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続編 カマルとルアの子育て編
仲直り ★Rー18
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カマルは月亜の窄まりに、昂った自分の先端を擦り付けているだけで、中に挿れてくれない。
「ルア、これが欲しい?」
月亜は涙目で頷いた。
「カマルさんの、これが欲しいです」
華奢な太腿で男根を挟む。
「でも解れていないから、直ぐには挿れられない」
まだお仕置きは続いているのか。
それなら月亜は、無理矢理ねじ込んで犯して欲しいなんて考えた。
腰を擦り付けて強請る。
カマルは月亜の手を引き、上肢を起こさせると、自分でほぐすように指示してきた。
「私のものが欲しいなら、これが這入るくらいまで解すんだ」
月亜の手を窄まりへと誘導する。
カマルが見ている目の前で自慰をしろと言っている。
月亜は、喉仏を上下させて大袈裟に唾液を飲み込んだ。
細い指を一本、孔に挿れる。
カマルの指とは全然違う。カマルのは、男らしくて長い。関節がしっかりとしていて、媚肉を擦り上げる時に更なる快感が生まれる。
「んん……うまくできない……」
自分でしても全然気持ちよくなれない。
「遅くなるほど私のものが萎えてしまうよ」
カマルは焦らしてくるが、月亜は殆ど自慰をしない。皆無に近い。
出会った頃は毎日体を重ねていたし、結婚して子供が産まれても、数日置きにたっぷりと愛してくれる。
だから自慰をする必要がないのだ。
「カマルさ……自分で、できない……。ぅう……」
もう今日は挿れてもらえない。悔しくて泣きそうになる。
月亜は孔を解すのを諦め、ベッドに横たわった。
自分のことさえ出来ないなんて情けない。
これじゃあ、カマルが怒るのも当然だ、と自分を責めた。
「ルア、泣かないで。私もやりすぎた……。すまない。他のαの匂いがして、カッとしてしまったのだ」
「俺が愛してるのは、カマルさんだけです」
「分かっている。だからこそ、私だけのものにしておきたいのだ」
「何処でいようと、誰といようと、俺はカマルさんの心にしか存在していません」
「ああ、そうだな。私の心では、いつだって君が笑っている。なのに、泣かせてしまうなんて……」
カマルが目尻に優しくキスを落とした。
「もう、怒っていませんか?」
「冷静になれたよ。怖がらせてすまなかった」
「じゃあ……」
月亜がカマルを見つめる。
潤んだ瞳に、カマルの中心が再び熱を孕んだ。
月亜が言わんとすることを察したカマルはフッと口角を上げ、ワザと聞いた。
「お詫びに、ルアがしてほしいことを全てあげるよ。何がいい?」
「じゃあ、カマルさんが全部してください。これからもずっと」
「畏まりました」
情熱的に口付けた。
カマルの指が孔に這入る。月亜の孔はあっさりとカマルの指を飲み込んだ。
奥からはオメガの液が分泌され始める。
中で動く指が、気持ちいいところを刺激してきた。
「あっ……」
月亜の口からは甘いため息が漏れた。
仲直りをした後だからか、余計に感度が上がっている。
カマルは熱いキスを交わしながら、胸の突起に触れる。
口の中を攻められ、孔を解され、乳首を弄られ……月亜は瞬く間に快楽に呑まれた。
脚の間に、昂ったカマルのものが押し付けられる。
早く挿れて欲しくて仕方ない。
「あっん……もう、挿れて……ほし……」
「まだ解し始めたばかりだよ? これじゃあ、まだ私のは這入りそうにない」
「でも、欲しいぃ。カマルさんのでいっぱいにして欲しいのにぃ……」
「またそうやって、私を煽る。君を傷つけたくないんだ」
幼い子供をあやすみたいに言われてしまったが、もう月亜の孔はカマルを求めて戦慄いてる。
カマルは月亜の両足を持ち上げ、腰を浮かせた。
「じゃあ、これを挿れてみようか」
カマルが、尖らせた舌と指を両方とも孔に突っ込んだ。
「はっ……! ぁ……」
月亜は情けなく脚を持ち上げられているというのに、カマルの舌が這入っている孔にしか意識を向けられない。
