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超魔の目覚め
続く激戦
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電磁加速機関砲の照準に定められて、ナルミは自分の顔から一気に血の気が引くのを感じた。
量子デバイス器官で射撃統制が行われているヴァナルガンの火器はどれもが高精度なのだ。
間違いなく一発で命中させてくる。
ナルミはオボロやニオンのように超人的な肉体を持つ分けではないのだから、耐えること以前に音速の六倍の砲弾を避けるなど無理な話だ。
「……う、ぁ」
思わずナルミは引きつった声を漏らした。
死に際ゆえか、電磁加速砲を受けた自分の姿形が嫌でも頭の中を過る。
一発で血霧になりはて、挽き肉が周囲にばらまかれる死に様の光景が。
……しかし、その一発が放たれることはなかった。
細い光の柱が駆け抜け、ヴァナルガンの左足首付近に着弾したのだ。
「ジュオォォォ!?」
爆炎が上がり、左足首を構築していた金属細胞が融解して飛び散る。
その影響で体勢を崩したことで、超獣の電磁加速機関砲の発砲は未遂と化したのだ。
「……シキシマ」
鋭い閃光が発射された方に、ナルミは青ざめた顔を向ける。
そこには方膝立ちで人指し指をヴァナルガンに向けて伸ばすシキシマの姿。
間一髪でナルミの命を救ったのは粒子の一閃、原子熱線砲であった。
「グオォォォン!」
そして戦人の咆哮が鳴り響く。
シキシマは、すぐさま立ち上がるとその大出力で駆け出しバランスを崩しているヴァナルガンに体当たりを仕掛けた。
「ジュオッ!」
金属同士がぶつかり合う甲高い轟音が鳴り響く。
その衝撃で超獣はよろめくが、転倒はせずにシキシマから距離を離した。
「ガァオ?」
そしてナルミの無事を確かめるかのように、シキシマは彼女に瞳がない光輝く視線を向ける。
「……あ、ありがとう……シキシマ。助かったよ」
ナルミは崩れるように、その場に両膝をつく。
覚悟もしないうちにバラバラにされるところだったのだ。
死に際の緊張と戦慄からの急激な解放で、ヘナヘナと力が抜けていく。
そして彼女の頭の中に言葉が伝わる。
(ナルミ、そこから離れていろ。お前を庇いながら戦うのは困難だ)
ハクラの言葉に頷くと、ナルミは脱力した脚に言い聞かせるように力を込めて立ち上がった。
明らかに自分がここにいるとシキシマとクサマの邪魔になる。
離れたヴァナルガンが動きを止めている、今のうちに退避しなくては。
そして大きく飛び上がって、その場から徐々に後退しいく。
オボロとでは比較にもならないが、それでも並の人間より身体能力は高い。
何度か跳躍するだけで、戦いの場から大きく離れることができた。
「これだけ離れれば」
そして戦闘に巻き込まれない距離に達したらところで、ナルミは魔人達と超獣に向き直る。
かなり距離を離したとしても、魔人も超獣も巨大なため十分に肉眼で視認できる。
……そして、それに気づいた。
「損傷していた箇所が……」
(くっ! ほぼ修復を終えたか……)
シキシマとクサマの人工頭脳に、ハクラの舌打ちが伝わってきた。
「ガァオッ」
再び超獣に顔を向けシキシマは身構える。
原子熱線砲と拳打で損傷していたヴァナルガンの肩部装甲と胴体装甲が、何事もなかったかかのように元通り再生していたのだ。
ナルミが退避している間、何も行動しなかったのはエネルギー配分を再生に集中していたためだろう。
時間を与えたことは迂闊だったとは言え、ナルミを逃がすためにも仕方ないことであった。
「ガァオォォォ!」
チマチマと攻撃していたのでは、瞬く間に修復されるだけ。
なら一気に攻め、殲滅するしかない、と考えたのか大地を揺るがせシキシマは走り出す。
「ン゙マッ」
それに合わせ、機体を起こしたクサマが援護として誘導弾を六機発射した。
また迎撃行動を誘い奴に隙を作る、シキシマの攻撃を確実に直撃させるためにも。
「ジュオッ!」
