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後編
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正直、余裕がなさすぎて半ばリュシアンの存在を忘れていたモブエイは、ここでアルチュールが果てたとして、自分はまだリュシアンともセックスをしなければならないことを思い出す。とてもじゃないが体が保たない。
(こんなの、快楽地獄だ)
しかしモブエイの不安は斜め上から押しつぶされた。
リュシアンが「私も、もう我慢の限界だ」などと言い出したかと思いきや、衣類を全て脱ぎ捨て、ベッドに上がってきたのだ。
「モブエイ、私もものも可愛がってくれ」
そう言いながら、モブエイの顔に跨り股間を押し付け口淫を欲求した。
「そんなの、したことありません」と涙目に訴えると「大丈夫、ゆっくりで良いのだ」と宥め、教授し始めた。
目の前に反り立った男のそれを見せつけられ、その先端からは先走りの透明の液が垂れている。
「舐めて」
透き通るような澄んだ声で囁かれ、モブエイはチロリと舌を出し、リュシアンの先端を舐めた。
下から突かれているのもあるが、自分がこんな行為をしていることに酔いしれている。リュシアンが自分の口淫で熱い吐息を吐き出し、喜悦している様を見ると、もっと感じて欲しいと思ってしまう。
「あぁ、モブエイ。ゆっくりしたいがもっと刺激が欲しい。歯を立てなければ大丈夫だから、少し耐えてくれ」
どういうことか分からないまま頷くと、突然喉元まで男根が突っ込まれる。
「ふぐっ!!」
思わず呼吸を止め、喉をギュッと締める。リュシアンは一度男根を引き抜くと、再び喉元まで勢いつけて突っ込んだ。息ができなくて苦しい。なのに、口淫をしてる自分も気持ちいいと感じてしまうという、不思議な感覚を味わった。
「モブエイ、こっちも忘れないで!!」
「んっ!! んんっ!!」
男根を咥え、孔を突かれ、逃れようのない快楽に、モブエイは幾度も意識を飛ばしそうになってしまう。でも、この二人から施される全てをしっかりと受け止めたい。その一心でなんとか耐えていた。
「その健気な姿に惚れたのだよ、私たちは」
「そうの通り。他の使用人が上手くサボっても、君は淡々と雑務をこなしている。最初は不器用な人だなと思っていた。しかし、文句ひとつ言わず丁寧に仕事をする。僕はモブエイが掃除を担当してくれた時を見分けられるようになっていた」
二人がそんな風に見てくれていたとは思いもよらない。
毎日毎日、変わり映えのない日々に辟易としていた。それでも仕事がないよりはマシだった。
何かをしていれば一日が終わる。そうして次の朝がくれば、またなんかしらの用事がある。効率よくサボれないことを同僚は笑っていたが、サボるよりもぼんやりと花壇の草抜きをしていた方が余程時間が過ぎるのが早く感じた。
ただ、そんな感じであった。
でもサボらないで良かった。そのおかげで、今こうして二人から愛されているのだ。
もっと自分からも奉仕したいという願望が生まれた。
モブエイはリュシアンの男根を両手で掴むと、自らじゅぽじゅぽと注挿させた。
時折、嗚咽をしながらも口淫を続ける。
だんだんとリュシアンの表情に変化が見られ始めた。
「モブエイ、一生懸命な姿に一層惚れてしまった。私の全てを飲み干してくれ」
リュシアンはモブエイの喉奥にまで男根を押し込み、直接喉に白濁を飛ばした。
「んっ、んっ……」
モブエイはそれを一滴残らず嚥下した。
「モブエイ、僕のも受け取ってくれ」
下からアルチュールの声が聞こえたかと思えば、一気に律動を早め、ガツンと強く腰を打ちつけられたあと、中にたっぷりと白濁を注がれた。腹の奥にじんわりと温かいのを感じる。
アルチュールが男根を抜くと、孔から白蜜がとろりと流れ出る。さっきまで中にいた感覚ななくなり、急に寂しさを覚える。
リュシアンはモブエイの髪を撫で「まだ、これからだよ」と微笑む。
