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日常と裏家業
恐怖のオッパイ地獄
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その乳房は、ある種の凶器としか言えなかった。
まるで高密度の塊。
その質量の凶器が、魔術で生み出されたドーム状の防壁に何度も叩きつけられる。
「……この魔物、強い」
「ほらほらほら! 守ってるだけじゃ、ダメじゃない。でも攻められてる顔も素敵よぉ。たっぷり痛ぶって、愛してあげるわ」
巨乳で何度も殴打されたためか、アサムを囲む防壁に亀裂が生じ始めていた。
彼の使用したドーム状の防壁が弱いわけではない。デスカップがくり出す一撃一撃が重く、矢継ぎ早であるためだ。まるで豪雨のように、おさまらない打撃である。
「あなたの綺麗な裸を見てみたいわ。まずは、その御股にある可愛いものを見せてごらん!」
デスカップはアサムの下腹部や太股を見つめ、鼻息を荒くする。
あまりの気持ち悪さに、アサムは半泣きで背筋が凍りそうになった。
するとデスカップは胴体に備わる中段と下段の四つの乳房を縮め、上段二つの乳房を捻り束ね一つの極大乳房に変形させた。
「超乳首掛打!」
「まずい!」
デスカップは束ねた極大乳房を勢いよくぶん回した。二つの乳房を束ねた大質量の塊、そして遠心力による威力の増加。その一撃が強力であることは確かだ。
一目で防壁が破られると思ったのだろう、とっさにアサムはしゃがんで身を伏せた。
案の定、凄まじい破壊音と共に防壁は破砕されてしまった。防壁の欠片が、あちらこちらに散乱し消滅する。
「今だ!」
乳房をフルスイングして体勢が崩れたデスカップに、アサムは電流のような魔術を放った。直撃した者を瞬時に行動不能にする、即効性の麻痺魔術である。
王都での戦いで、巨体の従属体をも一撃で行動不能にするほどの効果を見せた。並みの魔物なら、ひとたまりもないはずだ。
しかし、デスカップは並みではなかった。
「ひょんげえぇ、あひひひぃぃ!! ああん、痺れちゃうぅ! 積極的な加虐なダーリンも良いわぁ。でも痺れちゃうものには、あたし強いのよ」
「そんな、僕の魔術が……」
麻痺魔術を受けて快感を訴える魔物の異常さに耐えきれずアサムは後ずさった。
「さっきのビリビリのせいかしら? 濡れてきちゃったわ。今度は、あたしからプレゼントよ。浸透性麻痺乳液!」
デスカップは自分の股間を押さえ興奮すると、六つの乳房の先端から白濁とした液体を勢いよく噴射させた。それがアサムに襲いかかる。
「うわぁ!」
アサムの綺麗な褐色肌の体が、得たいの知れない液体で汚されてゆく。
そして、それはただの粘液ではなかった。液を浴びて数秒後、アサムの体に異常がおきはじめた。体が痺れだしたのだ。
これにはたまらず、アサムは両膝を地面につけた。
「うぅ……体が痺れる……これは?」
「おほほほ。あたしの乳汁は、どんな殿方も痺れさせちゃうのよ」
白濁の液体は麻痺性の毒だったのだ。
痺れて身動きがとれないアサムに触手のごとき巨乳が巻き付いてきた。
そして凄まじい力が彼の小さな体を締め上げる。
「うぁぁぁ……!」
「さあ、ダーリンいらっしゃい。このまま初夜を迎えましょ。あたしと愛し合って、一心同体になるのよ」
あまりに強烈な圧迫に、ついにアサムは気を失ってしまう。
デスカップは、そのまま締め上げたアサムを自分の元に引き寄せた。
「まずは、その可愛い御口を貰うわ」
化け物が唇を伸ばしてアサムの口を奪おうとする。だが、その前にどこからか石が飛んできてデスカップの頭に着弾した。
