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拾、瑯炎は抱き寄せる。 *R18*
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部屋に設えられた寝台の上で、瑯炎は漣華をなぶっていた。
白い肌の上にぽつんと配された二つの小さな飾り。
それを片手で一方を弄り、一方を舌で舐めて歯で軽く挟みつつ唇で扱く。
もう片方の手で、猛った漣華の雄を慰める。
瑯炎の手が握ったその先から、透明な粘液がだらだらと竿を伝い垂れこぼれ、敷き布に落ちてそこだけ色を変えている。
瑯炎は膨らんだ先を握り、ぐりぐりとその上で手のひらを回すようにして愛撫すると、組み敷かれた漣華の口から一層甲高い艶めいた声がほとばしる。
それを聞きながら猛った竿を上下に扱くと、ようやっと漣華は身体を瘧のように痙攣させて、白い粘液を噴出した。
それを竿に塗りつけ、更に奥に密やかに息づく窄まりに指を伸ばしてそこにも塗り付ける。
そしてくるくるとあちこち揉むようにしながら、そのきゅっと締まった筋肉を揉みほぐすようにすると、それだけで奥に刺激が伝わるのか、漣華は更に甘えたような艶を含んだ声で呻いた。
「ろ、えんさまあっ。おく、おくにほしいのぉっ」
いつもであればすましたような美貌で仕事を淡々と片づけていくが、今は媚薬を盛られ、衣服を剥がれて花街の寝台の上で組み敷かれている。
その様子に瑯炎は頭の奥に火が付くような思いで目の前の情景を見ていた。
その青狼湖色の瞳は熱で蕩け、頬は紅潮して唇はさっき瑯炎が貪ったせいで紅く腫れて色づいている。
その白い歯の奥には赤くちろちろと踊る舌が瑯炎を誘い、頤から延びる首筋にはいくつもの所有印が刻まれている。
鎖骨にもひとつ、ふたつ。
さらに胸乳やその薄く肋骨の浮いた脇腹や引き締まった腹にも赤く色づくように唇を落とす。
臍の下を舐め上げると、漣華は背を逸らして甲高い声で瑯炎にねだる。
「もっ、とっ!もっと、ちょう、だいっ!」
白いつま先で敷き布を抉るように円を描いて皺を寄せる。
その手は、下腹を何らかの図形でも描くかのようにぐりぐりと悪戯をする瑯炎の頭をつかみ、髷を乱してしまう。
そうこうしているうちに、瑯炎の舌先は先ほど欲を吐き出したばかりの竿にたどり着き、また刺激を加えていく。
漣華の雄は一度欲をはきだしたからと言って、力を失うことなく相変わらず天を指している。
舌先でなぞっただけで反応を示す漣華の姿に瑯炎はにやりと笑う。
そして、突然その雄々しく猛った雄を咥え、口中で愛撫を施し始めた。
舐め、吸い、時には絡めて軽く歯を立てる。
それで再び白い欲を吐き出すと、漣華は荒い息を吐いてぐったりと力を抜いた。
口の端に付いたその白いものを舌で舐め取り、瑯炎は再び奉仕を始める。
同時に片手は後孔を、片手は屹立をそれぞれ愛撫し始め、更に雄の先端を再び口中に納める。
しばらくそうやって愛撫していると、後孔が段々と柔らかくなり瑯炎の指の先端がつぷりと入る。
それを見てしばらく揉むようにすると、その奥へ指の先端が難なく入るようになった。
手のひらに香油を出して、しばらくそのまま温める。
それを指をもう一本立てて後孔に伝うように流れさせ、皺の一本一本に塗り込むように更にその内側にも送り込むと、漣華はびくりと身体を震わせる。
更に柔らかくなったところで中に入れる指を二本、三本と増やす。
三本の指を難なく呑みこみ、中でバラバラに指を動かすとちょうどいいところに当たったらしく感極まった声が瑯炎の耳に届く。
そこを重点的に攻めると、何度目かの欲を吐き出すが、雄はまだ力強さを失うことなく天を向いている。
瑯炎は痙攣が治まるのを待って指を抜く。
そうすると漣華の後孔はぽっかりと開いて、中からとろりとした粘液が垂れて苺色の中をより淫靡に見せて行燈の光でぬらぬらとした中を見せていた。
濡れた指を軽くその辺にあった綿布で拭き取ると、漣華の両脚を抱えてぐいと広げる。
既に瑯炎も着ていた衣装を脱ぎ捨てて全裸になっていた。
それを下から見上げる漣華は嬉しそうに微笑んだ。
