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ヒューゴ神父
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ヒューゴ神父は、三年前と何ら変わっていなかった。むしろ、でっぷりと太った腹回りがさらに幅を広げたほど。
応接間でガチガチの岩のごとく気を張っていた神父は、入って来た人物を前に目玉をまん丸にし、ソファからずれ落ちどすんと尻餅をついた。
「アデリー! アデリーじゃないか! 」
娘同然に育て、三年前に王都へ送り出したアデリーが現れたからだ。
本来なら子爵邸でメイド業務に励んでいるはず。
恐る恐る立ち上がり、夢かと袖口で目を擦るが、幻は消えない。
「本物? 」
ますます神父の目が丸くなる。
「ヒューゴ神父! 」
アデリーは両手を広げ、神父の胸に飛び込んだ。あまりの勢いに横幅の広い胸は脂肪のせいで、たぷんと弾んだ。
「三年ぶりだね! 綺麗になって! 」
ほぼ同じくらいの身長の神父は、背伸びしてアデリーの頭を撫でる。
「ついこの間、鼻を垂らしていた子供だったのに」
「ひどいわ、神父様。私、そんな鼻を垂らしたことはありません」
「すまない、すまない」
「失礼しちゃうわ。まったく」
頬を膨らませ、甘えたように顔を傾ける。いつもは大人びた顔が、このときばかりは年よりもだいぶ幼くなっていた。それはまさに、幼い子供が父親に甘える仕草だった。
「私、もう立派な大人よ」
「ええ。私と婚姻出来るくらいに」
いきなり、低音が割って入る。
ランハートは、白い歯を覗かせた。
ひっとアデリーの喉奥で声が詰まる。
好青年を絵に描いたような爽やかな笑顔の、その背後には、何やらどす黒い渦が巻いていたからだ。渦は誰の目にも見えないはずだが、アデリーの本能は確実に感じ取った。
ランハートはアデリーの片腕を物凄い力で掴むと、べりべりという擬音が聞こえそうなくらいの勢いで神父から引き剥がす。
己の胸に仕舞い込むように引き寄せると、背後から回した腕をアデリーの腰にがっちりと巻きつけた。
まるで、親密さを誇示しているかのように。
「何と! 」
神父は絶句し、魚のようにぱくぱくと口を開閉する。
「アデリー、君、まさか」
まさかアデリーが、王弟である筆頭公爵の、王位継承権第二位の地位にある、庶民では到底顔も拝めないような男の、妻。
信じられないと、神父は目を見開いたまま硬直した。
「ええ。彼女は私の妻です」
ランハートは頷き、アデリーの手を取るや、薬指に軽くキスを落とす。
たちまち、カッとアデリーの顔が茹で上がった。
してやったり、とランハートは頬を吊る。
よくも、不意打ちを食らわせたわね。しかも、神父様の前で。
アデリーは奥歯を噛んだ。
「そうか! おめでとう、アデリー! 」
そんな夫婦の目だけの会話など、神父は知る由もない。娘同然のアデリーの、何よりめでたい話に、神父の目は潤み、肉厚な頬をたぷんと揺らして満面の笑みで拍手した。
「それで、今日はどのような用件で? 」
ソファに座り直したランハートは、向かい側でがちがちに強張るヒューゴ神父に、腕を組みながら尋ねた。
アデリーと二人きりでの、やや戯けたような砕けた調子は一切見せない。
領主としとの威厳と気品は、親子ほど年齢差のあるヒューゴ神父を萎縮させた。
唯ならぬ雰囲気に遠慮したアデリーだったが、ランハートは許さなかった。
まるで当然であるかのように、ランハートの隣に座らせられる。何故か肩が触れ合うくらいの至近距離で。
「今日は嘆願書をお持ちしました」
どさりと羊皮紙の束が乗った重みで、テーブルが軋んだ。
羊皮紙には、名前がずらりと並んでいる。
「今年は例年に勝る長雨でして」
「確かに。竜巻と豪雨の被害があった」
「はい。そのせいで不作で」
アデリーは、王都から屋敷までの道中に見た景色を反芻する。小麦の生育はどの畑でも眉を顰める出来だ。
「土砂崩れの恐れがあり、鉱員も山に入れず仕舞い」
たとえ雨が上がろうと、まだまだ危険は孕んでいる。
「村人は日々の暮らしがやっとです」
目を瞑り、村人の苦行を思い起こしているのだろう。ヒューゴ神父は太腿の上で作った両方の拳を握り、ぶるぶると震わせた。
「税金の額を少々下げていただきたい」
