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密影先生と西邑くん編《BL》
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放課後、帰ろうと音楽室の前を通ると
綺麗なピアノの音色が聞こえてきた。
足を止めて音楽室のドアを小さく開いて
中を覗くと蜜影先生が弾いていた。
なんて綺麗な音色だろう。
ジッと見ていると何か
察したのか俺に気付いた。
「お、西邑どぉした?」
「先生のピアノが綺麗だったので
つい、聞き入ってました」
素直に伝えると、何時もは
冷静な蜜影先生が動揺した。
「おま、そういうことを……」
目に見えて、赤くなる先生が
少し可笑しくて笑うと
照れながら怒った。
「明日も暇だったら来いよな……」
最後に言うと俺を
音楽室から出した。
時刻は午後五時。
翌日から毎日、音楽室に
寄ってから帰るのが日課になるとは
この時はまだ思いもしなかった。
俺が先生を好きなることも。
あの日以来、放課後は音楽室に
寄ってから帰るようになった。
蜜影先生のピアノは
気持ちが落ち着く音色だ。
授業中とは違う優しい顔で
ピアノを弾いている先生に何時しか
俺は恋してることに気付いてしました。
そして、気付いてしましたからには
もぉ、音楽室には来れない。
その日を境に俺は
音楽室に寄らなくなった。
しかし、放課後に
寄らなくなったとはいえ、
先生の授業は当然あるわけで……
音楽室に行かなくなって気付けば半月。
先生のピアノは聴きたいけど駄目だ……
この恋心は誰も言えない。
先生、好きですと心の中で呟いた。
綺麗なピアノの音色が聞こえてきた。
足を止めて音楽室のドアを小さく開いて
中を覗くと蜜影先生が弾いていた。
なんて綺麗な音色だろう。
ジッと見ていると何か
察したのか俺に気付いた。
「お、西邑どぉした?」
「先生のピアノが綺麗だったので
つい、聞き入ってました」
素直に伝えると、何時もは
冷静な蜜影先生が動揺した。
「おま、そういうことを……」
目に見えて、赤くなる先生が
少し可笑しくて笑うと
照れながら怒った。
「明日も暇だったら来いよな……」
最後に言うと俺を
音楽室から出した。
時刻は午後五時。
翌日から毎日、音楽室に
寄ってから帰るのが日課になるとは
この時はまだ思いもしなかった。
俺が先生を好きなることも。
あの日以来、放課後は音楽室に
寄ってから帰るようになった。
蜜影先生のピアノは
気持ちが落ち着く音色だ。
授業中とは違う優しい顔で
ピアノを弾いている先生に何時しか
俺は恋してることに気付いてしました。
そして、気付いてしましたからには
もぉ、音楽室には来れない。
その日を境に俺は
音楽室に寄らなくなった。
しかし、放課後に
寄らなくなったとはいえ、
先生の授業は当然あるわけで……
音楽室に行かなくなって気付けば半月。
先生のピアノは聴きたいけど駄目だ……
この恋心は誰も言えない。
先生、好きですと心の中で呟いた。
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