「挿れるぞ」
そう言うとほぐれきった後孔に猛る雄を突き立て、その勢いのまま根元まで叩き込む。
漣華は衝撃に息を詰めるが、瑯炎はじっとそのまま動かず、漣華の初花を散らしたという事に内心満足を覚えていた。
そのまましばらく瑯炎に漣華が馴染むのを待ち、今度は腰を引いたかと思うと勢いよく叩きつけ始める。
そのたびに漣華は悦びの声を上げ、きゅっきゅっと後孔を引き締め痙攣させる。
既に何度が欲を吐き出したのもあって、先端から迸るものは量も少なく色も白くはなっているが、それでも未だに天を向く。
瑯炎が何度もその胎内に欲を吐きだしても、漣華の雄はまだ力を失わない。
チッと舌打ちすると、その辺りに誰かが居るかのように声を掛ける。
「礼記を呼んで来い」
薄闇の中からいつの間にそこに控えていたのか、禿が一人浮かび上がる。
膝を曲げて礼を取ると、ぱたぱたと扉を開けて出て行った。
程なくして、礼記が扉の向こうから莱玲を伴って入室してきた。
「どうなされた」
「どうもこうも、まだ抜けやしねぇ」
そう言うとひときわ大きな音を立てて、腰を叩き込むとぶるりと身体を震わせて欲を再び吐きだす。
ひとしきり震えが治まるのを待って、ゆっくりと腰を引き、力を失った雄を引き抜くと漣華の後孔から白い欲の粘液がとろとろと粘度を失いつつ流れ出していく。
「この通りだ」
ぐい、と顎で示すと漣華の雄は未だ天を向き、血管を浮き立たせている。
「しばらくヤッていたが埒が明かん。礼記どの」
ちらり、と視線をやると顔を真っ赤にさせながら横たわる漣華を食い入るように見入る、泣く子も黙る天下の将軍がそこに居た。
「頼めるか。俺はしばらくは打ち止めだ。莱玲」
同じくそこに居た陰間に声を掛ける。
「許す。漣華と礼記どのを頼む」
そう言うと浴衣を肩から羽織り、瑯炎はくるりと背を向けてさっさと浴室に向かってしまった。
それを見送ると、莱玲がさっさと漣華の身体を拭うべく禿に用意を言いつける。
さらに礼記の衣装に手を掛けると脱がしにかかる。
慌ててそれを制止すると、莱玲は事もなげに言い放った。
「ここまで欲しがってるこの方をそのままほって置く義理はございませんよ」
そのままさっさと礼記の衣装をすっかりと脱がせてしまうと、自らも単衣姿になった。
柔らかな行燈の光に透けて、莱玲の下着を纏った素肌がうっすらと浮かび上がる。
そのまま寝台の上に乗り上げ、漣華を抱き上げると自らに凭れ掛けさせて、両膝を更に割り開いて漣華の情けないほどに張り詰めた雄と、先ほど瑯炎が放った粘液と混じった漣華の腸液が、後孔からたらたらと流れ出るさまを礼記に見せつけるようにしながら、漣華の雄をほっそりとした指で扱き始め、耳殻に舌を這わせる。
軽く歯を立てると漣華はまたすすり泣くように声を上げる。
「礼記さま、漣華さまをお助けくださいませ」
その言葉こそ、慈悲を願うようだが瞳には淫欲が宿りちらちらと行燈の明かりを反射する。
それに惹かれるように礼記は寝台に膝を突いて乗り上げた。
*
ぴちゃん、と腕を動かすと指先を伝って湯が水面に落ちる。
それを何とはなしに見て、おもむろに顔をざぶっと湯で洗う。
ひとしきりそれを続けると、気が済んだのか片手で顔面の湯を拭って水を切り、湯船に身体を預ける。
この部屋の主題は遠く西方にある国のようで、設えの何もかもがあちら風だ。
陶板を張り巡らせているのは主に衛生の為で、様々な図形がそれを彩る。
昼近くから随分と漣華を貪った自覚がある。
漣華を礼記と莱玲に託してきたが、既に意識はなかった。
それでも漣華の雄は天を向いていたから、どれだけの媚薬が胎内に残っているのかまだ検討もつかない。
途中口移しではあるが、水を飲ませて水分は摂らせている。
だが、まだまだ足らないのだ。
意識を朦朧朦朧とさせながらもまだ瑯炎を欲しがる漣華の痴態を思い出して、瑯炎は天を仰いだ。
天井には漆喰が塗られて調湿機能を持たせたこの浴室は、最新のものだろう。
窓は大きく取られ、昼過ぎの陽光が室内に射し込む。
壁に設けられた穴には行燈を設置して暗闇を払うようになっているが、今の時間はまだ必要がない。
ひとしきり湯を楽しみ、身体に貯まった疲れを癒す。
