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プロローグ
1話 現世
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「おーい!キモトラが来たぞ~!」
今日もいじめられるんだな…
この前まではいじめらるなんて想像もしていなかったのに。
2週間ほど前の出来事だ、俺はクラスでのカーストは中の上くらい
特に喧嘩とかもしてこなかったし、皆に恨まれる様な事もしてこなかったつもりだ
そんなある日、俺は1人の女子から告白された。
「松野虎くん!付き合ってください!」
俺の名前は松野虎、そして告白してきた女は木戸あさみだ。
あさみはクラスでもマドンナと言われるほど可愛い子で、俺はすぐさまOKを出した。
しかし、俺は今でもOKを出したことを後悔している。
なんと嘘告だったのだ。
「えー!!OK出したの~?」
隠れていた女子や男子が笑いながら登場する
「お前とあさみが釣り合わないの分からないの?」
今、煽ったこいつは学年一のイケメンである水戸翔だ。
「そんな!嘘だろ!?」
俺は恥ずかしさと怒りによって頭が真っ白になっていた。
「嘘じゃねぇて!自分の顔、鏡で見てみな?」
今、煽ったこいつはクラス一のお調子者の長野明石だ。
「とりあえず、あさみの彼女は俺だよ」
「翔くーん!」
あさみが目をハートにして水戸に抱きつく
(あさみは付き合ってたのかよ!?)
「いいなー!あさみは可愛いから水戸くんと付き合ってえて~」
「えへへ」
この女は日野玲奈。
顔は可愛い方だが、いつも人を馬鹿にして性格が悪いと評判だ。
「とりあえず、今日からあんたの名前はキモカトラね~」
「は!?ふざけんなよ!?」
俺の声なんか無視して去る4人。
明日からいじめらるんじゃないか?という不安で体が震えた。
俺の思った通り、明日学校に行くと嘘告の話はクラスを越えて全体学年にも広まっていた。
その日から俺は2週間、ずっといじめらていた。
主に俺をいじめていたグループは全部で4つのグループ。
水戸翔をリーダーにしたグループ、長野明石をリーダーにしたグループ、日野玲奈をリーダーにした女グループ、辛島鉄をリーダーにしたグループの4つだ。
このグループには学年の半分が所属している。
そんなグループに毎日いじめらている俺は、どこか他の世界に飛んでしまいたいと思っていた。
「あれ!?松野君!今日は遅いね?」
しかし、俺にも優しく声を掛けてくれる女の子が居る。
名前は佐藤葵、この子も俺の前に少しいじめらていた子だ。
だからか、俺に同情して話掛けてくれる。
「うん、ちょっとね…それより俺と一緒に話してたら君もいじめられるよ?」
俺がそう言うと、葵はむぅとした顔で怒る
「そんなの関係無いんだよぅ!松野君と一緒に居れれば…ボソッ」
「ん?後半なんて言ったんだ?」
「と、とりあえず!大丈夫ってことだよ!」
「ははは、なんだそれ!」
俺はこの子が居なかったら、学校に行かなかったかも知れない本当に葵には感謝している
こうして、俺達がクラスに入ろうとすると
何かガヤガヤしていた
「おい、なんなんだよこれは!?」
「誰かがいたずらで書いたの!?」
「おー!かっこいい~」
チラッとクラスを見てみると、そこには巨大な白い魔法陣が地面に刻まれていた
「とりあえず、中に入ってみよう」
俺と葵が入ると。
教室がピカッ光って見えなくなる。
「うぅ…眩しかった…」
光が消えると漫画とかでよく見る城らしき所に寝転んでいた
「せ、成功です!王様!」
「よくやったぞ!」
は!?
周りを見渡すと、武装した兵、王冠を被っているやつ、綺麗な人、たくさんの人が居た。
「全部で40人ほどか…よし!早速鑑定を始めなさい」
鑑定!?何それ?
今日もいじめられるんだな…
この前まではいじめらるなんて想像もしていなかったのに。
2週間ほど前の出来事だ、俺はクラスでのカーストは中の上くらい
特に喧嘩とかもしてこなかったし、皆に恨まれる様な事もしてこなかったつもりだ
そんなある日、俺は1人の女子から告白された。
「松野虎くん!付き合ってください!」
俺の名前は松野虎、そして告白してきた女は木戸あさみだ。
あさみはクラスでもマドンナと言われるほど可愛い子で、俺はすぐさまOKを出した。
しかし、俺は今でもOKを出したことを後悔している。
なんと嘘告だったのだ。
「えー!!OK出したの~?」
隠れていた女子や男子が笑いながら登場する
「お前とあさみが釣り合わないの分からないの?」
今、煽ったこいつは学年一のイケメンである水戸翔だ。
「そんな!嘘だろ!?」
俺は恥ずかしさと怒りによって頭が真っ白になっていた。
「嘘じゃねぇて!自分の顔、鏡で見てみな?」
今、煽ったこいつはクラス一のお調子者の長野明石だ。
「とりあえず、あさみの彼女は俺だよ」
「翔くーん!」
あさみが目をハートにして水戸に抱きつく
(あさみは付き合ってたのかよ!?)
「いいなー!あさみは可愛いから水戸くんと付き合ってえて~」
「えへへ」
この女は日野玲奈。
顔は可愛い方だが、いつも人を馬鹿にして性格が悪いと評判だ。
「とりあえず、今日からあんたの名前はキモカトラね~」
「は!?ふざけんなよ!?」
俺の声なんか無視して去る4人。
明日からいじめらるんじゃないか?という不安で体が震えた。
俺の思った通り、明日学校に行くと嘘告の話はクラスを越えて全体学年にも広まっていた。
その日から俺は2週間、ずっといじめらていた。
主に俺をいじめていたグループは全部で4つのグループ。
水戸翔をリーダーにしたグループ、長野明石をリーダーにしたグループ、日野玲奈をリーダーにした女グループ、辛島鉄をリーダーにしたグループの4つだ。
このグループには学年の半分が所属している。
そんなグループに毎日いじめらている俺は、どこか他の世界に飛んでしまいたいと思っていた。
「あれ!?松野君!今日は遅いね?」
しかし、俺にも優しく声を掛けてくれる女の子が居る。
名前は佐藤葵、この子も俺の前に少しいじめらていた子だ。
だからか、俺に同情して話掛けてくれる。
「うん、ちょっとね…それより俺と一緒に話してたら君もいじめられるよ?」
俺がそう言うと、葵はむぅとした顔で怒る
「そんなの関係無いんだよぅ!松野君と一緒に居れれば…ボソッ」
「ん?後半なんて言ったんだ?」
「と、とりあえず!大丈夫ってことだよ!」
「ははは、なんだそれ!」
俺はこの子が居なかったら、学校に行かなかったかも知れない本当に葵には感謝している
こうして、俺達がクラスに入ろうとすると
何かガヤガヤしていた
「おい、なんなんだよこれは!?」
「誰かがいたずらで書いたの!?」
「おー!かっこいい~」
チラッとクラスを見てみると、そこには巨大な白い魔法陣が地面に刻まれていた
「とりあえず、中に入ってみよう」
俺と葵が入ると。
教室がピカッ光って見えなくなる。
「うぅ…眩しかった…」
光が消えると漫画とかでよく見る城らしき所に寝転んでいた
「せ、成功です!王様!」
「よくやったぞ!」
は!?
周りを見渡すと、武装した兵、王冠を被っているやつ、綺麗な人、たくさんの人が居た。
「全部で40人ほどか…よし!早速鑑定を始めなさい」
鑑定!?何それ?
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