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4章
74 王族の戦い方
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「ソニン、昨晩のことだが少しやり過ぎだ」
ガリウス様がソニン様にぼそりと声を掛けました。
「心も身体も可愛いターク様をガリウス様が独り占めするのですから、少しの意趣返しです」
ソニン様はサイドアップの男性王族の髪型のままで、昨晩はなよやかな仕草でしたが、ガリウスに負けず堂々としています。
「わざとだな。タークはうっかりと話していたが」
「ふふ……」
ソニン様が微笑みます。え、うっかり陰茎が入ってしまったのではないのですか?
「おい、ガリィ。集中しろ、行くぞ」
ロキの肩に触れたセフェムが魔法陣を展開します。
「遠見、展開」
セフェムの肩に触れているガリウスと、ガリウスに抱っこされている僕、僕が肩を触れているソニン様は、セフェムの視野を共有しています。
ワーウルフの低い視線から見る屋敷から縄を打たれた人たちが列を作り出てきます。
「ガリウス、屋敷の裏に近衛兵を」
ガリウスはマナを使い王城の中庭にいる近衛兵とキレンさんを陣で包みます。
「大移動陣、展開」
「幻影、展開」
空に浮かぶ彼らを僕の幻影で見えなくしました。
「音を拾う。遠耳、展開」
セフェムをもう一枚の魔法陣が下から包みます。
すると僕らの耳にも声が聞こえてきます。
「労働奴隷はこれでいい。性奴隷がもう少し欲しかったな」
「閣下、余り欲張りが過ぎますと」
閣下……金の髪に金の瞳!ユミル王族です。部下であろう二人の男の人は軍人のようです。人々を連れ出して庭に向かいました。
「では、カイン」
カインと呼ばれた男とその取り巻き五人が金貨を数えています。
「ソニン様、捕縛は使えますね」
ソニン様は頷き、指からマナを出しました。
「もちろんです。複数でも可能です」
後ろからバンさんがやってきます。
「大丈夫か?」
バンさんへセフェムに触れるように話して、バンさんも僕らの行動を共有しました。
「ロキ、他の子たちを使って時間稼ぎを!」
「おうよ。お前ら、行け!」
ワーウルフが四匹が一斉に飛び出して、カインさん達を威嚇しました。王族の人が軍人さんに話して剣を出します。
「ガリウス」
「……着いた」
「ソニン様、展開を!」
深い息を吐き出し、ガリウスの大移動陣が到着し、僕も幻影を解除します。
「はい。魔法陣展開、捕縛します!」
ソニン様は小さな魔法陣を幾つも作り、指操作で次々に王城からソルトフィールドに向かい飛ばします。するとカインさんの身体にマナの捕縛陣が絡みつき、グルグル巻きに拘束されました。こんな小さな捕縛陣を六個も同時に!ソニン様の操作で六人が次々に地面に倒れ込みます。
「なんだ!うわっ」
「どこからっ!」
次々に捕縛される人たちをぬって、王族さんが売られた奴隷の人たちと中庭に留まります。王族さんがマナを出しました。陣を張ります。あれは、転移陣!僕は指を引きました。
「ガリウス、頼みます!」
「魔法陣展開、振動」
ガリウスが、タイタンの王だけがその国の王だけが自地でできる陣。地を直下地震のように揺らしたのです。ユミル王族さんの陣は崩れ、転移出来ません。そこに近衛兵さんたちが乱入しました。
「貴方は誰ですか!貴族とお見受けする!」
金髪金目の王族さんはまだ若く見えます。
「余はユミル王族に連なるものだが、そちらにいるカインが余に奴隷を売りたいと申して……」
「タイタン国において奴隷売買は禁止しております」
キレンさんが礼を取って答えています。
「だから余は嗜める為に!ちっ……行くぞ!」
背後の軍人さんが慌てて王族さんについていきます。王族さんが怒鳴りました。
「馬車を用意しろ!余に歩かせるつもりか!」
カインさんが奴隷商と言う言質をユミル王族さんから頂きました。今回はカインさん含め奴隷商がユミルの誰と繋がっているかを洗い出すことが一番でした。突然いなくなる理由も分かりました。
「解除……酔って吐きそう」
視覚と音声が戻りセフェムが尻餅を付きます。
「づがれだーーー」
五匹のワーウルフさんを口寄せ使役したロキもしゃがみこみました。
巨大な陣を使ったガリウスも顔色が悪く、ソニン様は目眩を起こしてか僕に寄り掛かります。
「何という……」
僕らの戦い方を間近に見たバンさんが絶句していました。
「これが王族の戦い方ですよ、バンさん。ガルド神から預かるマナを用いる守り手であり、畏怖すべき力を持つ支配者」