アルチュールに「さぁ、交代だ」と声をかけ、さっきまでアルチュールがいた場所に、今度はリュシアンが移動する。
モブエイを四つん這いの体勢にさせると、すっかり解れたそこにまだ萎えていない怒張したそれを挿れる。
「んっ、はぁ……」
「あ、ぁあ……気持ちいい。モブエイの中が絡みついてくる」
リュシアンが腰を揺らす度に、さっき中に吐精したアルチュールの白蜜がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て、撹拌されていく。
「さぁ、僕にも口で奉仕してくれ、モブエイ」
アルチュールがモブエイの前に膝立ちになると、股間で隆起するそれを差し出す。まだテクニックも何もないが、一生懸命な姿がいいと言ってくれた。なのでアルチュールにも一生懸命奉仕する。
顎が外れそうなほど苦しいが、感じてくれるのことに喜びを感じる。もっと気持ちよくなって欲しい。自分にその手伝いができるなら、いくらでもこの身を捧げたい。
これまでの業務よりも遥かに充実感を感じる。生きていると感じる。
必要とされることがこんなにも嬉しいなんて初めて知った。
自分の心構えが変わった瞬間から、気持ちいのレベルが上がった気がした。触れられた場所から全身に甘い痺れが流れていく。口も孔も二人と癒着して一つに繋がっているのを実感できる。
リュシアンの律動に合わせて体が揺れる。その度アルチュールの男根が上顎から喉元を擦り上げ、蹂躙される。
(気持ちいい……気持ちいい……)
モブエイはそれしか考えられなくなっていた。
腰の奥に妙な違和感を感じた時、これは明らかに尿意だと悟った。しかしリュシアンはまだ注挿を繰り返しているし、アルチュールへの口淫も続けている。一回止めてと言いたいが喋ることもできない。その上、あろうことかリュシアンの律動は激しくなる一方なのだ。同じところを何度も突かれ、感覚は麻痺するどころかより鋭敏に感じるようになっている。
瞬く間に尿意は限界を迎え、リュシアンが腰を強く突き上げると同時に、盛大に放尿した。
体がじんわりと軽くなる。軽快な水音と共に、シーツに広がる水分。リュシアンはなぜかそれを見て歓喜した。そして、律動は苛烈を極める。
「モブエイ、初めてなのに潮まで吹くなんて!! 本当に君は素晴らしい。もっと突いてあげるから、もっと出しなさい」
(潮? これが?)
意識が朦朧としていて、脳が働いていない。リュシアンは怒るどころか悦んでさらに責めてくる。
それに負けじとアルチュールもモブエイの頭を鷲掴みにし、腰を打ちつけた。
モブエイはずっと絶頂に達している状態になってしまい、白蜜なのか潮なのか、自覚もないまま飛沫し続けた。
「このまま私の子を孕めばいいのに」
リュシアンがとんでもない言葉を発した。
(あれ? この世界って男性妊娠あったっけ?)
冗談だと思いたい。しかしアルチュールも一緒になって「それなら僕の子も産んで欲しいです」なんて会話をしている。
既にたっぷりと注がれている精液。今からリュシアンもこの中に吐精するだろう。彼らの会話が本当なら……。
「んんっ!!」
思考を遮るようにアルチュールが絶頂を迎え、モブエイの喉奥に白濁を飛沫させる。それとほぼ同時にリュシアンも吐精した。何度か腰を痙攣させ、たっぷりと中に注がれる。
「お兄様、僕はまだモブエイが足りていません。全く萎えないのです。こんなことは初めての感覚です」
「私もだ、アルチュール。抱くほどにもっともっとモブエイが欲しくなる」
リュシアンはモブエイを仰向けにさせると、「君は何もしなくていい」と言って、再び男根を突っ込んだ。
モブエイは絶え間なく快楽を与えられ続け、もう体力など残っていない。リュシアンの言葉通り、ぐったりとベッドに身を沈め、されるがまま体を差し出す。するとアルチュールも「お兄様ばかりずるいです。僕も這入りたい」などと言い出した。
「では、一緒にどうだ」
リュシアンがモブエイの隣に、結合したまま横たわる。アルチュールがニヤリと笑い、モブエイの背中側に寝転んだ。
