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プロローグ
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星が散っている。
今夜は新月のはずだから、星など出ているはずがない。
それなのに、フォスター公爵家アイリーン・グラントの瞼の奥で、白い星がチカチカと点灯を繰り返していた。
それが星ではなく、気絶寸前の脳が幻影を見せているのだと気づいたときには、すでにアイリーンの意識は遥か遠くへと飛ばされていた。
**********
「修之進様」
アイリーンの唇から、見ず知らずの名前が零れ落ちた。
知らない名前のはずなのに、何故か口にすれば胸がじんわりと熱くなる。鼓動がいつになく速い。
「朱音殿」
低くくぐもった声が響いた。
アイリーンのことを朱音と呼んだ男の表情はわからない。酷く背が高いという特徴以外。
藍染の頭巾装束。目元だけ覗かせるのみ。
唯一見て取れる眼光は鋭く尖り、獰猛な獣を彷彿とさせた。
怖いくらいなのに、何故か朱音の頬は火照り、自分の頭巾がむうっと蒸れる。
修之進は刀を構えると、容赦なく刃先を朱音に向けた。
「千年の宿敵という言葉、そなたに教えただろう? 覚えているか? 」
「ええ。勿論です」
「俺たちは、そうなってしまったのだ」
かつては人目を偲んで愛し合う仲だった。
しかし、今や状況は一変している。
戦国の世。付き従う主人によって、敵味方に分けられてしまう。
「最早、私達は敵対するしかないのですか? 」
修之進と朱音は同じ里の者だった。
だが、里で起こった紛争により、否応なく修之進との間に亀裂が入った。
紛争により敗者となった彼は、朱音を置いて里を追われた。
「そなたを連れて逃げていれば、こうならなかった」
「済んだことを」
「ああ。あのとき、そなたの腹に刃を突き立てでも無理に連れていけば」
「ですが、あなた様はそうなさらなかった」
朱音の体からすうっと血が冷えていく。
「全ては私が忍びの首領の娘だから」
首領の座に収まった父、それを引きずり下ろそうとした修之進ら一派。戦法に端を発した諍いは、取り返しのつかない渦となり、若い恋人達を引き裂いた。
「臆病風に吹かれた俺を罵ってくれ」
修之進は苦しそうに顔を背ける。
「あなた様は、私の覚悟が決まらないことを見透かされたのでしょう? 」
もし修之進から共に逃げようと誘われていたとしても、朱音は首を縦には振れなかった。
朱音には、首領の娘としての責務がある。二十年に及ぶそれを、たった一晩で手放す覚悟は持ちえなかった。
「朱音殿。最後にその体を俺に抱かせてくれ」
修之進は刀を鞘に収めるなり、苦しそうに息を吐いた。
「この千年の宿敵の縁とやらを断つ方法がわかるか? 」
問われた朱音は修之進を凝視する。
源氏と平氏のような、相容れない縁を断つ術があると言うのか。
「両者の混血だ」
修之進は断言する。
「生まれてくる子々孫々に、託すのだ」
たとえ今、混ざり合う運命ではなくとも。互いに一つとなった結晶は、未来の希望だ。
「修之進様……朱音の腹にはすでに……」
朱音は己の子宮を両手で押さえ、隠し通すはずだった秘密を吐露した。
「何! 」
修之進の声が引き攣る。
「い、いつ、わかった? 」
「あなた様が里を追われた直後」
父は気づいているのかも知れない。誰の子であるのかも。だが、日に日に膨らんでいく朱音の腹には、見て見ぬふりだ。父なりの、引き裂いた恋人達への罪滅ぼしかも知れない。
父は、己の首を狙う輩の退治をせよと朱音に命じた。
父は娘に、修之進と逃げよと、言葉に出さずとも促していた。
だが、逃げおおせるわけがない。
修之進はきっとまた、父の首を狙う。
一度こうと決めたことは、やり通す男だ。
たとえ彼のそばにいたとしても、心の隙間風は埋められない。
それに、父の命を易々と狙う男を野放しには出来ない。
「朱音は罪深い女です」
子を宿したからこそ、朱音は覚悟が出来た。
「修之進様と逝く方を選びたい」
いづれ、修之進との間の子が父の首を掻き切ることになる。朱音は確信していた。
愛しい我が子にまで重積を強いるつもりはない。
今こそ、終止するときだ。
「生まれ変わって。今度はあなた様と幸せな人生を歩みたい」
ふっと修之進を冷たい風が掠めた。
あっと声を上げたときには、頸動脈から血潮が吹き出していた。
「あ、朱音殿……」
急激に意識が遠のいていく修之進は、白目を剥き、真後ろに倒れた。
「愛しております」
朱音は修之進に突き立てたものと同じ刃を、今度は己の喉首へ一突きした。
**********
アイリーンはハッと目を見開いた。
忘れ去っていたはずの記憶が走馬灯のように駆けていく。
生々しい血の温かさ。
だが、広げた手には大量の血液などついていない。
クリームで整えたすべすべした白い手だ。決して肉刺で膨れ上がった田舎百姓の娘の手ではない。貴族令嬢の手だ。
普段は滑らかだが、今は土と埃、それから切り傷擦り傷にまみれ、血が滲んでいる。ぴりりと引き攣り、痛みが増した。
血の滲む覚えのある痛みだ。
これは前世の記憶。
叶わぬ恋を、来世で遂げようと願った朱音。
