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第一節 夢の価値・ネフダトラブル
Ep.15 四人は大ピンチ
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「こーらこーらこらこらこらこらぁ! 掃除用具で遊ぶなぁ! てめぇら、今何歳だ!? 言ってみなさい!」
捜査を始め、一発目からナノカがぶちギレる。古戸くん達がいる12HRの教室へと行こうとした矢先、廊下で箒を使って遊んでいる男子生徒達がいたからだ。𠮟り屋ナノカとは反対側の方に箒を捨てて、「十六です」、「十五です」と言いながら、逃げていく男子達。よく女子は注意しないな、と思って辺りを見回してもいなかった。たぶん、男子に掃除を任せて先に部活へ行ったか、帰ったか。自由な奴等だよ。マジで。全く人としては信用できない。
と言っても少々とばっちりも入っているだろう。ナノカは理亜に怒りを抱いていたものの、熟睡されてしまえば説教はできない。ナノカの方は怒りを溜めるばかり。理亜の自由な言動に関しては本当、見ていてヒヤヒヤさせられる。
と、そこで同じタイミングで肝を冷やしていた人物がいた。
もうほとんど人がいない教室に佇んでいる古戸くんだ。桃助くんが後ろにいたことにより、持っていたスマートフォンを落しそうになっていた。
「うわぁ……って、桃助かよ……。この前もいきなり後ろから驚かしてきてたよな……もう、驚いた」
「ひひひ……えっ?」
ただ、まだ古戸くんは知らない。この後、どんな悲劇が待っているかと言うことを。
校則。学校の中でスマートフォンを使ってはいけない。この校則を破ったものは、放課後までスマートフォンを取り上げられ、反省文を書かせられる。僕にとっても酷く恐ろしい決まりだ。
しかし、本当に怖い理由は別のところにある。
校則破りを許さないと言う、風紀委員ナノカの暴走だ。殺気にいち早く気付いていた桃助くんが後ずさっていく。
「ちょっと! ちょっとちょっと! 何で、ここでスマホやってんのよ! やるなら、外でやりなさい! 外でっ!」
「へっ、へわわわわ!」
古戸くんはスマートフォンを手から落下させてしまう。僕が何とかスライディングで受け止めたものだから、傷付かずには済んだ。まぁ、僕にプライベートな画面を見られたと言うことはあったが。少々叡智な画像が出てきたような気もするけれど、気にしない。見たところ、クラスのグループチャットで送っているみたいだ。「今度同窓会を」とか言っているところから、中学の悪ふざけの延長だと言うことまでは推測できた。
見なかったふりをして、彼に渡しておく。「ありがとう……」と言った彼が怒られて顔が青ざめているのと恥ずかしくて赤いのとでおかしな色になっている。
取り敢えず、今はナノカの怒りを収めなければ。優先すべきは古戸くんを責めることではない。「夢を追う会」について、聞くことだ。
「ナノカ……落ち着いて。古戸くんに聞かなきゃいけないことがあるでしょ。桃助くんにも」
「あっ、そっかそっか。そうだよね。じゃあ、設立のことについて」
やっとナノカが話に応じてくれたところ。僕は少々視界の外に気になるものを発見した。窓ガラスに、ひび?
「あっ……」
「何、どうしたの? 情真くん……」
僕の見ている方向にナノカが気にするも、そちらの方向に注目はしなかった。一番顔を動かしたのは桃助くんだ。「どうしたんだ?」って感じで窓に振り向いて、「あああっ! 窓ガラスが!」となっている。
たぶん、割ったのは先程遊んでいた男子共であろう。自分達がひびを入れたことには気付いてなさそうだったが。
そこに足音が聞こえてくる。この重いものは、先生か誰かか。見回りに来たのであろうか。
冷や汗が止まらない。ナノカは顔を引き攣らせ、古戸くんは「あいつら、気付かない間になんてことを……」と口を震わせている。ただ、こうしてはいられない。どうにかしなければ。
僕達が間違いなく、疑われる。しかも、ただいま古戸くんの手にはスマートフォン。校則違反をしている彼だから、窓の方もやったのかもと冤罪を被る可能性もある。冗談ではない。
やることと言えば一つ。逃げること。しかし外に出れば、教師に見つかる。目立つ栗色のポニーテールは教師陣も知らない人はいない。明日、呼び出されることだってあろう。それを避けるには、どうするか。
僕よりも先に桃助くんが対処方法を考え、実行した。
「三人共、ちょっとがまんしてくれ!」
「えっ!? 何で!? 何を何を!?」
「ちょっと!? 何をしようとって……えええっ!?」
「桃助!? これは狭すぎない!?」
近くにあった掃除用具のロッカーに、僕、ナノカ、古戸くんを押し込めたのである。三人がくっ付けば、ギリギリ隠れることは可能だった。少し大きな声を出したり、大きく動いたりしたらバレるだろうが。