「う、うむ……」
ガリウスがバンさんに、
「バン長官。至急、ソルトフィールドのソニンティアム王領主が奴隷商を捕らえた功労者であると触れろ!」
と言いますと、
「お、おお、そうじゃな!」
圧倒されていたバンさんが我に返り階段を降りて行きます。するとソニン様が深い息を繰り返し僕の手をぎゅうっと握り込めました。
「ソニン様、大丈夫ですか?」
ソニン様は俯いていた綺麗な顔を上げ、きらきらした瞳で僕を見下ろします。
「わたし、緊張しましたが、こんなに心躍ったのは初めてです!わたしが……わたしの手が民を救ったなんて」
「あんな複数の小さな陣を精密に展開出来るなんて、さすがソニン様です」
ソニン様が僕の手を握り続けるので、ガリウスがソニン様から引き離すように動きますと、ソニン様が付いてきます。
「ソニン、手を……」
「独占欲丸出しですね、ガリウス様。ちゃんとお気持ちをターク様に話しましたか?わたしは昨晩しっかりお話しし、ターク様から技術支援を受けるお約束をしました。いわばターク様は王領主の相談役です」
ソニン様が僕の手を握り締め続けます。
「俺も俺もー!タークには耕作地の作付け向上技術ってやつを教えてもらうって約束したー」
ロキが座り込んだまま言いますと、ソニン様が更に付け加えます。
「それにイベール様をわたしの婚約者にともお約束されまして、わたしとターク様は浅からぬ縁なのです。わたし、幸せです」
「イベールと婚約?おい、タク!」
座り込んでいたセフェムが叫びます。
ああ、もう!
「イベール本人が決めることだから、ぜんっせん大丈夫です!これには海よりも深く空よりも高い事情があったのです。あんな、あんな辱めっ……いえ!王領が発展することはとても大切なことですからっ!」
僕はぶるぶる震えながら、ガリウスの腕から飛び降りました。これ以上詮索されたくありません。
ロキとセフェムは獣化してワーウルフのところに向かうそうで、ソニン様も馬車でソルトフィールドに向かうと話していました。ソニン様にはレーダー伯の行方を探してもらうようにお願いし、僕はガリウスと政務室に行きます。アリスさんがお茶を用意してくれていまして、僕は僕専用椅子によじ登るとお茶を頂きました。
「王、小人妃様、お耳に入れたいことが」
アリスさんが言いにくそうにしています。
「何だ」
アリスさんが言い淀んだ末、
「宿り木に実が……なりまして、その、夜の側付きをじ、辞退したく……」
と話しました。
「そ、そうか!兄上!そうか!」
ガリウスが嬉しそうに立ち上がり、アリスさんの肩を叩きます。わあ、アリスさんとキレンさんのお子さんですね!やっと、やっと、交合されたわけです。キレンさんにこっそり聞いたところによりますと、ガリウスが冒険ギルドに入る際、キレンさんがついていくことになり二人は約束したのだそうです。全く分からなかったのですが、アリスさんも忘れていて、ガリウスの実が付いたあたりから、キレンさんがせっつき始めたのだとか。
「お子様が増える王宮で申し訳ありません。子は母に預けて働き……」
「一緒にこちらで育てればよい。子は両親の側が一番だ。心配ならば母上をこちらに呼んで宮宿舎に父上と住んでもらうか?」
それも考えますとアリスさんは告げて、慌てて部屋を出てきます。バンさんが呼んでいるそうなのです。先程文官さんが呼びにきました。
アリスさんが出て行ってしまうと、僕は少し考えてました。どうしてユミル国が奴隷を必要としているのか、しかも転移陣まで使う王族がいるとなると、国王容認となります。性奴隷も必要だとも話していました。
奴隷制度が根付くユミル王国は巨人族の祖と言われています。鉱物が豊富で、その加工や採掘に小人族も関わりがあり、僕も話には聞いていました。ですが、他国に入り込み奴隷狩りをしているなんて……しかも、労働用の奴隷と、欲望の捌け口になる性奴隷を同時にですか。
「ターク」
「はい」
顔を上げると、すごく真剣な表情のガリウスの顔がありました。
「いや、いい。またでいい」
ガリウスは政務に戻ります。
なんなのでしょうか。でもガリウスは特に何も言わずでした。
ガリウス様がソニン様にぼそりと声を掛けました。
「心も身体も可愛いターク様をガリウス様が独り占めするのですから、少しの意趣返しです」
ソニン様はサイドアップの男性王族の髪型のままで、昨晩はなよやかな仕草でしたが、ガリウスに負けず堂々としています。
「わざとだな。タークはうっかりと話していたが」
「ふふ……」
ソニン様が微笑みます。え、うっかり陰茎が入ってしまったのではないのですか?