そのまま目を閉じると目の上に湯で濡らした手ぬぐいを置いて、瑯炎は息を吐いた。
白い肌の上にぽつんと配された二つの小さな飾り。
それを片手で一方を弄り、一方を舌で舐めて歯で軽く挟みつつ唇で扱く。
もう片方の手で、猛った漣華の雄を慰める。
瑯炎の手が握ったその先から、透明な粘液がだらだらと竿を伝い垂れこぼれ、敷き布に落ちてそこだけ色を変えている。
瑯炎は膨らんだ先を握り、ぐりぐりとその上で手のひらを回すようにして愛撫すると、組み敷かれた漣華の口から一層甲高い艶めいた声がほとばしる。
それを聞きながら猛った竿を上下に扱くと、ようやっと漣華は身体を瘧のように痙攣させて、白い粘液を噴出した。
それを竿に塗りつけ、更に奥に密やかに息づく窄まりに指を伸ばしてそこにも塗り付ける。
そしてくるくるとあちこち揉むようにしながら、そのきゅっと締まった筋肉を揉みほぐすようにすると、それだけで奥に刺激が伝わるのか、漣華は更に甘えたような艶を含んだ声で呻いた。
「ろ、えんさまあっ。おく、おくにほしいのぉっ」
いつもであればすましたような美貌で仕事を淡々と片づけていくが、今は媚薬を盛られ、衣服を剥がれて花街の寝台の上で組み敷かれている。
その様子に瑯炎は頭の奥に火が付くような思いで目の前の情景を見ていた。
その青狼湖色の瞳は熱で蕩け、頬は紅潮して唇はさっき瑯炎が貪ったせいで紅く腫れて色づいている。
その白い歯の奥には赤くちろちろと踊る舌が瑯炎を誘い、頤から延びる首筋にはいくつもの所有印が刻まれている。
鎖骨にもひとつ、ふたつ。
さらに胸乳やその薄く肋骨の浮いた脇腹や引き締まった腹にも赤く色づくように唇を落とす。
臍の下を舐め上げると、漣華は背を逸らして甲高い声で瑯炎にねだる。
「もっ、とっ!もっと、ちょう、だいっ!」
白いつま先で敷き布を抉るように円を描いて皺を寄せる。
その手は、下腹を何らかの図形でも描くかのようにぐりぐりと悪戯をする瑯炎の頭をつかみ、髷を乱してしまう。
そうこうしているうちに、瑯炎の舌先は先ほど欲を吐き出したばかりの竿にたどり着き、また刺激を加えていく。
漣華の雄は一度欲をはきだしたからと言って、力を失うことなく相変わらず天を指している。
舌先でなぞっただけで反応を示す漣華の姿に瑯炎はにやりと笑う。
そして、突然その雄々しく猛った雄を咥え、口中で愛撫を施し始めた。
舐め、吸い、時には絡めて軽く歯を立てる。
それで再び白い欲を吐き出すと、漣華は荒い息を吐いてぐったりと力を抜いた。
口の端に付いたその白いものを舌で舐め取り、瑯炎は再び奉仕を始める。
同時に片手は後孔を、片手は屹立をそれぞれ愛撫し始め、更に雄の先端を再び口中に納める。
しばらくそうやって愛撫していると、後孔が段々と柔らかくなり瑯炎の指の先端がつぷりと入る。
それを見てしばらく揉むようにすると、その奥へ指の先端が難なく入るようになった。
手のひらに香油を出して、しばらくそのまま温める。
それを指をもう一本立てて後孔に伝うように流れさせ、皺の一本一本に塗り込むように更にその内側にも送り込むと、漣華はびくりと身体を震わせる。
更に柔らかくなったところで中に入れる指を二本、三本と増やす。
三本の指を難なく呑みこみ、中でバラバラに指を動かすとちょうどいいところに当たったらしく感極まった声が瑯炎の耳に届く。
そこを重点的に攻めると、何度目かの欲を吐き出すが、雄はまだ力強さを失うことなく天を向いている。
瑯炎は痙攣が治まるのを待って指を抜く。
そうすると漣華の後孔はぽっかりと開いて、中からとろりとした粘液が垂れて苺色の中をより淫靡に見せて行燈の光でぬらぬらとした中を見せていた。
濡れた指を軽くその辺にあった綿布で拭き取ると、漣華の両脚を抱えてぐいと広げる。
既に瑯炎も着ていた衣装を脱ぎ捨てて全裸になっていた。
それを下から見上げる漣華は嬉しそうに微笑んだ。
「挿れるぞ」
そう言うとほぐれきった後孔に猛る雄を突き立て、その勢いのまま根元まで叩き込む。
漣華は衝撃に息を詰めるが、瑯炎はじっとそのまま動かず、漣華の初花を散らしたという事に内心満足を覚えていた。
