1 / 5
プロローグ
1話 現世
しおりを挟む
「おーい!キモトラが来たぞ~!」
今日もいじめられるんだな…
この前まではいじめらるなんて想像もしていなかったのに。
2週間ほど前の出来事だ、俺はクラスでのカーストは中の上くらい
特に喧嘩とかもしてこなかったし、皆に恨まれる様な事もしてこなかったつもりだ
そんなある日、俺は1人の女子から告白された。
「松野虎くん!付き合ってください!」
俺の名前は松野虎、そして告白してきた女は木戸あさみだ。
あさみはクラスでもマドンナと言われるほど可愛い子で、俺はすぐさまOKを出した。
しかし、俺は今でもOKを出したことを後悔している。
なんと嘘告だったのだ。
「えー!!OK出したの~?」
隠れていた女子や男子が笑いながら登場する
「お前とあさみが釣り合わないの分からないの?」
今、煽ったこいつは学年一のイケメンである水戸翔だ。
「そんな!嘘だろ!?」
俺は恥ずかしさと怒りによって頭が真っ白になっていた。
「嘘じゃねぇて!自分の顔、鏡で見てみな?」
今、煽ったこいつはクラス一のお調子者の長野明石だ。
「とりあえず、あさみの彼女は俺だよ」
「翔くーん!」
あさみが目をハートにして水戸に抱きつく
(あさみは付き合ってたのかよ!?)
「いいなー!あさみは可愛いから水戸くんと付き合ってえて~」
「えへへ」
この女は日野玲奈。
顔は可愛い方だが、いつも人を馬鹿にして性格が悪いと評判だ。
「とりあえず、今日からあんたの名前はキモカトラね~」
「は!?ふざけんなよ!?」
俺の声なんか無視して去る4人。
明日からいじめらるんじゃないか?という不安で体が震えた。
俺の思った通り、明日学校に行くと嘘告の話はクラスを越えて全体学年にも広まっていた。
その日から俺は2週間、ずっといじめらていた。
主に俺をいじめていたグループは全部で4つのグループ。
水戸翔をリーダーにしたグループ、長野明石をリーダーにしたグループ、日野玲奈をリーダーにした女グループ、辛島鉄をリーダーにしたグループの4つだ。
このグループには学年の半分が所属している。
そんなグループに毎日いじめらている俺は、どこか他の世界に飛んでしまいたいと思っていた。
「あれ!?松野君!今日は遅いね?」
しかし、俺にも優しく声を掛けてくれる女の子が居る。
名前は佐藤葵、この子も俺の前に少しいじめらていた子だ。
だからか、俺に同情して話掛けてくれる。
「うん、ちょっとね…それより俺と一緒に話してたら君もいじめられるよ?」
俺がそう言うと、葵はむぅとした顔で怒る
「そんなの関係無いんだよぅ!松野君と一緒に居れれば…ボソッ」
「ん?後半なんて言ったんだ?」
「と、とりあえず!大丈夫ってことだよ!」
「ははは、なんだそれ!」
俺はこの子が居なかったら、学校に行かなかったかも知れない本当に葵には感謝している
こうして、俺達がクラスに入ろうとすると
何かガヤガヤしていた
「おい、なんなんだよこれは!?」
「誰かがいたずらで書いたの!?」
「おー!かっこいい~」
チラッとクラスを見てみると、そこには巨大な白い魔法陣が地面に刻まれていた
「とりあえず、中に入ってみよう」
俺と葵が入ると。
教室がピカッ光って見えなくなる。
「うぅ…眩しかった…」
光が消えると漫画とかでよく見る城らしき所に寝転んでいた
「せ、成功です!王様!」
「よくやったぞ!」
は!?
周りを見渡すと、武装した兵、王冠を被っているやつ、綺麗な人、たくさんの人が居た。
「全部で40人ほどか…よし!早速鑑定を始めなさい」
鑑定!?何それ?
今日もいじめられるんだな…
この前まではいじめらるなんて想像もしていなかったのに。
2週間ほど前の出来事だ、俺はクラスでのカーストは中の上くらい
特に喧嘩とかもしてこなかったし、皆に恨まれる様な事もしてこなかったつもりだ
そんなある日、俺は1人の女子から告白された。
「松野虎くん!付き合ってください!」
俺の名前は松野虎、そして告白してきた女は木戸あさみだ。
あさみはクラスでもマドンナと言われるほど可愛い子で、俺はすぐさまOKを出した。
しかし、俺は今でもOKを出したことを後悔している。
なんと嘘告だったのだ。
「えー!!OK出したの~?」
隠れていた女子や男子が笑いながら登場する
「お前とあさみが釣り合わないの分からないの?」
今、煽ったこいつは学年一のイケメンである水戸翔だ。
「そんな!嘘だろ!?」
俺は恥ずかしさと怒りによって頭が真っ白になっていた。
「嘘じゃねぇて!自分の顔、鏡で見てみな?」
今、煽ったこいつはクラス一のお調子者の長野明石だ。
「とりあえず、あさみの彼女は俺だよ」
「翔くーん!」
あさみが目をハートにして水戸に抱きつく
(あさみは付き合ってたのかよ!?)
「いいなー!あさみは可愛いから水戸くんと付き合ってえて~」
「えへへ」
この女は日野玲奈。
顔は可愛い方だが、いつも人を馬鹿にして性格が悪いと評判だ。
「とりあえず、今日からあんたの名前はキモカトラね~」
「は!?ふざけんなよ!?」
俺の声なんか無視して去る4人。
明日からいじめらるんじゃないか?という不安で体が震えた。
俺の思った通り、明日学校に行くと嘘告の話はクラスを越えて全体学年にも広まっていた。
その日から俺は2週間、ずっといじめらていた。
主に俺をいじめていたグループは全部で4つのグループ。
水戸翔をリーダーにしたグループ、長野明石をリーダーにしたグループ、日野玲奈をリーダーにした女グループ、辛島鉄をリーダーにしたグループの4つだ。
このグループには学年の半分が所属している。
そんなグループに毎日いじめらている俺は、どこか他の世界に飛んでしまいたいと思っていた。
「あれ!?松野君!今日は遅いね?」
しかし、俺にも優しく声を掛けてくれる女の子が居る。
名前は佐藤葵、この子も俺の前に少しいじめらていた子だ。
だからか、俺に同情して話掛けてくれる。
「うん、ちょっとね…それより俺と一緒に話してたら君もいじめられるよ?」
俺がそう言うと、葵はむぅとした顔で怒る
「そんなの関係無いんだよぅ!松野君と一緒に居れれば…ボソッ」
「ん?後半なんて言ったんだ?」
「と、とりあえず!大丈夫ってことだよ!」
「ははは、なんだそれ!」
俺はこの子が居なかったら、学校に行かなかったかも知れない本当に葵には感謝している
こうして、俺達がクラスに入ろうとすると
何かガヤガヤしていた
「おい、なんなんだよこれは!?」
「誰かがいたずらで書いたの!?」
「おー!かっこいい~」
チラッとクラスを見てみると、そこには巨大な白い魔法陣が地面に刻まれていた
「とりあえず、中に入ってみよう」
俺と葵が入ると。
教室がピカッ光って見えなくなる。
「うぅ…眩しかった…」
光が消えると漫画とかでよく見る城らしき所に寝転んでいた
「せ、成功です!王様!」
「よくやったぞ!」
は!?
周りを見渡すと、武装した兵、王冠を被っているやつ、綺麗な人、たくさんの人が居た。
「全部で40人ほどか…よし!早速鑑定を始めなさい」
鑑定!?何それ?
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
鶴と修羅〜助けられた鶴ですが、恩人の少年がトラックに轢かれて異世界へ!?え?私も行くの?〜
二階堂吉乃
ファンタジー
鶴の妖である千鶴は、ある日釣り糸に絡まっていたところを少年に助けられた。「少年に嫁げ。恩を返さなければ、天罰で死ぬ」と長老達は言う。しかし少年はトラックに轢かれて死んでしまった。絶望する千鶴。だが彼は異世界に転生していることが分かり、彼女は渋々異世界に行く。少年はケンという名の美形の農夫に生まれ変わっていた。一目惚れした千鶴は妻にしてくれと頼んだが、あっさり断られてしまった。結局、押しかけ女房となる。ケンの下には、なぜか次々と妖がやって来る。江戸時代の狐やモンゴルの白馬と千鶴は徐々に家族となっていく。ある日、ケンに召集令状が届く。千鶴に横恋慕した王子の陰謀だった。心配性で甘えん坊の鶴がチートな妖術で奮闘するお話。全30話。

