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最終魔戦
不屈の者
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ロランに残された武器は自分の五体だけであった。
もともと魔力はないため魔術は扱えない。服も装備もさっきの魔術で失った。
もう、すがるものはない。
しかし、その過酷な状況ゆえか闘志がたぎってくる。自分に与えられた苛酷な試練こそ、かえって精神に揺さぶりをかけてくる。
「うおぉぉぉ!!」
気合いを入れるように雄叫びをあげるロラン。
全身の血液が煮えたぎるかのような感覚だった。もはや魔王軍の幹部が相手でも恐怖や動揺も感じない。
正気の状態ではなくなった。
「やっちまえ、ロラン! その女をぶち殺すことができれば、お前はもっと強くなれる」
オボロのその一言が、さらに闘志の燃料になった。
「やってやるぅ!」
叫び走り出すロラン。
もはや恐怖も苦痛も克服した戦士だった。敵の攻撃など恐るるにたらず。
「……ええい、近寄るな! ストーン・ブリット」
狼狽えたナツミは、ロランを近づけまいと魔術を行使した。
魔粒子が凝縮され生み出されたのは無数の石の弾丸。それが高初速で放たれた。
「……くっ!」
ロランに高速で一直線に向かってくる円錐状の石。
ロランは、それを避けるためギリギリまで引き寄せてから横に飛んだ。だが数が多いためか何発かは体に被弾した。
しかし、そんなダメージなど気にせずロランは駆けた。
「こんな攻撃じゃ、ボクは倒れない!」
「言ってくれるわね……。なら次はどうかしら」
ナツミは再び魔粒子を圧縮する。生み出されたのは細長い氷の針、しかし今度はたったの二発である。
「アイス・スピア!」
さきほどの石の弾丸と同様に、鋭い氷の針が高速で放たれた。
さっきの石の弾丸とは違い数が少ない。ロランは難なく避けられると思い、速度を落とさずそのまま走る。
そして、二つの刺突をすれ違うように避けた。
そのままナツミに一気に接近しようと、した時だった。
「ぐぅ!」
いきなり痛みに襲われ、ロランは転倒した。
そして激痛のする部位に目を向ける。
左脇腹と右大腿部に、氷の針が深々と突き刺さっさていた。
「……避けたはず、なのに」
そして、気がついた。氷の針は背面側から突き刺さっている。
となると考えられるのは一つだった。
避けた氷の針が向きを変えて、後ろから突き刺さっさてきたとしか言いようがない。
しかし魔術は多少なり軌道の制御はできるが、そんな急な方向転換をするなど無理な話である。
ではなぜ、このようなことが可能なのか?
「まさか冒険者相手に魔王様から頂いた力を使用するはめになるとは思わなかったわ。この超常の力により、わたくしは魔術の向きを自由に操作できるのよ。こんな風にね、ストーン・ブリット!」
再度放たれた制御されし弾丸は迷うことなくロランの体に食い込む。
「がはっ!」
今度は左大腿部と右肩を抉った。ポタポタと彼の足下に血だまりができる。
「ふふふ、魔力切れを狙っても無駄よ。わたくしには魔王様の力があるから。それにより魔力を無限に供給できるのよ」
笑い声をあげながら、うずくまるロランを見据えるナツミ。
彼の負傷や出血のぐあいを見ると、とてもではないが挽回できるようには見えない。
「両脚の負傷、それにその流血。もうあなたは、走れそうにないようね……」
ナツミがロランを嘲笑う。
しかしロランは傷や出血など気にかけた様子もなく立ち上がり、また走り出したのだ。
もちろんナツミに向かって。
「バカな! なぜ? ……ごはぁ!!」
呆気にとられ対処が遅れた、ナツミは顔面に強烈なパンチをもらうはめになった。
