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第一話 なんでこんな世界に!?
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私は、大好きだったけど、今は嫌いな乙女ゲームの世界に転生した。
最悪すぎる。どうしてこんな世界に。
なぜ、私がこの世界が嫌いなのか、それは、推しキャラが死んだ世界だからだ。
私の推しキャラは、シュナという名前で、乙女ゲームの主人公。
そう、主人公なのに死んだのだ。
攻略対象に騙されて、死んだのだ。
どのエンドにも主人公が生き残る道はなかった。
攻略対象と相打ちになって死ぬエンドと、攻略対象に濡れ衣を着せられて殺される断頭台エンドと、攻略対象に好かれて殺されるヤンデレエンド、攻略対象と友達になって攻略対象の他の友達に嫉妬されて殺される友情エンド。
この四つがあった。ちなみに隠れエンドとしては、戦争エンドもあった。
戦争エンドだとモブも、攻略対象も、主人公も死ぬ。最低最悪のエンドだ。
すべてが悲劇すぎるのだ。この物語の作者が私は嫌いだった。この物語の終わり方も嫌いだった。
でも、まあ、良かったのかもしれない。転生できて。
自分なりにこのゲームのシナリオを捻じ曲げて主人公の死なない最高のエンドにしてやろうか。
「シュナさん。私と婚約してくださいませんか?」
そうそう、この場面から始まるんだよねー、ゲームのⅡが_って、
「え!?」
Ⅱ?今Ⅱなの!?まじ?もうそろそろ主人公死んじゃうじゃん。やば。
これ絶対はいっていっちゃだめなんだよね。
ゲームでは、はいしか選択できなかったけど。いまは、現実だから断れる。
「いいえ。」
よし、言えた。攻略対象_ソラが驚いた顔をしている。
そういえばこのゲームの世界で自分より身分が高いもののプロポーズって断ったら死刑なんだっけ。
え?あ、そっか。死刑なのか。ミスった。いいえって言っちゃったよ。
もう終わっちゃうじゃん。人生終了。さようなら、始まったばかりの私の人生。
「くっ、、ははっ。お前、おもしろいな。死にたいのか?」
砕けた口調になっている。さっきまで敬語使ってたのに。
「あ、いや、えと、」
死にたくないです。死にたくないです。ごめんなさい。
なんで作者こんなバカな法律この世界につくったんだよ。
さっそく死にそうだよ。まあそのこと忘れてた私もやばいけど。
「いいよ、今の。聞かなかったことにしてやろう。公の場じゃないしな。で、返事は?」
く、こいつ腹立つ。なんかすんごい腹立つ。
いいえって言おうかな。主人公だしさすがにここで死なないだろ。
死んだらゲーム始まってすぐ終わっちゃうし。さすがに作者も殺さないだろ。
「いいえです。あなたのこと、好きではないので。」
「あっそ。じゃあいいや、無理やりにでも惚れさせてやる。」
ソラはそう言って、私に背を向けて去っていった。
そういえばこいつってとってもプライド高いんだったな。こんな振り方したらそりゃ腹立つか。
なんか逆に燃えてそうで怖いな。
意地でも惚れてやるもんか。お前みたいに残酷で私のことを殺す奴なんかに。
私はそう思った。こうして、ゲームは始まったのであった。
最悪すぎる。どうしてこんな世界に。
なぜ、私がこの世界が嫌いなのか、それは、推しキャラが死んだ世界だからだ。
私の推しキャラは、シュナという名前で、乙女ゲームの主人公。
そう、主人公なのに死んだのだ。
攻略対象に騙されて、死んだのだ。
どのエンドにも主人公が生き残る道はなかった。
攻略対象と相打ちになって死ぬエンドと、攻略対象に濡れ衣を着せられて殺される断頭台エンドと、攻略対象に好かれて殺されるヤンデレエンド、攻略対象と友達になって攻略対象の他の友達に嫉妬されて殺される友情エンド。
この四つがあった。ちなみに隠れエンドとしては、戦争エンドもあった。
戦争エンドだとモブも、攻略対象も、主人公も死ぬ。最低最悪のエンドだ。
すべてが悲劇すぎるのだ。この物語の作者が私は嫌いだった。この物語の終わり方も嫌いだった。
でも、まあ、良かったのかもしれない。転生できて。
自分なりにこのゲームのシナリオを捻じ曲げて主人公の死なない最高のエンドにしてやろうか。
「シュナさん。私と婚約してくださいませんか?」
そうそう、この場面から始まるんだよねー、ゲームのⅡが_って、
「え!?」
Ⅱ?今Ⅱなの!?まじ?もうそろそろ主人公死んじゃうじゃん。やば。
これ絶対はいっていっちゃだめなんだよね。
ゲームでは、はいしか選択できなかったけど。いまは、現実だから断れる。
「いいえ。」
よし、言えた。攻略対象_ソラが驚いた顔をしている。
そういえばこのゲームの世界で自分より身分が高いもののプロポーズって断ったら死刑なんだっけ。
え?あ、そっか。死刑なのか。ミスった。いいえって言っちゃったよ。
もう終わっちゃうじゃん。人生終了。さようなら、始まったばかりの私の人生。
「くっ、、ははっ。お前、おもしろいな。死にたいのか?」
砕けた口調になっている。さっきまで敬語使ってたのに。
「あ、いや、えと、」
死にたくないです。死にたくないです。ごめんなさい。
なんで作者こんなバカな法律この世界につくったんだよ。
さっそく死にそうだよ。まあそのこと忘れてた私もやばいけど。
「いいよ、今の。聞かなかったことにしてやろう。公の場じゃないしな。で、返事は?」
く、こいつ腹立つ。なんかすんごい腹立つ。
いいえって言おうかな。主人公だしさすがにここで死なないだろ。
死んだらゲーム始まってすぐ終わっちゃうし。さすがに作者も殺さないだろ。
「いいえです。あなたのこと、好きではないので。」
「あっそ。じゃあいいや、無理やりにでも惚れさせてやる。」
ソラはそう言って、私に背を向けて去っていった。
そういえばこいつってとってもプライド高いんだったな。こんな振り方したらそりゃ腹立つか。
なんか逆に燃えてそうで怖いな。
意地でも惚れてやるもんか。お前みたいに残酷で私のことを殺す奴なんかに。
私はそう思った。こうして、ゲームは始まったのであった。
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