お荷物認定を受けてSSS級PTを追放されました。でも実は俺がいたからSSS級になれていたようです。
幌須 慶治
ファンタジー
S級冒険者PT『疾風の英雄』
電光石火の攻撃で凶悪なモンスターを次々討伐して瞬く間に最上級ランクまで上がった冒険者の夢を体現するPTである。
龍狩りの一閃ゲラートを筆頭に極炎のバーバラ、岩盤砕きガイル、地竜射抜くローラの4人の圧倒的な火力を以って凶悪モンスターを次々と打ち倒していく姿は冒険者どころか庶民の憧れを一身に集めていた。
そんな中で俺、ロイドはただの盾持ち兼荷物運びとして見られている。
盾持ちなのだからと他の4人が動く前に現地で相手の注意を引き、模擬戦の時は2対1での攻撃を受ける。
当然地味な役割なのだから居ても居なくても気にも留められずに居ないものとして扱われる。
今日もそうして地竜を討伐して、俺は1人後処理をしてからギルドに戻る。
ようやく帰り着いた頃には日も沈み酒場で祝杯を挙げる仲間たちに報酬を私に近づいた時にそれは起こる。
ニヤついた目をしたゲラートが言い放つ
「ロイド、お前役にたたなすぎるからクビな!」
全員の目と口が弧を描いたのが見えた。
一応毎日更新目指して、15話位で終わる予定です。
作品紹介に出てる人物、主人公以外重要じゃないのはご愛嬌()
15話で終わる気がしないので終わるまで延長します、脱線多くてごめんなさい 2020/7/26

