どうする…。
「……ら……明っ」
「なんだっ、うわっ!」
竜の口から伸びる手綱を背後から掴まれ、高めの岩場の洞に引き摺り降ろされた。
「なんだ、レキ!俺は直樹をっ」
「頭を冷やせ、明。お前が探しはじめて二十年以上経っている。簡単に見つかるものか」
「だが、森は探したことがない!だからっ……レキ!いやだ!やめっ、ひぐっ……」
岩場に押し付けられ素早く香油をつけたらしい屹立をめり込まれて、鈍い痛みに呻いた。
「くそっ……抜けっ、レキっ!そんな気分じゃ……いぁっ、あっ!」
剛直で核をごりごりと突かれ、あっという間に屹立し先走りを垂れ流す。深夜に体内に排出された白濁が下がり、くちゅくちゅと淫らな音を立て、明を快楽の縁に追い詰めていった。
「う、あ……あっ……あああっ……」
そのまま襞を広げるように揺すられ、目の眩むような絶頂が急速に訪れる。背後からきつく抱き締められ、明は岩に白濁を飛ばして達すると、ぐすぐすと前のめりに座り込んだ。
「だから……嫌だって……言ってる……」
そのままレキの屹立をくわえたまま、胡座の中に抱き止められ、ゆっくりと揺すられる。
「お前を止めるには、これが一番いいからな。もう少し緩めてくれ、動きづらい」
明はレキに背からもたれ掛かると、吐息を吐いた。甘い快楽が体中を満たして、明はレキの厚い温かな胸板を感じ朝焼けを見上げる。
「ゆっくり揺すってやるから、考えろ」
常に尖る精神を、思考に解放していく。目を閉じて淡い快楽に身を委ねた。
「ああ……」
直樹には、神獣がいない。本来、王の出現に合わせてやってくるのに。出現間もない王の身を守り、片時も離れてない王だけの獣。
直樹がこちらの世界に出現した時、直樹の回りには何もいなかった。明はレキから逃げるため赤の森を旋回し、黒の森の外れで宙に出現した黒王を、赤竜に乗り必死に手繰り寄せ捕らえたのだ。
「ん、あ……っ」
左足の膝に腕を入れられ、尻を浮かされると少しきつく揺らされて、ふとジジを思い出す。ジジの連れている獣…あれは黒くなかっただろうか?
ジジと出会ったのは、明が赤国に出現してすぐだ。赤の森の近くまで追い詰めた火竜に手間取り、森に転がり込んだのがきっかけだ。
色の国は森には不可侵。
それが、定めだと、ジジは説いた。
出会った頃から、銀髪に銀の瞳。
色のない森の知恵者は、何故、年を取らない。
あれは何者だ?
「あっ……ああっ……レキ」
明は込み上げる快楽に思考を停止させ、深い息を吐いた。
「悪いな……気持ちよすぎて……動くぞ」
下から突かれて置火のままの内壁は激しく蠢動し、レキの屹立は柔らかく熱い肉壁を穿つ。
「うっ……あああっ……」
「く……っ……」
深々と埋め込まれたレキの屹立が明の最奥に飛沫し、明はレキの手の中に万能の白珠と言われる王の精を放った。
「明……中を締めろ……抜くから」
快楽に濡れているレキの声が、明に告げる。絶頂に締まる内壁に力を入れていると、レキが屹立を少しずつ抜いていく。すぼまる襞が舐めるように吐露した後も存在感のある楔を締め付け、括れの張り出しが抜け落ちる甘露の悦を堪能し、明は深いため息をつく。
ただ抜かれる空虚ではない自ら閉じる満足感に、満たされた体内は心地よく思考も鮮明になる。
だから、森の宮に引き返すことに決めたのだ。
明は泉で体を洗い、レキが竜の肉を焼いて食べているのを静かに眺め、いつもの軽装から、レキが持っていた赤王の正装に着替えた。
真っ赤な詰襟風の正装を作ろうとした女官を差し止めて、黒に燃え盛る炎を縫い取らせたものだ。それに緋色のマントをかける。
そして預かりものを包んだ布を、丁寧に胸元に入れた。昼の光が柔らかな深い中森の宮に飛んでいくと、告知鳥を放ってあったからジジが出迎えてくれ、赤の着衣の明に先程とは違い恭しく膝をつく。
「ようこそ、赤王」
ジジの横には黒豹が付き従い明は森の宮にレキを待たせ、ジジの住まう知恵の館についていき、用意された客室で言い放った。
「ジジ、お前は何者だ?なぜ、黒の神獣を連れている」
「……黒王の救出要請に来られたのかと思いましたが」
立ったまま偉高に告げる明は、刀に手を伸ばし、
「勿論それもある。だが、直樹には神獣がいない。それを不自然だと思うと、お前の存在が俺には気になる」
その後のジジの言葉を待つ。
「……お茶を運ばせましょう。フルトリ、赤王にお茶を」
奥から賑やかな快諾の声が、聞こえて来た。
「さて、赤王。神王は女性と交合すると、天帝の怒りをかい廃位します。しかし、王の意思で女性を選び、廃位した後を想像出来ますか?」
「女と暮らすのだろう?」
「ええ、意外にも子を成し、普通の暮らしをします。そして、子は育ち、女性は老い死んでいく。神王であった者は不死、時間に取り残されました」