「モブエイ、今度は二人同時に愛してあげますよ」
耳朶を甘噛みされながら囁かれると、肩がびくびくと戦慄いた。
そして、リュシアンの男根の隣からもう一本の男根が押し入ってきた。
「かっ!! はぁ……っっ!!」
モブエイの目の前で星が散る。ものすごい圧迫感だ。ズブズブと二本の肉茎が孔の中で蠕動する。
「気持ちい……」
アルチュールが嘆息した。
「ずっとこうしていたい気分だ」
リュシアンも恍惚としている。
背後からアルチュールの手が回され、乳首を弄り始めると、耐え難い刺激に背中を撓ませた。
「んぁああああっっ!!」
しかし今度は吐精できない。リュシアンが根本を握っていたのだ。
「三人一緒にイくまで我慢ね」
リュシアンがモブエイに官能的なキスをする。くちゅ、くちゅり……と淫靡な水温が響く。
全身を同時に責められ、モブエイの思考回路は完全に停止した。
アルチュールに片足を持ち上げられ、二本の男根に貫かれ、屹立を締められ、乳首を弄られる。そして喘ぐ口も塞がれていた。
初めての経験がこんなだと、この先、大抵のことでは満足できなくなるのではないかと思ってしまうくらいだ。
「アルチュール、そろそろだな」
「あぁ。お兄様も」
「一緒に、イこう」
二人の男根が最奥を突き抜け、さらに奥まで貫き吐精した。
モブエイもようやく締めれていた屹立が解放され、盛大に白濁を飛沫させた。
二人分の精液で体内が満たされる。これで本当に男性妊娠がある世界なら、モブエイは妊娠しただろう。
モブエイは二人から浴びるほどキスを受け取った。
「どっちかだけが相応しいなんて、そんなのはもうどうでも良くなったな」
「そうですね。これからも三人仲良く暮らしましょう」
二人の兄弟が和解した。その間でモブエイは失神していた。
その後の三人は夜な夜な愛し合っていた。日中はどちらかの手が空いた隙に一人ずつ抱きにきてくれる。モブエイの体はどんどん開発されていき、常に抱かれていないと我慢ができないほどにされてしまった。
今日も三人の寝室で、二人の帰りを今か今かと自慰をしながら待っているモブエイであった。
(因みに、妊娠の話は二人の冗談だったと後から聞いて安心したモブエイだったとさ)
(こんなの、快楽地獄だ)
しかしモブエイの不安は斜め上から押しつぶされた。
リュシアンが「私も、もう我慢の限界だ」などと言い出したかと思いきや、衣類を全て脱ぎ捨て、ベッドに上がってきたのだ。
「モブエイ、私もものも可愛がってくれ」
そう言いながら、モブエイの顔に跨り股間を押し付け口淫を欲求した。
「そんなの、したことありません」と涙目に訴えると「大丈夫、ゆっくりで良いのだ」と宥め、教授し始めた。
目の前に反り立った男のそれを見せつけられ、その先端からは先走りの透明の液が垂れている。
「舐めて」
透き通るような澄んだ声で囁かれ、モブエイはチロリと舌を出し、リュシアンの先端を舐めた。
下から突かれているのもあるが、自分がこんな行為をしていることに酔いしれている。リュシアンが自分の口淫で熱い吐息を吐き出し、喜悦している様を見ると、もっと感じて欲しいと思ってしまう。
「あぁ、モブエイ。ゆっくりしたいがもっと刺激が欲しい。歯を立てなければ大丈夫だから、少し耐えてくれ」
どういうことか分からないまま頷くと、突然喉元まで男根が突っ込まれる。
「ふぐっ!!」
思わず呼吸を止め、喉をギュッと締める。リュシアンは一度男根を引き抜くと、再び喉元まで勢いつけて突っ込んだ。息ができなくて苦しい。なのに、口淫をしてる自分も気持ちいいと感じてしまうという、不思議な感覚を味わった。
「モブエイ、こっちも忘れないで!!」
「んっ!! んんっ!!」
男根を咥え、孔を突かれ、逃れようのない快楽に、モブエイは幾度も意識を飛ばしそうになってしまう。でも、この二人から施される全てをしっかりと受け止めたい。その一心でなんとか耐えていた。
「その健気な姿に惚れたのだよ、私たちは」