だがヴァナルガンは迎撃行動は行わず両腕を前面で交差させて、クサマの誘導弾を腕の装甲で受けた。
爆音が鳴り響き、爆炎に飲み込まれるが、その白銀の装甲にほとんど損傷はない。
もとより超獣の装甲は核攻撃にも対応したもの。
ゆえにわざわざ隙を作ってしまうような電磁加速機関砲での迎撃は行わず、あえて装甲で受け止めることにしたのだろう。
「ジュオォォォ!」
そして誘導弾で発生した黒煙が晴れきらぬうちに、超獣は肩部装甲の砲口から破壊光弾を二発撃ち込んだ。
その狙いはシキシマではなく、その疾走する機体の足下であった。
地面が熱プラズマで融解して吹き飛ぶ。
「ガァオッ!?」
突如、足下に発生した爆発の衝撃でシキシマは転倒しそうになり、思わず立ち止まる。
やはり体重が軽い分、衝撃などで姿勢を崩しやすいのである。
「ジュオォォォ!」
そしてその動きの乱れを超獣が見逃すはずもなく背部と足底のスラスターを噴射させ、怯んだシキシマに急接近し加速の威力を上乗せしたラリアットで魔人を地面に叩きつけた。
強い地震のごとく大地が揺さぶられる。
「ガァオッ?」
が、大地に食い込んだシキシマの装甲にはやはりダメージは見られない。
しかし、すぐさまヴァナルガンの追撃が来た。
右手首の器官から電離体刀を発振させ、倒れるシキシマの顔面に突き立てようとしていた。
「グオォォォン!」
だが、そうはさせまいとシキシマは横になったまま超獣の脚を力強く蹴りつける。
いかに体重差が十倍以上とは言え、出力はシキシマの方が上。
脚に強烈な打撃を受けたヴァナルガンが体勢を崩したことで、プラズマの光刃は逸れて地面に突き刺さった。
電離体刀が接触した土壌は一瞬で蒸発し、さらに接触部を中心にして拡がるようにして赤熱化してドロドロに融解した。
そして、その伸びきった超獣の腕にシキシマは左手で掴みかかる。
「グオォォォン!」
魔人は力強く咆哮すると、左手の握力を一気に強める。
すると、メリメリと大きな音をあげながらヴァナルガンの右前腕部が潰れ、そして亀裂が入った瞬間爆発した。
「ジュオ!?」
右腕が吹っ飛んだことで一瞬ヴァナルガンの動きがとまった。
そして、そのチャンスを見逃さずシキシマは超獣を蹴り飛ばして遠ざける。
電離体刀のエネルギーが破損部から漏れだしてしまったためにヴァナルガンの腕は粉々になってしまったのだ。
……だがしかし、できたばかりのその破損部もたちまちに修復されていく。
「ガァオォォォン!」
シキシマは立ち上がるなり身構える。
そしてヴァナルガンが右腕を修復し終える前に攻めこんだ。
猛スピードで突進をしかけ、そのままもつれ合いながら超獣を押し込んでいく。
ヴァナルガンも負けじと力むが、やはりパワーは魔人の方が上でシキシマを押し返すことができず、大地を削りながら無理矢理に後退させられる。
そして爆音とともに、今度はヴァナルガンが転倒した。
超獣の足下で爆発が起きたのだ。
「ン゙マッシ!」
爆発の原因はクサマの誘導弾による支援攻撃であった。
「ガァオォォォン!」
横になった超獣、一気に攻め込む最大機会である。
シキシマはヴァナルガンの顔面に向けて鉄拳を降り下ろした。
「ジュオォォォ!」
しかし惜しくも拳は顔面ではなく地面にメリ込む。
ヴァナルガンは足底のスラスターを急激に噴出させ、体を横にしたまま地面スレスレを飛行し回避したのである。
そして背部のスラスターも噴出させ、体勢を垂直にもどすと再び地面に降り立った。
(……くそっ! 決定打がとれんか)
苛立たしげにハクラの言葉がシキシマの頭脳に響き渡る。
先程破壊したヴァナルガンの右腕が、もう再生していたのだ。
修復機能もさることながら、判断力や反応速度や戦闘技能にも優れるため厄介極まりない。
まるで終わりが見えない戦いである。
「ジュオッ?」
と、その時だったいきなり金属の破片がブーメランのごとく飛来しヴァナルガンの頭部にぶつかった。
「途中で拾ったお前の装甲の一部だ!」
その声は超獣の背後からだった。