王は女と交わり廃位した後、大抵自ら死を選ぶ。だが、もし、自死しなければ、ただ、失うのは王の特質である魅惑と、自分の国。しかし、王であった者の不老不死性だけは、残るのだ。
「国は王であった者を拒絶します。私は忍んで来た森の娘と和合して廃位し、色が抜け落ちました。新しい王を国は求め、天帝は世界に異質な人間を……王たる器をこの異世界に転生させます」
異質……誰からも愛されない人間を、神王に転生させる。明は目眩がして、用意されていた椅子に座り込み、深くもたれ掛かる。
「国が…だと?国に呼ばれて、俺たちは転生しているのか?天帝に選ばれた理由が、異質だから……?ここは、どこだ?なんなのだ?」
「私にも分かりません。ただ、私は思うのです。この世界がなんであるのかと。何故在るのかと。何故在らんとしているのかと」
ジジは苦笑した。
「想像にしか過ぎませんが、私たちが住んでいた地球と繋がっているとおもうのです。なんらかの不慮の死で亡くなった者たちの生まれ変わりの世界、それがここではないかと。国は魂の揺りかご。あちらの世界で苦しんだ魂は、ここで魂は安らぎを得て満たされ無垢になり、あちらの世界に還るのではないでしょうか」
長い長い時間を経て考えたジジの考えは、明には理解できないでいたが、直樹ならそう考えたのかもしれないと思う。
「俺にはよくわからん。ただ、俺は俺が作り出した物騒な国を、全うにして生き飽きるまで王でいるだけだ。で、黒の神獣がいるあんたは、黒王だったのか?で、森の王はあんたの子の血筋なんだな」
ジジは横にいる黒豹を撫で、それ以上何も言わなかった。
「あの、ジジ様、お茶をお持ちしました」
「ああ、フルトリ。クロもおいでなさい。多分、あなたの客です」
「は、はい。あの、入ります」
ジジの声に重なって、静かなしかし過去に聞き覚えのある高い声に明は目を見張った。
「森の宮にあんたを降ろしたら、森を探す」
「少し休んだ方がよろしいかと。森の王に捜索隊を依頼し……」
「いや、いい。気持ちだけで。今は、時間が惜しい」
明は目下、忌々しく感じる黒の森を抜け、森へと降下する。黒の宮から森の宮は近い。素朴だが暖かみのある木造の宮にジジを降ろすと、換わりにレキを乗せて赤竜を旋回させた。
「明」
「直樹を探す。レキも周囲を見ろ」
目を抜かれた直樹が森に捨て置かれたのならば、黒の森との境辺りをぐるりと歩いているはずだ。黒国を囲むように森の国はあるのだから。
それならば森から赤の森への繋がりも見る方がいいだろう……いや、放射線状に森は国と国を分断している……どうする…。
「……ら……明っ」
「なんだっ、うわっ!」
竜の口から伸びる手綱を背後から掴まれ、高めの岩場の洞に引き摺り降ろされた。
「なんだ、レキ!俺は直樹をっ」
「頭を冷やせ、明。お前が探しはじめて二十年以上経っている。簡単に見つかるものか」
「だが、森は探したことがない!だからっ……レキ!いやだ!やめっ、ひぐっ……」
岩場に押し付けられ素早く香油をつけたらしい屹立をめり込まれて、鈍い痛みに呻いた。
「くそっ……抜けっ、レキっ!そんな気分じゃ……いぁっ、あっ!」
剛直で核をごりごりと突かれ、あっという間に屹立し先走りを垂れ流す。深夜に体内に排出された白濁が下がり、くちゅくちゅと淫らな音を立て、明を快楽の縁に追い詰めていった。
「う、あ……あっ……あああっ……」
そのまま襞を広げるように揺すられ、目の眩むような絶頂が急速に訪れる。背後からきつく抱き締められ、明は岩に白濁を飛ばして達すると、ぐすぐすと前のめりに座り込んだ。
「だから……嫌だって……言ってる……」
そのままレキの屹立をくわえたまま、胡座の中に抱き止められ、ゆっくりと揺すられる。
「お前を止めるには、これが一番いいからな。もう少し緩めてくれ、動きづらい」
明はレキに背からもたれ掛かると、吐息を吐いた。甘い快楽が体中を満たして、明はレキの厚い温かな胸板を感じ朝焼けを見上げる。
「ゆっくり揺すってやるから、考えろ」
常に尖る精神を、思考に解放していく。目を閉じて淡い快楽に身を委ねた。
「ああ……」
直樹には、神獣がいない。本来、王の出現に合わせてやってくるのに。出現間もない王の身を守り、片時も離れてない王だけの獣。
直樹がこちらの世界に出現した時、直樹の回りには何もいなかった。明はレキから逃げるため赤の森を旋回し、黒の森の外れで宙に出現した黒王を、赤竜に乗り必死に手繰り寄せ捕らえたのだ。
「ん、あ……っ」
左足の膝に腕を入れられ、尻を浮かされると少しきつく揺らされて、ふとジジを思い出す。ジジの連れている獣…あれは黒くなかっただろうか?