「そうの通り。他の使用人が上手くサボっても、君は淡々と雑務をこなしている。最初は不器用な人だなと思っていた。しかし、文句ひとつ言わず丁寧に仕事をする。僕はモブエイが掃除を担当してくれた時を見分けられるようになっていた」
二人がそんな風に見てくれていたとは思いもよらない。
毎日毎日、変わり映えのない日々に辟易としていた。それでも仕事がないよりはマシだった。
何かをしていれば一日が終わる。そうして次の朝がくれば、またなんかしらの用事がある。効率よくサボれないことを同僚は笑っていたが、サボるよりもぼんやりと花壇の草抜きをしていた方が余程時間が過ぎるのが早く感じた。
ただ、そんな感じであった。
でもサボらないで良かった。そのおかげで、今こうして二人から愛されているのだ。
もっと自分からも奉仕したいという願望が生まれた。
モブエイはリュシアンの男根を両手で掴むと、自らじゅぽじゅぽと注挿させた。
時折、嗚咽をしながらも口淫を続ける。
だんだんとリュシアンの表情に変化が見られ始めた。
「モブエイ、一生懸命な姿に一層惚れてしまった。私の全てを飲み干してくれ」
リュシアンはモブエイの喉奥にまで男根を押し込み、直接喉に白濁を飛ばした。
「んっ、んっ……」
モブエイはそれを一滴残らず嚥下した。
「モブエイ、僕のも受け取ってくれ」
下からアルチュールの声が聞こえたかと思えば、一気に律動を早め、ガツンと強く腰を打ちつけられたあと、中にたっぷりと白濁を注がれた。腹の奥にじんわりと温かいのを感じる。
アルチュールが男根を抜くと、孔から白蜜がとろりと流れ出る。さっきまで中にいた感覚ななくなり、急に寂しさを覚える。
リュシアンはモブエイの髪を撫で「まだ、これからだよ」と微笑む。
アルチュールに「さぁ、交代だ」と声をかけ、さっきまでアルチュールがいた場所に、今度はリュシアンが移動する。
モブエイを四つん這いの体勢にさせると、すっかり解れたそこにまだ萎えていない怒張したそれを挿れる。
「んっ、はぁ……」
「あ、ぁあ……気持ちいい。モブエイの中が絡みついてくる」
リュシアンが腰を揺らす度に、さっき中に吐精したアルチュールの白蜜がぐちゅぐちゅと卑猥な音を立て、撹拌されていく。
「さぁ、僕にも口で奉仕してくれ、モブエイ」
アルチュールがモブエイの前に膝立ちになると、股間で隆起するそれを差し出す。まだテクニックも何もないが、一生懸命な姿がいいと言ってくれた。なのでアルチュールにも一生懸命奉仕する。
顎が外れそうなほど苦しいが、感じてくれるのことに喜びを感じる。もっと気持ちよくなって欲しい。自分にその手伝いができるなら、いくらでもこの身を捧げたい。
これまでの業務よりも遥かに充実感を感じる。生きていると感じる。
必要とされることがこんなにも嬉しいなんて初めて知った。
自分の心構えが変わった瞬間から、気持ちいのレベルが上がった気がした。触れられた場所から全身に甘い痺れが流れていく。口も孔も二人と癒着して一つに繋がっているのを実感できる。
リュシアンの律動に合わせて体が揺れる。その度アルチュールの男根が上顎から喉元を擦り上げ、蹂躙される。
(気持ちいい……気持ちいい……)
モブエイはそれしか考えられなくなっていた。
腰の奥に妙な違和感を感じた時、これは明らかに尿意だと悟った。しかしリュシアンはまだ注挿を繰り返しているし、アルチュールへの口淫も続けている。一回止めてと言いたいが喋ることもできない。その上、あろうことかリュシアンの律動は激しくなる一方なのだ。同じところを何度も突かれ、感覚は麻痺するどころかより鋭敏に感じるようになっている。
瞬く間に尿意は限界を迎え、リュシアンが腰を強く突き上げると同時に、盛大に放尿した。
体がじんわりと軽くなる。軽快な水音と共に、シーツに広がる水分。リュシアンはなぜかそれを見て歓喜した。そして、律動は苛烈を極める。
「モブエイ、初めてなのに潮まで吹くなんて!! 本当に君は素晴らしい。もっと突いてあげるから、もっと出しなさい」
(潮? これが?)
