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ご主人様の抱き枕として買われた奴隷ですが、どうやら運命の番だったようです。
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奴隷として買われたのは十二歳の頃で、売り物としてもギリギリの年齢。
オメガと診断されていた僕はここで働く人たちの性奴隷になる予定だったと、牢屋から出される時に名残惜しそうに言われた。
宮殿のような家に連れて行かれ、自分に与えられた仕事はそこの息子の添い寝係だった。
到着するなり全身を綺麗に洗われ、シンプルながらも上質な服を着せられ、連れて行かれた先は、当時五歳だった息子の部屋。
誰かが側にいないと癇癪を起こして寝ない子供だった。
しかも誰彼に懐くわけでもなく、侍女たちも根を上げ、専用の奴隷を買う運びとなったそうだ。
どういうわけか、僕には最初から懐いた。
添い寝というより抱き枕として、毎晩息子の隣で眠る。
息子は日中も僕に同席するよう指示し、勉強も何もかも一緒に学んだ。
僕はオメガとはいえ発情期が来る気配もなく、それから五年の歳月が過ぎた。
十歳になった息子とは殆ど親友のような関係であったが、夜の添い寝だけはどうしてもやめられないでいた。
添い寝を卒業すれば、僕はどうなるのだろうか。という不安が次第に募っていった。
他の仕事をもらえるのだろうか。それとも、この宮殿から追い出されるのだろうか。
もし息子がアルファだった場合、同じ部屋では過ごせなくなる。
これまではただ楽しくて、息子と共に贅沢な暮らしをさせてもらえ、幸せな毎日だったがそれもいつかは終わりが来る。
息子が大きくなった時、奴隷の添い寝など必要ない。大富豪の後継者と奴隷。この関係性を理解した時、僕たちは親友でもいられなくなるのだろう。
「どうした?最近元気がないようだけど」
「それは気のせいですよ。僕は今日も元気です」
ご主人様には悟られてはいけない。
僕とご主人様は決して友達でないというのも、自覚しなければいけない時が来たのも確かだった。
それなのに息子ときたら「君はキスをしたことがある?」なんて聞いてきた。
「あるわけない」と答えた。
どこでそんなことを覚えてきたのかと思えば、友人はもう愛だの恋だのを言う年頃なのだそうだ。
自分の十歳なんて牢屋の中だった。地上の子供達は色気に目覚める頃なのかと驚いた。
それからベッドに入るたびに、好きな人はいるのか、デートをしたことがあるかと質問攻めにされる。
どれも経験がないと言った。
「僕は捨てられた子供で、ここに来る前は牢屋で住んでいた」と正直に説明した。
それを理解できる年齢だ。
息子がどう言う反応をするかと身構えていたが、「じゃあ、私にキスをしてみろ」と言い出した。
「はぁ?」と思わず大きな声が出る。
僕の説明とまるで論点がずれている。
しかし彼が今大事なのは、僕が奴隷ということよりも、自分にキスの経験がないことなのだ。
「それは、大切な人とするものですよ」と宥めたが、彼は諦めない。
「私は君を大切に思っている」
「大切というのは、好きだという意味です」
「ならば、君が好きだ。さぁ、キスをしろ。命令だ」
子供の好奇心は止められない。仕方なく頬に触れるだけの口付けをした。
「なんか、嬉しくなるんだな」と満足してくれて安堵した。……のも束の間。
数日間は『寝る前にキスをせよ』との命令で頬に口付けていたのだが、ある日息子が「違うようだ」と言い出した。
「何が違うのでしょうか?」
「友人に、頬にするそれはキスではないと言われたのだ。キスは口と口でするらしい」
「一体そのご友人はどなたとされているのですか?」
ため息まじりに聞く。
「彼には婚約者がいる」
「なるほど」
政略結婚といったところか。貴族クラスにもなると、既に許嫁がいてもおかしくない。
「貴方にも、いずれそう言う話が来るのではないでしょうか」
「嫌だ! 私は君以外と過ごす気はない。それとも、君は私から離れたいのか?」
「滅相もございません」
自分は奴隷として、生涯働かせてもらえれば、これほど幸せなことはないと話した。
それを聞いた息子は怒りを露わにする。
「君は私の話をまるで理解していない。分かるまで絶交だ」
そう言い放ち、背を向けてしまった。
「申し訳ありません。部屋から出ていきます」
「ダメだ、ここにいろ。私が一人では寝られないと知っているだろう」
「はぁ……」