そのまましばらく瑯炎に漣華が馴染むのを待ち、今度は腰を引いたかと思うと勢いよく叩きつけ始める。
そのたびに漣華は悦びの声を上げ、きゅっきゅっと後孔を引き締め痙攣させる。
既に何度が欲を吐き出したのもあって、先端から迸るものは量も少なく色も白くはなっているが、それでも未だに天を向く。
瑯炎が何度もその胎内に欲を吐きだしても、漣華の雄はまだ力を失わない。
チッと舌打ちすると、その辺りに誰かが居るかのように声を掛ける。
「礼記を呼んで来い」
薄闇の中からいつの間にそこに控えていたのか、禿が一人浮かび上がる。
膝を曲げて礼を取ると、ぱたぱたと扉を開けて出て行った。
程なくして、礼記が扉の向こうから莱玲を伴って入室してきた。
「どうなされた」
「どうもこうも、まだ抜けやしねぇ」
そう言うとひときわ大きな音を立てて、腰を叩き込むとぶるりと身体を震わせて欲を再び吐きだす。
ひとしきり震えが治まるのを待って、ゆっくりと腰を引き、力を失った雄を引き抜くと漣華の後孔から白い欲の粘液がとろとろと粘度を失いつつ流れ出していく。
「この通りだ」
ぐい、と顎で示すと漣華の雄は未だ天を向き、血管を浮き立たせている。
「しばらくヤッていたが埒が明かん。礼記どの」
ちらり、と視線をやると顔を真っ赤にさせながら横たわる漣華を食い入るように見入る、泣く子も黙る天下の将軍がそこに居た。
「頼めるか。俺はしばらくは打ち止めだ。莱玲」
同じくそこに居た陰間に声を掛ける。
「許す。漣華と礼記どのを頼む」
そう言うと浴衣を肩から羽織り、瑯炎はくるりと背を向けてさっさと浴室に向かってしまった。
それを見送ると、莱玲がさっさと漣華の身体を拭うべく禿に用意を言いつける。
さらに礼記の衣装に手を掛けると脱がしにかかる。
慌ててそれを制止すると、莱玲は事もなげに言い放った。
「ここまで欲しがってるこの方をそのままほって置く義理はございませんよ」
そのままさっさと礼記の衣装をすっかりと脱がせてしまうと、自らも単衣姿になった。
柔らかな行燈の光に透けて、莱玲の下着を纏った素肌がうっすらと浮かび上がる。
そのまま寝台の上に乗り上げ、漣華を抱き上げると自らに凭れ掛けさせて、両膝を更に割り開いて漣華の情けないほどに張り詰めた雄と、先ほど瑯炎が放った粘液と混じった漣華の腸液が、後孔からたらたらと流れ出るさまを礼記に見せつけるようにしながら、漣華の雄をほっそりとした指で扱き始め、耳殻に舌を這わせる。
軽く歯を立てると漣華はまたすすり泣くように声を上げる。
「礼記さま、漣華さまをお助けくださいませ」
その言葉こそ、慈悲を願うようだが瞳には淫欲が宿りちらちらと行燈の明かりを反射する。
それに惹かれるように礼記は寝台に膝を突いて乗り上げた。
*
ぴちゃん、と腕を動かすと指先を伝って湯が水面に落ちる。
それを何とはなしに見て、おもむろに顔をざぶっと湯で洗う。
ひとしきりそれを続けると、気が済んだのか片手で顔面の湯を拭って水を切り、湯船に身体を預ける。
この部屋の主題は遠く西方にある国のようで、設えの何もかもがあちら風だ。
陶板を張り巡らせているのは主に衛生の為で、様々な図形がそれを彩る。
昼近くから随分と漣華を貪った自覚がある。
漣華を礼記と莱玲に託してきたが、既に意識はなかった。
それでも漣華の雄は天を向いていたから、どれだけの媚薬が胎内に残っているのかまだ検討もつかない。
途中口移しではあるが、水を飲ませて水分は摂らせている。
だが、まだまだ足らないのだ。
意識を朦朧朦朧とさせながらもまだ瑯炎を欲しがる漣華の痴態を思い出して、瑯炎は天を仰いだ。
天井には漆喰が塗られて調湿機能を持たせたこの浴室は、最新のものだろう。
窓は大きく取られ、昼過ぎの陽光が室内に射し込む。
壁に設けられた穴には行燈を設置して暗闇を払うようになっているが、今の時間はまだ必要がない。
ひとしきり湯を楽しみ、身体に貯まった疲れを癒す。
そのまま目を閉じると目の上に湯で濡らした手ぬぐいを置いて、瑯炎は息を吐いた。
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