少年とは言え、強靭な肉体を持つ毛玉人の拳。彼女は地面をゴロゴロと転げた。
「……ぐぬぅ、冒険者ごときに幹部がなんと言う醜態。……はっ!」
気づいた時には、またロランの接近を許していた。起き上がりきれていないナツミの腹部に爪先が食い込んだ。
その蹴りも強烈であった。彼女は、また地を転げた。
「……ぐぼぉえっ! がはっ! ごほっ! ……なんで」
胃液を撒き散らしながら倒れた彼女は、咳き込んだあと悲痛の声を漏らしながら顔をあげた。
「……なぜだ? わたくしは魔王軍幹部。……それなのに、なぜ冒険者ごときに……後れをとっていると、でも言うの?」
ナツミの目から涙が溢れる。これ程の屈辱など、味わったことがない。
勇者一党を圧倒した魔王軍の幹部が、冒険者の少年にここまで追い詰められるとは。
一瞬、敗北と言う考えが頭の中をよぎる。
冒険者ごときに負けなど許されない。
そして、その少年がまた拳を振り上げて向かってくるのが分かった。
「……ぐぅ! ……剛障壁!」
なんとかロランの次の一撃を防ごうと、ナツミは自分の前面に防御壁を展開する。
ロランは躊躇わず壁を殴り付けた。
拳の皮膚が裂け、血が飛び散る。さすがに師のようには、いかないようだ。
すると、ロランは大きく跳躍した。
鍛えられた毛玉人の脚力によるジャンプは、十メートルを楽々越える。
ロランは防御壁を飛び越え、右膝を突き出してナツミの体に向けて着地した。
「があぁぁぁぁぁ!!」
絶叫するはナツミ。
ロランは、倒れているナツミの背中、それも左腎臓に全体重を乗せたニー・ドロップを叩き込んでいた。
落下エネルギーと全体重が右膝の先端に集中した一撃は強烈であった。
ナツミの体から何かが潰れたような嫌な音が鳴る。
「あう……ううあ……ああ」
人体の代表的急所の一つである腎臓に強烈な打撃を受けたのだ。
あまりの激痛に身動きが取れないナツミは、小さな悲鳴をあげるしかできなかった。
「魔族とは……共存不可能……この世から消さなければならない」
ロランは小さく呟くように言う。
オボロが告げていたことを、しっかりと頭の中に入れていた。
魔族はいるだけで地を枯らし、世の自然を崩壊させる存在。
ならば、やるべきことは、ただ一つ。
ロランは、ナツミの長い髪の毛を握り無理矢理に頭部を上げさせた。
そして彼女の頭を掴み、力を込めて地面に叩きつける。
しかし相手は魔王軍の幹部、この程度で死ぬはずがない。また二度三度と叩きつけるが絶命しない。
「ロラン! 首だ! 首をやれ!」
「分かりました、師匠」
オボロの言葉にロランは頷く。
そして今度はナツミの髪と下顎を確りと握り、全力で捻った。
ゴリッ、ベキッと頸椎が砕ける音とともに、感触が手に伝わってきた。
「……や、やった!」
安堵したように手を離すロラン。
つかんでいたナツミの頭部が地面に落ちる。
彼女の首は二七〇度まで捻れ、口から血泡をこぼしていた。
そして、ついに限界が来たのかロランは倒れこむ。
倒れたロランをオボロは抱きかかえた。
「ロラン、良くやったな。オレがいなくなった後も、けして怠けていなかったんだな。お前は、立派な奴だぜ」
オボロも認めるほどの立派な戦いぶりであった。
魔王軍の幹部の討伐など、普通なら英雄が成し遂げるもの。
しかし一介の冒険者がそれほどのことを、事実たった一人でやってのけたのだ。紛れもない偉業である。
その時、ベキベキと砕けるような音が聞こえた。
それを発しているのは、ナツミの死体だった。
「……な、なんたることだ! 魔王軍の幹部が、たかが冒険者に殺された、だと! そんなことあってたまるか!」
突如として死体が起き上がった。
ブラブラ揺れていた頭も再生するがごとく正常な位置に戻っていく。