生暖かい舌が孔の中を蹂躙していく。
結局、月亜が果てるまで、指と舌で責められたのだった。
「ルア、これが欲しい?」
月亜は涙目で頷いた。
「カマルさんの、これが欲しいです」
華奢な太腿で男根を挟む。
「でも解れていないから、直ぐには挿れられない」
まだお仕置きは続いているのか。
それなら月亜は、無理矢理ねじ込んで犯して欲しいなんて考えた。
腰を擦り付けて強請る。
カマルは月亜の手を引き、上肢を起こさせると、自分でほぐすように指示してきた。
「私のものが欲しいなら、これが這入るくらいまで解すんだ」
月亜の手を窄まりへと誘導する。
カマルが見ている目の前で自慰をしろと言っている。
月亜は、喉仏を上下させて大袈裟に唾液を飲み込んだ。
細い指を一本、孔に挿れる。
カマルの指とは全然違う。カマルのは、男らしくて長い。関節がしっかりとしていて、媚肉を擦り上げる時に更なる快感が生まれる。
「んん……うまくできない……」
自分でしても全然気持ちよくなれない。
「遅くなるほど私のものが萎えてしまうよ」
カマルは焦らしてくるが、月亜は殆ど自慰をしない。皆無に近い。
出会った頃は毎日体を重ねていたし、結婚して子供が産まれても、数日置きにたっぷりと愛してくれる。
だから自慰をする必要がないのだ。
「カマルさ……自分で、できない……。ぅう……」
もう今日は挿れてもらえない。悔しくて泣きそうになる。
月亜は孔を解すのを諦め、ベッドに横たわった。
自分のことさえ出来ないなんて情けない。
これじゃあ、カマルが怒るのも当然だ、と自分を責めた。
「ルア、泣かないで。私もやりすぎた……。すまない。他のαの匂いがして、カッとしてしまったのだ」
「俺が愛してるのは、カマルさんだけです」
「分かっている。だからこそ、私だけのものにしておきたいのだ」
「何処でいようと、誰といようと、俺はカマルさんの心にしか存在していません」
「ああ、そうだな。私の心では、いつだって君が笑っている。なのに、泣かせてしまうなんて……」
カマルが目尻に優しくキスを落とした。
「もう、怒っていませんか?」
「冷静になれたよ。怖がらせてすまなかった」
「じゃあ……」
月亜がカマルを見つめる。
潤んだ瞳に、カマルの中心が再び熱を孕んだ。
月亜が言わんとすることを察したカマルはフッと口角を上げ、ワザと聞いた。
「お詫びに、ルアがしてほしいことを全てあげるよ。何がいい?」
「じゃあ、カマルさんが全部してください。これからもずっと」
「畏まりました」
情熱的に口付けた。
カマルの指が孔に這入る。月亜の孔はあっさりとカマルの指を飲み込んだ。
奥からはオメガの液が分泌され始める。
中で動く指が、気持ちいいところを刺激してきた。
「あっ……」
月亜の口からは甘いため息が漏れた。
仲直りをした後だからか、余計に感度が上がっている。
カマルは熱いキスを交わしながら、胸の突起に触れる。
口の中を攻められ、孔を解され、乳首を弄られ……月亜は瞬く間に快楽に呑まれた。
脚の間に、昂ったカマルのものが押し付けられる。
早く挿れて欲しくて仕方ない。
「あっん……もう、挿れて……ほし……」
「まだ解し始めたばかりだよ? これじゃあ、まだ私のは這入りそうにない」
「でも、欲しいぃ。カマルさんのでいっぱいにして欲しいのにぃ……」
「またそうやって、私を煽る。君を傷つけたくないんだ」
幼い子供をあやすみたいに言われてしまったが、もう月亜の孔はカマルを求めて戦慄いてる。
カマルは月亜の両足を持ち上げ、腰を浮かせた。
「じゃあ、これを挿れてみようか」
カマルが、尖らせた舌と指を両方とも孔に突っ込んだ。
「はっ……! ぁ……」
月亜は情けなく脚を持ち上げられているというのに、カマルの舌が這入っている孔にしか意識を向けられない。
生暖かい舌が孔の中を蹂躙していく。
結局、月亜が果てるまで、指と舌で責められたのだった。
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