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第三節 ハートマークの裏返し
Ep.13 推理ショー開幕事件
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結果、予定時刻よりも早く学校前に到着してしまった。ナノカも理亜もまだ歩いてきていない。
ただ、こちらに紅い髪の男がそろりそろりと歩いてくる。こちらがそちらを向いた途端、相手は因縁を付けられたと勘違いしたのか。こちらに見せてくるたいそうなプレッシャーに僕は唾を飲んだ。
相手側の方から僕に声が掛かる。
「お前は何しに来たんだ……?」
重い声に押し潰されそうになる僕。推理の前にトラブルになりたくはないな、と思うも相手はどんどん近づいてくる。
戦わなくてはならないか。歯を食いしばって、勇気を出そうとした。その時、後ろから走ってきた男が僕の前に立つ。
「おい……オレの後輩に手は出すんじゃねえぞ」
「先輩……!」
三枝先輩だ。彼は凛々しく僕の盾となって、必死に守ろうとしてくれていた。終始、睨み合い。
ピリピリとした空気が辺りを支配する。
ただ何故か、紅い髪の男は徐々に顔が柔らかくなっていく。最後はしおれた子犬のようになっていく。弱った声で彼の方から一言。
「あの、何か用かな?」
三枝先輩が腑抜けた顔になっていく。僕も拍子抜けだ。彼は何か、僕に対して恨みでもあったのではないか。その疑問を三枝先輩が突き出していた。
「いや、情真に何かしようとしてたんじゃないのか?」
彼は前に手を出して慌てて手を振った。
「そ、そんなんじゃないよ! ただ、コンビニを見てたから。君もあのコンビニ店員が好きなのかなって。ほら、あの化粧濃い女の子……そう思って声を掛けただけなんだけど」
「でも、凄い怖い顔で」
「それは……二人ともごめん。緊張すると、凄い変な顔になるって言うのは自分でも理解してる。それは昨日来た金髪の女の子にも注意されたよ。勘違いかぁ……ううん、今日は何か店も忙しそうだし、告白できそうにないね。じゃあ」
呆気に取られた僕と三枝先輩を置いて、その男は僕たちが来た方向へと消えて行った。
三枝先輩は一息ついてから、こんなことを言う。
「何だ、同業者か」
「えっ、同業者って何ですか、三枝先輩?」
「いやぁ。片思いと言うか、そういうのが気になってついつい女の子を見ちゃう人ってか。ああいう人の気持ち、凄い分かるんだよなぁ」
なんてふざけた声にある女性が金色の髪の毛を逆立てて、糾弾した。
「じゃあ、ワタクシの気持ちは分かってくれるかしら!? そんな馬鹿野郎に付きまとわれてる女の気持ちは!?」
佳苗先輩の登場に怯えた三枝先輩が今度は僕を盾にする。今まで、他の男に見せていた勇気は何処に消えたのだろうか。
今は「情真、何とか説明してくれ」と言っている。そこに文句を言うツインテールの先輩が一人。
「三枝……後輩に何任せてんの? 三枝が説明しなさいよ」
山口先輩も来た。
この状況は予想通りだ。実は僕が昨晩、佳苗先輩と山口先輩が共に来るよう伝えておいたのだ。そこに真実を求めている三枝先輩も佳苗先輩を追ってくることを計算に入れていた。
ナノカが現れ、先輩に「おはようございます!」との挨拶をしまわっている。その後ろで理亜がひっそりと来て、僕に囁いた。
「全員揃ったようだな。さて、情真、どんな推理を聞かせてくれるんだ? どんな真相を見せてくれるんだ?」
「うん」とか「はい」とかの簡単な答えはしない。
僕が他の生徒の邪魔にならないよう校門の前に立って推理ショーを始めればいいだけだ。
「みんな、集まったんだね。佳苗先輩、一ついいですか?」
「な、何?」
「佳苗先輩の本音をここで言っちゃって大丈夫ですか?」
「本音って何かしら? アンタがラブレターのことについて実際に会って聞きたいことがあるって聞いたから、来ただけなんだけど……まぁ、いいわ。青二才如きがアタシの心を読めるって言うんなら、やってみなさいよ」
佳苗先輩も十分青二才ではと思いながら、彼女の許可を取れたことを心の中で確認した。一瞬、彼女がナノカに完全犯罪の相談員だとバラさないかとヒヤッとしたが……大丈夫だ。今の僕は、何が起きても動じないつもり。
推理を語り始めさせてもらった。
「事の起こりは昨日、松富教諭宛てのラブレターを破ったことから始まったんです」
佳苗先輩はそこでふっと笑う。