ヒューゴ神父は頭が太腿につくくらいに体を二つに折った。
「働く村人全ての望みか」
どっさりと積み上げられた羊皮紙の量がそれを証明している。羊皮紙は王都でも高級で、最近はあまり出回らない。貴重なその紙を惜しみなく使ってでも、平民は訴えたかったのだ。
ランハートは瞼を閉じた。長い睫毛が揺れる。
「国王に諮ろう」
再び開いた瞳は輝きが一層増す。
「それから、ボーデン村には緊急特別条例の適用を」
意思の強さが宿っていた。
鏡の間、とアデリーは呼ぶことにした。
「冷徹公爵かと思ったら」
鏡はアデリーの姿しか映さない。その姿は、頬が上気し、翠緑の目は絶えず右へ左へと落ち着かない。
「見直しましたか? 」
鏡は声を弾ませる。
「領主として、村人に寄り添うのは当たり前でしょ」
前回は公爵に対し悪態しかつかなかったため、今更それを翻して褒めそやすのも、どうかしている。
アデリーは、天の邪鬼に返した。
鏡が舌打ちしたような気がした。
「もしや、ヒューゴ神父に懸想しているのでは? 」
「何? 」
「神父を見るあなたの目は、異様に熱っぽかった」
「誤解よ」
「臆面もなく抱き合ったり」
「妙な言い方はやめて」
「私の目が節穴とでも? 」
鏡の声はどんよりと暗く、どこかしら刺々しい。
「違うったら」
アデリーはムキになり、思わず壁をどんと叩いた。
壁は思ったより柔らかく、小刻みにたわむ。
「神父様は、父親同然の方よ。親のいない私の面倒をみてくれて、学問や武術、剣術を稽古下さった恩人よ」
「あの神父が? 武術に剣術? 学問はともかく」
ふむ、と鏡は何やら考え込んでいる。
「ご病気なさった影響で、あのような体型になられたけど。昔は細くて、逞しくて、強くて、格好良かったのよ」
病気とは恐ろしい。舞台役者のような男前から、たった一年足らずで美貌も、体力も奪っていくのだから。
しかし、たとえどのような見た目になろうと、村のことを想う信念は揺るがない。
「神父様は自分の身は、自分で守れるようにと。私に色々授けてくださったの」
この国は今、不安定だ。
国王は役人を使い、好き放題している。
国中が疲弊していた。
そのような中では、皆が己のことで一杯になり、他所まで気が回らない。当然、誰も救ってはくれない。
自分を守るのは、結局、自分しかいない。
アデリーの言葉に、鏡はしばし沈黙した。
応接間でガチガチの岩のごとく気を張っていた神父は、入って来た人物を前に目玉をまん丸にし、ソファからずれ落ちどすんと尻餅をついた。
「アデリー! アデリーじゃないか! 」
娘同然に育て、三年前に王都へ送り出したアデリーが現れたからだ。
本来なら子爵邸でメイド業務に励んでいるはず。
恐る恐る立ち上がり、夢かと袖口で目を擦るが、幻は消えない。
「本物? 」
ますます神父の目が丸くなる。
「ヒューゴ神父! 」
アデリーは両手を広げ、神父の胸に飛び込んだ。あまりの勢いに横幅の広い胸は脂肪のせいで、たぷんと弾んだ。
「三年ぶりだね! 綺麗になって! 」
ほぼ同じくらいの身長の神父は、背伸びしてアデリーの頭を撫でる。
「ついこの間、鼻を垂らしていた子供だったのに」
「ひどいわ、神父様。私、そんな鼻を垂らしたことはありません」
「すまない、すまない」
「失礼しちゃうわ。まったく」
頬を膨らませ、甘えたように顔を傾ける。いつもは大人びた顔が、このときばかりは年よりもだいぶ幼くなっていた。それはまさに、幼い子供が父親に甘える仕草だった。
「私、もう立派な大人よ」
「ええ。私と婚姻出来るくらいに」
いきなり、低音が割って入る。
ランハートは、白い歯を覗かせた。
ひっとアデリーの喉奥で声が詰まる。
好青年を絵に描いたような爽やかな笑顔の、その背後には、何やらどす黒い渦が巻いていたからだ。渦は誰の目にも見えないはずだが、アデリーの本能は確実に感じ取った。
ランハートはアデリーの片腕を物凄い力で掴むと、べりべりという擬音が聞こえそうなくらいの勢いで神父から引き剥がす。
己の胸に仕舞い込むように引き寄せると、背後から回した腕をアデリーの腰にがっちりと巻きつけた。
まるで、親密さを誇示しているかのように。
「何と! 」
神父は絶句し、魚のようにぱくぱくと口を開閉する。
「アデリー、君、まさか」
まさかアデリーが、王弟である筆頭公爵の、王位継承権第二位の地位にある、庶民では到底顔も拝めないような男の、妻。
