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2章
39 二人がかりは卑怯です※
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今日は王様が渡る日ですからセフェムを王城の貴賓室に戻すつもりでした。しかしセフェムは頑なに寝室から出ていきません。
「僕は自分の声とか……恥ずかしいのです」
「俺はタクの声を聞いたことがあるから大丈夫だ」
「王様と致しているときは、王様だけにしか聞かせたくないのです」
「では、俺も致せばいいだろう。なんせ、俺はタクの夫だからな」
耳をぴこぴこさせています。イヤーカフを引き千切りたいです。セフェムに客観的に見られるのは嫌なのです。誰かに見られて興奮するたちでもありません。
「出て行きなさい!」
僕は実力行使としてセフェムの尻尾を引っ張りました。むう、びくともしません。
「いーやーだー!」
「何をしているのだ、そなたたちは」
王様が寝室に入って来ました。
「ガリィ聞いてくれ!タクが俺を寝室から追い出そうとするんだ。俺だってタクの夫なのに」
王様の半勃起状態の陰茎をじろじろ見たセフェムは、
「でかいな、ガリィ。タク、これが入るのか?」
と僕に問いかけます。
「一度だけですが、ちゃんと入りましたよ」
「それが見たい。タクの夫として」
セフェムが左耳を見せびらかします。
「セフェム、なんだそれは」
「ふっふっふ。タクの夫の証だ。タクの小人族の王族刻印が入っている」
それはドワフ国第六皇子ターク・ドワフの紋章です。今、僕はターク・タイタン、第三妃ですから、効力などありませんし、紋章もないのです。
「気休めですよ。僕はタイタン国の小人ですから」
うむ……と頷く王様は、なんとセフェムと話し合い寝室滞在を許したのです。ありえません!
「余と競い妃を気持ちよくさせてはくれぬか?そちに余とタークの相性を見せつけたい」
王様、それは……それは……。
「嫌です!」
「望むところだ、ガリィ」
「嫌です!僕は宮を出ますから、どいてください!」
しかし僕は二人がかりで寝台に追い詰められました。巨人族と獣人族の交合に対するおおらかさについていけません!
「王様っ!」
「タークがどのように気持ち良くなるか知りたいのだ」
「あ……あ……」
僕の胸やお腹をセフェムが広い舌で舐めて来ます。王様の指が塗り薬をつけて肛門に入って来ます。二本で緩めて来ます。それだけではなく太腿をじんわりと大きな掌で触れられて、僕はため息のような息を吐きます。全身が気持ち良くておかしくなりそうです。
セフェムの牙が乳首に当たり、
「んっ」
と息を詰めてしまいました。すると信じられないことに、僕の陰茎は勃起していないのに透明な液体が出てきたのです。先走りのカウパー腺液が溢れて内腿を伝いました。
セフェムの舌が僕の口を開けて入って来ます。甘くて……レモンのような味ではなくて幸せな気持ちになります。なんでしょう、僕の好きな味です。
「ターク、セフェムと致した形でそなたと和合したい」
指が抜かれて王様が勃起した陰茎に塗り薬と香油を掛けています。
「じゃあ、これだ」
セフェムが僕を四つ這いにしましたが、王様とは背の高さが違います。王様が寝台を降りて、僕の肛門に陰茎が当たるように膝を着きました。
「力を入れてくれ」
僕はいきむようにして王様の亀頭を飲み込みます。ぷちゅぷちゅといやらしい音がするのは仕方ありません。亀頭が入ると王様が息を吐いて僕の腰を掴みました。少しずつ僕の直腸を広げていきます。くぽっ……と体内で振動があり僕は叫びました。
「ああーっ!奥に……」
気持ち良くて腕に力が入ります。更にゆっくり入って来てぼこっと王様の亀頭が入り込みます。王様の陰茎は僕の肺を押し上げ鳩尾の骨まで来ました。僕の肛門に王様の陰毛と陰嚢が当たりざりりと揺らされて僕は息を詰めて軽く達しました。
「タク、見事な飲み込みだ」
セフェムが僕の胸からお腹を触ります。王様の亀頭の形をなぞられると僕は、
「あ、あ、あ、あうんっ!」
と恥ずかしい声を上げて体内で達しながら顔を上げます。
「口ならいいか、ガリィ」
