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《No88》♡

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ー【ニアとルドルフの部屋】ー

ルドルフは、部屋に戻ると、ニアはまだ風呂に入っていた。侍女達を下がらせて、浴室の中に入って行く。

ニアは異世界の、日本の記憶があるせいか、入浴の世話をされるのが、嫌いだ。自分の身体も髪も、日本では小さな子供以外は、自分で洗うのが、当たり前だったと言ってた。

私も服を脱ぎ捨て、浴室の扉を開けると、ニアは湯船に浸かりながら、驚いた顔をして、恥ずかしそうにした。私はニアに声を掛けた。

「ニア、一緒に入ろう。もう身体は洗ったのかい?髪は洗ったようだね」

ニアは、恥ずかしそうに髪は洗った所よ。身体はこれからだと言った。私はニアを湯船から出るように言って、身体を洗ってあけた。

ニアは、何時ものように(自分で洗えるわ)と言って抵抗するが、結局私に洗われる。海綿に石鹸を擦り付けて、泡立てる。私は恥ずかしがる、ニアの背後に立ち、手を後ろから前に出して、首から胸へと、ゆっくり優しく滑らせながら、洗っていく。反対の手は、泡の滑りを借りて、大きくて柔らかな胸を持ち上げながら、手を滑らせツンと立ち上がった、突起をもて遊ぶ。

「あぁ…やぁっ…ルド…はぁっ…んん…」

「ニア、ほら脚を開いて、大事な所が洗えないよ?立って洗うより、座った方がいいようだね?」

私は椅子に座って、ニアを膝の上に乗せて、胸の突起から手を離し、両手や太腿や脚を洗って行く。ニアは、くすぐったがり、身体をくねらせる。背中も、海綿を滑らせて洗い終わり、湯で泡を流し終わる。

湯船に戻ろうとしたニアに、私は意地悪を言った。逆恨みのヤキモチなのは、解っていたが、悔しかったからだ。ニアとアンソニーには、男女の感情は無い事は解っているが、時々二人にしか解らない事を、楽しそうに話しているのを見ると、悔しくなる。

勿論、聞けば教えてくれるのだが、そんな二人を見ると、不安になるのだ。そして自分以上に、二人が特別な関係に見えてしまう。あんなにべったり一緒の、シャトンには感じない感情だ。

「ニア、今日はニアに私を、洗って欲しいな。たまにはいいだろう?」

ニアは、赤くなりながら、私の膝から立ち上がり、海綿を泡立てている。

「ルド、後ろ向きになって?」

私は椅子の向きを変えて、ニアに背中を見せた。ニアは私の首や背中と、海綿を滑らせる。背中側が終わり、前に向きを変えて、腕を出す。

ニアは、私の腕、首、胸板、脚と、海綿を滑らせ、優しく洗ってくれる。ある一部を除いてだ。脚を洗う時は恥ずかしがり、顔をそむけながら、洗ってくれる。

「ニア?まだ洗ってない所があるよ?」

ニアは顔を赤らめ(そこは、自分で洗って…)と言った。私はニアの手を引き、自分の手を重ねて触らせてる。(ほら、こうやって優しく洗って…)と手を動かす。洗い終わり、自分の体に湯を掛けて、泡を流してしゃがんでいる、ニアの顔の前に立ち上がった、男根を見せつける。

顔を背ける、ニアの頭に手をあてて、正面を向かせて、私はニアの唇を指でなぞりながら言った。

「ニア、口で咥えて…ほら、あぁ~んて…」

ニアは、増々赤くなり、目を逸らす。
ニアの手を取り、自分の手を重ねて、男根を握らせて唇に寄せる…ニアは、おずおずと、私の男根の先を咥えた。まさか、咥えるとは思わなかった…。
驚きと興奮で、私は顔にかかった、ニアの髪の毛を背中に流しながら言う。

「ニア、いいこだね…もう少し奥まで、咥えてご覧? そう…じょうずだよ…。舌を這わせるようにして、頭を動かして……手も握って、しごくんだよ?」

私はニアの頭を前後に揺らしてやる。ニアは、言われた通りにしながら、一生懸命、時折、えずきながら私の男根を咥えている。

慣れていない、ぎこちないニアに、私の男根は興奮して、また大きくなる。ニアは苦しそうに、上目遣いで私を見上げて来た。そんなニアを見て、私はゾクゾクして、我慢の限界だった。ニアの頭を押さえつけて、喉の奥まで押し込んで、腰を揺らして口の中に吐き出した。

涙目で苦しそうに、ゲホゲホとえずくニアに、口をゆすがせて、急いで抱き上げてベッドに連れて行き、何時ものチョコを食べさせた。

「ニア、ごめんね…まだ苦しいかい?ニアに口でしてもらって、嬉しくて夢中になって、しまったよ。ほら、口直しのチョコだよ?食べせてあげるからね」

そう言って、チョコを口に含み、ニアに口付けして、舌を絡めながら、チョコを食べさせた。

角度を変えて口付けを深くして、柔らかな胸を揉みしだく。

「んん…っ…はぁぁっ…ん…んんっ…ふっ…んん…」

胸の突起をクニクニと指で摘みながら、唇を離して、反対の胸の突起を口に含んで、甘噛する。ニアの身体はビクビク跳ねながら、甘い声が洩れて来る。

「はぁん…っ…ふっ…んん…ルドぉ…んん…っ…あぁ…噛んじゃ…駄目ぇ…あぁん…」

口で突起をしゃぶりながら、蜜口に手を滑らせると、蜜がたっぷり溢れている。秘玉を指で擦り上げると、ニアは私の頭を抱き込んで、身体を跳ねさせながら身悶える。

「あぁぁ…やぁっ…はぁっ…ん…んんっ…あぁ…だ…めぇぇ…っ…」

その後も、たっぷりとニアを鳴かせて、蜜壺の中に、白濁を何度も注ぎ込み、愛しいニアを、腕の中に抱きしめて、不安な気持ちを払拭させた。

(あぁ…また、やり過ぎたな…明日は、朝から機嫌が悪いだろうな…)

そう思いながら、ニアの額に口づけを落として、ルドルフは眠りについた。
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