「わたくしは死なない。魔王様のから授かった力があるのだから。わたくしが死を望まなければ、何度でも蘇ることができるのよ」
もともと魔力はないため魔術は扱えない。服も装備もさっきの魔術で失った。
もう、すがるものはない。
しかし、その過酷な状況ゆえか闘志がたぎってくる。自分に与えられた苛酷な試練こそ、かえって精神に揺さぶりをかけてくる。
「うおぉぉぉ!!」
気合いを入れるように雄叫びをあげるロラン。
全身の血液が煮えたぎるかのような感覚だった。もはや魔王軍の幹部が相手でも恐怖や動揺も感じない。
正気の状態ではなくなった。
「やっちまえ、ロラン! その女をぶち殺すことができれば、お前はもっと強くなれる」
オボロのその一言が、さらに闘志の燃料になった。
「やってやるぅ!」
叫び走り出すロラン。
もはや恐怖も苦痛も克服した戦士だった。敵の攻撃など恐るるにたらず。
「……ええい、近寄るな! ストーン・ブリット」
狼狽えたナツミは、ロランを近づけまいと魔術を行使した。
魔粒子が凝縮され生み出されたのは無数の石の弾丸。それが高初速で放たれた。
「……くっ!」
ロランに高速で一直線に向かってくる円錐状の石。
ロランは、それを避けるためギリギリまで引き寄せてから横に飛んだ。だが数が多いためか何発かは体に被弾した。
しかし、そんなダメージなど気にせずロランは駆けた。
「こんな攻撃じゃ、ボクは倒れない!」
「言ってくれるわね……。なら次はどうかしら」
ナツミは再び魔粒子を圧縮する。生み出されたのは細長い氷の針、しかし今度はたったの二発である。
「アイス・スピア!」
さきほどの石の弾丸と同様に、鋭い氷の針が高速で放たれた。
さっきの石の弾丸とは違い数が少ない。ロランは難なく避けられると思い、速度を落とさずそのまま走る。
そして、二つの刺突をすれ違うように避けた。
そのままナツミに一気に接近しようと、した時だった。
「ぐぅ!」
いきなり痛みに襲われ、ロランは転倒した。
そして激痛のする部位に目を向ける。
左脇腹と右大腿部に、氷の針が深々と突き刺さっさていた。
「……避けたはず、なのに」
そして、気がついた。氷の針は背面側から突き刺さっている。
となると考えられるのは一つだった。
避けた氷の針が向きを変えて、後ろから突き刺さっさてきたとしか言いようがない。
しかし魔術は多少なり軌道の制御はできるが、そんな急な方向転換をするなど無理な話である。
ではなぜ、このようなことが可能なのか?
「まさか冒険者相手に魔王様から頂いた力を使用するはめになるとは思わなかったわ。この超常の力により、わたくしは魔術の向きを自由に操作できるのよ。こんな風にね、ストーン・ブリット!」
再度放たれた制御されし弾丸は迷うことなくロランの体に食い込む。
「がはっ!」
今度は左大腿部と右肩を抉った。ポタポタと彼の足下に血だまりができる。
「ふふふ、魔力切れを狙っても無駄よ。わたくしには魔王様の力があるから。それにより魔力を無限に供給できるのよ」
笑い声をあげながら、うずくまるロランを見据えるナツミ。
彼の負傷や出血のぐあいを見ると、とてもではないが挽回できるようには見えない。
「両脚の負傷、それにその流血。もうあなたは、走れそうにないようね……」
ナツミがロランを嘲笑う。
しかしロランは傷や出血など気にかけた様子もなく立ち上がり、また走り出したのだ。
もちろんナツミに向かって。
「バカな! なぜ? ……ごはぁ!!」
呆気にとられ対処が遅れた、ナツミは顔面に強烈なパンチをもらうはめになった。
少年とは言え、強靭な肉体を持つ毛玉人の拳。彼女は地面をゴロゴロと転げた。
「……ぐぬぅ、冒険者ごときに幹部がなんと言う醜態。……はっ!」
気づいた時には、またロランの接近を許していた。起き上がりきれていないナツミの腹部に爪先が食い込んだ。
