佐柿学園シリーズ

華愁

文字の大きさ
上 下
8 / 9

体育祭&馴れ初め編

しおりを挟む
今日は体育祭で、
お昼休憩中に六人で
お弁当を食べている。

そこで、皆の馴れ初め話をした。

「佐伯、あの時はありがとうな」

西邑君からお礼を言われた。

「私は蜜影先生に西邑君の
居場所を教えただけだから」

まぁ、蜜影先生が西邑君を
好きなのは気付いていたけど。

「佐伯さんはどぉやって
指宿先生と付き合いだしたの?」

五月女さんが興味津々に訊いてきた。

私は簡潔に馴れ初め話をした。

横で話を聞いていた
指宿先生いや使颯は
耳まで真っ赤にして横を向いている。

「じゃぁ、西邑君は?」

五月女さんは話を西邑君にふった。

好奇心旺盛だなぁ……

西邑君も簡潔に説明した。

その際に蜜影先生も
耳を真っ赤にしていた。

最後に五月女さんに
聞き返すとちゃんとした
告白はなく、愛の言葉を
囁かれたらしい。

五月女理事長も耳を真っ赤にしている。

先生達は駄目だなぁと思った。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

坊主女子:女子野球短編集【短編集】

S.H.L
青春
野球をやっている女の子が坊主になるストーリーを集めた短編集ですり

坊主女子:学園青春短編集【短編集】

S.H.L
青春
坊主女子の学園もの青春ストーリーを集めた短編集です。

黒猫日記

鈴白
青春
少し肌寒い、学校へと向かう長い道のり。 漂う花の香りに思わず足を止めると、そこには小さな出会いがあった。 私の季節が、少しずつ変わり始めていく。

坊主女子:青春恋愛短編集【短編集】

S.H.L
青春
女性が坊主にする恋愛小説を短篇集としてまとめました。

刈り上げの春

S.H.L
青春
カットモデルに誘われた高校入学直前の15歳の雪絵の物語

坊主頭の絆:学校を変えた一歩【シリーズ】

S.H.L
青春
高校生のあかりとユイは、学校を襲う謎の病に立ち向かうため、伝説に基づく古い儀式に従い、坊主頭になる決断をします。この一見小さな行動は、学校全体に大きな影響を与え、生徒や教職員の間で新しい絆と理解を生み出します。 物語は、あかりとユイが学校の秘密を解き明かし、新しい伝統を築く過程を追いながら、彼女たちの内面の成長と変革の旅を描きます。彼女たちの行動は、生徒たちにインスピレーションを与え、更には教師にも影響を及ぼし、伝統的な教育コミュニティに新たな風を吹き込みます。

えどのひと

海善紙葉
青春
庭にいる〈えどのひと〉と友だちになった亜沙美に少しずつ笑顔が戻ってきた。少女の様子を心配する商店街の人々。そして突然、強盗青年が登場!? いったいどういうこと?

「いち」の年 DECADE

あおみなみ
青春
人生にはいつでも「メモリー」と「目盛り」がある。 1981年、中学生の小原あかりは同級生の花田弘安のことが好きで、花田を含むみんなに好かれているサバサバ系女子・篠田香苗が嫌いだった。

処理中です...