「いったぁぁぁ! ……竜め! 前の旦那を食っただけでなく、あたしの大事な頭になんてことを!」
「フギャアァァ!」
投石したのはベーンである。
石をぶつけられデスカップは激怒するが、アサムを痛めつけられたためだろうベーンはそれ以上に気が立っていた。
一対一の勝負だったために見守っていたが、さすがにこれ以上は見てられない。
言いたくはないが、勝負はアサムの完敗だ。
しかし、それは仕方ないこと。種族の特徴ゆえ、アサムは戦闘に向いてないし、身体能力も民間人どころか見た目通りの幼い子供程度なのだ。
激怒したベーンは駆け出した。尻の方に手をやって、なにかを手の中に充填させる。
そしてベーンはデスカップの手前でジャンプして、手の中に充填していたものを魔物の顔面に浴びせた。
「ぎょわわわ! くっさー!」
ベーンが繰り出したのは握りっ屁。
凄まじい毒臭が魔物の鼻の中に流込む。
デスカップは耐えられず、縛り上げていたアサムを落としてしまうが、ベーンは彼を素早く背中で受け止めた。
魔物が怯んでいるうちにベーンは距離をとり、アサムをムラトの足元近くに優しく寝かせた。
「ベーン、アサムは俺が見とく。心置きなく、ぶち殺してこい」
ムラトがそう言うとベーンは頷き、またデスカップに向かっていった。
相手はアサムをひどい目にあわせた存在、それゆえにベーンは冷血に変わっていた。
血肉が舞う惨劇が始まったのだ。
「フギャアァァ!」
いまだに怯んでいるデスカップの巨体によじ登ると、ベーンは両手の爪でそのギョロリとした両眼を引き裂いた。
「うぎゃあぁぁぁ! 見えない、見えないよぉ!」
そしてデスカップが闇雲に暴れだす前に武器となる乳房を潰しにかかる。上段二つの乳房に爪を立て掴むと、力任せにねじ切った。
「ひぎゃあぁぁ!!」
引きちぎられた激痛でデスカップの悲鳴が空気を揺らす。
しかしベーンは手を休めず、残りの巨乳を噛み千切ってしまった。高密度の肉の塊がズシリと地に落下する。
顔を血液で濡らしたベーンは一旦、魔物の体から離れて距離をおいた。
「ひぃ! どこいった竜め! どこだぁ!」
視力を失ったデスカップは見えない恐怖からか、両腕を振り回して暴れることしかできなかった。
そして今度は高速でデスカップの周囲を駆け回りながら、ベーンは奴の肥満体を爪でメッタ切りにしていく。
「ぎぃえぇぇぇ!!」
デスカップは身体中を絶え間なく切り刻まれ、その足下に血の池をつくりあげる。
しばらく切り刻んだあと、ベーンは攻撃方法をきりかえた。今度は強靭な握力で皮膚を剥ぎ取り始めたのだ。ベロリと次々に皮膚が剥がされ、真っ赤な皮下組織があらわになる。
「いやぁぁ! やめてぇ! あたしの負けよ!」
たとえ失禁して許しを乞うても、魔物の懇願など聞き入れるつもりはない。それがベーンだ。
皮膚を剥がされるたびに、魔物の絶叫が響き渡る。鏡餅のような肉体が、少しずつ真っ赤な筋繊維だけになっていく。
体の肉を削がれていく肉剥ぎの処刑術。ベーンを怒らせた時点で地獄への片道キップを渡されていたのだ。
「ポギャアァァ!」
そして、ついにベーンは息の根を止めにかかった。
デスカップの背中に飛び乗り、高速振動する右手の爪を左脇腹に叩き込んだ。豆腐でも突くようにスルリと腕が魔物の体内に入り込む。
ズブズブと右腕をデスカップの脇腹に深々潜り込ませ、中身をこねくり回す。
「ぐっ……! はぐぅ!……」
内臓をいじり回される、魔物の口から悶えるような声がもれる。
そしてベーンは、なにかを掴むと勢いよくそれを抜き取った。
