魔法を解いて、誤解を解いて~王宮の庭園で見つけた猫にキスをしたら、実は魔法で猫にされていた国宝級の美形魔導士でした。気まずいです~
王女の専属侍女を務めているベハティは、傲慢な騎士につきまとわれた挙句に暴言を吐かれ、神経をすり減らしていた。身分差のせいで仕返しできない悔しさを鎮めるために王宮の庭園にいると、美しい猫がやって来てベハティを励ましてくれる。すっかりメロメロになったベハティがキスをしたその猫は、実は氷の貴公子と名高い美貌の魔導士のウォード卿で――。
「お願いです。どうか撫でてください」
人間の姿に戻ったウォード卿は、氷の要素どこに行った?!と言いたくなるほどベハティに甘えるようになってしまった。
仕えているお姫様ラブ!な仕事人間のヒロインに、イケメンで有能なのに恋になるとヘタレな年下ヒーローが頑張ってアタックするお話です。
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