論理と真実

裏と表

　世界はとてもシンプルに出来ている。世界にそんなにたくさんいろんな種類の物はない。あるのは論理と真実の二つだけである。変化が無ければ時間は存在しない。論理が変化して論理になったのでは変化したとは言えない。論理は必ず真実に変化する。真実は必ず論理に変化する。変化を繰り返すことによって時間が流れる。論理と真実の振動が時間の流れである。論理と真実は実は同じものである。論理と真実は表と裏のようなもので、必ず同時に存在し、必ず同時に変化する。二次元の世界の生き物に裏と表を説明するのが難しい様に、論理側に住む人間に論理と真実の振動を説明するのは難しい。論理と真実が入れ代われば裏と表が入れ代わると思ってくれたらいい。裏なのか表なのか決めているのは人間つまり論理なのだから。