絶交と言いながら、出て行くなと言う。
息子から抱きつかない代わりに、僕から抱きしめろと言って背を向けたまま寝てしまった。
「困った。どういう状況なんだこれは」
言われた通り、背後から息子を抱きしめる。
この時、彼から放たれるオーラで、ご主人様はアルファだと察した。
その後のバース性の検査で、予想通りアルファと診断された。いよいよ、お役御免の時が来たようだ。
女主人に呼び出され、二人きりで話をした。
「息子が貴方に懐いているのは大変有り難いのですけど」
「僕はオメガなので、これ以上は仕方ありません。彼には相応しい人をあてがってください」
女主人は「理解が早くて助かるわ」と言うと、新しい仕事を準備すると言ってくれた。
事業拡大に向けて、そこの作業員として働かせてもらえるようだった。
「有難き幸せです」と引き受けた。
夜、息子にこのことを伝える。
「無視されたまま別れるのは寂しいですが、聞いてください。貴方との夜は、今夜で最後となりました」
お礼の言葉と共に、深く頭を下げた。
すると息子は突然慌て始め、「私を嫌いになったのか?」と泣き出した。
「そんなハズはありません。ただ貴方はアルファで、私はオメガなのです。もう一緒にはいられなくなった。遅かれ早かれ、迎える別れだったのです」
「私は認めない」
息子は部屋を飛び出した。
後を追いかけると、女主人。つまり彼の母親の所に行った。
「お母様、私と彼は恋人です。仲を引き裂くような真似はしないでください」
「え、恋人?」女主人より僕の方が驚いてしまった。
「そんな話は聞いていないわ」と、女主人も困惑している。
「もうキスもしています」
「は?え?そ、それは!!」
僕がどんなに慌てふためいても、彼を止めることは出来ない。
「お母様、私はアルファでした。だから学校を卒業したら、彼と番になります」
「本気なの?」
「冗談でする話ではないことくらい、分かるでしょう?」
「まぁ、ね……」
女主人も困り果てている。
それでも息子の意見を尊重するわと言って、潔く了承したのだ。
「あの、僕は奴隷です。後ろ盾も教養も何もない。息子様の番だなんて、滅相もございません」
土下座をする勢いで止めに入ったが、今度は女主人が鋭い視線を光らせた。
「うちの子に、何か不満でもあるのかしら?」
「そんなハズありません!!」
「ならば、さっきの話は忘れて頂戴。貴方はこのまま息子の番になるため、これから精進しなさい」
「え、は……はい」
なんだか随分と流されてしまった。
僕の隣で息子は大層満足そうに微笑んだ。
息子の部屋に帰ると、早速キスを強請ってくる。
「鈍感なやつめ。やっと私の気持ちを理解したか」
「まさか、奴隷と結婚なんて思いつかないです」
「私は初めて君と出会った瞬間から心に決めていた。君は私の運命の番だ」
自信満々に言う彼に、強引に決めた番だとは言い返さなかった。
「君は私といて、何も感じないのか?」
「僕はオメガ性が弱くて、いまだに発情期が来ないのです。なので……」
と説明をしても、息子は浮かれ話を聞いていない。
婚約者になった僕がずっとここ居ると決定し、話よりも引っ付いていたいといった感じだ。
それからは、毎朝晩キスをするのが習慣になった。
婚約してから、さらに八年が過ぎた。数年前から発情期が始まった僕は、息子と体の関係を持つようになっていた。
いつの間にか背も追い抜かれ、蠱惑的な青年になっている。
今年、彼は無事学校を卒業し、同時に家業を引き継いだ。
「君、甘い香りがしている。もうすぐ発情期だね。私との約束を覚えてる?」
「卒業したら、番になる」
「そう。丁度、満月の夜になりそうだ」
息子の口付けは歳を追うほどに甘くなっている。こんな官能的なキスをされては、朝から発情しそうになってしまう。
「では、満月の夜に……」と誤魔化して離れようとしたが、無駄だった。
「思い出した!休暇をとっていたのだ。番になるまで、ずっと一緒にいられる」
口角を上げてはいるが、その瞳は狙った獲物を逃さない、鋭い獣の視線だ。
僕を抱えると、ベッドに傾れ込む。
そのまま、番になるまで抱き合った。
「この時を夢に見ていた。やっと君が私だけにものになる」
「最初から、僕は貴方のものでしたよ」
「私は君を奴隷だなんて思ったことはない」
「キスを命令していたのに?」
「あの時は……私も必死だったのだ。許せ」
照れた表情は珍しい。
「貴方を愛しています」
自分の想いを面と向かって伝えるのは初めてだ。