「今のは、ただいまの投擲接吻だぜ! 覚悟しろよ銀ピカ野郎め。PC筋も、みっちり鍛えているオレの強さ、見せてやるぜ」
そこにいたのは身体と頭に重症を全裸の巨大熊であった。
量子デバイス器官で射撃統制が行われているヴァナルガンの火器はどれもが高精度なのだ。
間違いなく一発で命中させてくる。
ナルミはオボロやニオンのように超人的な肉体を持つ分けではないのだから、耐えること以前に音速の六倍の砲弾を避けるなど無理な話だ。
「……う、ぁ」
思わずナルミは引きつった声を漏らした。
死に際ゆえか、電磁加速砲を受けた自分の姿形が嫌でも頭の中を過る。
一発で血霧になりはて、挽き肉が周囲にばらまかれる死に様の光景が。
……しかし、その一発が放たれることはなかった。
細い光の柱が駆け抜け、ヴァナルガンの左足首付近に着弾したのだ。
「ジュオォォォ!?」
爆炎が上がり、左足首を構築していた金属細胞が融解して飛び散る。
その影響で体勢を崩したことで、超獣の電磁加速機関砲の発砲は未遂と化したのだ。
「……シキシマ」
鋭い閃光が発射された方に、ナルミは青ざめた顔を向ける。
そこには方膝立ちで人指し指をヴァナルガンに向けて伸ばすシキシマの姿。
間一髪でナルミの命を救ったのは粒子の一閃、原子熱線砲であった。
「グオォォォン!」
そして戦人の咆哮が鳴り響く。
シキシマは、すぐさま立ち上がるとその大出力で駆け出しバランスを崩しているヴァナルガンに体当たりを仕掛けた。
「ジュオッ!」
金属同士がぶつかり合う甲高い轟音が鳴り響く。
その衝撃で超獣はよろめくが、転倒はせずにシキシマから距離を離した。
「ガァオ?」
そしてナルミの無事を確かめるかのように、シキシマは彼女に瞳がない光輝く視線を向ける。
「……あ、ありがとう……シキシマ。助かったよ」
ナルミは崩れるように、その場に両膝をつく。
覚悟もしないうちにバラバラにされるところだったのだ。
死に際の緊張と戦慄からの急激な解放で、ヘナヘナと力が抜けていく。
そして彼女の頭の中に言葉が伝わる。
(ナルミ、そこから離れていろ。お前を庇いながら戦うのは困難だ)
ハクラの言葉に頷くと、ナルミは脱力した脚に言い聞かせるように力を込めて立ち上がった。
明らかに自分がここにいるとシキシマとクサマの邪魔になる。
離れたヴァナルガンが動きを止めている、今のうちに退避しなくては。
そして大きく飛び上がって、その場から徐々に後退しいく。
オボロとでは比較にもならないが、それでも並の人間より身体能力は高い。
何度か跳躍するだけで、戦いの場から大きく離れることができた。
「これだけ離れれば」
そして戦闘に巻き込まれない距離に達したらところで、ナルミは魔人達と超獣に向き直る。
かなり距離を離したとしても、魔人も超獣も巨大なため十分に肉眼で視認できる。
……そして、それに気づいた。
「損傷していた箇所が……」
(くっ! ほぼ修復を終えたか……)
シキシマとクサマの人工頭脳に、ハクラの舌打ちが伝わってきた。
「ガァオッ」
再び超獣に顔を向けシキシマは身構える。
原子熱線砲と拳打で損傷していたヴァナルガンの肩部装甲と胴体装甲が、何事もなかったかかのように元通り再生していたのだ。
ナルミが退避している間、何も行動しなかったのはエネルギー配分を再生に集中していたためだろう。
時間を与えたことは迂闊だったとは言え、ナルミを逃がすためにも仕方ないことであった。
「ガァオォォォ!」
チマチマと攻撃していたのでは、瞬く間に修復されるだけ。
なら一気に攻め、殲滅するしかない、と考えたのか大地を揺るがせシキシマは走り出す。
「ン゙マッ」
それに合わせ、機体を起こしたクサマが援護として誘導弾を六機発射した。
また迎撃行動を誘い奴に隙を作る、シキシマの攻撃を確実に直撃させるためにも。
「ジュオッ!」
だがヴァナルガンは迎撃行動は行わず両腕を前面で交差させて、クサマの誘導弾を腕の装甲で受けた。
爆音が鳴り響き、爆炎に飲み込まれるが、その白銀の装甲にほとんど損傷はない。
もとより超獣の装甲は核攻撃にも対応したもの。
