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エグバード、蘭秀を犯す。*R18*
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今にも達しそうな瑯炎を翻弄して密かにほくそ笑んでいた蘭秀に思わぬ快楽の楔を突きこんだのは、エグバードだった。
ある程度先ほど愛撫を施されほぐされたとは言え、まだまだ蘭秀の秘所はほぐれたとは言いがたい。
そこに大きな質量を伴う逸物を突きこまれ、蘭秀は快楽と痛みを両方味合わされ、叫び声とともに背を反らした。
その拍子に両手と口とで弄んでいた瑯炎の逸物を取りこぼしてしまう。
あ、と思った時には瑯炎は蘭秀を横向きにして、その身体を後ろから覆うように横になっていた。
傍に瑯炎が居る。
そう認識するだけで、蘭秀の身体から余計な力が抜けて少しだけ気が楽になる。
緊張がほぐれたところで、またエグバードが蘭秀の子壺を抉るように蜜壺に突きこんでくる。
あまりの大きさに息が止まり、全身に緊張が走り、硬直した。
快楽もあるが、やはり痛みが先に走る。
涙が目の端に滲み、後ろ手に瑯炎の手を探った。
瑯炎が手を包み込むように握ってくる。
それだけが、今の心のよりどころだ。
今、他の客にまさに犯されている状況が居たたまれない。
好きな情夫の目の前で犯される、妓女の身の上が恨めしい。
蘭秀の目から涙がこぼれ落ちた。
心は引き裂かれそうな痛みを覚えるのに、身体は身を守るためかそれとも先ほどの愛撫で快楽の芽が育ちつつあったのか、気持ちがいい。
せめて、今の自分の姿を瑯炎に見せたくはなかった。
妓女の仕事としてのまぐわいは、瑯炎とはしたことがない。
しかし、瑯炎が登楼しない日は他の客の相手もするので、仕事の一環として枕を交わす。
妓女である以上、それは義務であったし当然だったからさしたる疑問も思わなかった。
けれど、今は妓女の義務でエグバードとまぐわっている。
それを自らの心に住まわせた情夫である瑯炎に見られるのは、心が引き裂かれるようなつらさを蘭秀に与えている。
太夫なのに。
花魁なのに。
好きな人は、瑯炎なのに。
心から赤い血が流れる幻視が見えた。
涙を流す青い目をそっと覆い、ささやく。
「蘭秀。お前を抱いているのは俺だ。思う存分感じたらいい。いいか、抱いてるのは俺だ」
柔らかくそれでいて張りのある乳房を持ち上げ、こねる。
乳首をいじるとともに首筋に舌を這わせ、肋骨を撫で上げると、甘い声を出し始めた。
蜜壺ももっと潤っているのか、どこか悔しそうな顔をしながらエグバードが責め続けていた。
それを見つつ、尻にぴたりと逸物を当て、どこから出したのかそこに蜃気楼御用達の潤滑油を垂らす。
器用に尻の間で逸物をこすりながら、後ろに潜んでいる小さな孔に手を伸ばした。
蘭秀とは馴染みだから、まぐわうのはいつも蜜口を使うがたまには後ろで愉しむこともある。
本来、太夫はそこは使わないが、瑯炎だけは別だった。
それを知ってか知らずか、後ろの秘めやかな孔に指を挿し入れ、ほぐしていく。
びくり、と背筋を緊張させたものの、瑯炎の指使いの癖でほぐれたのか、甘い声を上げ始める。
一本で探っていたところに二本目を差し込むと難なく呑み込んだ。
そろそろと奥を探り、いつもイイ反応をするところを責める。
そこに触れた途端、甲高く甘い声を上げて、腕の中に抱き込んだ妓女は達した。
ぎゅっと瑯炎の指とエグバードの逸物を呑み込み、締めあげる。
痙攣を繰り返しながら、達する蘭秀はまた涙をこぼした。
腕の中の妓女に口づけを落とし、ゆっくりと指を抜いていく。
そうして、開いた孔に逸物を挿し入れると、耳元でささやいた。
「俺のを感じるだろう? いつも通りイッていいんだ」
エグバードを見ると、悔しそうにしながら腰を使っている。
それに優越感を覚え、瑯炎はいつもの如く蘭秀を責め始めた。
*
極まって嬌声を上げ、意識を失った蘭秀の身体を拭き清め、抽斗を開けて浴衣を取りだして身にまとう。