するとズシンとデスカップの巨体が力なく倒れた。
魔物の体内から抜かれたベーンの手には、今にも脈打ちをしそうな生々しい心臓が握られていた。
まるで高密度の塊。
その質量の凶器が、魔術で生み出されたドーム状の防壁に何度も叩きつけられる。
「……この魔物、強い」
「ほらほらほら! 守ってるだけじゃ、ダメじゃない。でも攻められてる顔も素敵よぉ。たっぷり痛ぶって、愛してあげるわ」
巨乳で何度も殴打されたためか、アサムを囲む防壁に亀裂が生じ始めていた。
彼の使用したドーム状の防壁が弱いわけではない。デスカップがくり出す一撃一撃が重く、矢継ぎ早であるためだ。まるで豪雨のように、おさまらない打撃である。
「あなたの綺麗な裸を見てみたいわ。まずは、その御股にある可愛いものを見せてごらん!」
デスカップはアサムの下腹部や太股を見つめ、鼻息を荒くする。
あまりの気持ち悪さに、アサムは半泣きで背筋が凍りそうになった。
するとデスカップは胴体に備わる中段と下段の四つの乳房を縮め、上段二つの乳房を捻り束ね一つの極大乳房に変形させた。
「超乳首掛打!」
「まずい!」
デスカップは束ねた極大乳房を勢いよくぶん回した。二つの乳房を束ねた大質量の塊、そして遠心力による威力の増加。その一撃が強力であることは確かだ。
一目で防壁が破られると思ったのだろう、とっさにアサムはしゃがんで身を伏せた。
案の定、凄まじい破壊音と共に防壁は破砕されてしまった。防壁の欠片が、あちらこちらに散乱し消滅する。
「今だ!」
乳房をフルスイングして体勢が崩れたデスカップに、アサムは電流のような魔術を放った。直撃した者を瞬時に行動不能にする、即効性の麻痺魔術である。
王都での戦いで、巨体の従属体をも一撃で行動不能にするほどの効果を見せた。並みの魔物なら、ひとたまりもないはずだ。
しかし、デスカップは並みではなかった。
「ひょんげえぇ、あひひひぃぃ!! ああん、痺れちゃうぅ! 積極的な加虐なダーリンも良いわぁ。でも痺れちゃうものには、あたし強いのよ」
「そんな、僕の魔術が……」
麻痺魔術を受けて快感を訴える魔物の異常さに耐えきれずアサムは後ずさった。
「さっきのビリビリのせいかしら? 濡れてきちゃったわ。今度は、あたしからプレゼントよ。浸透性麻痺乳液!」
デスカップは自分の股間を押さえ興奮すると、六つの乳房の先端から白濁とした液体を勢いよく噴射させた。それがアサムに襲いかかる。
「うわぁ!」
アサムの綺麗な褐色肌の体が、得たいの知れない液体で汚されてゆく。
そして、それはただの粘液ではなかった。液を浴びて数秒後、アサムの体に異常がおきはじめた。体が痺れだしたのだ。
これにはたまらず、アサムは両膝を地面につけた。
「うぅ……体が痺れる……これは?」
「おほほほ。あたしの乳汁は、どんな殿方も痺れさせちゃうのよ」
白濁の液体は麻痺性の毒だったのだ。
痺れて身動きがとれないアサムに触手のごとき巨乳が巻き付いてきた。
そして凄まじい力が彼の小さな体を締め上げる。
「うぁぁぁ……!」
「さあ、ダーリンいらっしゃい。このまま初夜を迎えましょ。あたしと愛し合って、一心同体になるのよ」
あまりに強烈な圧迫に、ついにアサムは気を失ってしまう。
デスカップは、そのまま締め上げたアサムを自分の元に引き寄せた。
「まずは、その可愛い御口を貰うわ」
化け物が唇を伸ばしてアサムの口を奪おうとする。だが、その前にどこからか石が飛んできてデスカップの頭に着弾した。
「いったぁぁぁ! ……竜め! 前の旦那を食っただけでなく、あたしの大事な頭になんてことを!」