「おい、ガリィ。集中しろ、行くぞ」
ロキの肩に触れたセフェムが魔法陣を展開します。
「遠見、展開」
セフェムの肩に触れているガリウスと、ガリウスに抱っこされている僕、僕が肩を触れているソニン様は、セフェムの視野を共有しています。
ワーウルフの低い視線から見る屋敷から縄を打たれた人たちが列を作り出てきます。
「ガリウス、屋敷の裏に近衛兵を」
ガリウスはマナを使い王城の中庭にいる近衛兵とキレンさんを陣で包みます。
「大移動陣、展開」
「幻影、展開」
空に浮かぶ彼らを僕の幻影で見えなくしました。
「音を拾う。遠耳、展開」
セフェムをもう一枚の魔法陣が下から包みます。
すると僕らの耳にも声が聞こえてきます。
「労働奴隷はこれでいい。性奴隷がもう少し欲しかったな」
「閣下、余り欲張りが過ぎますと」
閣下……金の髪に金の瞳!ユミル王族です。部下であろう二人の男の人は軍人のようです。人々を連れ出して庭に向かいました。
「では、カイン」
カインと呼ばれた男とその取り巻き五人が金貨を数えています。
「ソニン様、捕縛は使えますね」
ソニン様は頷き、指からマナを出しました。
「もちろんです。複数でも可能です」
後ろからバンさんがやってきます。
「大丈夫か?」
バンさんへセフェムに触れるように話して、バンさんも僕らの行動を共有しました。
「ロキ、他の子たちを使って時間稼ぎを!」
「おうよ。お前ら、行け!」
ワーウルフが四匹が一斉に飛び出して、カインさん達を威嚇しました。王族の人が軍人さんに話して剣を出します。
「ガリウス」
「……着いた」
「ソニン様、展開を!」
深い息を吐き出し、ガリウスの大移動陣が到着し、僕も幻影を解除します。
「はい。魔法陣展開、捕縛します!」
ソニン様は小さな魔法陣を幾つも作り、指操作で次々に王城からソルトフィールドに向かい飛ばします。するとカインさんの身体にマナの捕縛陣が絡みつき、グルグル巻きに拘束されました。こんな小さな捕縛陣を六個も同時に!ソニン様の操作で六人が次々に地面に倒れ込みます。
「なんだ!うわっ」
「どこからっ!」
次々に捕縛される人たちをぬって、王族さんが売られた奴隷の人たちと中庭に留まります。王族さんがマナを出しました。陣を張ります。あれは、転移陣!僕は指を引きました。
「ガリウス、頼みます!」
「魔法陣展開、振動」
ガリウスが、タイタンの王だけがその国の王だけが自地でできる陣。地を直下地震のように揺らしたのです。ユミル王族さんの陣は崩れ、転移出来ません。そこに近衛兵さんたちが乱入しました。
「貴方は誰ですか!貴族とお見受けする!」
金髪金目の王族さんはまだ若く見えます。
「余はユミル王族に連なるものだが、そちらにいるカインが余に奴隷を売りたいと申して……」
「タイタン国において奴隷売買は禁止しております」
キレンさんが礼を取って答えています。
「だから余は嗜める為に!ちっ……行くぞ!」
背後の軍人さんが慌てて王族さんについていきます。王族さんが怒鳴りました。
「馬車を用意しろ!余に歩かせるつもりか!」
カインさんが奴隷商と言う言質をユミル王族さんから頂きました。今回はカインさん含め奴隷商がユミルの誰と繋がっているかを洗い出すことが一番でした。突然いなくなる理由も分かりました。
「解除……酔って吐きそう」
視覚と音声が戻りセフェムが尻餅を付きます。
「づがれだーーー」
五匹のワーウルフさんを口寄せ使役したロキもしゃがみこみました。
巨大な陣を使ったガリウスも顔色が悪く、ソニン様は目眩を起こしてか僕に寄り掛かります。
「何という……」
僕らの戦い方を間近に見たバンさんが絶句していました。
「これが王族の戦い方ですよ、バンさん。ガルド神から預かるマナを用いる守り手であり、畏怖すべき力を持つ支配者」
「う、うむ……」
ガリウスがバンさんに、
「バン長官。至急、ソルトフィールドのソニンティアム王領主が奴隷商を捕らえた功労者であると触れろ!」
と言いますと、
「お、おお、そうじゃな!」