ジジと出会ったのは、明が赤国に出現してすぐだ。赤の森の近くまで追い詰めた火竜に手間取り、森に転がり込んだのがきっかけだ。
色の国は森には不可侵。
それが、定めだと、ジジは説いた。
出会った頃から、銀髪に銀の瞳。
色のない森の知恵者は、何故、年を取らない。
あれは何者だ?
「あっ……ああっ……レキ」
明は込み上げる快楽に思考を停止させ、深い息を吐いた。
「悪いな……気持ちよすぎて……動くぞ」
下から突かれて置火のままの内壁は激しく蠢動し、レキの屹立は柔らかく熱い肉壁を穿つ。
「うっ……あああっ……」
「く……っ……」
深々と埋め込まれたレキの屹立が明の最奥に飛沫し、明はレキの手の中に万能の白珠と言われる王の精を放った。
「明……中を締めろ……抜くから」
快楽に濡れているレキの声が、明に告げる。絶頂に締まる内壁に力を入れていると、レキが屹立を少しずつ抜いていく。すぼまる襞が舐めるように吐露した後も存在感のある楔を締め付け、括れの張り出しが抜け落ちる甘露の悦を堪能し、明は深いため息をつく。
ただ抜かれる空虚ではない自ら閉じる満足感に、満たされた体内は心地よく思考も鮮明になる。
だから、森の宮に引き返すことに決めたのだ。
明は泉で体を洗い、レキが竜の肉を焼いて食べているのを静かに眺め、いつもの軽装から、レキが持っていた赤王の正装に着替えた。
真っ赤な詰襟風の正装を作ろうとした女官を差し止めて、黒に燃え盛る炎を縫い取らせたものだ。それに緋色のマントをかける。
そして預かりものを包んだ布を、丁寧に胸元に入れた。昼の光が柔らかな深い中森の宮に飛んでいくと、告知鳥を放ってあったからジジが出迎えてくれ、赤の着衣の明に先程とは違い恭しく膝をつく。
「ようこそ、赤王」
ジジの横には黒豹が付き従い明は森の宮にレキを待たせ、ジジの住まう知恵の館についていき、用意された客室で言い放った。
「ジジ、お前は何者だ?なぜ、黒の神獣を連れている」
「……黒王の救出要請に来られたのかと思いましたが」
立ったまま偉高に告げる明は、刀に手を伸ばし、
「勿論それもある。だが、直樹には神獣がいない。それを不自然だと思うと、お前の存在が俺には気になる」
その後のジジの言葉を待つ。
「……お茶を運ばせましょう。フルトリ、赤王にお茶を」
奥から賑やかな快諾の声が、聞こえて来た。
「さて、赤王。神王は女性と交合すると、天帝の怒りをかい廃位します。しかし、王の意思で女性を選び、廃位した後を想像出来ますか?」
「女と暮らすのだろう?」
「ええ、意外にも子を成し、普通の暮らしをします。そして、子は育ち、女性は老い死んでいく。神王であった者は不死、時間に取り残されました」
王は女と交わり廃位した後、大抵自ら死を選ぶ。だが、もし、自死しなければ、ただ、失うのは王の特質である魅惑と、自分の国。しかし、王であった者の不老不死性だけは、残るのだ。
「国は王であった者を拒絶します。私は忍んで来た森の娘と和合して廃位し、色が抜け落ちました。新しい王を国は求め、天帝は世界に異質な人間を……王たる器をこの異世界に転生させます」
異質……誰からも愛されない人間を、神王に転生させる。明は目眩がして、用意されていた椅子に座り込み、深くもたれ掛かる。
「国が…だと?国に呼ばれて、俺たちは転生しているのか?天帝に選ばれた理由が、異質だから……?ここは、どこだ?なんなのだ?」
「私にも分かりません。ただ、私は思うのです。この世界がなんであるのかと。何故在るのかと。何故在らんとしているのかと」
ジジは苦笑した。
「想像にしか過ぎませんが、私たちが住んでいた地球と繋がっているとおもうのです。なんらかの不慮の死で亡くなった者たちの生まれ変わりの世界、それがここではないかと。国は魂の揺りかご。あちらの世界で苦しんだ魂は、ここで魂は安らぎを得て満たされ無垢になり、あちらの世界に還るのではないでしょうか」
長い長い時間を経て考えたジジの考えは、明には理解できないでいたが、直樹ならそう考えたのかもしれないと思う。
「俺にはよくわからん。ただ、俺は俺が作り出した物騒な国を、全うにして生き飽きるまで王でいるだけだ。で、黒の神獣がいるあんたは、黒王だったのか?で、森の王はあんたの子の血筋なんだな」
ジジは横にいる黒豹を撫で、それ以上何も言わなかった。
「あの、ジジ様、お茶をお持ちしました」
「ああ、フルトリ。クロもおいでなさい。多分、あなたの客です」
「は、はい。あの、入ります」
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