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天才魔封術使いと呼ばれる少年
約束
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ここまで何年も友達付き合いをしているのだ。この先もきっとこのままだろう。
その返事にミルダは本当に嬉しそうに笑って『ありがとう』と言った。その顔は息子を心配する母の顔だった。
そんなミルダを見ているとアルスはエリオンが羨ましくなった。自分にはこんなふうに心配してくれる母親はいない。きっと、叔父は心配してくれるのだろうが、やっぱり、どこか違うのだ。
そんなアルスの内心など知らないであろうミルダは唐突に悪戯を思いついた子供のような顔でクスッと笑った。その顔はどことなくエリオンに似ている。やっぱり親子だなと思う。
「そうだわ。
あなたにエリオンの話をしてあげるわ。
エリオンはあなたの失敗談を知ってるけど、あなたはあの子の失敗談なんて、たぶん知らないでしょう?」
どうやら、思いついた悪戯はそれらしい。
さすが親子。発想が似ている。エリオンも立場が同じなら、同じ悪戯を思いつきそうだ。
だが、面白そうだと思う。確かにアルスはエリオンの失敗談を知らない。
アルスが知る限り、彼はいつも自信家で、余裕たっぷりで、英才教育の賜物か失敗などとは縁がなかったから。だから、興味がある。ぜひ、聞きたい!
「はい!聞きたいです。」
普段、失敗してはエリオンにからかわれることが多いアルスは思わず、力いっぱいお願いしてしまった。
「ふふ。期待してて頂戴ね。
でも、その前に。ごめんなさいね?お客様を立たせたままで。
どうぞ、椅子にお座りになって。」
ミルダは立ったままベッド脇にいるアルスに椅子を勧めた。
話を聞くので、テーブルのところから椅子をベッドの側に運んだ。
そして、座るとミルダは楽しげにいろいろなエリオンの恥ずかしい話を暴露してくれた。彼が小さいころの笑い話を。
昔はお化けが怖くて寝られないと言っては、よく母のベッドで一緒に寝ていたこと。
番犬の大きな犬がしっぽを振りながら喜び興奮してエリオンの顔をベロンと一舐めしただけで、大泣きしたこと。
まだ、小さかったエリオンが一人で森に遊びに行ってしまって、いないことに気付いて屋敷中が大騒ぎになっているところに上機嫌で帰って来て、執事にこってり叱られたこと。
昔は今からは想像も出来ないほど可愛らしくて、屋敷の者たちからは『エルちゃん』と呼ばれていたこと。
・・・などなど。
面白い話が山ほど聞けた。さすがに母親はそういう話のネタをたくさん知っている。
「今のエリオンからは想像も出来ないです。」
アルスは笑いながら言った。
そのアルスの言葉にミルダは心底不思議そうに首を傾げる。
「あら、そうかしら?確かに、今は昔のようなことはしないけれど、エリオンは今でも可愛いわ。」
母の欲目か。堂々とのたまったミルダにアルスは沈黙した。
あれが・・・可愛い?
やはり、この人の感覚は普通と違う。それとも、息子だから可愛いと思うのか。
答えの出ない疑問に考え込むアルスにミルダは相変わらず、変わらない笑顔で微笑みながらも少し真面目な口調で口を開いた。
それは今までの話題とは違うものだった。
「あなたは魔封術使いなのですってね?あなたは魔物がお嫌い?」
魔物が嫌いかなどと、にこやかに尋ねられてアルスはその真意を図りかねる。
彼女の意図が分からない。答えなど一つしかないだろうに。
「当然、嫌いですよ。
この世界に魔物が好きな人間なんて存在しないと思いますが。」
きっぱりといったアルスの返事にミルダはなぜか悲しそうな顔をした。
その理由がアルスには分からない。
「それなら、あなたには無理なお願いかしら。
あなたは魔封術使いでエリオンの大切なお友達。
もし、あなたにとってもエリオンが大切であるなら、あの子を救ってほしいの。
エリオンを縛る鎖から。」
そんなことを真面目に言われ、アルスは黙り込む。ミルダの言いたいことが分からない。ミルダがあえて分からないように話していると感じる。
しかし、彼女はそのまま続ける。
「今はわからなくていいの。
でも、いつか時がきたら・・・。
その時が来ないことを祈るけれど、きっと、来てしまうから。
そのときには、あの子を助けて。」
切実な瞳でアルスに訴えたミルダは、少し微笑んで悪戯っぽく、だけど真面目に付け足した。
「あなたはこの世界に魔物を好きな人間なんていないって言ったけれど、わたくしは好きよ。
全ての魔物ではないけれど。」
アルスは最後に付け足されたミルダの言葉に絶句した。
彼女は何を言っているのか。
殺戮の限りを尽くし、人の命を奪う魔物が好き?