「その言葉が聞けてよかった。私もだ。君を愛しているよ」
そうして僕の頸にはクッキリと歯型が刻まれ、満月の夜に二人は番になりましたとさ。
おしまい。
オメガと診断されていた僕はここで働く人たちの性奴隷になる予定だったと、牢屋から出される時に名残惜しそうに言われた。
宮殿のような家に連れて行かれ、自分に与えられた仕事はそこの息子の添い寝係だった。
到着するなり全身を綺麗に洗われ、シンプルながらも上質な服を着せられ、連れて行かれた先は、当時五歳だった息子の部屋。
誰かが側にいないと癇癪を起こして寝ない子供だった。
しかも誰彼に懐くわけでもなく、侍女たちも根を上げ、専用の奴隷を買う運びとなったそうだ。
どういうわけか、僕には最初から懐いた。
添い寝というより抱き枕として、毎晩息子の隣で眠る。
息子は日中も僕に同席するよう指示し、勉強も何もかも一緒に学んだ。
僕はオメガとはいえ発情期が来る気配もなく、それから五年の歳月が過ぎた。
十歳になった息子とは殆ど親友のような関係であったが、夜の添い寝だけはどうしてもやめられないでいた。
添い寝を卒業すれば、僕はどうなるのだろうか。という不安が次第に募っていった。
他の仕事をもらえるのだろうか。それとも、この宮殿から追い出されるのだろうか。
もし息子がアルファだった場合、同じ部屋では過ごせなくなる。
これまではただ楽しくて、息子と共に贅沢な暮らしをさせてもらえ、幸せな毎日だったがそれもいつかは終わりが来る。
息子が大きくなった時、奴隷の添い寝など必要ない。大富豪の後継者と奴隷。この関係性を理解した時、僕たちは親友でもいられなくなるのだろう。
「どうした?最近元気がないようだけど」
「それは気のせいですよ。僕は今日も元気です」
ご主人様には悟られてはいけない。
僕とご主人様は決して友達でないというのも、自覚しなければいけない時が来たのも確かだった。
それなのに息子ときたら「君はキスをしたことがある?」なんて聞いてきた。
「あるわけない」と答えた。
どこでそんなことを覚えてきたのかと思えば、友人はもう愛だの恋だのを言う年頃なのだそうだ。
自分の十歳なんて牢屋の中だった。地上の子供達は色気に目覚める頃なのかと驚いた。
それからベッドに入るたびに、好きな人はいるのか、デートをしたことがあるかと質問攻めにされる。
どれも経験がないと言った。
「僕は捨てられた子供で、ここに来る前は牢屋で住んでいた」と正直に説明した。
それを理解できる年齢だ。
息子がどう言う反応をするかと身構えていたが、「じゃあ、私にキスをしてみろ」と言い出した。
「はぁ?」と思わず大きな声が出る。
僕の説明とまるで論点がずれている。
しかし彼が今大事なのは、僕が奴隷ということよりも、自分にキスの経験がないことなのだ。
「それは、大切な人とするものですよ」と宥めたが、彼は諦めない。
「私は君を大切に思っている」
「大切というのは、好きだという意味です」
「ならば、君が好きだ。さぁ、キスをしろ。命令だ」
子供の好奇心は止められない。仕方なく頬に触れるだけの口付けをした。
「なんか、嬉しくなるんだな」と満足してくれて安堵した。……のも束の間。
数日間は『寝る前にキスをせよ』との命令で頬に口付けていたのだが、ある日息子が「違うようだ」と言い出した。
「何が違うのでしょうか?」
「友人に、頬にするそれはキスではないと言われたのだ。キスは口と口でするらしい」
「一体そのご友人はどなたとされているのですか?」
ため息まじりに聞く。
「彼には婚約者がいる」
「なるほど」
政略結婚といったところか。貴族クラスにもなると、既に許嫁がいてもおかしくない。
「貴方にも、いずれそう言う話が来るのではないでしょうか」
「嫌だ! 私は君以外と過ごす気はない。それとも、君は私から離れたいのか?」
「滅相もございません」
自分は奴隷として、生涯働かせてもらえれば、これほど幸せなことはないと話した。
それを聞いた息子は怒りを露わにする。
「君は私の話をまるで理解していない。分かるまで絶交だ」
そう言い放ち、背を向けてしまった。
「申し訳ありません。部屋から出ていきます」
「ダメだ、ここにいろ。私が一人では寝られないと知っているだろう」
「はぁ……」
絶交と言いながら、出て行くなと言う。
息子から抱きつかない代わりに、僕から抱きしめろと言って背を向けたまま寝てしまった。
「困った。どういう状況なんだこれは」
言われた通り、背後から息子を抱きしめる。