「タークが気持ち良くなるようにだ。苦しめるのは許さぬ」
「大丈夫。俺のは細い」
王様はなんだか張り合っているみたいで、寝台に膝をついたセフェムが包皮から赤い陰茎を出すと、僕の口に甘い味と共に入れていきます。
「んう……」
セフェムの陰茎から甘い味の液体が出されて僕が飲み干すとぐうっと奥に入り、まるで太めの胃カメラのように食道へ入り込みました。
「ふうっ……んんっ!」
肛門では王様がゆっくり太い陰茎を挿入出し、口ではセフェムの長い陰茎がゆるゆると動いている。それが緩慢に気持ち良くて僕は泣きたくもないのに涙を流し、精液ではなく擦られる度に少しずつ失禁しているのです。
繰り返し繰り返し緩く擦られて僕は小刻みな快楽に僕は支配されてただ揺さぶられていました。
「もうっ……だめだっ、出す!」
声がしてセフェムの包皮が唇につきます。柔らかなベルベットのような包皮に歯を立てないように唇を開けますと、唾液が溢れて肌を濡らします。舌の上の亀頭球が震えて小さくなり、僕は胃が膨れるような感じがしました。ゆっくり陰茎が抜かれていき、精液の甘い味がメープルシロップだと気づきました。ちゅうっと吸うと、再び少なめですが精液が溢れて僕は思わず微笑んでしまいました。ホットケーキが食べたくなります。
「はあ……んあっ?あ、あ、王様っ!」
ぐぐっと王様の陰茎が更に深く入り込み、僕はぽろぽろと涙を溢しました。
「力を入れてくれぬか?動きが取れぬ」
背後からずん……と貫かれ、僕は腰を掴まれ逃げられずにセフェムの足に縋り付きました。
「気持ち良すぎて……」
今度は精液を漏らします。排泄感を伴う力を入れた和合は、僕の結腸を広げて精巣を擦り悶えるような悦楽を生んでから、激しく抽送し始めました。
「ん、ん、んあっ!ん~~~っ!」
「ぐっ……っ!」
王様の大きな手が僕の身体を包みます。全身を包まれた感じの中で、王様の裏筋がびくびくと動き射精されました。身体の中から温かくなりました。
「はあっ……はあっ……王様っ……」
もっと中を擦って気持ち良くして下さい。僕のもっともっと深い場所を……。
王様は背後から僕を抱き上げて、寝台に腰を下ろし僕は王様の膝の中で串刺しのようになりました。
「ひあっ……深いっ……」
鳩尾の奥まで王様の陰茎が入り込み心臓の横にあるみたいです。じわっと気持ちよくて鳥肌が立ち、僕は全身を突っ張らせました。そこにセフェムの舌が僕の陰茎を包み込んで、僕は多分白目がちになりながら何度も排出しながら体内で達していました。
二人がかりはずるいのです。王様には背後から顔を上げられ唇を舌でこじ開け、甘い唾液を流し込まれ、セフェムには身体中を舐められて、僕は一晩中気が狂いそうな絶頂感に悶えて朝を迎えました。
朝になっても王様は僕を離してはくれませんでした。セフェムの舌が口に入り込み、王様の何度目かの精液をもらい、お腹全体がまるで妊娠したように膨らみ吸収し切れていません。
朝だからやめてほしいと言いたいのですが、口の中はセフェムでいっぱいです。僕の乳首も陰茎も舐められすぎて真っ赤になり、肛門は長い性交に感覚がありません。
「ふうっ……んんんっ!」
王様の陰茎が僕の肛門内から出た後に、セフェムが僕の喉内から舌を抜きました。僕はやっと解放されたのですが、セフェムが王様に何か話し、セフェムの陰茎が肛門に入り驚いて王様を見上げました。
「セフェムがそなたのどこまでが余を受け入れたのか、教えてくれると言うのでな」
「ガリィのモノで中が伸びきってるからどこまで入ったか分かる」
セフェムの陰茎は長いのです。僕が仰向けで弛緩していると、ずるずると侵入してきます。緩んでいても結腸に入るとぶるっと震えが来ます。そのまま左から臍の下を通る陰茎は僕の皮膚越しに分かり王様が指でなぞります。
「あ、あ、あ、触らなっ……うう~~っ!」
僕は気持ちよさに泣きながら王様の腕にしがみつきました。
「……まだ緩んでる。意外と長い」
え……右側でセフェムの陰茎を感じます。まさか……盲腸の辺りで止まりました。これ以上は回腸になります。僕は王様の巨大な陰茎を大腸全てで受け止めていたのですね。
「こんなところまで……ターク、そなたが愛おしい」
