大怪獣異世界に現わる ~雇われ労働にテンプレはない~

轆轤百足

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設定・資料

星外魔獣・怪響猛殻獣オンバルロ

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《データ》

体高:約7メートル


体重:推定40トン


《概要》


 全身が骨質の青い外骨格に覆われた二足歩行型の魔獣。
 頭部と背中の外殻からは無数の角状突起が生え、頭部は獣の頭蓋骨を思わせる形状をしている。
 手足は細長く、筋力ならびに敏捷性に優れ高い身体能力を持つ。


《武装・能力》


・生体音波砲

 両肩部外骨格内に一門ずつ備わる武装。
 常時は内部に納められているが、肩部外骨格が上下に展開することで放物面反射器状の発射口が出現する。
 特殊な可燃ガスと酸化ガスの混合物質を燃焼室で爆発的に燃焼させ、生じた音波を共鳴器官(硬質体組織で構成された音叉のような物が数多く並ぶ内臓器官)で増幅し、さらに遮音性の菅で高速反響させ肩部の砲口から強力な衝撃波として撃ち出す。


・破砕球

 モーニングスターに酷似したイボ状突起付の球体。
 球体部は本体の外骨格と同質の成分で構成されており、強固かつ非常に密度が高く、これを高速で叩きつける強力な質量武器である。
 本体の背中に視認が困難な程の細い繊維で繋がっており、攻撃中はさながら球体が自律的に可動してるようにしか見えず、それゆえに攻撃のタイミングが読みにくい。(魔獣本体の動きがなく、繊維の軌道も視認困難なため、攻撃の起こりが察知できない)


・無音領域

 周囲のあらゆる音を観測し、それとは逆の波形を外骨格の突起から発生させて音を相殺することで無音の空間を形成することを可能としている。
 これに加え、口から煙幕を噴射することで敵から自分の位置を隠蔽することができる。
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