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序章
遅刻したノストラダムス
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「地球のみなさんこんにちは。この星は我々の領地です。」
西暦20××年4月1日。
世界は、突然現れた異世界の王子様に、唐突に終わりを告げられた。遅れてやってきたノストラダムスの大予言よろしく、奇しくもエイプリルフールに、嘘のようにそいつらは現れた。
地球の中心でも無い日本のとある町に、およそ10万の兵隊を連れて突然現れた理由を、デネブと名乗る異世界の王子はこう語った。
「ふん。貴様らを瞬間に消し去るのは容易いことだが面白味もない。そこで、我々の魔法により」
デネブと名乗る異世界の王子は、水晶玉を取り出した。
「地球からランダムで選ばれた1名の人間に、勝負の方法を決めてもらい、そのルールで我々が勝利すれば全地球人を消し去らせてもらう」
不敵に、デネブは笑った。
「戦争でも、一対一の決闘でも、もちろん頭脳を競うものや、貴様らの得意範囲なもので、どんな内容でもよい」
デネブは、光の当たり方で怪しく色を変えるマントを翻し、横柄な態度で言い放った。
「さて、それでは貴様らの運命を決める選出者の発表だ!!!」
西暦20××年4月1日。
世界は、突然現れた異世界の王子様に、唐突に終わりを告げられた。遅れてやってきたノストラダムスの大予言よろしく、奇しくもエイプリルフールに、嘘のようにそいつらは現れた。
地球の中心でも無い日本のとある町に、およそ10万の兵隊を連れて突然現れた理由を、デネブと名乗る異世界の王子はこう語った。
「ふん。貴様らを瞬間に消し去るのは容易いことだが面白味もない。そこで、我々の魔法により」
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不敵に、デネブは笑った。
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