なんて、ことを考えている心の余裕はなかった。ナノカの胸や冷たい手足がこちらに当たる。古戸くんのはまだいいとして、非常に心が騒めいている。と言うか、古戸くんがいなければ……! いや、いなかったら、まぁ、ロッカーの中に詰め込まれると言うこともなかったのではあるけれども。
さてはて、桃助くんは一人ならではの考えはあるのだろうか。いや、待て。僕は少々不安を思い浮かべ、口にしてしまった。
「桃助くんが逃げたら、そこに持ってる箒を先生がこっちに……」
ナノカは固まっている。固まりつつ、大きな声を出さないようにしながらも興奮していることはよく分かる。その証拠に胸が揺れている。
「ちょっ!? そんなこと、考えんな! ってか、後、ちょっと離れ……は無理ね……もう、何でこんなことに」
まぁ、ナノカが苦労する理由もよく分かる。最悪だと感じることも。ただ、動いてはダメだ。
古戸くんの方は桃助くんのことを信じてるようだった。
「それはしないよ! アイツは……! いい奴だから!」
彼は僕達に耳を澄ませるように告げる。まず、教師の声が聞こえてきた。桃助くんに何か言っているよう。
「何で箒が散らばってるんだ?」
「い、いや、それは……掃除してたみんなが食中毒になったみたいでトイレに駆け込んじゃって」
僕もナノカも古戸くんも思ったことであろう。
もう少し言いようがなかったか。集団食中毒でなくて、もっといいんだよ。もっと簡易に。放って部活に行っちゃったとか、で。バレるような嘘を付くな。
「そうか……大変だな」
教師も教師だった。このまま通り過ぎてくれれば……! 少々ご都合主義かもしれないが、それでいい。
「信じてくれたみたいで良かったです」
「……そういや、まだ数学の課題を提出してなかったよな」
「へっ……?」
「今から補習だ。鞄はあるだろう。ペンを出しなさい」
「そ、そんないきなり……! 箒が……!」
「後で片付ければいい。ここでやろう」
ううん。最悪主義だった。
ひびについては発見されなかったものの、最悪な展開になったぞ。出たら間違いなく何故入っていたの疑問からの窓ガラスのひびが見つかり、勘違いに至っての説教までの災難コンボ。最悪弁償までの即死コンまで見えてしまった。
彼の補習が終わるまで、ナノカも古戸くんもロッカーから出られないと。密着し合っているはずなのに、寒気がした。雑巾の臭いもする。
捜査を始め、一発目からナノカがぶちギレる。古戸くん達がいる12HRの教室へと行こうとした矢先、廊下で箒を使って遊んでいる男子生徒達がいたからだ。𠮟り屋ナノカとは反対側の方に箒を捨てて、「十六です」、「十五です」と言いながら、逃げていく男子達。よく女子は注意しないな、と思って辺りを見回してもいなかった。たぶん、男子に掃除を任せて先に部活へ行ったか、帰ったか。自由な奴等だよ。マジで。全く人としては信用できない。
と言っても少々とばっちりも入っているだろう。ナノカは理亜に怒りを抱いていたものの、熟睡されてしまえば説教はできない。ナノカの方は怒りを溜めるばかり。理亜の自由な言動に関しては本当、見ていてヒヤヒヤさせられる。
と、そこで同じタイミングで肝を冷やしていた人物がいた。
もうほとんど人がいない教室に佇んでいる古戸くんだ。桃助くんが後ろにいたことにより、持っていたスマートフォンを落しそうになっていた。
「うわぁ……って、桃助かよ……。この前もいきなり後ろから驚かしてきてたよな……もう、驚いた」
「ひひひ……えっ?」
ただ、まだ古戸くんは知らない。この後、どんな悲劇が待っているかと言うことを。
校則。学校の中でスマートフォンを使ってはいけない。この校則を破ったものは、放課後までスマートフォンを取り上げられ、反省文を書かせられる。僕にとっても酷く恐ろしい決まりだ。
しかし、本当に怖い理由は別のところにある。
校則破りを許さないと言う、風紀委員ナノカの暴走だ。殺気にいち早く気付いていた桃助くんが後ずさっていく。
「ちょっと! ちょっとちょっと! 何で、ここでスマホやってんのよ! やるなら、外でやりなさい! 外でっ!」
「へっ、へわわわわ!」
古戸くんはスマートフォンを手から落下させてしまう。僕が何とかスライディングで受け止めたものだから、傷付かずには済んだ。まぁ、僕にプライベートな画面を見られたと言うことはあったが。少々叡智な画像が出てきたような気もするけれど、気にしない。見たところ、クラスのグループチャットで送っているみたいだ。「今度同窓会を」とか言っているところから、中学の悪ふざけの延長だと言うことまでは推測できた。
見なかったふりをして、彼に渡しておく。「ありがとう……」と言った彼が怒られて顔が青ざめているのと恥ずかしくて赤いのとでおかしな色になっている。
取り敢えず、今はナノカの怒りを収めなければ。優先すべきは古戸くんを責めることではない。「夢を追う会」について、聞くことだ。
「ナノカ……落ち着いて。古戸くんに聞かなきゃいけないことがあるでしょ。桃助くんにも」
「あっ、そっかそっか。そうだよね。じゃあ、設立のことについて」
やっとナノカが話に応じてくれたところ。僕は少々視界の外に気になるものを発見した。窓ガラスに、ひび?