「そこで言っちゃうんだ。そのこと。そうですわよ。ワタクシの意に添わない人間のことなんてどうでもいいんですから」
ナノカがそのことに対し、「えっ、やっぱり佳苗先輩が黒幕だったの?」と悩んでいる間に反論を言わせてもらった。
「ええ。でも、それは本当に松富教諭に告白したいという気持ちだったのか。僕はそう思いません」
「……よく分かってるじゃない。アタシは松富が大嫌い。だから、アイツに告白する奴の夢を叩き切って切って、信じさせないようにするのがアタシの目的なの! よく、分かったじゃない!」
ナノカの顔が真っ赤に。逆に三枝先輩の顔が真っ青になって、佳苗先輩を止めようと発言する。ラブレターのことも認めて擁護していく。
「か、佳苗……何言ってんだ? おい……お前、オレが知ってるお前と全く違うぞ……! お前はそんな陰湿なことをして楽しむ奴じゃない……それだったら、どうなるんだよ! 松富に想いを伝えたいって奴等の気持ちは! 勇気出してラブレターを書いた奴の気持ちは! オレはラブレターなんてたいそうなもん書いたことねぇから、そいつらのことすげぇ尊敬してんだ……そいつらの気持ち、全部奪っちまうのかよ……! 嘘だろ!? 嘘って言ってくれよ!?」
佳苗先輩はそんな三枝先輩をケラケラと嘲笑う。
「違う? 今のがワタクシの本性でしたからね。アンタは知らなかっただけなんですの! 今のワタクシを! この図々しくて、とんでもないワタクシをねっ!」
ナノカの怒りがすっと消えた。
聞こえたのだろう。彼女の心の叫びが。「助けて」と。「本当は悪人なんかになりたくない」なんて彼女の力強い悲鳴を。
僕は彼女の心に応じた。
「いいえ。佳苗先輩はそんな人じゃありません!」
三枝先輩が力いっぱいの声で僕の名を呼んだ。
「情真!? それは本当なんだな!」
こちらも強い声で応じてみせる。
「ええ! 佳苗先輩は助けてもらいたいはずなんです。それで心が壊れそうになってるんです」
佳苗先輩は予測通り根拠を要求してきた。
「待ちなさいよ。何を言ってるんですの? 何の証拠ないのに、何を」
一つの証拠を持ち出してみる。
それは誰もが予想だにしていなかった物証。
僕は昨日、山口先輩がバラバラにした方の手紙を探し、僕のものと合わせて復元させた。山口先輩が持って行った手紙を彼女の教室にあるゴミ箱で発見した。
そう。考えた。この手紙を破って同じ教室に捨てたとしても、僕の推理通りなら、誰も文句を言わない。いや、言うことができないのだと。
ただ、こちらに紅い髪の男がそろりそろりと歩いてくる。こちらがそちらを向いた途端、相手は因縁を付けられたと勘違いしたのか。こちらに見せてくるたいそうなプレッシャーに僕は唾を飲んだ。
相手側の方から僕に声が掛かる。
「お前は何しに来たんだ……?」
重い声に押し潰されそうになる僕。推理の前にトラブルになりたくはないな、と思うも相手はどんどん近づいてくる。
戦わなくてはならないか。歯を食いしばって、勇気を出そうとした。その時、後ろから走ってきた男が僕の前に立つ。
「おい……オレの後輩に手は出すんじゃねえぞ」
「先輩……!」
三枝先輩だ。彼は凛々しく僕の盾となって、必死に守ろうとしてくれていた。終始、睨み合い。
ピリピリとした空気が辺りを支配する。
ただ何故か、紅い髪の男は徐々に顔が柔らかくなっていく。最後はしおれた子犬のようになっていく。弱った声で彼の方から一言。
「あの、何か用かな?」
三枝先輩が腑抜けた顔になっていく。僕も拍子抜けだ。彼は何か、僕に対して恨みでもあったのではないか。その疑問を三枝先輩が突き出していた。
「いや、情真に何かしようとしてたんじゃないのか?」
彼は前に手を出して慌てて手を振った。
「そ、そんなんじゃないよ! ただ、コンビニを見てたから。君もあのコンビニ店員が好きなのかなって。ほら、あの化粧濃い女の子……そう思って声を掛けただけなんだけど」
「でも、凄い怖い顔で」
「それは……二人ともごめん。緊張すると、凄い変な顔になるって言うのは自分でも理解してる。それは昨日来た金髪の女の子にも注意されたよ。勘違いかぁ……ううん、今日は何か店も忙しそうだし、告白できそうにないね。じゃあ」
呆気に取られた僕と三枝先輩を置いて、その男は僕たちが来た方向へと消えて行った。
三枝先輩は一息ついてから、こんなことを言う。
「何だ、同業者か」
「えっ、同業者って何ですか、三枝先輩?」
「いやぁ。片思いと言うか、そういうのが気になってついつい女の子を見ちゃう人ってか。ああいう人の気持ち、凄い分かるんだよなぁ」
