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第一節 夢の価値・ネフダトラブル
Ep.23 ハッピーバッドエンド
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古戸くんからスマートフォンを受け取り、一つボタンを押してみる。するとあら不思議。全てのことが露わになるではありませんか。
まだ最後の証拠を説明していなかったナノカが真実を知って、声を出す。
「な、何これ!?」
「ナノカ、分かった……?」
古戸君に対して向ける疑念の目。ただ、そこはナノカの思い違いだ。
「つまるところ、これってクラスで二つのグループアカウントを使い分けてるってことなの? 一人少ないってことは……」
古戸くんが「えっ!?」と戸惑って、顔を青くさせていく。困惑するのも当たり前だ。ナノカを止めるべく、僕が発言した。
「違うクラスのアカウントだもん」
「えっ?」
「ナノカ、早とちりは良くないよ。確かに同じアイコンに同じクラスの名前があるよ」
「そうよ。12HRが二つあって……」
「うん。高校と中学のね」
「へっ?」
まぁ、中学ではスマートフォンを使ってクラスのグループチャットをやろうと考えるのは難しい。まだスマートフォンの所持を許されてない人達も多いし。実際、僕やナノカがいた中学ではそんなものは全く作っていなかった。三年になってようやく、「入る? どうする?」みたいな話が出た位だ。
その条件下で同じホームルーム、同じアイコン。そしてたまたま中学の方のアカウントが一人少なかった。大いなる勘違いをしても不思議ではない。
桃助くんも同じだったのだろう。相当、不安だった気持ちも彼の様子から伝わってくる。
「桃助くん。桃助くんはどうやら、驚かすために古戸くんの後ろにいたんだよね。その時の彼が落としたスマホを見たら、中学のグループチャットをやってたところだったからね。たぶん、古戸くんは放課後中学の同窓会か何かについて話し合うってことを連日繰り返したんだと思う。それを今のナノカのように自分だけがハブられてるんじゃないかって、早とちりしたんだよね」
桃助くんは全ての罪が暴かれ、そして救われた。だから、少しだけ輝いた顔で「あ……ああ……」と答えてくれたのだ。何だか安心する笑顔。
古戸くんの方は「おれがそんなことやってると思われてたのか。そりゃあ、相談しにくいよな」と告げる。
それから、だ。ナノカのクレームが炸裂するのは。
「相談してほしいって言うのなら、古戸くん、ちゃんと言うことがあるんじゃないの?」
「えっ?」
「さっき情真くんが不安だって言ってたこと聞いてたでしょ? 口でちゃんと言ってる? 伝えてあげてる?」
その大人し気なクレームのおかげで古戸くんは桃助くんへ投げ掛けるべき言葉を思い付いたようだ。
「そ、そうだ……そうか……桃助! お前がちゃんとゲームを真摯にやってんのは知ってる! 好きなゲームが苦しくなる程、嫌いになる程、頑張ってるのは、おれも、三葉さんもアヤコさんも、全員が知ってんだからな! ぜってぇ、馬鹿にさせないから! おれがそれは断言する!」
「ま、誠っち……!」
「不安になんなよな! だろ? 三葉さん!」
「そうだな。桃助! ゲームをやんのにも才能ってもんは結構必要なんだぜ。アンタはすげぇからそれすら理解してなさそうだけどな。頑張れよ!」
いつしか、その光景に三葉さんの顔も険しさが消えていた。今まであった暗い雰囲気もナノカや古戸くんのおかげで吹っ飛んでいく。
僕も思わず笑顔になりそうな空気だ。更に幸せなことがやってくる。
「情真くん、お疲れ様」
「いや、ナノカ達のサポートがあったからだよ……一人じゃ、謎なんて解けなかった」
「そうね、情真くんにはまだ無理かも」
「えっ?」
「冗談よ。少しかっこよかったかな。ちゃんとこのサークルのサポートとクレームやってるじゃない」
褒められて、とても嬉しく感じていた。そして、何だか夢を持っていることが羨ましくなってきた。それで熱くなれるのだ。友情も絆も深まっていくのだ。決して無駄じゃないことをこの目で見ることができた。
夢のことで、ここまで気持ちが昂るなんて思っておらず、驚いている。
気分が上がりまくっているところで、パソコン室の扉が開いた。アヤコさんだ。アヤコさんにも事情を教えて、この気持ちを共有してもいいかもだ。もう誰が犯人とか、馬鹿にされてるとかの不安はない。
「アヤコさん」
そう声を掛けようとしたところ、思いもしない言葉が飛んだ。
「で、あの少々凄い、大人的な作品の朗読は終わったの? 三葉ちゃんもナノカさんもああいうのって書くの?」
一瞬フリーズ。
次に脳が動いた時には後ろから凄まじい覇気を感じた。振り返ると、「何だお前」と怒ろうとしていただろう三葉さんの顔が引きつっている位だ。
「情真くん? 人に勝手な称号を付けて、何がしたいのかしら? 別に官能小説家が悪い訳じゃないわよ」
「あっ、じゃあ許してくださる?」
「ただ人がやっていないことを勝手にしたことにするのは、人として最低じゃないかしら?」
「あ、あれ、無理!?」
「夢が見たいなら、見せてあげる! 地獄の夢をねっ!」
「ちょっ、それには事情が! 事情があるんだって!」
ナノカの殺気にこれたまらんと大きく逃げ出した。このままでは潰される。「ひえっー」と逃げる僕の後ろでは呑気な大爆笑が起こっていた。
見ているのなら、助けておくれよ!