王様は再び僕の右側下を撫でます。セフェムの陰茎を包む腸壁がビリビリして僕は首を横に振りました。
「触わらないでっ……ひうっ……」
「ガリィ……出していいか?てか、出た。悪い」
セフェムがゆっくりと陰茎を戻しながら、精液を出して抜いていきます。まるで太めの内視鏡のようです。ぷちゅんと肛門から出ると、僕は排便感が酷くて王様にしがみつきました。
「王様!トイレへ連れていっ……」
セフェムの最後の精液は洗い流す精液で、下剤のような効果があるようです。犬科の精液と似ています。
王様は慌てて僕を抱き上げて寝室の横のトイレへ連れて行ってくれました。
便座が大きいので僕専用のカバーを敷くのですが、僕を抱き上げ足を広げて幼児の排尿の形のまま、王様の腕の中で排便をさせてもらいました。
緩い排便と精液が入り混じり僕は、はあ……とため息をつきます。
「間に合ったかー?」
汲み取り式のトイレには紙はありません。尻べらと言う滑らかな木のへらで排便を拭うのですが、王様が嬉しそうにしてくれ、すぐに僕と温泉に入ります。
早朝の白んだ朝日が目に眩しくて、セフェムが入ってくると僕は湯を顔にかけました。
「セフェムがお腹の中を掻き混ぜるから恥ずかしいことになったんですよ!」
「タクだって嫌がらなかったぜ」
「身体が動かなかったのです。二人がかりなんて卑怯です。もう金輪際、絶対にしません!僕は怒っています!」
セフェムは獣面をごしごし洗い流しながら、王様の肩に手を置きました。
「そうかー?俺たちは二人でタクの夫だ。だから、二倍愛してやる。ほら、言えよ、ガリィ」
王様は僕を抱き上げて温まった岩の上に置きます。
「ターク怒るな。このようなことはこれっきりだ。だから余もセフェムのようなイヤーカフが欲しいのだ」
「なんの効力もありませんよ?」
それでもと頷く王様に僕は寝室に戻ると、金貨から錬成しました。王様から沢山の力をもらったので簡単に出来ましたが、腰から下がふわふわしていて歩きにくいのです。
「はい、王様のイヤーカフです」
居間の机の上に座って王様の左耳につけました。そして耳朶を少し舐めてから噛みます。
「いつもお疲れ様です。大好きですよ」
僕からの労いの言葉ですよ、王様。
「ガリィだけ!俺は!」
「セフェムは頭を撫でて上げました」
さて、今日の午後からセリアン国です。準備をしましょう。
「僕は自分の声とか……恥ずかしいのです」
「俺はタクの声を聞いたことがあるから大丈夫だ」
「王様と致しているときは、王様だけにしか聞かせたくないのです」
「では、俺も致せばいいだろう。なんせ、俺はタクの夫だからな」
耳をぴこぴこさせています。イヤーカフを引き千切りたいです。セフェムに客観的に見られるのは嫌なのです。誰かに見られて興奮するたちでもありません。
「出て行きなさい!」
僕は実力行使としてセフェムの尻尾を引っ張りました。むう、びくともしません。
「いーやーだー!」
「何をしているのだ、そなたたちは」
王様が寝室に入って来ました。
「ガリィ聞いてくれ!タクが俺を寝室から追い出そうとするんだ。俺だってタクの夫なのに」
王様の半勃起状態の陰茎をじろじろ見たセフェムは、
「でかいな、ガリィ。タク、これが入るのか?」
と僕に問いかけます。
「一度だけですが、ちゃんと入りましたよ」
「それが見たい。タクの夫として」
セフェムが左耳を見せびらかします。
「セフェム、なんだそれは」
「ふっふっふ。タクの夫の証だ。タクの小人族の王族刻印が入っている」
それはドワフ国第六皇子ターク・ドワフの紋章です。今、僕はターク・タイタン、第三妃ですから、効力などありませんし、紋章もないのです。
「気休めですよ。僕はタイタン国の小人ですから」
うむ……と頷く王様は、なんとセフェムと話し合い寝室滞在を許したのです。ありえません!
「余と競い妃を気持ちよくさせてはくれぬか?そちに余とタークの相性を見せつけたい」
王様、それは……それは……。
「嫌です!」
「望むところだ、ガリィ」
「嫌です!僕は宮を出ますから、どいてください!」
しかし僕は二人がかりで寝台に追い詰められました。巨人族と獣人族の交合に対するおおらかさについていけません!