なんてふざけた声にある女性が金色の髪の毛を逆立てて、糾弾した。
「じゃあ、ワタクシの気持ちは分かってくれるかしら!? そんな馬鹿野郎に付きまとわれてる女の気持ちは!?」
佳苗先輩の登場に怯えた三枝先輩が今度は僕を盾にする。今まで、他の男に見せていた勇気は何処に消えたのだろうか。
今は「情真、何とか説明してくれ」と言っている。そこに文句を言うツインテールの先輩が一人。
「三枝……後輩に何任せてんの? 三枝が説明しなさいよ」
山口先輩も来た。
この状況は予想通りだ。実は僕が昨晩、佳苗先輩と山口先輩が共に来るよう伝えておいたのだ。そこに真実を求めている三枝先輩も佳苗先輩を追ってくることを計算に入れていた。
ナノカが現れ、先輩に「おはようございます!」との挨拶をしまわっている。その後ろで理亜がひっそりと来て、僕に囁いた。
「全員揃ったようだな。さて、情真、どんな推理を聞かせてくれるんだ? どんな真相を見せてくれるんだ?」
「うん」とか「はい」とかの簡単な答えはしない。
僕が他の生徒の邪魔にならないよう校門の前に立って推理ショーを始めればいいだけだ。
「みんな、集まったんだね。佳苗先輩、一ついいですか?」
「な、何?」
「佳苗先輩の本音をここで言っちゃって大丈夫ですか?」
「本音って何かしら? アンタがラブレターのことについて実際に会って聞きたいことがあるって聞いたから、来ただけなんだけど……まぁ、いいわ。青二才如きがアタシの心を読めるって言うんなら、やってみなさいよ」
佳苗先輩も十分青二才ではと思いながら、彼女の許可を取れたことを心の中で確認した。一瞬、彼女がナノカに完全犯罪の相談員だとバラさないかとヒヤッとしたが……大丈夫だ。今の僕は、何が起きても動じないつもり。
推理を語り始めさせてもらった。
「事の起こりは昨日、松富教諭宛てのラブレターを破ったことから始まったんです」
佳苗先輩はそこでふっと笑う。
「そこで言っちゃうんだ。そのこと。そうですわよ。ワタクシの意に添わない人間のことなんてどうでもいいんですから」
ナノカがそのことに対し、「えっ、やっぱり佳苗先輩が黒幕だったの?」と悩んでいる間に反論を言わせてもらった。
「ええ。でも、それは本当に松富教諭に告白したいという気持ちだったのか。僕はそう思いません」
「……よく分かってるじゃない。アタシは松富が大嫌い。だから、アイツに告白する奴の夢を叩き切って切って、信じさせないようにするのがアタシの目的なの! よく、分かったじゃない!」
ナノカの顔が真っ赤に。逆に三枝先輩の顔が真っ青になって、佳苗先輩を止めようと発言する。ラブレターのことも認めて擁護していく。
「か、佳苗……何言ってんだ? おい……お前、オレが知ってるお前と全く違うぞ……! お前はそんな陰湿なことをして楽しむ奴じゃない……それだったら、どうなるんだよ! 松富に想いを伝えたいって奴等の気持ちは! 勇気出してラブレターを書いた奴の気持ちは! オレはラブレターなんてたいそうなもん書いたことねぇから、そいつらのことすげぇ尊敬してんだ……そいつらの気持ち、全部奪っちまうのかよ……! 嘘だろ!? 嘘って言ってくれよ!?」
佳苗先輩はそんな三枝先輩をケラケラと嘲笑う。
「違う? 今のがワタクシの本性でしたからね。アンタは知らなかっただけなんですの! 今のワタクシを! この図々しくて、とんでもないワタクシをねっ!」
ナノカの怒りがすっと消えた。
聞こえたのだろう。彼女の心の叫びが。「助けて」と。「本当は悪人なんかになりたくない」なんて彼女の力強い悲鳴を。
僕は彼女の心に応じた。
「いいえ。佳苗先輩はそんな人じゃありません!」
三枝先輩が力いっぱいの声で僕の名を呼んだ。
「情真!? それは本当なんだな!」
こちらも強い声で応じてみせる。
「ええ! 佳苗先輩は助けてもらいたいはずなんです。それで心が壊れそうになってるんです」
佳苗先輩は予測通り根拠を要求してきた。
「待ちなさいよ。何を言ってるんですの? 何の証拠ないのに、何を」
一つの証拠を持ち出してみる。
それは誰もが予想だにしていなかった物証。
僕は昨日、山口先輩がバラバラにした方の手紙を探し、僕のものと合わせて復元させた。山口先輩が持って行った手紙を彼女の教室にあるゴミ箱で発見した。
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