ゆえにわざわざ隙を作ってしまうような電磁加速機関砲での迎撃は行わず、あえて装甲で受け止めることにしたのだろう。
「ジュオォォォ!」
そして誘導弾で発生した黒煙が晴れきらぬうちに、超獣は肩部装甲の砲口から破壊光弾を二発撃ち込んだ。
その狙いはシキシマではなく、その疾走する機体の足下であった。
地面が熱プラズマで融解して吹き飛ぶ。
「ガァオッ!?」
突如、足下に発生した爆発の衝撃でシキシマは転倒しそうになり、思わず立ち止まる。
やはり体重が軽い分、衝撃などで姿勢を崩しやすいのである。
「ジュオォォォ!」
そしてその動きの乱れを超獣が見逃すはずもなく背部と足底のスラスターを噴射させ、怯んだシキシマに急接近し加速の威力を上乗せしたラリアットで魔人を地面に叩きつけた。
強い地震のごとく大地が揺さぶられる。
「ガァオッ?」
が、大地に食い込んだシキシマの装甲にはやはりダメージは見られない。
しかし、すぐさまヴァナルガンの追撃が来た。
右手首の器官から電離体刀を発振させ、倒れるシキシマの顔面に突き立てようとしていた。
「グオォォォン!」
だが、そうはさせまいとシキシマは横になったまま超獣の脚を力強く蹴りつける。
いかに体重差が十倍以上とは言え、出力はシキシマの方が上。
脚に強烈な打撃を受けたヴァナルガンが体勢を崩したことで、プラズマの光刃は逸れて地面に突き刺さった。
電離体刀が接触した土壌は一瞬で蒸発し、さらに接触部を中心にして拡がるようにして赤熱化してドロドロに融解した。
そして、その伸びきった超獣の腕にシキシマは左手で掴みかかる。
「グオォォォン!」
魔人は力強く咆哮すると、左手の握力を一気に強める。
すると、メリメリと大きな音をあげながらヴァナルガンの右前腕部が潰れ、そして亀裂が入った瞬間爆発した。
「ジュオ!?」
右腕が吹っ飛んだことで一瞬ヴァナルガンの動きがとまった。
そして、そのチャンスを見逃さずシキシマは超獣を蹴り飛ばして遠ざける。
電離体刀のエネルギーが破損部から漏れだしてしまったためにヴァナルガンの腕は粉々になってしまったのだ。
……だがしかし、できたばかりのその破損部もたちまちに修復されていく。
「ガァオォォォン!」
シキシマは立ち上がるなり身構える。
そしてヴァナルガンが右腕を修復し終える前に攻めこんだ。
猛スピードで突進をしかけ、そのままもつれ合いながら超獣を押し込んでいく。
ヴァナルガンも負けじと力むが、やはりパワーは魔人の方が上でシキシマを押し返すことができず、大地を削りながら無理矢理に後退させられる。
そして爆音とともに、今度はヴァナルガンが転倒した。
超獣の足下で爆発が起きたのだ。
「ン゙マッシ!」
爆発の原因はクサマの誘導弾による支援攻撃であった。
「ガァオォォォン!」
横になった超獣、一気に攻め込む最大機会である。
シキシマはヴァナルガンの顔面に向けて鉄拳を降り下ろした。
「ジュオォォォ!」
しかし惜しくも拳は顔面ではなく地面にメリ込む。
ヴァナルガンは足底のスラスターを急激に噴出させ、体を横にしたまま地面スレスレを飛行し回避したのである。
そして背部のスラスターも噴出させ、体勢を垂直にもどすと再び地面に降り立った。
(……くそっ! 決定打がとれんか)
苛立たしげにハクラの言葉がシキシマの頭脳に響き渡る。
先程破壊したヴァナルガンの右腕が、もう再生していたのだ。
修復機能もさることながら、判断力や反応速度や戦闘技能にも優れるため厄介極まりない。
まるで終わりが見えない戦いである。
「ジュオッ?」
と、その時だったいきなり金属の破片がブーメランのごとく飛来しヴァナルガンの頭部にぶつかった。
「途中で拾ったお前の装甲の一部だ!」
その声は超獣の背後からだった。
「今のは、ただいまの投擲接吻だぜ! 覚悟しろよ銀ピカ野郎め。PC筋も、みっちり鍛えているオレの強さ、見せてやるぜ」
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