圧倒されていたバンさんが我に返り階段を降りて行きます。するとソニン様が深い息を繰り返し僕の手をぎゅうっと握り込めました。
「ソニン様、大丈夫ですか?」
ソニン様は俯いていた綺麗な顔を上げ、きらきらした瞳で僕を見下ろします。
「わたし、緊張しましたが、こんなに心躍ったのは初めてです!わたしが……わたしの手が民を救ったなんて」
「あんな複数の小さな陣を精密に展開出来るなんて、さすがソニン様です」
ソニン様が僕の手を握り続けるので、ガリウスがソニン様から引き離すように動きますと、ソニン様が付いてきます。
「ソニン、手を……」
「独占欲丸出しですね、ガリウス様。ちゃんとお気持ちをターク様に話しましたか?わたしは昨晩しっかりお話しし、ターク様から技術支援を受けるお約束をしました。いわばターク様は王領主の相談役です」
ソニン様が僕の手を握り締め続けます。
「俺も俺もー!タークには耕作地の作付け向上技術ってやつを教えてもらうって約束したー」
ロキが座り込んだまま言いますと、ソニン様が更に付け加えます。
「それにイベール様をわたしの婚約者にともお約束されまして、わたしとターク様は浅からぬ縁なのです。わたし、幸せです」
「イベールと婚約?おい、タク!」
座り込んでいたセフェムが叫びます。
ああ、もう!
「イベール本人が決めることだから、ぜんっせん大丈夫です!これには海よりも深く空よりも高い事情があったのです。あんな、あんな辱めっ……いえ!王領が発展することはとても大切なことですからっ!」
僕はぶるぶる震えながら、ガリウスの腕から飛び降りました。これ以上詮索されたくありません。
ロキとセフェムは獣化してワーウルフのところに向かうそうで、ソニン様も馬車でソルトフィールドに向かうと話していました。ソニン様にはレーダー伯の行方を探してもらうようにお願いし、僕はガリウスと政務室に行きます。アリスさんがお茶を用意してくれていまして、僕は僕専用椅子によじ登るとお茶を頂きました。
「王、小人妃様、お耳に入れたいことが」
アリスさんが言いにくそうにしています。
「何だ」
アリスさんが言い淀んだ末、
「宿り木に実が……なりまして、その、夜の側付きをじ、辞退したく……」
と話しました。
「そ、そうか!兄上!そうか!」
ガリウスが嬉しそうに立ち上がり、アリスさんの肩を叩きます。わあ、アリスさんとキレンさんのお子さんですね!やっと、やっと、交合されたわけです。キレンさんにこっそり聞いたところによりますと、ガリウスが冒険ギルドに入る際、キレンさんがついていくことになり二人は約束したのだそうです。全く分からなかったのですが、アリスさんも忘れていて、ガリウスの実が付いたあたりから、キレンさんがせっつき始めたのだとか。
「お子様が増える王宮で申し訳ありません。子は母に預けて働き……」
「一緒にこちらで育てればよい。子は両親の側が一番だ。心配ならば母上をこちらに呼んで宮宿舎に父上と住んでもらうか?」
それも考えますとアリスさんは告げて、慌てて部屋を出てきます。バンさんが呼んでいるそうなのです。先程文官さんが呼びにきました。
アリスさんが出て行ってしまうと、僕は少し考えてました。どうしてユミル国が奴隷を必要としているのか、しかも転移陣まで使う王族がいるとなると、国王容認となります。性奴隷も必要だとも話していました。
奴隷制度が根付くユミル王国は巨人族の祖と言われています。鉱物が豊富で、その加工や採掘に小人族も関わりがあり、僕も話には聞いていました。ですが、他国に入り込み奴隷狩りをしているなんて……しかも、労働用の奴隷と、欲望の捌け口になる性奴隷を同時にですか。
「ターク」
「はい」
顔を上げると、すごく真剣な表情のガリウスの顔がありました。
「いや、いい。またでいい」
ガリウスは政務に戻ります。
なんなのでしょうか。でもガリウスは特に何も言わずでした。
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