「王様っ!」
「タークがどのように気持ち良くなるか知りたいのだ」
「あ……あ……」
僕の胸やお腹をセフェムが広い舌で舐めて来ます。王様の指が塗り薬をつけて肛門に入って来ます。二本で緩めて来ます。それだけではなく太腿をじんわりと大きな掌で触れられて、僕はため息のような息を吐きます。全身が気持ち良くておかしくなりそうです。
セフェムの牙が乳首に当たり、
「んっ」
と息を詰めてしまいました。すると信じられないことに、僕の陰茎は勃起していないのに透明な液体が出てきたのです。先走りのカウパー腺液が溢れて内腿を伝いました。
セフェムの舌が僕の口を開けて入って来ます。甘くて……レモンのような味ではなくて幸せな気持ちになります。なんでしょう、僕の好きな味です。
「ターク、セフェムと致した形でそなたと和合したい」
指が抜かれて王様が勃起した陰茎に塗り薬と香油を掛けています。
「じゃあ、これだ」
セフェムが僕を四つ這いにしましたが、王様とは背の高さが違います。王様が寝台を降りて、僕の肛門に陰茎が当たるように膝を着きました。
「力を入れてくれ」
僕はいきむようにして王様の亀頭を飲み込みます。ぷちゅぷちゅといやらしい音がするのは仕方ありません。亀頭が入ると王様が息を吐いて僕の腰を掴みました。少しずつ僕の直腸を広げていきます。くぽっ……と体内で振動があり僕は叫びました。
「ああーっ!奥に……」
気持ち良くて腕に力が入ります。更にゆっくり入って来てぼこっと王様の亀頭が入り込みます。王様の陰茎は僕の肺を押し上げ鳩尾の骨まで来ました。僕の肛門に王様の陰毛と陰嚢が当たりざりりと揺らされて僕は息を詰めて軽く達しました。
「タク、見事な飲み込みだ」
セフェムが僕の胸からお腹を触ります。王様の亀頭の形をなぞられると僕は、
「あ、あ、あ、あうんっ!」
と恥ずかしい声を上げて体内で達しながら顔を上げます。
「口ならいいか、ガリィ」
「タークが気持ち良くなるようにだ。苦しめるのは許さぬ」
「大丈夫。俺のは細い」
王様はなんだか張り合っているみたいで、寝台に膝をついたセフェムが包皮から赤い陰茎を出すと、僕の口に甘い味と共に入れていきます。
「んう……」
セフェムの陰茎から甘い味の液体が出されて僕が飲み干すとぐうっと奥に入り、まるで太めの胃カメラのように食道へ入り込みました。
「ふうっ……んんっ!」
肛門では王様がゆっくり太い陰茎を挿入出し、口ではセフェムの長い陰茎がゆるゆると動いている。それが緩慢に気持ち良くて僕は泣きたくもないのに涙を流し、精液ではなく擦られる度に少しずつ失禁しているのです。
繰り返し繰り返し緩く擦られて僕は小刻みな快楽に僕は支配されてただ揺さぶられていました。
「もうっ……だめだっ、出す!」
声がしてセフェムの包皮が唇につきます。柔らかなベルベットのような包皮に歯を立てないように唇を開けますと、唾液が溢れて肌を濡らします。舌の上の亀頭球が震えて小さくなり、僕は胃が膨れるような感じがしました。ゆっくり陰茎が抜かれていき、精液の甘い味がメープルシロップだと気づきました。ちゅうっと吸うと、再び少なめですが精液が溢れて僕は思わず微笑んでしまいました。ホットケーキが食べたくなります。
「はあ……んあっ?あ、あ、王様っ!」
ぐぐっと王様の陰茎が更に深く入り込み、僕はぽろぽろと涙を溢しました。
「力を入れてくれぬか?動きが取れぬ」
背後からずん……と貫かれ、僕は腰を掴まれ逃げられずにセフェムの足に縋り付きました。
「気持ち良すぎて……」
今度は精液を漏らします。排泄感を伴う力を入れた和合は、僕の結腸を広げて精巣を擦り悶えるような悦楽を生んでから、激しく抽送し始めました。
「ん、ん、んあっ!ん~~~っ!」
「ぐっ……っ!」
王様の大きな手が僕の身体を包みます。全身を包まれた感じの中で、王様の裏筋がびくびくと動き射精されました。身体の中から温かくなりました。
「はあっ……はあっ……王様っ……」
もっと中を擦って気持ち良くして下さい。僕のもっともっと深い場所を……。
王様は背後から僕を抱き上げて、寝台に腰を下ろし僕は王様の膝の中で串刺しのようになりました。
「ひあっ……深いっ……」