意識が朦朧としていて、脳が働いていない。リュシアンは怒るどころか悦んでさらに責めてくる。
それに負けじとアルチュールもモブエイの頭を鷲掴みにし、腰を打ちつけた。
モブエイはずっと絶頂に達している状態になってしまい、白蜜なのか潮なのか、自覚もないまま飛沫し続けた。
「このまま私の子を孕めばいいのに」
リュシアンがとんでもない言葉を発した。
(あれ? この世界って男性妊娠あったっけ?)
冗談だと思いたい。しかしアルチュールも一緒になって「それなら僕の子も産んで欲しいです」なんて会話をしている。
既にたっぷりと注がれている精液。今からリュシアンもこの中に吐精するだろう。彼らの会話が本当なら……。
「んんっ!!」
思考を遮るようにアルチュールが絶頂を迎え、モブエイの喉奥に白濁を飛沫させる。それとほぼ同時にリュシアンも吐精した。何度か腰を痙攣させ、たっぷりと中に注がれる。
「お兄様、僕はまだモブエイが足りていません。全く萎えないのです。こんなことは初めての感覚です」
「私もだ、アルチュール。抱くほどにもっともっとモブエイが欲しくなる」
リュシアンはモブエイを仰向けにさせると、「君は何もしなくていい」と言って、再び男根を突っ込んだ。
モブエイは絶え間なく快楽を与えられ続け、もう体力など残っていない。リュシアンの言葉通り、ぐったりとベッドに身を沈め、されるがまま体を差し出す。するとアルチュールも「お兄様ばかりずるいです。僕も這入りたい」などと言い出した。
「では、一緒にどうだ」
リュシアンがモブエイの隣に、結合したまま横たわる。アルチュールがニヤリと笑い、モブエイの背中側に寝転んだ。
「モブエイ、今度は二人同時に愛してあげますよ」
耳朶を甘噛みされながら囁かれると、肩がびくびくと戦慄いた。
そして、リュシアンの男根の隣からもう一本の男根が押し入ってきた。
「かっ!! はぁ……っっ!!」
モブエイの目の前で星が散る。ものすごい圧迫感だ。ズブズブと二本の肉茎が孔の中で蠕動する。
「気持ちい……」
アルチュールが嘆息した。
「ずっとこうしていたい気分だ」
リュシアンも恍惚としている。
背後からアルチュールの手が回され、乳首を弄り始めると、耐え難い刺激に背中を撓ませた。
「んぁああああっっ!!」
しかし今度は吐精できない。リュシアンが根本を握っていたのだ。
「三人一緒にイくまで我慢ね」
リュシアンがモブエイに官能的なキスをする。くちゅ、くちゅり……と淫靡な水温が響く。
全身を同時に責められ、モブエイの思考回路は完全に停止した。
アルチュールに片足を持ち上げられ、二本の男根に貫かれ、屹立を締められ、乳首を弄られる。そして喘ぐ口も塞がれていた。
初めての経験がこんなだと、この先、大抵のことでは満足できなくなるのではないかと思ってしまうくらいだ。
「アルチュール、そろそろだな」
「あぁ。お兄様も」
「一緒に、イこう」
二人の男根が最奥を突き抜け、さらに奥まで貫き吐精した。
モブエイもようやく締めれていた屹立が解放され、盛大に白濁を飛沫させた。
二人分の精液で体内が満たされる。これで本当に男性妊娠がある世界なら、モブエイは妊娠しただろう。
モブエイは二人から浴びるほどキスを受け取った。
「どっちかだけが相応しいなんて、そんなのはもうどうでも良くなったな」
「そうですね。これからも三人仲良く暮らしましょう」
二人の兄弟が和解した。その間でモブエイは失神していた。
その後の三人は夜な夜な愛し合っていた。日中はどちらかの手が空いた隙に一人ずつ抱きにきてくれる。モブエイの体はどんどん開発されていき、常に抱かれていないと我慢ができないほどにされてしまった。
今日も三人の寝室で、二人の帰りを今か今かと自慰をしながら待っているモブエイであった。
(因みに、妊娠の話は二人の冗談だったと後から聞いて安心したモブエイだったとさ)
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普段書かないタイプのお話なので、投稿はドキドキでしたww