その蹴りも強烈であった。彼女は、また地を転げた。
「……ぐぼぉえっ! がはっ! ごほっ! ……なんで」
胃液を撒き散らしながら倒れた彼女は、咳き込んだあと悲痛の声を漏らしながら顔をあげた。
「……なぜだ? わたくしは魔王軍幹部。……それなのに、なぜ冒険者ごときに……後れをとっていると、でも言うの?」
ナツミの目から涙が溢れる。これ程の屈辱など、味わったことがない。
勇者一党を圧倒した魔王軍の幹部が、冒険者の少年にここまで追い詰められるとは。
一瞬、敗北と言う考えが頭の中をよぎる。
冒険者ごときに負けなど許されない。
そして、その少年がまた拳を振り上げて向かってくるのが分かった。
「……ぐぅ! ……剛障壁!」
なんとかロランの次の一撃を防ごうと、ナツミは自分の前面に防御壁を展開する。
ロランは躊躇わず壁を殴り付けた。
拳の皮膚が裂け、血が飛び散る。さすがに師のようには、いかないようだ。
すると、ロランは大きく跳躍した。
鍛えられた毛玉人の脚力によるジャンプは、十メートルを楽々越える。
ロランは防御壁を飛び越え、右膝を突き出してナツミの体に向けて着地した。
「があぁぁぁぁぁ!!」
絶叫するはナツミ。
ロランは、倒れているナツミの背中、それも左腎臓に全体重を乗せたニー・ドロップを叩き込んでいた。
落下エネルギーと全体重が右膝の先端に集中した一撃は強烈であった。
ナツミの体から何かが潰れたような嫌な音が鳴る。
「あう……ううあ……ああ」
人体の代表的急所の一つである腎臓に強烈な打撃を受けたのだ。
あまりの激痛に身動きが取れないナツミは、小さな悲鳴をあげるしかできなかった。
「魔族とは……共存不可能……この世から消さなければならない」
ロランは小さく呟くように言う。
オボロが告げていたことを、しっかりと頭の中に入れていた。
魔族はいるだけで地を枯らし、世の自然を崩壊させる存在。
ならば、やるべきことは、ただ一つ。
ロランは、ナツミの長い髪の毛を握り無理矢理に頭部を上げさせた。
そして彼女の頭を掴み、力を込めて地面に叩きつける。
しかし相手は魔王軍の幹部、この程度で死ぬはずがない。また二度三度と叩きつけるが絶命しない。
「ロラン! 首だ! 首をやれ!」
「分かりました、師匠」
オボロの言葉にロランは頷く。
そして今度はナツミの髪と下顎を確りと握り、全力で捻った。
ゴリッ、ベキッと頸椎が砕ける音とともに、感触が手に伝わってきた。
「……や、やった!」
安堵したように手を離すロラン。
つかんでいたナツミの頭部が地面に落ちる。
彼女の首は二七〇度まで捻れ、口から血泡をこぼしていた。
そして、ついに限界が来たのかロランは倒れこむ。
倒れたロランをオボロは抱きかかえた。
「ロラン、良くやったな。オレがいなくなった後も、けして怠けていなかったんだな。お前は、立派な奴だぜ」
オボロも認めるほどの立派な戦いぶりであった。
魔王軍の幹部の討伐など、普通なら英雄が成し遂げるもの。
しかし一介の冒険者がそれほどのことを、事実たった一人でやってのけたのだ。紛れもない偉業である。
その時、ベキベキと砕けるような音が聞こえた。
それを発しているのは、ナツミの死体だった。
「……な、なんたることだ! 魔王軍の幹部が、たかが冒険者に殺された、だと! そんなことあってたまるか!」
突如として死体が起き上がった。
ブラブラ揺れていた頭も再生するがごとく正常な位置に戻っていく。
「わたくしは死なない。魔王様のから授かった力があるのだから。わたくしが死を望まなければ、何度でも蘇ることができるのよ」
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