何の冗談か。
彼女の考えが変わっているにしても、それは魔物に大切なものを奪われたことがないから、言えるのだ。
その無責任な言葉にアルスは気を悪くする。
アルスの目の前でミルダは悲しげな目をしていたが、アルスはなぜミルダがそんな顔をするのか理解できなかった。
「あなたはきっと信じてくれないでしょうから、今は言わないけれど。でも、これだけは忘れないで。
エリオンはあなたのこと、本当に大切なお友達だと思っているわ。」
ミルダは真剣な顔でアルスを見つめる。
ベッドの上に座るミルダと椅子に座るアルスの視線の高さは同じくらい。
だから、彼女のその瞳に切実な母としての強い願いが籠っていることに気付いた。
アルスは魔物のことが嫌いだし、ミルダがどう言おうとミルダの言葉に賛成する気はないが、エリオンのことは自分の親友だと思っている。
だから、不承不承、頷いた。
「分かりました。
魔物が好きなんていう、あなたの言葉は納得出来ませんが、エリオンのことはオレも親友だと思っています。
エリオンに何かあれば助けます。」
そのはっきりとした約束にミルダは可憐な笑顔で微笑んだ。本当の年齢など分からないほど、眩しい笑顔で。
アルスは魔物が好きなどというミルダの言葉は無責任だと腹が立ったが、彼女のことを嫌いにはなれなかった。
息子を思うミルダの気持ちには嘘偽りがなく、両親を小さい頃に亡くしているアルスは両親の子供を想う愛には弱かった。
だから、ミルダが見せるエリオンに対する深い無償の愛情には、どうしても弱くなる。
ミルダのことも、そういう理由で嫌いにはなれなかった。
その返事にミルダは本当に嬉しそうに笑って『ありがとう』と言った。その顔は息子を心配する母の顔だった。
そんなミルダを見ているとアルスはエリオンが羨ましくなった。自分にはこんなふうに心配してくれる母親はいない。きっと、叔父は心配してくれるのだろうが、やっぱり、どこか違うのだ。
そんなアルスの内心など知らないであろうミルダは唐突に悪戯を思いついた子供のような顔でクスッと笑った。その顔はどことなくエリオンに似ている。やっぱり親子だなと思う。
「そうだわ。
あなたにエリオンの話をしてあげるわ。
エリオンはあなたの失敗談を知ってるけど、あなたはあの子の失敗談なんて、たぶん知らないでしょう?」
どうやら、思いついた悪戯はそれらしい。
さすが親子。発想が似ている。エリオンも立場が同じなら、同じ悪戯を思いつきそうだ。
だが、面白そうだと思う。確かにアルスはエリオンの失敗談を知らない。
アルスが知る限り、彼はいつも自信家で、余裕たっぷりで、英才教育の賜物か失敗などとは縁がなかったから。だから、興味がある。ぜひ、聞きたい!
「はい!聞きたいです。」
普段、失敗してはエリオンにからかわれることが多いアルスは思わず、力いっぱいお願いしてしまった。
「ふふ。期待してて頂戴ね。
でも、その前に。ごめんなさいね?お客様を立たせたままで。
どうぞ、椅子にお座りになって。」
ミルダは立ったままベッド脇にいるアルスに椅子を勧めた。
話を聞くので、テーブルのところから椅子をベッドの側に運んだ。
そして、座るとミルダは楽しげにいろいろなエリオンの恥ずかしい話を暴露してくれた。彼が小さいころの笑い話を。
昔はお化けが怖くて寝られないと言っては、よく母のベッドで一緒に寝ていたこと。
番犬の大きな犬がしっぽを振りながら喜び興奮してエリオンの顔をベロンと一舐めしただけで、大泣きしたこと。
まだ、小さかったエリオンが一人で森に遊びに行ってしまって、いないことに気付いて屋敷中が大騒ぎになっているところに上機嫌で帰って来て、執事にこってり叱られたこと。
昔は今からは想像も出来ないほど可愛らしくて、屋敷の者たちからは『エルちゃん』と呼ばれていたこと。
・・・などなど。
面白い話が山ほど聞けた。さすがに母親はそういう話のネタをたくさん知っている。
「今のエリオンからは想像も出来ないです。」
アルスは笑いながら言った。
そのアルスの言葉にミルダは心底不思議そうに首を傾げる。
「あら、そうかしら?確かに、今は昔のようなことはしないけれど、エリオンは今でも可愛いわ。」
母の欲目か。堂々とのたまったミルダにアルスは沈黙した。
あれが・・・可愛い?
