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1章
7話 レジェンドドラゴン
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「えーと、確かここら辺に」
火山に入ると
カイトがキョロキョロ何かを探している
「あっ、あったあった」
カイトが見た方向には大きな扉があった
「あの扉の先にレジェンドドラゴンが居るのか?」
俺がそう聞くと
「あぁ、多分今は寝てるな。チャンスだ行くぞ」
そう言い、扉を開ける。かなりの力が必要そうな扉だ
俺も頑張れば開けれそうだが…
カイトの言う通り、でっかいドラゴンが眠っていた
「ほんとに寝ている…」
あまりの大きさに俺は唾を呑み込んだ
ドラゴンはでかいだけでも無く、白く硬そうな鱗で体を覆われていた
「ふっ、ビビってんのか?じゃぁ攻撃してみろ、俺らはあそこで見ているから」
カイトがそう言うと、かなり高い場所にある岩に跳んで、立った
「ショウタ、準備はいいか?いくぞ」
「ああ、大丈夫だ!行くぞ!」
ドラゴンが寝ている為、俺とレインは同時に全力で剣を振った
手応えは…少し血が出たくらいだった
しかも、剣が少し削れた
すると
「グォォォー!!!」
レジェンドドラゴンが大声を出しながら目を覚ました
「我の陣地に邪魔するやつはどいつだ!」
ドラゴンは目を覚ましたばかりか、俺らのことをまだ見つけれていない
「ショウタ!チャンスだ、もう一度行くぞ!」
同じように攻撃した
すると、レジェンドドラゴンが俺らの方向を向く
「ふむ、貴様らか」
そう言うと尻尾で俺らに向かって攻撃を仕掛ける
俺とレインは剣で攻撃を受け止める
「ぐっ…大丈夫か?ショウタ……」
攻撃は受け止めれたが、身体への負担が激しかった
「あぁ、多少は痛みがあるがまだ大丈夫だ」
しかしこんな化け物を倒すなんて無理だ…
全力の攻撃でもそこまでのダメージはなかった
剣じゃなくて拳ならどうだ?試してみるか
剣を捨て、ドラゴンの方向に走る
「ショウタ!?何を…」
「正拳突きィ!!」
ドコォン!
大きな音と共にレジェンドドラゴンから大量の血が出てきた
「ショウタ!?一体何をしたんだ…」
俺はやっぱり、剣は向かないようだな。これからは剣は使わないことにしよう
「ぐぅぅ…忌々しい奴め!」
ドラゴンが息吹を放った
俺とレインは避けることができずに、くらってしまった
レインは倒れ、俺は何とか立てていた
すると
「そろそろギブアップか、極獄炎!」
カイトが上から降りてくると、同時に強力な炎魔法を発動する
すると
レジェンドドラゴンの体が焼け焦げになって、動かなくなる
!?
いくら、弱ってるからってレジェンドドラゴンを1発だと!?
「ショウタ…」
そう言い、カイトが俺の方向に近付いてくる
何だ…?
ドコォン!
カイトが俺を蹴った
「カイト!?何を…」
そう言うとカイトが笑う
「くっくっくっ、俺らがお前なんかをパーティーに誘うと思うか?」
何!?
「キングオークを倒した英雄を街中でやると、厄介なんでな、レジェンドドラゴンを少し弱らせてから倒す作戦だったんだ」
くっそ…ハメられたか…
「それじゃぁな」
動けぇー!
俺が体を死ぬ気で動かそうとした
その瞬間、ドラゴンの方向から息吹が飛んできた
「ぐお!?」
カイトが直にくらった
しかし、レジェンドドラゴンは弱っている為、息吹が小さかった
「レジェンドドラゴン、まだ生きてたのか?」
カイトがレジェンドドラゴンに思いっ切り睨む
「聞いていると、何だ貴様はクソ野郎だな」
「ドラゴンごときが俺を語るんじゃねぇ、極獄、、、」
その瞬間、俺は立ち上がり、殴った
ドコォン
「ぐはっ」
殴ると、ラインとカラが飛んできた
「待て、ライン、カラここは俺がやる」
今まで、魔物相手だったが、やはり1番得意なのは対人!これなら勝てる!