「あっ……」
「何、どうしたの? 情真くん……」
僕の見ている方向にナノカが気にするも、そちらの方向に注目はしなかった。一番顔を動かしたのは桃助くんだ。「どうしたんだ?」って感じで窓に振り向いて、「あああっ! 窓ガラスが!」となっている。
たぶん、割ったのは先程遊んでいた男子共であろう。自分達がひびを入れたことには気付いてなさそうだったが。
そこに足音が聞こえてくる。この重いものは、先生か誰かか。見回りに来たのであろうか。
冷や汗が止まらない。ナノカは顔を引き攣らせ、古戸くんは「あいつら、気付かない間になんてことを……」と口を震わせている。ただ、こうしてはいられない。どうにかしなければ。
僕達が間違いなく、疑われる。しかも、ただいま古戸くんの手にはスマートフォン。校則違反をしている彼だから、窓の方もやったのかもと冤罪を被る可能性もある。冗談ではない。
やることと言えば一つ。逃げること。しかし外に出れば、教師に見つかる。目立つ栗色のポニーテールは教師陣も知らない人はいない。明日、呼び出されることだってあろう。それを避けるには、どうするか。
僕よりも先に桃助くんが対処方法を考え、実行した。
「三人共、ちょっとがまんしてくれ!」
「えっ!? 何で!? 何を何を!?」
「ちょっと!? 何をしようとって……えええっ!?」
「桃助!? これは狭すぎない!?」
近くにあった掃除用具のロッカーに、僕、ナノカ、古戸くんを押し込めたのである。三人がくっ付けば、ギリギリ隠れることは可能だった。少し大きな声を出したり、大きく動いたりしたらバレるだろうが。
なんて、ことを考えている心の余裕はなかった。ナノカの胸や冷たい手足がこちらに当たる。古戸くんのはまだいいとして、非常に心が騒めいている。と言うか、古戸くんがいなければ……! いや、いなかったら、まぁ、ロッカーの中に詰め込まれると言うこともなかったのではあるけれども。
さてはて、桃助くんは一人ならではの考えはあるのだろうか。いや、待て。僕は少々不安を思い浮かべ、口にしてしまった。
「桃助くんが逃げたら、そこに持ってる箒を先生がこっちに……」
ナノカは固まっている。固まりつつ、大きな声を出さないようにしながらも興奮していることはよく分かる。その証拠に胸が揺れている。
「ちょっ!? そんなこと、考えんな! ってか、後、ちょっと離れ……は無理ね……もう、何でこんなことに」
まぁ、ナノカが苦労する理由もよく分かる。最悪だと感じることも。ただ、動いてはダメだ。
古戸くんの方は桃助くんのことを信じてるようだった。
「それはしないよ! アイツは……! いい奴だから!」
彼は僕達に耳を澄ませるように告げる。まず、教師の声が聞こえてきた。桃助くんに何か言っているよう。
「何で箒が散らばってるんだ?」
「い、いや、それは……掃除してたみんなが食中毒になったみたいでトイレに駆け込んじゃって」
僕もナノカも古戸くんも思ったことであろう。
もう少し言いようがなかったか。集団食中毒でなくて、もっといいんだよ。もっと簡易に。放って部活に行っちゃったとか、で。バレるような嘘を付くな。
「そうか……大変だな」
教師も教師だった。このまま通り過ぎてくれれば……! 少々ご都合主義かもしれないが、それでいい。
「信じてくれたみたいで良かったです」
「……そういや、まだ数学の課題を提出してなかったよな」
「へっ……?」
「今から補習だ。鞄はあるだろう。ペンを出しなさい」
「そ、そんないきなり……! 箒が……!」
「後で片付ければいい。ここでやろう」
ううん。最悪主義だった。
ひびについては発見されなかったものの、最悪な展開になったぞ。出たら間違いなく何故入っていたの疑問からの窓ガラスのひびが見つかり、勘違いに至っての説教までの災難コンボ。最悪弁償までの即死コンまで見えてしまった。
彼の補習が終わるまで、ナノカも古戸くんもロッカーから出られないと。密着し合っているはずなのに、寒気がした。雑巾の臭いもする。
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