そばにいるよ
お父さんをなくしたさとみは、さみしくて死んでしまいたい気持ち。そこへあやしくゆらめく黒いカゲが近づいて……。
空きカンの中に閉じ込められたさとみとさとみを守り続ける白いネコ。
ぐうぜんにさとみを知った翔太が、救いの手をのばそうとしたそのとき、またしても黒ずくめの男があらわれて――。
ひとりぼっちの君にもきっと、やさしいまなざしで見守る人が、そばにいる。
『たいせつな人を守りたい』
だれもが持つ心の光が、きらめく瞬間。
絵本・児童書大賞にエントリー。
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