もう一組取り出して、先ほどまで同じ妓女を抱いていた男に投げ渡してやった。
ある程度先ほど愛撫を施されほぐされたとは言え、まだまだ蘭秀の秘所はほぐれたとは言いがたい。
そこに大きな質量を伴う逸物を突きこまれ、蘭秀は快楽と痛みを両方味合わされ、叫び声とともに背を反らした。
その拍子に両手と口とで弄んでいた瑯炎の逸物を取りこぼしてしまう。
あ、と思った時には瑯炎は蘭秀を横向きにして、その身体を後ろから覆うように横になっていた。
傍に瑯炎が居る。
そう認識するだけで、蘭秀の身体から余計な力が抜けて少しだけ気が楽になる。
緊張がほぐれたところで、またエグバードが蘭秀の子壺を抉るように蜜壺に突きこんでくる。
あまりの大きさに息が止まり、全身に緊張が走り、硬直した。
快楽もあるが、やはり痛みが先に走る。
涙が目の端に滲み、後ろ手に瑯炎の手を探った。
瑯炎が手を包み込むように握ってくる。
それだけが、今の心のよりどころだ。
今、他の客にまさに犯されている状況が居たたまれない。
好きな情夫の目の前で犯される、妓女の身の上が恨めしい。
蘭秀の目から涙がこぼれ落ちた。
心は引き裂かれそうな痛みを覚えるのに、身体は身を守るためかそれとも先ほどの愛撫で快楽の芽が育ちつつあったのか、気持ちがいい。
せめて、今の自分の姿を瑯炎に見せたくはなかった。
妓女の仕事としてのまぐわいは、瑯炎とはしたことがない。
しかし、瑯炎が登楼しない日は他の客の相手もするので、仕事の一環として枕を交わす。
妓女である以上、それは義務であったし当然だったからさしたる疑問も思わなかった。
けれど、今は妓女の義務でエグバードとまぐわっている。
それを自らの心に住まわせた情夫である瑯炎に見られるのは、心が引き裂かれるようなつらさを蘭秀に与えている。
太夫なのに。
花魁なのに。
好きな人は、瑯炎なのに。
心から赤い血が流れる幻視が見えた。
涙を流す青い目をそっと覆い、ささやく。
「蘭秀。お前を抱いているのは俺だ。思う存分感じたらいい。いいか、抱いてるのは俺だ」
柔らかくそれでいて張りのある乳房を持ち上げ、こねる。
乳首をいじるとともに首筋に舌を這わせ、肋骨を撫で上げると、甘い声を出し始めた。
蜜壺ももっと潤っているのか、どこか悔しそうな顔をしながらエグバードが責め続けていた。
それを見つつ、尻にぴたりと逸物を当て、どこから出したのかそこに蜃気楼御用達の潤滑油を垂らす。
器用に尻の間で逸物をこすりながら、後ろに潜んでいる小さな孔に手を伸ばした。
蘭秀とは馴染みだから、まぐわうのはいつも蜜口を使うがたまには後ろで愉しむこともある。
本来、太夫はそこは使わないが、瑯炎だけは別だった。
それを知ってか知らずか、後ろの秘めやかな孔に指を挿し入れ、ほぐしていく。
びくり、と背筋を緊張させたものの、瑯炎の指使いの癖でほぐれたのか、甘い声を上げ始める。
一本で探っていたところに二本目を差し込むと難なく呑み込んだ。
そろそろと奥を探り、いつもイイ反応をするところを責める。
そこに触れた途端、甲高く甘い声を上げて、腕の中に抱き込んだ妓女は達した。
ぎゅっと瑯炎の指とエグバードの逸物を呑み込み、締めあげる。
痙攣を繰り返しながら、達する蘭秀はまた涙をこぼした。
腕の中の妓女に口づけを落とし、ゆっくりと指を抜いていく。
そうして、開いた孔に逸物を挿し入れると、耳元でささやいた。
「俺のを感じるだろう? いつも通りイッていいんだ」
エグバードを見ると、悔しそうにしながら腰を使っている。
それに優越感を覚え、瑯炎はいつもの如く蘭秀を責め始めた。
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極まって嬌声を上げ、意識を失った蘭秀の身体を拭き清め、抽斗を開けて浴衣を取りだして身にまとう。
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