それから逃亡が終わって、校庭にまで逃げることに成功した。くたくたで足も痛い。こんなことになるのなら、ナノカに一発張り倒されていた方がマシだろうか。いや、それはそれで……と。二つの事情を天秤に掛け、とぼとぼ歩いている最中のことだった。
突如として、女子生徒が声を掛けてきた。
「ねぇねぇ……?」
「ん?」
運動部のユニフォームから、近場でやっているソフトボールの部活だろうか。そんな彼女が他校の生徒である僕に何の用だろうか。
逆ナンパでは絶対ないだろうと期待しないで聞いていく。
「あのさ……あの怖い女の子と一緒にいるの?」
「怖い……?」
どうやら三葉さんのことを言っているのだろうか。彼女が誤解されている気がする。いや、僕もしていたから人のことは言えないが。彼女は仲間のことを心配し、悩むことのできる良い人だ。
「問題ないよ」と言おうとしてたところだった。
「あっ、水倉……三葉さんのことじゃなくってね。西城さんの方」
「西城……?」
聞き覚えのない名前が出てきたと思ったのだが。
「アヤコさん。彼女って、なんか怖いけど、大丈夫、何かされてない?」
「はっ?」
何を言う?
何を勘違いしているのかと思いきや、とんでもない事実がその口から発されていた。
「だって、一昨日貴方達が来る前に、そこの花壇の植木鉢を思い切り蹴り倒してたからさ」
「えっ、ああ……それはお腹が痛くなって……」
「いやいや、そんな様子じゃなくって。本当に勢いよく蹴ってたよ。他の人も見てるから、嘘とかじゃないよ。あの時は何か知らないけど、勝手に芝居みたいなのが始まったから邪魔はできなかったけど」
空が鮮やかなスカイブルーから哀しい灰の色へと変わっていた。
まだ最後の証拠を説明していなかったナノカが真実を知って、声を出す。
「な、何これ!?」
「ナノカ、分かった……?」
古戸君に対して向ける疑念の目。ただ、そこはナノカの思い違いだ。
「つまるところ、これってクラスで二つのグループアカウントを使い分けてるってことなの? 一人少ないってことは……」
古戸くんが「えっ!?」と戸惑って、顔を青くさせていく。困惑するのも当たり前だ。ナノカを止めるべく、僕が発言した。
「違うクラスのアカウントだもん」
「えっ?」
「ナノカ、早とちりは良くないよ。確かに同じアイコンに同じクラスの名前があるよ」
「そうよ。12HRが二つあって……」
「うん。高校と中学のね」
「へっ?」
まぁ、中学ではスマートフォンを使ってクラスのグループチャットをやろうと考えるのは難しい。まだスマートフォンの所持を許されてない人達も多いし。実際、僕やナノカがいた中学ではそんなものは全く作っていなかった。三年になってようやく、「入る? どうする?」みたいな話が出た位だ。
その条件下で同じホームルーム、同じアイコン。そしてたまたま中学の方のアカウントが一人少なかった。大いなる勘違いをしても不思議ではない。
桃助くんも同じだったのだろう。相当、不安だった気持ちも彼の様子から伝わってくる。
「桃助くん。桃助くんはどうやら、驚かすために古戸くんの後ろにいたんだよね。その時の彼が落としたスマホを見たら、中学のグループチャットをやってたところだったからね。たぶん、古戸くんは放課後中学の同窓会か何かについて話し合うってことを連日繰り返したんだと思う。それを今のナノカのように自分だけがハブられてるんじゃないかって、早とちりしたんだよね」
桃助くんは全ての罪が暴かれ、そして救われた。だから、少しだけ輝いた顔で「あ……ああ……」と答えてくれたのだ。何だか安心する笑顔。
古戸くんの方は「おれがそんなことやってると思われてたのか。そりゃあ、相談しにくいよな」と告げる。
それから、だ。ナノカのクレームが炸裂するのは。
「相談してほしいって言うのなら、古戸くん、ちゃんと言うことがあるんじゃないの?」
「えっ?」
「さっき情真くんが不安だって言ってたこと聞いてたでしょ? 口でちゃんと言ってる? 伝えてあげてる?」
その大人し気なクレームのおかげで古戸くんは桃助くんへ投げ掛けるべき言葉を思い付いたようだ。