「フギャアァァ!」
投石したのはベーンである。
石をぶつけられデスカップは激怒するが、アサムを痛めつけられたためだろうベーンはそれ以上に気が立っていた。
一対一の勝負だったために見守っていたが、さすがにこれ以上は見てられない。
言いたくはないが、勝負はアサムの完敗だ。
しかし、それは仕方ないこと。種族の特徴ゆえ、アサムは戦闘に向いてないし、身体能力も民間人どころか見た目通りの幼い子供程度なのだ。
激怒したベーンは駆け出した。尻の方に手をやって、なにかを手の中に充填させる。
そしてベーンはデスカップの手前でジャンプして、手の中に充填していたものを魔物の顔面に浴びせた。
「ぎょわわわ! くっさー!」
ベーンが繰り出したのは握りっ屁。
凄まじい毒臭が魔物の鼻の中に流込む。
デスカップは耐えられず、縛り上げていたアサムを落としてしまうが、ベーンは彼を素早く背中で受け止めた。
魔物が怯んでいるうちにベーンは距離をとり、アサムをムラトの足元近くに優しく寝かせた。
「ベーン、アサムは俺が見とく。心置きなく、ぶち殺してこい」
ムラトがそう言うとベーンは頷き、またデスカップに向かっていった。
相手はアサムをひどい目にあわせた存在、それゆえにベーンは冷血に変わっていた。
血肉が舞う惨劇が始まったのだ。
「フギャアァァ!」
いまだに怯んでいるデスカップの巨体によじ登ると、ベーンは両手の爪でそのギョロリとした両眼を引き裂いた。
「うぎゃあぁぁぁ! 見えない、見えないよぉ!」
そしてデスカップが闇雲に暴れだす前に武器となる乳房を潰しにかかる。上段二つの乳房に爪を立て掴むと、力任せにねじ切った。
「ひぎゃあぁぁ!!」
引きちぎられた激痛でデスカップの悲鳴が空気を揺らす。
しかしベーンは手を休めず、残りの巨乳を噛み千切ってしまった。高密度の肉の塊がズシリと地に落下する。
顔を血液で濡らしたベーンは一旦、魔物の体から離れて距離をおいた。
「ひぃ! どこいった竜め! どこだぁ!」
視力を失ったデスカップは見えない恐怖からか、両腕を振り回して暴れることしかできなかった。
そして今度は高速でデスカップの周囲を駆け回りながら、ベーンは奴の肥満体を爪でメッタ切りにしていく。
「ぎぃえぇぇぇ!!」
デスカップは身体中を絶え間なく切り刻まれ、その足下に血の池をつくりあげる。
しばらく切り刻んだあと、ベーンは攻撃方法をきりかえた。今度は強靭な握力で皮膚を剥ぎ取り始めたのだ。ベロリと次々に皮膚が剥がされ、真っ赤な皮下組織があらわになる。
「いやぁぁ! やめてぇ! あたしの負けよ!」
たとえ失禁して許しを乞うても、魔物の懇願など聞き入れるつもりはない。それがベーンだ。
皮膚を剥がされるたびに、魔物の絶叫が響き渡る。鏡餅のような肉体が、少しずつ真っ赤な筋繊維だけになっていく。
体の肉を削がれていく肉剥ぎの処刑術。ベーンを怒らせた時点で地獄への片道キップを渡されていたのだ。
「ポギャアァァ!」
そして、ついにベーンは息の根を止めにかかった。
デスカップの背中に飛び乗り、高速振動する右手の爪を左脇腹に叩き込んだ。豆腐でも突くようにスルリと腕が魔物の体内に入り込む。
ズブズブと右腕をデスカップの脇腹に深々潜り込ませ、中身をこねくり回す。
「ぐっ……! はぐぅ!……」
内臓をいじり回される、魔物の口から悶えるような声がもれる。
そしてベーンは、なにかを掴むと勢いよくそれを抜き取った。
するとズシンとデスカップの巨体が力なく倒れた。
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