やはり、この人の感覚は普通と違う。それとも、息子だから可愛いと思うのか。
答えの出ない疑問に考え込むアルスにミルダは相変わらず、変わらない笑顔で微笑みながらも少し真面目な口調で口を開いた。
それは今までの話題とは違うものだった。
「あなたは魔封術使いなのですってね?あなたは魔物がお嫌い?」
魔物が嫌いかなどと、にこやかに尋ねられてアルスはその真意を図りかねる。
彼女の意図が分からない。答えなど一つしかないだろうに。
「当然、嫌いですよ。
この世界に魔物が好きな人間なんて存在しないと思いますが。」
きっぱりといったアルスの返事にミルダはなぜか悲しそうな顔をした。
その理由がアルスには分からない。
「それなら、あなたには無理なお願いかしら。
あなたは魔封術使いでエリオンの大切なお友達。
もし、あなたにとってもエリオンが大切であるなら、あの子を救ってほしいの。
エリオンを縛る鎖から。」
そんなことを真面目に言われ、アルスは黙り込む。ミルダの言いたいことが分からない。ミルダがあえて分からないように話していると感じる。
しかし、彼女はそのまま続ける。
「今はわからなくていいの。
でも、いつか時がきたら・・・。
その時が来ないことを祈るけれど、きっと、来てしまうから。
そのときには、あの子を助けて。」
切実な瞳でアルスに訴えたミルダは、少し微笑んで悪戯っぽく、だけど真面目に付け足した。
「あなたはこの世界に魔物を好きな人間なんていないって言ったけれど、わたくしは好きよ。
全ての魔物ではないけれど。」
アルスは最後に付け足されたミルダの言葉に絶句した。
彼女は何を言っているのか。
殺戮の限りを尽くし、人の命を奪う魔物が好き?
何の冗談か。
彼女の考えが変わっているにしても、それは魔物に大切なものを奪われたことがないから、言えるのだ。
その無責任な言葉にアルスは気を悪くする。
アルスの目の前でミルダは悲しげな目をしていたが、アルスはなぜミルダがそんな顔をするのか理解できなかった。
「あなたはきっと信じてくれないでしょうから、今は言わないけれど。でも、これだけは忘れないで。
エリオンはあなたのこと、本当に大切なお友達だと思っているわ。」
ミルダは真剣な顔でアルスを見つめる。
ベッドの上に座るミルダと椅子に座るアルスの視線の高さは同じくらい。
だから、彼女のその瞳に切実な母としての強い願いが籠っていることに気付いた。
アルスは魔物のことが嫌いだし、ミルダがどう言おうとミルダの言葉に賛成する気はないが、エリオンのことは自分の親友だと思っている。
だから、不承不承、頷いた。
「分かりました。
魔物が好きなんていう、あなたの言葉は納得出来ませんが、エリオンのことはオレも親友だと思っています。
エリオンに何かあれば助けます。」
そのはっきりとした約束にミルダは可憐な笑顔で微笑んだ。本当の年齢など分からないほど、眩しい笑顔で。
アルスは魔物が好きなどというミルダの言葉は無責任だと腹が立ったが、彼女のことを嫌いにはなれなかった。
息子を思うミルダの気持ちには嘘偽りがなく、両親を小さい頃に亡くしているアルスは両親の子供を想う愛には弱かった。
だから、ミルダが見せるエリオンに対する深い無償の愛情には、どうしても弱くなる。
ミルダのことも、そういう理由で嫌いにはなれなかった。
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