そして、その想いは引き継がれた。
アイリーンとして転生して。
今夜は新月のはずだから、星など出ているはずがない。
それなのに、フォスター公爵家アイリーン・グラントの瞼の奥で、白い星がチカチカと点灯を繰り返していた。
それが星ではなく、気絶寸前の脳が幻影を見せているのだと気づいたときには、すでにアイリーンの意識は遥か遠くへと飛ばされていた。
**********
「修之進様」
アイリーンの唇から、見ず知らずの名前が零れ落ちた。
知らない名前のはずなのに、何故か口にすれば胸がじんわりと熱くなる。鼓動がいつになく速い。
「朱音殿」
低くくぐもった声が響いた。
アイリーンのことを朱音と呼んだ男の表情はわからない。酷く背が高いという特徴以外。
藍染の頭巾装束。目元だけ覗かせるのみ。
唯一見て取れる眼光は鋭く尖り、獰猛な獣を彷彿とさせた。
怖いくらいなのに、何故か朱音の頬は火照り、自分の頭巾がむうっと蒸れる。
修之進は刀を構えると、容赦なく刃先を朱音に向けた。
「千年の宿敵という言葉、そなたに教えただろう? 覚えているか? 」
「ええ。勿論です」
「俺たちは、そうなってしまったのだ」
かつては人目を偲んで愛し合う仲だった。
しかし、今や状況は一変している。
戦国の世。付き従う主人によって、敵味方に分けられてしまう。
「最早、私達は敵対するしかないのですか? 」
修之進と朱音は同じ里の者だった。
だが、里で起こった紛争により、否応なく修之進との間に亀裂が入った。
紛争により敗者となった彼は、朱音を置いて里を追われた。
「そなたを連れて逃げていれば、こうならなかった」
「済んだことを」
「ああ。あのとき、そなたの腹に刃を突き立てでも無理に連れていけば」
「ですが、あなた様はそうなさらなかった」
朱音の体からすうっと血が冷えていく。
「全ては私が忍びの首領の娘だから」
首領の座に収まった父、それを引きずり下ろそうとした修之進ら一派。戦法に端を発した諍いは、取り返しのつかない渦となり、若い恋人達を引き裂いた。
「臆病風に吹かれた俺を罵ってくれ」
修之進は苦しそうに顔を背ける。
「あなた様は、私の覚悟が決まらないことを見透かされたのでしょう? 」
もし修之進から共に逃げようと誘われていたとしても、朱音は首を縦には振れなかった。
朱音には、首領の娘としての責務がある。二十年に及ぶそれを、たった一晩で手放す覚悟は持ちえなかった。
「朱音殿。最後にその体を俺に抱かせてくれ」
修之進は刀を鞘に収めるなり、苦しそうに息を吐いた。
「この千年の宿敵の縁とやらを断つ方法がわかるか? 」
問われた朱音は修之進を凝視する。
源氏と平氏のような、相容れない縁を断つ術があると言うのか。
「両者の混血だ」
修之進は断言する。
「生まれてくる子々孫々に、託すのだ」
たとえ今、混ざり合う運命ではなくとも。互いに一つとなった結晶は、未来の希望だ。
「修之進様……朱音の腹にはすでに……」
朱音は己の子宮を両手で押さえ、隠し通すはずだった秘密を吐露した。
「何! 」
修之進の声が引き攣る。
「い、いつ、わかった? 」
「あなた様が里を追われた直後」
父は気づいているのかも知れない。誰の子であるのかも。だが、日に日に膨らんでいく朱音の腹には、見て見ぬふりだ。父なりの、引き裂いた恋人達への罪滅ぼしかも知れない。
父は、己の首を狙う輩の退治をせよと朱音に命じた。
父は娘に、修之進と逃げよと、言葉に出さずとも促していた。
だが、逃げおおせるわけがない。
修之進はきっとまた、父の首を狙う。
一度こうと決めたことは、やり通す男だ。
たとえ彼のそばにいたとしても、心の隙間風は埋められない。
それに、父の命を易々と狙う男を野放しには出来ない。
「朱音は罪深い女です」
子を宿したからこそ、朱音は覚悟が出来た。
「修之進様と逝く方を選びたい」
いづれ、修之進との間の子が父の首を掻き切ることになる。朱音は確信していた。
愛しい我が子にまで重積を強いるつもりはない。
今こそ、終止するときだ。
「生まれ変わって。今度はあなた様と幸せな人生を歩みたい」
ふっと修之進を冷たい風が掠めた。
あっと声を上げたときには、頸動脈から血潮が吹き出していた。
「あ、朱音殿……」
急激に意識が遠のいていく修之進は、白目を剥き、真後ろに倒れた。
「愛しております」
朱音は修之進に突き立てたものと同じ刃を、今度は己の喉首へ一突きした。
**********
アイリーンはハッと目を見開いた。
忘れ去っていたはずの記憶が走馬灯のように駆けていく。
生々しい血の温かさ。
だが、広げた手には大量の血液などついていない。
クリームで整えたすべすべした白い手だ。決して肉刺で膨れ上がった田舎百姓の娘の手ではない。貴族令嬢の手だ。
普段は滑らかだが、今は土と埃、それから切り傷擦り傷にまみれ、血が滲んでいる。ぴりりと引き攣り、痛みが増した。
血の滲む覚えのある痛みだ。
これは前世の記憶。
叶わぬ恋を、来世で遂げようと願った朱音。
そして、その想いは引き継がれた。
アイリーンとして転生して。
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