カイトがものすごいスピードで俺の方に飛んできて、殴りかかってきた
しかし
俺はそれを避けて、カウンターの正拳突きを喰らわす
「ぐっ…」
カイトは白目を向いて、フラフラ倒れかける
「なんて、やつだ……」
バタッ
カイトは倒れた
そうすると、ラインとカラが
「化け物だ!!逃げるぞ!」
顔を青くして
カイトを持って逃げた
「よし、俺も帰るか」
レインを持って帰ろうとすると
「あの…我のトドメを刺さなくて良いのか…?」
さっきまでの威勢の良い声とは反対に弱々しい声でそう言う
「はは、お前も聞いてただろ?俺はハメられてここに来たんだ。あの時は助かったよ、ありがとう!」
「……」
ドラゴンは黙り込み、そのまま眠りについた
「よし、帰るか」
一方、カイト達は
「陛下!ご報告があります!」
「どうした…?」
「ショウタと言う人物にカイトが倒されました」
「何!?カイトが……?それはありえん、あいつがやられるなど…」
「こちらを」
「ほんとにやられているじゃないか!?今すぐショウタと言う奴を探し出せ!」
火山に入ると
カイトがキョロキョロ何かを探している
「あっ、あったあった」
カイトが見た方向には大きな扉があった
「あの扉の先にレジェンドドラゴンが居るのか?」
俺がそう聞くと
「あぁ、多分今は寝てるな。チャンスだ行くぞ」
そう言い、扉を開ける。かなりの力が必要そうな扉だ
俺も頑張れば開けれそうだが…
カイトの言う通り、でっかいドラゴンが眠っていた
「ほんとに寝ている…」
あまりの大きさに俺は唾を呑み込んだ
ドラゴンはでかいだけでも無く、白く硬そうな鱗で体を覆われていた
「ふっ、ビビってんのか?じゃぁ攻撃してみろ、俺らはあそこで見ているから」
カイトがそう言うと、かなり高い場所にある岩に跳んで、立った
「ショウタ、準備はいいか?いくぞ」
「ああ、大丈夫だ!行くぞ!」
ドラゴンが寝ている為、俺とレインは同時に全力で剣を振った
手応えは…少し血が出たくらいだった
しかも、剣が少し削れた
すると
「グォォォー!!!」
レジェンドドラゴンが大声を出しながら目を覚ました
「我の陣地に邪魔するやつはどいつだ!」
ドラゴンは目を覚ましたばかりか、俺らのことをまだ見つけれていない
「ショウタ!チャンスだ、もう一度行くぞ!」
同じように攻撃した
すると、レジェンドドラゴンが俺らの方向を向く
「ふむ、貴様らか」
そう言うと尻尾で俺らに向かって攻撃を仕掛ける
俺とレインは剣で攻撃を受け止める
「ぐっ…大丈夫か?ショウタ……」
攻撃は受け止めれたが、身体への負担が激しかった
「あぁ、多少は痛みがあるがまだ大丈夫だ」
しかしこんな化け物を倒すなんて無理だ…
全力の攻撃でもそこまでのダメージはなかった
剣じゃなくて拳ならどうだ?試してみるか
剣を捨て、ドラゴンの方向に走る
「ショウタ!?何を…」
「正拳突きィ!!」
ドコォン!
大きな音と共にレジェンドドラゴンから大量の血が出てきた
「ショウタ!?一体何をしたんだ…」
俺はやっぱり、剣は向かないようだな。これからは剣は使わないことにしよう
「ぐぅぅ…忌々しい奴め!」
ドラゴンが息吹を放った
俺とレインは避けることができずに、くらってしまった
レインは倒れ、俺は何とか立てていた
すると
「そろそろギブアップか、極獄炎!」
カイトが上から降りてくると、同時に強力な炎魔法を発動する
すると
レジェンドドラゴンの体が焼け焦げになって、動かなくなる
!?
いくら、弱ってるからってレジェンドドラゴンを1発だと!?
「ショウタ…」
そう言い、カイトが俺の方向に近付いてくる
何だ…?
ドコォン!
カイトが俺を蹴った
「カイト!?何を…」
そう言うとカイトが笑う
「くっくっくっ、俺らがお前なんかをパーティーに誘うと思うか?」
何!?
「キングオークを倒した英雄を街中でやると、厄介なんでな、レジェンドドラゴンを少し弱らせてから倒す作戦だったんだ」
くっそ…ハメられたか…
「それじゃぁな」
動けぇー!
俺が体を死ぬ気で動かそうとした
その瞬間、ドラゴンの方向から息吹が飛んできた
「ぐお!?」
カイトが直にくらった
しかし、レジェンドドラゴンは弱っている為、息吹が小さかった
「レジェンドドラゴン、まだ生きてたのか?」
カイトがレジェンドドラゴンに思いっ切り睨む
「聞いていると、何だ貴様はクソ野郎だな」
「ドラゴンごときが俺を語るんじゃねぇ、極獄、、、」
その瞬間、俺は立ち上がり、殴った
ドコォン
「ぐはっ」
殴ると、ラインとカラが飛んできた
「待て、ライン、カラここは俺がやる」
今まで、魔物相手だったが、やはり1番得意なのは対人!これなら勝てる!
カイトがものすごいスピードで俺の方に飛んできて、殴りかかってきた
しかし
俺はそれを避けて、カウンターの正拳突きを喰らわす
「ぐっ…」
カイトは白目を向いて、フラフラ倒れかける
「なんて、やつだ……」
バタッ
カイトは倒れた
そうすると、ラインとカラが
「化け物だ!!逃げるぞ!」
顔を青くして
カイトを持って逃げた
「よし、俺も帰るか」
レインを持って帰ろうとすると
「あの…我のトドメを刺さなくて良いのか…?」
さっきまでの威勢の良い声とは反対に弱々しい声でそう言う
「はは、お前も聞いてただろ?俺はハメられてここに来たんだ。あの時は助かったよ、ありがとう!」
「……」
ドラゴンは黙り込み、そのまま眠りについた
「よし、帰るか」
一方、カイト達は
「陛下!ご報告があります!」
「どうした…?」
「ショウタと言う人物にカイトが倒されました」
「何!?カイトが……?それはありえん、あいつがやられるなど…」
「こちらを」
「ほんとにやられているじゃないか!?今すぐショウタと言う奴を探し出せ!」
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