信じられないと、神父は目を見開いたまま硬直した。
「ええ。彼女は私の妻です」
ランハートは頷き、アデリーの手を取るや、薬指に軽くキスを落とす。
たちまち、カッとアデリーの顔が茹で上がった。
してやったり、とランハートは頬を吊る。
よくも、不意打ちを食らわせたわね。しかも、神父様の前で。
アデリーは奥歯を噛んだ。
「そうか! おめでとう、アデリー! 」
そんな夫婦の目だけの会話など、神父は知る由もない。娘同然のアデリーの、何よりめでたい話に、神父の目は潤み、肉厚な頬をたぷんと揺らして満面の笑みで拍手した。
「それで、今日はどのような用件で? 」
ソファに座り直したランハートは、向かい側でがちがちに強張るヒューゴ神父に、腕を組みながら尋ねた。
アデリーと二人きりでの、やや戯けたような砕けた調子は一切見せない。
領主としとの威厳と気品は、親子ほど年齢差のあるヒューゴ神父を萎縮させた。
唯ならぬ雰囲気に遠慮したアデリーだったが、ランハートは許さなかった。
まるで当然であるかのように、ランハートの隣に座らせられる。何故か肩が触れ合うくらいの至近距離で。
「今日は嘆願書をお持ちしました」
どさりと羊皮紙の束が乗った重みで、テーブルが軋んだ。
羊皮紙には、名前がずらりと並んでいる。
「今年は例年に勝る長雨でして」
「確かに。竜巻と豪雨の被害があった」
「はい。そのせいで不作で」
アデリーは、王都から屋敷までの道中に見た景色を反芻する。小麦の生育はどの畑でも眉を顰める出来だ。
「土砂崩れの恐れがあり、鉱員も山に入れず仕舞い」
たとえ雨が上がろうと、まだまだ危険は孕んでいる。
「村人は日々の暮らしがやっとです」
目を瞑り、村人の苦行を思い起こしているのだろう。ヒューゴ神父は太腿の上で作った両方の拳を握り、ぶるぶると震わせた。
「税金の額を少々下げていただきたい」
ヒューゴ神父は頭が太腿につくくらいに体を二つに折った。
「働く村人全ての望みか」
どっさりと積み上げられた羊皮紙の量がそれを証明している。羊皮紙は王都でも高級で、最近はあまり出回らない。貴重なその紙を惜しみなく使ってでも、平民は訴えたかったのだ。
ランハートは瞼を閉じた。長い睫毛が揺れる。
「国王に諮ろう」
再び開いた瞳は輝きが一層増す。
「それから、ボーデン村には緊急特別条例の適用を」
意思の強さが宿っていた。
鏡の間、とアデリーは呼ぶことにした。
「冷徹公爵かと思ったら」
鏡はアデリーの姿しか映さない。その姿は、頬が上気し、翠緑の目は絶えず右へ左へと落ち着かない。
「見直しましたか? 」
鏡は声を弾ませる。
「領主として、村人に寄り添うのは当たり前でしょ」
前回は公爵に対し悪態しかつかなかったため、今更それを翻して褒めそやすのも、どうかしている。
アデリーは、天の邪鬼に返した。
鏡が舌打ちしたような気がした。
「もしや、ヒューゴ神父に懸想しているのでは? 」
「何? 」
「神父を見るあなたの目は、異様に熱っぽかった」
「誤解よ」
「臆面もなく抱き合ったり」
「妙な言い方はやめて」
「私の目が節穴とでも? 」
鏡の声はどんよりと暗く、どこかしら刺々しい。
「違うったら」
アデリーはムキになり、思わず壁をどんと叩いた。
壁は思ったより柔らかく、小刻みにたわむ。
「神父様は、父親同然の方よ。親のいない私の面倒をみてくれて、学問や武術、剣術を稽古下さった恩人よ」
「あの神父が? 武術に剣術? 学問はともかく」
ふむ、と鏡は何やら考え込んでいる。
「ご病気なさった影響で、あのような体型になられたけど。昔は細くて、逞しくて、強くて、格好良かったのよ」
病気とは恐ろしい。舞台役者のような男前から、たった一年足らずで美貌も、体力も奪っていくのだから。
しかし、たとえどのような見た目になろうと、村のことを想う信念は揺るがない。
「神父様は自分の身は、自分で守れるようにと。私に色々授けてくださったの」
この国は今、不安定だ。
国王は役人を使い、好き放題している。
国中が疲弊していた。
そのような中では、皆が己のことで一杯になり、他所まで気が回らない。当然、誰も救ってはくれない。
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