何でリアルな中世ヨーロッパを舞台にしないかですって? そんなのトイレ事情に決まってるでしょーが!!
京衛武百十
ファンタジー
異世界で何で魔法がやたら発展してるのか、よく分かったわよ。
戦争の為?。違う違う、トイレよトイレ!。魔法があるから、地球の中世ヨーロッパみたいなトイレ事情にならずに済んだらしいのよ。
で、偶然現地で見付けた微生物とそれを操る魔法によって、私、宿角花梨(すくすみかりん)は、立身出世を計ることになったのだった。

追放された王子の俺 〜前世の記憶が戻ったので復讐します〜
黒猫
ファンタジー
王子として産まれた「マール厶・ユースティ」
初めは国全体から愛されていたはずだったが
ある日、10歳で職業やスキルを授かる儀式をする
国全体が期待していると、ハズレ近距離職業・近距離スキルを引いてしまう
現在は魔法使いや狙撃手だけが優遇される時代
王子であるユースティは全国民の前で授かたっため、全ての国民から冷たい目で見られ、罵倒が止まらなかった
信じていた父親からも恥さらしだ!と国から追放されてしまう
そして、この先どうしようかと思ったとき……前世の記憶を思い出し、復讐することを誓う

出来損ない王女(5歳)が、問題児部隊の隊長に就任しました
瑠美るみ子
ファンタジー
魔法至上主義のグラスター王国にて。
レクティタは王族にも関わらず魔力が無かったため、実の父である国王から虐げられていた。
そんな中、彼女は国境の王国魔法軍第七特殊部隊の隊長に任命される。
そこは、実力はあるものの、異教徒や平民の魔法使いばかり集まった部隊で、最近巷で有名になっている集団であった。
王国魔法のみが正当な魔法と信じる国王は、国民から英雄視される第七部隊が目障りだった。そのため、褒美としてレクティタを隊長に就任させ、彼女を生贄に部隊を潰そうとした……のだが。
「隊長~勉強頑張っているか~?」
「ひひひ……差し入れのお菓子です」
「あ、クッキー!!」
「この時間にお菓子をあげると夕飯が入らなくなるからやめなさいといつも言っているでしょう! 隊長もこっそり食べない! せめて一枚だけにしないさい!」
第七部隊の面々は、国王の思惑とは反対に、レクティタと交流していきどんどん仲良くなっていく。
そして、レクティタ自身もまた、変人だが魔法使いのエリートである彼らに囲まれて、英才教育を受けていくうちに己の才能を開花していく。
ほのぼのとコメディ七割、戦闘とシリアス三割ぐらいの、第七部隊の日常物語。
*小説家になろう・カクヨム様にても掲載しています。

異世界でネットショッピングをして商いをしました。
ss
ファンタジー
異世界に飛ばされた主人公、アキラが使えたスキルは「ネットショッピング」だった。
それは、地球の物を買えるというスキルだった。アキラはこれを駆使して異世界で荒稼ぎする。
これはそんなアキラの爽快で時には苦難ありの異世界生活の一端である。(ハーレムはないよ)
よければお気に入り、感想よろしくお願いしますm(_ _)m
hotランキング23位(18日11時時点)
本当にありがとうございます
誤字指摘などありがとうございます!スキルの「作者の権限」で直していこうと思いますが、発動条件がたくさんあるので直すのに時間がかかりますので気長にお待ちください。

僕の秘密を知った自称勇者が聖剣を寄越せと言ってきたので渡してみた
黒木メイ
ファンタジー
世界に一人しかいないと言われている『勇者』。
その『勇者』は今、ワグナー王国にいるらしい。
曖昧なのには理由があった。
『勇者』だと思わしき少年、レンが頑なに「僕は勇者じゃない」と言っているからだ。
どんなに周りが勇者だと持て囃してもレンは認めようとしない。
※小説家になろうにも随時転載中。
レンはただ、ある目的のついでに人々を助けただけだと言う。
それでも皆はレンが勇者だと思っていた。
突如日本という国から彼らが転移してくるまでは。
はたして、レンは本当に勇者ではないのか……。
ざまぁあり・友情あり・謎ありな作品です。
※小説家になろう、カクヨム、ネオページにも掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる