転生した悪役令嬢は元女忍者でした〜忍びの術を駆使して婚約者を守り、その愛を取り戻します!〜
「フォスター公爵令嬢。私は君との婚約を破棄したいと考えている」
悪役令嬢と名高いフォスター公爵家令嬢アイリーンは、かなりの美貌だが高飛車で気の強い性格が災いし、婚約者である王弟殿下シリウスからついにそう告げられた。
シリウスを初恋の君として慕っていたアイリーンはショックを受けるものの、プライドが邪魔をして強がってしまう。
このところ、シリウスに近寄る女性がいた。
ホールデン侯爵家令嬢レベッカ。宰相の娘である。
彼女はシリウスと親密だと専らの噂だ。
ある日、シリウスと遠乗りの最中だったアイリーンは、誰かに狙われ、古井戸にシリウスと共に転落して意識を失ってしまう。
目覚めたアイリーンは、前世の記憶を思い出した。
遥か彼方、東の国で、女忍者として暗躍していたことを。
アイリーンは決意する。
身につけた忍びの術を駆使して、シリウスの心を繋ぎ止め、彼を守ると。
R18には※をしています。
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