この時、彼から放たれるオーラで、ご主人様はアルファだと察した。
その後のバース性の検査で、予想通りアルファと診断された。いよいよ、お役御免の時が来たようだ。
女主人に呼び出され、二人きりで話をした。
「息子が貴方に懐いているのは大変有り難いのですけど」
「僕はオメガなので、これ以上は仕方ありません。彼には相応しい人をあてがってください」
女主人は「理解が早くて助かるわ」と言うと、新しい仕事を準備すると言ってくれた。
事業拡大に向けて、そこの作業員として働かせてもらえるようだった。
「有難き幸せです」と引き受けた。
夜、息子にこのことを伝える。
「無視されたまま別れるのは寂しいですが、聞いてください。貴方との夜は、今夜で最後となりました」
お礼の言葉と共に、深く頭を下げた。
すると息子は突然慌て始め、「私を嫌いになったのか?」と泣き出した。
「そんなハズはありません。ただ貴方はアルファで、私はオメガなのです。もう一緒にはいられなくなった。遅かれ早かれ、迎える別れだったのです」
「私は認めない」
息子は部屋を飛び出した。
後を追いかけると、女主人。つまり彼の母親の所に行った。
「お母様、私と彼は恋人です。仲を引き裂くような真似はしないでください」
「え、恋人?」女主人より僕の方が驚いてしまった。
「そんな話は聞いていないわ」と、女主人も困惑している。
「もうキスもしています」
「は?え?そ、それは!!」
僕がどんなに慌てふためいても、彼を止めることは出来ない。
「お母様、私はアルファでした。だから学校を卒業したら、彼と番になります」
「本気なの?」
「冗談でする話ではないことくらい、分かるでしょう?」
「まぁ、ね……」
女主人も困り果てている。
それでも息子の意見を尊重するわと言って、潔く了承したのだ。
「あの、僕は奴隷です。後ろ盾も教養も何もない。息子様の番だなんて、滅相もございません」
土下座をする勢いで止めに入ったが、今度は女主人が鋭い視線を光らせた。
「うちの子に、何か不満でもあるのかしら?」
「そんなハズありません!!」
「ならば、さっきの話は忘れて頂戴。貴方はこのまま息子の番になるため、これから精進しなさい」
「え、は……はい」
なんだか随分と流されてしまった。
僕の隣で息子は大層満足そうに微笑んだ。
息子の部屋に帰ると、早速キスを強請ってくる。
「鈍感なやつめ。やっと私の気持ちを理解したか」
「まさか、奴隷と結婚なんて思いつかないです」
「私は初めて君と出会った瞬間から心に決めていた。君は私の運命の番だ」
自信満々に言う彼に、強引に決めた番だとは言い返さなかった。
「君は私といて、何も感じないのか?」
「僕はオメガ性が弱くて、いまだに発情期が来ないのです。なので……」
と説明をしても、息子は浮かれ話を聞いていない。
婚約者になった僕がずっとここ居ると決定し、話よりも引っ付いていたいといった感じだ。
それからは、毎朝晩キスをするのが習慣になった。
婚約してから、さらに八年が過ぎた。数年前から発情期が始まった僕は、息子と体の関係を持つようになっていた。
いつの間にか背も追い抜かれ、蠱惑的な青年になっている。
今年、彼は無事学校を卒業し、同時に家業を引き継いだ。
「君、甘い香りがしている。もうすぐ発情期だね。私との約束を覚えてる?」
「卒業したら、番になる」
「そう。丁度、満月の夜になりそうだ」
息子の口付けは歳を追うほどに甘くなっている。こんな官能的なキスをされては、朝から発情しそうになってしまう。
「では、満月の夜に……」と誤魔化して離れようとしたが、無駄だった。
「思い出した!休暇をとっていたのだ。番になるまで、ずっと一緒にいられる」
口角を上げてはいるが、その瞳は狙った獲物を逃さない、鋭い獣の視線だ。
僕を抱えると、ベッドに傾れ込む。
そのまま、番になるまで抱き合った。
「この時を夢に見ていた。やっと君が私だけにものになる」
「最初から、僕は貴方のものでしたよ」
「私は君を奴隷だなんて思ったことはない」
「キスを命令していたのに?」
「あの時は……私も必死だったのだ。許せ」
照れた表情は珍しい。
「貴方を愛しています」
自分の想いを面と向かって伝えるのは初めてだ。
「その言葉が聞けてよかった。私もだ。君を愛しているよ」
そうして僕の頸にはクッキリと歯型が刻まれ、満月の夜に二人は番になりましたとさ。
おしまい。
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