鳩尾の奥まで王様の陰茎が入り込み心臓の横にあるみたいです。じわっと気持ちよくて鳥肌が立ち、僕は全身を突っ張らせました。そこにセフェムの舌が僕の陰茎を包み込んで、僕は多分白目がちになりながら何度も排出しながら体内で達していました。
二人がかりはずるいのです。王様には背後から顔を上げられ唇を舌でこじ開け、甘い唾液を流し込まれ、セフェムには身体中を舐められて、僕は一晩中気が狂いそうな絶頂感に悶えて朝を迎えました。
朝になっても王様は僕を離してはくれませんでした。セフェムの舌が口に入り込み、王様の何度目かの精液をもらい、お腹全体がまるで妊娠したように膨らみ吸収し切れていません。
朝だからやめてほしいと言いたいのですが、口の中はセフェムでいっぱいです。僕の乳首も陰茎も舐められすぎて真っ赤になり、肛門は長い性交に感覚がありません。
「ふうっ……んんんっ!」
王様の陰茎が僕の肛門内から出た後に、セフェムが僕の喉内から舌を抜きました。僕はやっと解放されたのですが、セフェムが王様に何か話し、セフェムの陰茎が肛門に入り驚いて王様を見上げました。
「セフェムがそなたのどこまでが余を受け入れたのか、教えてくれると言うのでな」
「ガリィのモノで中が伸びきってるからどこまで入ったか分かる」
セフェムの陰茎は長いのです。僕が仰向けで弛緩していると、ずるずると侵入してきます。緩んでいても結腸に入るとぶるっと震えが来ます。そのまま左から臍の下を通る陰茎は僕の皮膚越しに分かり王様が指でなぞります。
「あ、あ、あ、触らなっ……うう~~っ!」
僕は気持ちよさに泣きながら王様の腕にしがみつきました。
「……まだ緩んでる。意外と長い」
え……右側でセフェムの陰茎を感じます。まさか……盲腸の辺りで止まりました。これ以上は回腸になります。僕は王様の巨大な陰茎を大腸全てで受け止めていたのですね。
「こんなところまで……ターク、そなたが愛おしい」
王様は再び僕の右側下を撫でます。セフェムの陰茎を包む腸壁がビリビリして僕は首を横に振りました。
「触わらないでっ……ひうっ……」
「ガリィ……出していいか?てか、出た。悪い」
セフェムがゆっくりと陰茎を戻しながら、精液を出して抜いていきます。まるで太めの内視鏡のようです。ぷちゅんと肛門から出ると、僕は排便感が酷くて王様にしがみつきました。
「王様!トイレへ連れていっ……」
セフェムの最後の精液は洗い流す精液で、下剤のような効果があるようです。犬科の精液と似ています。
王様は慌てて僕を抱き上げて寝室の横のトイレへ連れて行ってくれました。
便座が大きいので僕専用のカバーを敷くのですが、僕を抱き上げ足を広げて幼児の排尿の形のまま、王様の腕の中で排便をさせてもらいました。
緩い排便と精液が入り混じり僕は、はあ……とため息をつきます。
「間に合ったかー?」
汲み取り式のトイレには紙はありません。尻べらと言う滑らかな木のへらで排便を拭うのですが、王様が嬉しそうにしてくれ、すぐに僕と温泉に入ります。
早朝の白んだ朝日が目に眩しくて、セフェムが入ってくると僕は湯を顔にかけました。
「セフェムがお腹の中を掻き混ぜるから恥ずかしいことになったんですよ!」
「タクだって嫌がらなかったぜ」
「身体が動かなかったのです。二人がかりなんて卑怯です。もう金輪際、絶対にしません!僕は怒っています!」
セフェムは獣面をごしごし洗い流しながら、王様の肩に手を置きました。
「そうかー?俺たちは二人でタクの夫だ。だから、二倍愛してやる。ほら、言えよ、ガリィ」
王様は僕を抱き上げて温まった岩の上に置きます。
「ターク怒るな。このようなことはこれっきりだ。だから余もセフェムのようなイヤーカフが欲しいのだ」
「なんの効力もありませんよ?」
それでもと頷く王様に僕は寝室に戻ると、金貨から錬成しました。王様から沢山の力をもらったので簡単に出来ましたが、腰から下がふわふわしていて歩きにくいのです。
「はい、王様のイヤーカフです」
居間の机の上に座って王様の左耳につけました。そして耳朶を少し舐めてから噛みます。
「いつもお疲れ様です。大好きですよ」
僕からの労いの言葉ですよ、王様。
「ガリィだけ!俺は!」
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