「そ、そうだ……そうか……桃助! お前がちゃんとゲームを真摯にやってんのは知ってる! 好きなゲームが苦しくなる程、嫌いになる程、頑張ってるのは、おれも、三葉さんもアヤコさんも、全員が知ってんだからな! ぜってぇ、馬鹿にさせないから! おれがそれは断言する!」
「ま、誠っち……!」
「不安になんなよな! だろ? 三葉さん!」
「そうだな。桃助! ゲームをやんのにも才能ってもんは結構必要なんだぜ。アンタはすげぇからそれすら理解してなさそうだけどな。頑張れよ!」
いつしか、その光景に三葉さんの顔も険しさが消えていた。今まであった暗い雰囲気もナノカや古戸くんのおかげで吹っ飛んでいく。
僕も思わず笑顔になりそうな空気だ。更に幸せなことがやってくる。
「情真くん、お疲れ様」
「いや、ナノカ達のサポートがあったからだよ……一人じゃ、謎なんて解けなかった」
「そうね、情真くんにはまだ無理かも」
「えっ?」
「冗談よ。少しかっこよかったかな。ちゃんとこのサークルのサポートとクレームやってるじゃない」
褒められて、とても嬉しく感じていた。そして、何だか夢を持っていることが羨ましくなってきた。それで熱くなれるのだ。友情も絆も深まっていくのだ。決して無駄じゃないことをこの目で見ることができた。
夢のことで、ここまで気持ちが昂るなんて思っておらず、驚いている。
気分が上がりまくっているところで、パソコン室の扉が開いた。アヤコさんだ。アヤコさんにも事情を教えて、この気持ちを共有してもいいかもだ。もう誰が犯人とか、馬鹿にされてるとかの不安はない。
「アヤコさん」
そう声を掛けようとしたところ、思いもしない言葉が飛んだ。
「で、あの少々凄い、大人的な作品の朗読は終わったの? 三葉ちゃんもナノカさんもああいうのって書くの?」
一瞬フリーズ。
次に脳が動いた時には後ろから凄まじい覇気を感じた。振り返ると、「何だお前」と怒ろうとしていただろう三葉さんの顔が引きつっている位だ。
「情真くん? 人に勝手な称号を付けて、何がしたいのかしら? 別に官能小説家が悪い訳じゃないわよ」
「あっ、じゃあ許してくださる?」
「ただ人がやっていないことを勝手にしたことにするのは、人として最低じゃないかしら?」
「あ、あれ、無理!?」
「夢が見たいなら、見せてあげる! 地獄の夢をねっ!」
「ちょっ、それには事情が! 事情があるんだって!」
ナノカの殺気にこれたまらんと大きく逃げ出した。このままでは潰される。「ひえっー」と逃げる僕の後ろでは呑気な大爆笑が起こっていた。
見ているのなら、助けておくれよ!
それから逃亡が終わって、校庭にまで逃げることに成功した。くたくたで足も痛い。こんなことになるのなら、ナノカに一発張り倒されていた方がマシだろうか。いや、それはそれで……と。二つの事情を天秤に掛け、とぼとぼ歩いている最中のことだった。
突如として、女子生徒が声を掛けてきた。
「ねぇねぇ……?」
「ん?」
運動部のユニフォームから、近場でやっているソフトボールの部活だろうか。そんな彼女が他校の生徒である僕に何の用だろうか。
逆ナンパでは絶対ないだろうと期待しないで聞いていく。
「あのさ……あの怖い女の子と一緒にいるの?」
「怖い……?」
どうやら三葉さんのことを言っているのだろうか。彼女が誤解されている気がする。いや、僕もしていたから人のことは言えないが。彼女は仲間のことを心配し、悩むことのできる良い人だ。
「問題ないよ」と言おうとしてたところだった。
「あっ、水倉……三葉さんのことじゃなくってね。西城さんの方」
「西城……?」
聞き覚えのない名前が出てきたと思ったのだが。
「アヤコさん。彼女って、なんか怖いけど、大丈夫、何かされてない?」
「はっ?」
何を言う?
何を勘違いしているのかと思いきや、とんでもない事実がその口から発されていた。
「だって、一昨日貴方達が来る前に、そこの花壇の植木鉢を思い切り蹴り倒してたからさ」
「えっ、ああ……それはお腹が痛くなって……」
「いやいや、そんな様子じゃなくって。本当に勢いよく蹴ってたよ。他の人も見てるから、嘘とかじゃないよ。あの時は何か知らないけど、勝手に芝居みたいなのが始まったから邪魔はできなかったけど」
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